ストロングスタイルプロレス3・3後楽園大会みどころコラム到着!船木誠勝とケンドー・カシンがシングル初対決!レジェンド王者奪回のスーパー・タイガーが前王者の宿敵・藤田和之と驚愕のタッグ結成!女子のレジェンド・ジャガー横田が連続参戦!

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 3月3日(水)東京・後楽園ホールにて、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.9~初代タイガーマスク プレ40周年記念興行~』が開催される。当日は船木誠勝vsケンドー・カシンのシングル初対決をメインに、豪華カード全5試合がラインアップされており、当日は初代タイガーマスクも来場予定。初代タイガーマスクのデビューから40周年にあたるこの年、ストロングスタイルプロレスにとっても重要な一年となることは間違いない。アニバーサリーイヤーのスタートとなる今大会のみどころを紹介しよう。

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.9~初代タイガーマスク プレ40周年記念興行~』
日程:2021年3月3日(水)
開始:18:00
会場:東京都・後楽園ホール
※初代タイガーマスク佐山サトル来場予定。

▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・ライダー/日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
阿部史典(BASARA)/アレハンドロ(フリー)

 大会のオープニングを飾るのは、ジュニア世代闘争とも言えるタッグマッチだ。ベテラン組のスーパー・ライダーと日高郁人は、昨年12・7後楽園の第1試合でタッグ対決。日高のバトラーツ時代にはライダーも同マットに参戦し、お互いがバチバチやり合った仲でもある。今回はベテランタッグを結成し、若い世代を迎え撃つこととなった。対する阿部史典&アレハンドロ組は、活きの良さが売りのチームと言っていいだろう。阿部はストロングスタイルプロレスに3回連続の参戦で、ファン、関係者からの評価が高く、前回にはケンドー・カシンとのシングルマッチを実現させた。阿部は僧侶の資格を持つ異色のファイターで、硬軟自在のファイトで相手を翻弄。ここに空中殺法の使い手アレハンドロが加わることで、どんな化学反応が起るのか興味深い。初参戦のアレハンドロはすでに連続参戦を視野に入れてのストロングスタイルプロレスマット見参である。元WRESTLE-1のアレハンドロを初めて見るというファンも多いだけに、どれだけ印象を残すことができるのか。第1試合から目の離せない闘いが展開されそうだ。


▼女子プロレスタッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/雪妃真矢(アイスリボン)
vs
安納サオリ(フリー)/青木いつ希(ショーンキャプチャー)

 旗揚げから15年にして初めて女子の試合が組まれた昨年3月の大会。のっけから大会のベストバウトとも言えるインパクトを与え、以降、女子の試合はストロングスタイルプロレスには欠かせないピースとなった。前回大会では女子プロ界のスーパーレジェンド、ジャガー横田が満を持して初参戦。弟子のSareeeをWWEに向けて壮行するような試合となり、内容においても男子を食うような盛り上がりをもたらした。そのジャガーが今回も参戦し、アイスリボンの雪妃真矢とチームを結成、安納サオリ&青木いつ希組とタッグマッチで対戦する。ジャガーのパートナーに抜擢された雪妃は、ホームリングのアイスリボンのほか、OZアカデミーでは雪妃魔矢として活躍。美貌に加えてヒールスタイルもこなせる選手として人気が高い。対する安納サオリはストロングスタイルプロレスで初の女子プロレスを成功に導いた立役者のひとり、初戦以来1年ぶりの帰還となる。女子プロ界のスーパーレジェンドと、このリングでの女子プロレス継続を決めた安納の対決は実に興味深いものとなるだろう。また、初参戦の青木にも期待がかかる。青木はショーンキャプチャーに所属する日高郁人の愛弟子だ。それだけに、日高直伝のバチバチファイトを期待したい。それに加え、天性の明るさも青木の持ち味。ジャガー相手にどこまで自分の良さをアピールできるか。女子レギュラーの座を掴むためにも爪痕を残したい。また、この試合に際しジャガーは、「男子に見劣りしない女子の試合を再び」と宣言。「ライバルはメイン(船木誠勝vsケンドー・カシン)」とさえ言い切ってみせた。となれば、両方見比べてみるのが得策だろう。初代タイガーマスクが活躍していた時代から全日本女子プロレスの中心で闘っていたジャガー。これはある意味、ストロングスタイルプロレスに向けたジャガーからの挑戦状だ。

▼UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】間下隼人
vs
【挑戦者】高岩竜一(フリー)
※王者・間下は2度目の防衛戦

 昨年3・19後楽園での3WAYマッチで悲願のベルト奪取に成功、第4代UWAアジアパシフィックヘビー級王者となった間下隼人。6・26では横山佳和を破り初防衛を果たしたものの、以降はノンタイトルながら高岩竜一にやられっぱなし、ふがいない結果を残し続けている。昨年12・17後楽園でもマイクで屈辱を味わわされてしまった。そして今回、間下がチャンピオンとして大ベテランの高岩を迎え撃つ形だが、現状では挑戦者に分があると言わざるを得ないだろう。タイトル戦線に戻ってきた高岩は、新日本時代から数々のタイトルを獲得してきたジュニアのレジェンド的存在だ。そんな高岩を本気にさせてしまった間下に勝ち目はあるのか。しかも会見においても高岩は間下の弱さを指摘、間下自身もすんなり認めてしまうほどだった。果たして間下はベルトを守り、高岩を黙らせることができるのか、それとも高岩がベルトを巻き、UWA王座に新たなる価値観をもたらすのだろうか。ベルトを輝かせるのは若い世代でなくてはならない。それが団体としての希望だが…。なんとしても期待に応えたい間下。生え抜き王者に最大の正念場がやってきた。

▼タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー/藤田和之(はぐれIGFインターナショナル)
vs
河野真幸(フリー)/将軍岡本(フリー)

 前回大会で藤田和之を破り、レジェンド王座を団体に奪還してみせたスーパー・タイガー。そのスーパーが今回、なんと怨敵・藤田とタッグを結成するというから驚いた。とはいえ、これは選手からの強い要望ではなく、団体の意向として組まれたカードである。スーパーは記者会見の日にこのカードを知り、動揺を隠せなかった。藤田がこのタッグに納得しているのかも不明である。とにもかくにもリングに上がってみなければ機能するのかどうかもわからない危険なタッグ結成であることは間違いない。空中分解の可能性もあるだろう。同時に、予想以上の好連係が生まれる期待もないわけではない。団体サイドの考えとしてはレジェンド王座を巡る一連の抗争は一区切り、この2人が同じコーナーに立つことでなにか新しい風景が現出するのではないかと期待しているのである。が、やはり実際にやってみないとわからない。相手は河野真幸&将軍岡本組。元WRESTLE-1の河野は約3年ぶりの参戦で、これをきっかけにタイトル戦線参入を狙っていたとしてもおかしくないだろう。対戦相手がスーパーだけになおさらだ。しかも、藤田との対戦もあるとなれば、アピールするにはもってこいの場とも考えられる。岡本にも、同様のことが言えるのではないか。こちらは昨年6月以来の参戦で、UWAアジアパシフィックヘビー級王座戦線についてはひと区切りと考えていいだろう。ならば、次なる獲物はやはりスーパーが奪回したレジェンド王座か。スーパーが初防衛戦の相手を誰にするのか、こちらも含めて楽しみな一戦である。が、王座奪回を果たしたばかりのスーパーがメインではなくセミファイナルに登場することに今大会の謎(&問題点)がある。しかもタッグを組むパートナーが前王者の藤田。夢のタッグ(悪夢のタッグにもなり得る)結成にもかかわらず、新王者はメインではなくセミ登場となった。これをスーパーがどう捕らえているのも気になるところ。今後に向けて、スーパーの動向にも注目したい。

▼シングルマッチ 60分1本勝負
船木誠勝(フリー)
vs
ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)

 レジェンド王者スーパー・タイガーを“差し置いて”メインに組まれたのは、船木誠勝vsケンドー・カシンのありそうでなかったシングル初対決である。ともに新日本プロレス出身、青森県出身という以外にも、両者には共通点が多い。船木が当時の史上最年少でデビューしたため見落としがちだが、両者とも同世代。しかも身長体重もほぼ同じだという。さらには海外修行地も当時のヤングライオンたちが送り出されたヨーロッパ(ドイツ&オーストリアのCWA)だった。が、このとき両者に決定的違いが発生する。タイガーマスクに憧れた船木は当時、マスクマン志望で海外にマスクを持っていった。が、現地プロモーターから正体を隠すことを認められず、マスクを被る機会なく闘っていた。が、後発のカシンがなぜか同地でマスクマンに変身。当時つけられたリングネームがいまでも使われているのである。これがきっかけになったのか、カシンは自信のスタイルを確立、こちらも現在の闘い方に活かされている。格闘技でも大きな実績を残した船木だが、ここにある意味コンプレックスを抱えているらしい。船木は自由奔放なカシンを「うらやましい」とさえ言うのである。そんな2人が船木の36周年となるデビュー記念日に初めてシングルで対戦するとは、なんという巡り合わせか。このカードがメインを飾る意味をファンは、そしてなによりもレジェンド王者スーパー・タイガーはどう解釈するのだろう? まるでカシンが乗り移ったかのような、ストロングスタイルプロレスからの謎かけである。(新井宏)

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