“俺の20年”を賭した仁王が小峠篤司のGHCジュニア王座に挑むも戴冠ならず!「20年を捨てる覚悟を仁王から感じた」

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 18日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『NEO BREEZE 2021』が開催され、小峠篤司が仁王を下してGHCジュニアヘビー級王座の防衛に成功した。

 Hi69こと仁王はプエルトリコ時代のKAIENTAI DOJOでキャリアをスタートさせ、2000年にデビュー。初代CHAMPION OF STRONGEST-Kを戴冠するなど団体の中核を担う選手として活躍。K-DOJO退団後にはアパッチプロレス軍、大日本プロレス、FREEDOMS等で活躍し一時はデスマッチファイターとしても名を馳せたり、胸椎骨折&脱臼の大怪我を負って選手生命も危ぶまれた時期もあった。2016年からNOAHに参戦し始め、翌年には所属選手に。そして拳王率いる“金剛”に加入するとともにリングネームを長年親しんだHi69から仁王に改め、不退転の覚悟を示していた。
 そして、今年は仁王のデビュー20周年イヤー。紆余曲折の20年を振り返り、仁王は『俺の20年』というテーマを強調。自らの歴史の全てを賭して初のGHCジュニア王座戴冠の悲願を果たすべく、王者・小峠篤司に挑んだ。

 試合が始まると、小峠は仁王の想いを受け止めるかのように技をかわさず正面から受け止めていき、ビッグブートを軸とした打撃技で反撃。仁王も胴絞めスリーパーホールドやWARスペシャルでじっくり攻めていく中でいきなり勢いのあるトペ・スイシーダを見せるなど緩急自在な攻撃を見せ、小峠のレッグショット、仁王のトランスレイヴと互いに得意とする似た技での意地の張り合いが展開されるなど、終盤まで両者は互角に渡り合う。
 コーナーに上った仁王へ小峠が追いすがってヘッドバッドを見舞うも、仁王はこれを耐えきるとコーナートップに立つ小峠の真上に飛び上がってのセントーンという離れ業を見せる。さらにみちのくドライバー、各種DDTから奈落式スタナーと頭部にダメージを集中させ、ストゥーカ・スプラッシュから奥の手のみちのくドライバーβを狙う姿勢を見せるが、小峠はこれをコウモリ吊り落としで切り返す機転を見せる。
 これで流れを引き寄せた小峠は、レッグショット、リバースフランケンシュタイナー、ムーンサルト式ダイビングヘッドバッドと畳み掛け、かつて原田大輔との闘いで見せたことのある奥の手のローリング・キルスイッチ(※コーナーから雪崩式のように放つキルスイッチ)も解禁。最後は正調キルスイッチで仁王を沈めた。

 バックステージに戻った小峠は、「防衛戦ってのは簡単じゃない。仁王もこの20年を捨てる覚悟で来てるってのは俺も感じたし、NOAHで仁王っていうキャラになってからアイツも捨てるもん捨てるし、スゲェなやっぱ。でも、最後は俺の意地が上回った。この気持ちは忘れちゃいけないと思う」と仁王の覚悟を感じ取ってリスペクトの意を示した。

一方、仁王は「どんなに大きな口を叩いても、今日チャンピオンに負けた。それが1つの事実。単純に俺の力不足。小峠のほうがチャンピオンに相応しかった。それだけです。ただ、俺はNOAHに入って、1回原田とやってますけど、まだまだ俺とか覇王とかタダスケとか、そういうジュニアの選手たちがベルトを巻かなきゃいけない。それは自分らでも重々分かってるんで、近い内。そんな何年後とか言ってらんない。力つけて、また挑戦します。ただそれだけです」と肩を落としつつも前を向いた。

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