青木真也が王座陥落もペイントレスラーに変身して即奪還!

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 20日、東京都・後楽園ホールにてDDTが『BLACK OUT presents KING OF DDT 2021 2nd ROUND』を開催し、青木真也がアイアンマンヘビーメタル級王座のベルトを落とし、その後すぐに取り戻した。

 第1試合で行われたアイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤルでは、第1512代王者の青木真也に坂口征夫、赤井沙希、大石真翔、クリス・ブルックス、アントーニオ本多、大鷲透、平田一喜、マッド・ポーリーが挑戦。

 試合直前の選手たちの様子を映した煽りVTRでは、控室の外にポーリーからの差し入れとして謎のドリンク剤が見つかるも、皆が怪しんでスルーする中でアントンだけ飲んでしまい、坂口も興味深げにビンを手に取って試合へと向かう模様が描かれる。

 試合が始まると、王者・青木へ闘志むき出しの平田が「一発で決めるぞ!ナックルーッ!」と叫んでのナックルをキャッチされて一瞬にして脇固めに捕らえられたり、サミングからのキックもあっさりキャッチされてアキレス腱固めに捕らえられたりと大苦戦。次々と入場者が増えていって乱戦となったリング上で平田が青木の虚を突いて奇襲をかけるも、青木は即座に対応して三角絞め。これを大石&クリスが上から押さえ込んで3カウントが入ったため、平田に王座が移動。平田が1513代王座を戴冠。
 その後、ドリンクを飲んでポーリー化してしまったアントンがポーリーと2人でバイオニックエルボーや「ポポポ~!ポポポポ、ポポポ♪」とポーリー語から始まるごんぎつね攻撃を決めて次々と選手たちをOTRさせていき、平田vsポーリー&アントンの構図を作り出すものの、平田がごんぎつねを誤爆させた上で2人の乳首を手刀で切り落として相打ちの3人同時OTRに持ち込む。(※OTRの場合は王座の移動は無し)
 無人となったリング上へ、結局ドリンクを飲んでしまったのかポーリー化した坂口が最終入場者として入ってくるも、入ってきた瞬間に1人残りの勝利が確定。マイクを向けられた坂口は「ポ」と勝利の喜びを語って去っていき、暗転した暗闇の会場の中でポーリーズが王者の平田を襲撃する中でフェードアウト。


 第3試合終了後、今林APによるアナウンスタイムが始まろうというところでベルトを持って逃亡中の平田がリングに飛び込んでくると、ポーリーとポーリー化した坂口&アントンが追ってきて3人でバイオニックエルボーを発射も、これをかわした平田が手刀で3人を次々とKOして「皆さんの熱い熱い応援のおかげで見事アイアンマン王者になったぞ!」と喜びのマイク。
 しかし、その背後からいつの間にかポーリー化して顔にペイントを施した青木が音もなく忍び寄ると、平田を背後からスリーパーホールドで絞め落として青木が第1514代王座を戴冠した。

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