北斗晶が認めた“デンジャラス・クイーン”ジュリアが王座挑戦権を獲得したマスクウーマンを嘲笑!「私にマスクを脱がされたことが快感過ぎてたまらなかったんでしょ?」

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 5日、スターダムが『STARDOM Golden Week fight tour 2021/アクロス福岡』を開催し、“MK☆Sisters”岩谷麻優&スターライト・キッドがゴッデス・オブ・スターダム王座への次期挑戦権を獲得した。

 現在、スターダムのタッグ王座であるゴッデス・オブ・スターダムは“Alto livello KABALIWAN”ジュリア&朱里が保有。先月4日の横浜武道館大会で同王座初戴冠を果たし、今月2日の広島大会ではスターダム生え抜きの強豪タッグ“MOMOAZ”渡辺桃&AZMを下して初防衛を果たしている。
 中でもジュリアは3月の日本武道館大会での髪切りマッチの際に解説を務めた北斗晶さんから“デンジャラス・クイーン”と呼ばれたことを受けてノーザンライト・ボムを必殺技とするようになっており、「女子プロレスの歴史を創った偉大な力をお借りする」と新たな歴史の担い手としての決意を表している。

 この日のメインイベントでは、ジュリア&朱里への次期挑戦チームを決める[Queens Quest/Aphrodite]林下詩美&上谷沙弥vs[STARS/MK☆Sisters]岩谷麻優&スターライト・キッドvs[COSMIC ANGELS]中野たむ&ウナギ・サヤカvs[大江戸隊]刀羅ナツコ&小波の4WAYタッグマッチが実施。
 元ゴッデス王者である詩美&上谷、現アーティスト王者であるたむ&ウナギ、そしてSTARSと大江戸隊それぞれのツートップとも言える岩谷&キッド、ナツコ&小波とどのチームが勝ってもおかしくない実力者たちが勢揃いした。

 試合は開始直後から4組がリング内外で入り乱れる大混戦となり、いずれのチームも常に2vs1となるような状況を作って攻め込むタッグワークを見せつける。
 試合中盤には昨年後半に圧倒的な強さでゴッデス王座を防衛し続けた詩美&上谷が試合をリードし息の合ったダブルドロップキックやマジックキラーなどを決めていくが、ナツコ&小波が得意のラフファイトで試合をかき乱し中々最後の一手は決めさせない。
 終盤にはSTARS離脱の際から因縁深い岩谷とたむが激しくエルボーで打ち合っていく場面が有り、岩谷が優勢となるとウナギは上谷と一時的に手を組んで岩谷へ猛攻。一時はたむ&ウナギがペースを掴みかけるが、上谷が場外へのスワンダイブ式ダイビングクロスボディを発射して逆転は許さず。
 しかし、3チームが場外で揉み合う混戦を勝機とみたMK☆Sistersは、岩谷のトペ・スイシーダ、キッドの場外ダイビングクロスボディと空中技の連撃で3チームまとめてなぎ倒し、これをすべて最前面で被弾したウナギをターゲットに。最後は龍星(※コーナーに上った岩谷の肩の上に立ったキッドによる2階建てダイビングクロスボディ)から岩谷のドラゴン・スープレックス・ホールドが炸裂し、ウナギからカウント3を奪った。


 ゴッデス王座への挑戦権を勝ち取ったMK☆Sistersは、タッグ王者のジュリア&朱里をリングに呼び出し、「次の挑戦チームはMK☆Sistersだ!私たちMK☆Sistersはあなたたちよりも連携力で上回って、必ずその2本のベルト奪います。あんたらをプロレス界ナンバーワンタッグになんかさせない!」と啖呵。
 この日は琉悪夏とのシングルマッチをノーザンライト・ボムで快勝していたジュリアは余裕の表情でこれに応じ、「最近さぁ、キッドって私にメチャクチャ攻撃的なんだけどぉ、私にマスク脱がされたことが快感過ぎてたまらなかったんでしょ?」と今年2月の後楽園大会でジュリアがキッドのマスクをハサミで切り裂いたことを持ち出して挑発。

 キッドが激怒して詰め寄っていくと2人は笑いながら退場していき、キッドはその背中を睨みつけながら「ふざけた感じにしてますけど、私たちそんな気で挑む気ないんで。本気でMK☆Sisters、ゴッデス取りに行きます!」と真剣な面持ちでファンにアピール。
 岩谷も「必ずこのMKでベルトを取ってまた福岡で2人のベルト姿、見せにくるんで、そんときはまた見に来て下さい!」と笑顔で大会を締めた。

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