初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスに新機軸!選手のさらなる発掘と育成を目指し6・19「第1回タイガーサポーターズマッチ」開催!スーパー・タイガーと間下隼人がタッグ結成!

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 初代タイガーマスクのデビュー40周年にあたる今年、佐山サトル主宰のストロングスタイルプロレスが新機軸を打ち出した。6月19日(土)神奈川・川崎フォレスト幸洋(1Fディアナ道場)にて、「第1回タイガーサポーターズマッチ」(試合開始15時30分)が開催される。ストロングスタイルプロレスは通常、東京・後楽園ホールにて3ヵ月に一度のペースで試合をしているが、この本戦にとどまらず、試合機会の増加と、新しい選手の発掘&育成を目指し開催されるのが「タイガーサポーターズマッチ」である。大会はストロングスタイルプロレス主催、一般社団法人初代タイガーマスク後援会主導のもと今後も定期的におこなわれるとのことで、今回は男女合わせて全4試合をマッチメーク、オープニングでは初代タイガーマスク佐山サトルがあいさつをする予定だ。プロレス、格闘技でさまざまな革命を起こしてきた初代タイガーが「第1回大会」で何を語るのかも注目である。本欄では、それぞれのみどころを探ってみよう。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス 「第1回タイガーサポーターズマッチ」』
日時:2021年6月19日(土)
開始:15:30
会場:神奈川県・フォレスト幸洋(1Fディアナ道場)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
佐藤綾子(ディアナ)
vs
青木いつ希(ショーンキャプチャー)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
TORU(TTT)
vs
石坂ブライアン(花鳥風月)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/永島千佳世(フリー)
vs
倉垣翼(フリー)/藪下めぐみ(フリー)

▼タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー/間下隼人
vs
伊藤崇文(パンクラスism)/阿部史典(BASARA)

<各試合のみどころ>

第1試合みどころ

 記念すべき「第1回タイガーサポーターズマッチ」のオープニングを飾るのは女子プロレス、佐藤綾子vs青木いつ希のシングルマッチである。今回、闘いの場はワールド女子プロレスディアナの道場。2011年に旗揚げしたディアナのオリジナルメンバーである佐藤は、ブランクこそあれ今年がデビュー20周年にもあたる。全日本女子プロレスから伊藤道場で再デビューを果たし、井上京子のディアナに合流。旗揚げ戦で初マットを踏んだSareee(現WWEサレイ)の成長に貢献するなど、これまではなにかと縁の下の力持ち的存在だったが、20年1・4横浜でSareeeを破りWWWD世界シングル王座を悲願の初奪取。同年10・11後楽園では、2度目の戴冠も果たしてみせた。今年4・18川崎で京子に敗れベルトを明け渡したものの、堅実なファイトスタイルはディアナの守り神と言ってもいいだろう。佐藤はストロングスタイルプロレス初参戦ながらも、今回、若い青木に胸を貸す。佐藤のスタイルが高い評価を得ているなによりの証ではないか。青木は日高郁人のショーンキャプチャーに所属し、いくつもの団体で引っ張りだこ状態という期待の星。ストロングスタイルプロレスには3・3後楽園以来2度目の参戦で、シングルマッチははじめてとなる。前回はジャガー横田&雪妃真矢組vs安納サオリ&青木組で参戦し、最後はジャガーのローリング・カカト落としに敗れたものの、元気の良さが目を引いた。苦労人のベテランと新進気鋭の若手。サポーターズマッチのオープニングにふさわしい一番と言えそうだ。

第2試合みどころ

 第2試合のTORUvs石坂ブライアンは、トライアウト的カードと言えるだろう。どちらもローカルインディー出身で、佐山サトルのストロングスタイルプロレスが目をつけた有望株でもある。TORUは2018年10月デビュー、関西を中心に活動し、19年に拠点を関東に移した。20年末からガッツ石島のTTTに参戦し、今後への期待がかかっている。一方のブライアンは、18年1月に覆面レスラーとしてデビュー。覆面MANIAにレギュラー参戦し、18年8月に東京都北区で地域密着型シアタープロレスを展開する花鳥風月に登場。A―TEAMでのタッグマッチでスーパー・タイガー&間下隼人組と対戦したことをきっかけに、ストロングスタイルプロレス初登場が決定した。この試合で結果と内容を残し、本戦に進出する選手は現われるのか。このカードから、出世試合の瞬間が見られるかもしれない。

第3試合みどころ

 ストロングスタイルプロレスで、女子の試合はいまや欠かせない重要なピースとなった。その中心を担うのが、女子プロレスのリビングレジェンド・ジャガー横田だ。一般社会にも絶大なる知名度を誇るジャガーは、今大会後の6月28日にキャリア44年を迎える女子プロ界の大御所である。ジャガーはストロングスタイルプロレスには4大会連続の参戦で、
いまや“女子部の顔”と言っていい存在。過去3度は新進気鋭の選手の壁として立ちふさがってきたが、対戦チームは1977年デビューのジャガーより若いとは言え、いずれも実績十分の選手ばかり。タッグを組む永島千佳世は、1995年に脅威の新人たちを輩出したGAEA JAPANの1期生。GAEA時代はタッグの名手としてならし、小柄ながらもスピード感溢れるファイトスタイルは健在である。倉垣は女子プロ屈指のパワーファイター。2人まとめて担ぎ上げるアルゼンチンバックブリーカーは必見だ。また、倉垣とタッグを組む藪下は、関節技の名手。柔道など格闘技のバックボーンもあり、ストロングスタイルプロレスにはうってつけと言えるだろう。それぞれがキャリアに裏打ちされたテクニックを披露すること請け合い。説得力十分なベテラン女子の闘いぶりに注目したい。

第4試合みどころ

 スーパー・タイガーと間下隼人、ストロングスタイルプロレスの屋台骨を背負う2人が「第1回タイガーサポーターズマッチ」のメインを飾る。ストロングスタイルプロレスの至宝・レジェンド王座を藤田和之から奪回したスーパーと、UWAアジアパシフィックヘビー級王座から陥落し逆襲を誓う間下。めざすターゲットが異なるとあって、この2人がホームリングでタッグを組むのは非常に珍しい。が、これもまた「サポーターズマッチ」ならではの貴重な光景と言えるだろう。対戦相手はパンクラスismの伊藤崇文とプロレスリングBASARAの阿部史典だ。かねてストロングスタイルプロレス参戦を熱望していた伊藤は、昨年11・9神田明神で初参戦、船木誠勝とのコンビで鈴木秀樹&阿部組と対戦した。また、4・22後楽園ではタッグマッチで第1試合に登場。そして今回、実力、ファイトスタイルとも常連選手にふさわしいとの判断がくだり、待望のメイン出場となったのである。スーパーも伊藤との対戦を希望していたとあって、バチバチの闘いは必至。バチバチといえば、阿部を忘れてはならない。プロレス界のレジェンドが多数参戦するストロングスタイルプロレスでレギュラーの座を勝ち取ったのが、若い阿部である。これまでケンドー・カシンや村上和成との一騎打ちで予想困難、興味深い闘いを提供してきた阿部。しかもクセモノ相手にひるむことなく自身の世界観を貫いてきた。そして今回、サポーターズマッチながらもメインに抜擢。この試合の結果と内容しだいでは、レジェンド王座やUWAアジアパシフィックヘビー級王座戦線への参入も十分あり得るのではないか。となれば、ベルトを奪われた間下にも危機感が生まれる。外敵を迎え撃つことになった生え抜きチームはこの試合で何を感じ、本戦にどう活かすのか。タッグを組むとは言え、この試合はスーパーと間下の間接勝負でもある。7・29後楽園のカードにも影響を与えそうな「第1回タイガーサポーターズマッチ」。ここからいったい、何が生まれるのか!? 
 
(新井 宏)

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