KO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け4・11後楽園で男色ディーノを迎撃へ!「俺はディーノをリスペクトしてる」

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 3月28日、東京・後楽園ホールで開催されたDDTプロレス「Judgement2021~DDT旗揚げ24周年記念大会~」で、KO-D無差別級王者・秋山準が樋口和貞の挑戦を退け初Vに成功。次期挑戦者には、男色ディーノを指名し、4月11日の後楽園大会で雌雄を決することになった。

 2月14日の神奈川・カルッツかわさき大会で遠藤哲哉を破り、同王座を戴冠した秋山は、初防衛戦の相手に樋口を指名した。秋山は昨年12月6日(東京・成増アクトホール)の「D王GP」公式戦で樋口に苦杯をなめていたからだ。その樋口は秋山が王座を奪取して、2月15日付でDDT入団を決め、ヘッドコーチに就任したことで、「気に食わない」と反発する姿勢を見せてきた。

 そんな両者の王座戦は、まさしく壮絶な死闘となった。序盤は樋口が場外でDDTを見舞い、エプロンに顔から投げつけるなど荒っぽい攻めを見せた。秋山は樋口のブレーンクローを封じるべく、指と腕に集中砲火を浴びせた。15分過ぎ、秋山のエルボーと、樋口のチョップの激しい打ち合いとなり、秋山の胸板は見る見るうちに真っ赤に変色。樋口はヘッドバット連発から、ラリアット、ドクターボム、ブレーンクロー、ぶちかましと怒涛の攻めも、走り込んでの串刺し式の攻撃が自爆。秋山はヒザ蹴り連打から、エクスプロイダー、サポーターを外しての生ヒザをたたき込むもカウントは2。20分過ぎ、樋口がブレーンクローから強引に倒してフォールにいくも2カウント。秋山はジャンピング・ニー、リストクラッチ式エクスプロイダー、そして後頭部に生ヒザでランニング・ニーを放って3カウントを奪った。

 マイクを持った秋山が「樋口! オマエ、俺の腰にベルトを巻いて行け!」と命じると、しばし迷った樋口は「ハイ」と言って、秋山の腰にベルトを巻いて退場した。

 秋山は「これでリーグ戦で負けたヤツに全部リベンジしました。リングで闘って勝負するヤツいないんじゃないか? 一人だけ、紙(誌)面をにぎわしたヤツがいるんだよ」と言って、SNSなどで反発してきたディーノを呼び出した。

 しばし2人がにらみ合い、秋山が「どっち(ベルトと股間)見てんだよ!」と突っ込むと、ディーノは「どっちもに決まってるでしょ」と返した。

 秋山が「ア○ルなんとかとか、かかわらない。ケツゾンビかからないけど大丈夫?」と言うと、ディーノは「そのベルト持って、私を呼び込むのはよくない。DDT24周年、私がいたのは20年弱。DDTのすべてを知ってるわけじゃない。でも私はそのベルトに思い入れがありすぎる。準ちゃん、アンタがDDTを知らなくて、それでも闘っていた頃、私たちは私たちでもがいてた。秋山準がDDTの一員になって、このシチュエーションをつくり出した。そのベルトを持って呼び込まれたら、ずっと抑えていた気持ちが蘇る。DDTはここまで来た。後は私が勝つだけ」と呼応。

 ディーノが「いつ?」と問うと、今林久弥GMは「早い方がいいので、4月11日、後楽園ホールで」と即決し、秋山VSディーノのタイトル戦が決定した。

 ディーノが「遠慮なく、心からDDTへようこそ」と発言し、中指を立てると、秋山は「俺は君のことをリスペクトしてる。ここまでDDTの顔としてきた君をリスペクトしてる。生半可な気持ちで君とやろうと言ってない。イデオロギーか何かわからないけど」とマイク。ディーノは秋山のベルトと股間を触ってリングを後にした。

 バックステージで秋山は「正直ホッとしています。俺のなかでも少なからず緊張感があったので、いい試合ができたんじゃないかな。アイツ、俺が来てからずっと上がっているんじゃないの? 俺は『言うことを聞け』って言ったけど、ヘッドコーチとして一つ言うとしたら、(俺が)来て伸びてるということは別にいじる必要がない。オマエは好きなように文句言って、俺に反発してみろ。その代わり、自分の言動にはしっかり責任を持っていけ。俺だけじゃなく、誰に対しても今のスタンスを変えるな。ずっと今日の樋口を貫け。それはヘッドコーチとかじゃなくて、先輩レスラーからのアドバイスだ。だから俺はアイツの反発をいじくったりしないし、今日はアイツの反発がもっと来るように『オマエがベルト巻け』って。一番悔しいよ、何言われるよりも。これDDTの最高峰のベルトでしょ。それを取り戻しにきた。俺が外敵みたいになっているけど。それを巻かれた。それほど悔しいものはない。その悔しさでまた向かってこい」とコメント。

 ディーノ戦について、秋山は「別にディーノについて、簡単だからどうのこうの言ったわけじゃなくて、俺の発言に一番最初にアイツがいろいろ反応してたし、そういうヤツに来てもらおうと。ただ俺は俺のやり方でやるから。俺も大人げないことはしないよ。どこまで俺がいくか考えないといけない。それもまたアイツとやる楽しみでもあるから。どこまでいって、どこを断つか。それもギリギリでしょうね。プロレスラーとしてのセンスも問われるし、ダメってなったら俺がダメになるかもしれないし。だから逆に今の試合よりも、ディーノの試合のほうが難しいかもわからない。頭を使うから。若いヤツらとは体力。自転車ガンガンこいで心拍数を上げて練習していればなんとかついていける。ただアイツにはそれだけじゃなくてここ(頭)を使わないといけないから。大変だと思う。アイツを一切バカにする気持ちはないし、アイツをDDTのなかで一番リスペクトしているかもわからない。ここまで男色ディーノという名前をDDTでつくり上げてきた。DDTが上がってきたのは、もしかしたらアイツの力がかなりあるのかもわからない。それで俺が入ってきてチャンピオンになって、もうみんなアイツを応援してやってくれ。100対0でいいや。俺は慣れているから」と話した。

 ディーノは「秋山準と私がリングでタイトルマッチを争います。24年前の高木三四郎に言ってやりたいね。ここまできたってね。後は私が勝つから。私が勝ったらベルトを持つわけでしょ? ということは、ひょっとしたら次何にすればいいの? ア○ル電源とケツゾンビに反応してた。じゃあいっそのことア○ルキ山準として活動してもらおうかな」と述べた。

 一方、最大の屈辱を味わされた樋口は「今日の悔しさは絶対に忘れません。必ずあのKO-Dのベルト、自分が巻きます。絶対今日の負けは忘れません」と唇をかみしめていた。

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