【会見】『銚子電鉄×DDT電車プロレス』の開催が決定!線路に入ったら即失格の時間差入場バトルロイヤル!

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 27日午後、千葉の銚子電鉄「仲ノ町」駅にてDDTが記者会見をおこない、4月16日(日)に『銚子電鉄×DDT電車プロレス』を行う事を発表した。これまでディーゼル車でのプロレスはあったが電車は世界初。銚子電鉄の「仲ノ町」駅から外川行きの臨時電車(定員40名)を往復で運行。観客が見守る走行中の電車内で、プロレスラーがエニウェアフォール・ルールでの時間差入場バトルロイヤルで闘うというもの。出場選手はHARASHIMA、高木三四郎、レッカほか10人前後が参戦予定で始発の仲ノ町駅から数名で試合開始。各駅に停車ごとに次の選手が乗車して試合に加わる。会見には銚子電鉄の竹本勝紀社長、高木三四郎、HARASHIMA、レッカが出席。レッカに関しては銚子市が台湾とのインバウンドなどに力を入れていることもあり、出場の白羽の矢が立ったとのこと。4人がコメントを出して、報道陣からの質問に答えた。

竹本社長「4月16日になんと世界初の電車プロレスが当社の電車を使っておこなわれるということでして、気動車のプロレスはあったということなんですが、電車を使うのは世界初だろうということで、大変ワクワクしています。当社、結構電車を使っていろんなイベントを仕掛けてまして、日常的な空間で使っている交通機関である電車を非日常的に使ったらどうなるかみたいな社会実験を今までやっておりまして、最たるものが過去2年間で大成功を収めた電車お化け屋敷なんですね。今回の電車プロレスも日常的な交通機関を非日常的な劇場空間に変えるというか、そういう試みということで当社の目指す方向と親和性が高いという思いで大変楽しみです。一つお願いがありまして、当社の電車は製造されてから50年以上経った古い電車で、そこかしこがおかしくなってしまう可能性があるので、試合の際はほんの少し力を緩めて試合をしていただけたらありがたいですね。私も格闘技が好きで経験もあるんですけど、欠点がありまして、血を見ると全身の力が抜けてしまう。できれば試合の中では汗と涙は流しても血は流さない、平和的な試合を臨んでいます」
高木「非日常空間を演出する最たるプロレスのスタイルが路上プロレスなんですけど、その路上プロレスをなんとか電車でできないかずーっと考えてアプローチしてたんですが、ようやく世界初の電車プロレスが銚子電鉄さんのご協力のもとで開催することができました。我々の路上プロレスのコンセプトは器物破損は絶対にしない。ですので電車にもやさしく、乗客の安全にも配慮した、より一層激しい試合を電車の中で展開したいと思います。今から考えるだけでとにかくワクワクしています。また昨今いろいろと話題になっておりますが、線路の中には一切立ち入らないようにいたしますので、十分に注意したいと思います。ご安心ください!」
HARASHIMA「リングのないところでの試合はいろいろやってますけど、一度だけ列車の中で試合をしたことがあって、動く中での経験があって僕はほかの人より有利だと思うので、当日は張り切って頑張ります!」
レッカ「電車に乗ったことはあるけど、ここで試合するのは相当できない。でもすごく楽しみです。全力で頑張ります!」

――電車プロレスの話を聞いたときにどう思いましたか
竹本社長「大歓迎ということですね。何事も即断即決で0.5秒以上は考えないようにしているので、瞬時にOKということで。実際に2年ぐらい前に山形鉄道さんでプロレスの試合があったというのを週刊誌の記事で見ていて、いつかはウチでもやってほしいと心密かに願っていまして、その願いが実現できて大変うれしく思っております」

――列車プロレス経験者として気を付けるべき点はありますか
高木「なかなか技をかける時に安定しないので、いかに安定感を打ち出していくか。私もこの試合が実現するにあたって銚子電鉄さんに何度か乗車したんですけど、幅が広いですね。より一層多彩な技が繰り広げられるだろうと思います。私も普段出さないようなムーンサルト・プレスなど頑張っていきたいです。ご期待ください」
HARASHIMA「足場が揺れるので普段出している技もバランスを崩しやすくなるんですよ。そういうところを気をつけて体感をしっかりして技を決めるのが大事なことかと思います。あとすごいジャンプをすると天井にぶつけたりする危険もあるので注意をしながら試合をしたいと思います」

――レッカ選手は路上プロレス初参戦ですが、やってみたいこととかありますか
レッカ「リングなしが初めてなので、昔のDDTの路上プロレスを見たことがあるから、普段使わないいろいろな技をやってみたいです」

――先ほど線路には降りないという話があったが、選手が降りてしまうとどうなりますか。
高木「即反則負けですね。選手が線路に立ち入るなんてありえないです! そのルールでいいと思います。写真なんて撮るなんてもってのほかです!」

――これまでDDTをご覧になったことは?
竹本社長「私、血を見るのが得意ではないので、今回が初めて生で見ます。不安定な状況の中で…当社の経営状況も不安定なんですけど、そういう状況でいかに攻撃を出せるのか、そこを楽しみにしてます」

――受ける方、受け入れる方ともに安定がテーマになる。
竹本社長「すべてにおいて優先事項です」

――都内のプロレスファンがたくさん来るので、この会見を通じて銚子の魅力があればアピールしていただければ。
竹本社長「銚子の街も震災以来、いろいろな事情があって元気がないんですね。旅行客も減っていて、街の財政も厳しいという中で我々はたくさんのお客さんを呼び寄せようということで、いろんなイベントをおこなっています。そういうものの一環として捉えていただければといいと思いますし、DDTさんとはこれを機会に毎年やりたい。定期的な試合運営をできれば。たくさんのファンの方に集っていただいて、試合を楽しんでいただければと思います」

――電車の中でブレーンバスターはできるんですか。
高木「我々が実地観測したところ、十分ブレーンバスターは耐え得るんじゃないかと。ボディースラムは瞬間的に負荷がかかりますが、十分耐え得るんじゃないかと思います」

――電車の中ならではの特別ルールの追加はありますか。
高木「電車の中のものを破損したら即反則ですよ!」
竹本社長「器物損壊罪にならなければ…。私が見て「ここまでOK」と判断させていただきます。あとは実費弁償していただければ(苦笑)。ああ、弁償は大丈夫です。私がカバーしますので。古い車両なので多少は大丈夫です」
高木「だいたいこのことは大丈夫です。プロレスには5カウントまで反則はOKというルールがあるので、それが電車プロレスにも適用されることが今決定しました」

――電車ならではの技は考える?
高木「吊り輪から相手に飛びつきたいですね」
竹本社長「銚電固めみたいなのは?」
高木「いいですね。ワタクシが銚電固めを当日までに開発しておきます。銚電固め、銚電ボム…なんでありますから銚子電鉄の名前がついた技を開発しておきます!」
竹本社長「ぬれ煎餅絞めは?」
高木「一気に緩くなってまいりましたけど、ぬれ煎餅絞めなんかもしたいと思います」

『銚子電鉄×DDT電車プロレス』
日程:2017年4月16日(日)
集合:13:10 開始:13:37
※13:10に仲ノ町駅集合→13:37に仲ノ町駅出発、外川行き折り返し往復運転→14:15に仲ノ町駅到着
主催:株式会社DDTプロレスリング/銚子電気鉄道株式会社
席種:全席指定席5,000円
※限定40席、定員に達し次第販売終了

【試合形式】
▼エニウェアフォール時間差入場バトルロイヤル
<出場選手>
HARASHIMA/高木三四郎/レッカほか10人前後の選手が参戦予定
※始発の仲ノ町駅から数名で試合開始。各駅に停車ごとに次の選手が乗車して試合に加わります。

【販売場所】公式チケット購入フォーム
※公式ファンクラブ先行受付=3月6日(月)~3月10日(金)、公式スマホサイト先行受付=3月13日(月)~3月17日(金)、会場先行販売=3月20日(月=祝)DDTさいたまスーパーアリーナ大会、一般販売=3月21日(火)~。
※完売の場合、増席や立ち見などの追加はございません

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