【会見全文】ストロングスタイルプロレスに雪妃真矢、青木いつ希が初参戦!安納サオリも1年ぶりの参戦決定!ジャガー横田が「私達の試合のライバルは男子のメインイベント」と女子マッチに気合!

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 25日、都内某所にて、3月3日に後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.9~初代タイガーマスク プレ40周年記念興行~』についての記者会見が行われた。

 会見に出席したのは、平井丈雅代表、ジャガー横田、雪妃真矢、安納サオリ、青木いつ希の5名。


 まずは平井代表による挨拶が行われ、2月28日に児童養護施設・強羅暁の星園にて一般社団法人初代タイガーマスク後援会より今年4月に小学校に進学する箱根恵明学園、社会福祉法人エリザベス・サンダース・ホーム、強羅暁の星園の児童5名へ初代タイガーマスクからランドセルが贈呈されることが発表。
 なお、当贈呈式は箱根恵明学園の理事長および施設長を務める田崎吾郎氏のとりまとめによって行われる。

 また、今大会は除菌電解水給水器などを手掛ける株式会社ナディアが会場内の酸性電解水の空間噴霧、会場入口での靴底の除菌、リングの消毒などに協力。未だコロナ禍に揺れる時勢の中、観衆に安心と安全を得られる環境づくりに尽力することを宣言した。

 続いて、女子プロレスタッグマッチに出場するジャガー横田、雪妃真矢、安納サオリ、青木いつ希が登壇し、試合に向けての意気込みを語った。
 安納は昨年3月の団体史上初の女子マッチに出場して以来2度目の参戦、ジャガーは前回12月大会に初出場を果たしてから連続参戦、雪妃&青木は今回が初参戦となる。


青木いつ希
「おはようございます!ショーンキャプチャー所属の青木いつ希です!代表・日高郁人の尊敬する初代タイガーマスク、佐山サトル先生のストロングスタイルプロレスに初参戦させていただき、とても光栄に思います。私がショーンキャプチャーに所属した頃からストロングスタイルプロレスさんで女子プロレスの試合が始まりまして、以前より参戦させていただきたいと思っていたので、とても本当に光栄に思っております!
 対戦相手のジャガー横田選手とは、以前1度だけではありますが対戦させていただいたことがあり、今回の試合でまた成長を見せられるように頑張ります!雪妃選手もアイスリボンさんでタッグのチャンピオンでして、とても強敵ですが負ける気は全くございません!私の隣には“絶対不屈彼女”安納サオリ選手がいらっしゃいます!私も絶対に諦めない心で安納選手と勝利を掴み取って、そしてレギュラーの座も掴みたいと思っております!(※マイクを置いて大きく息を吸い込む)……皆さん!よろしくお願いしまぁ~~す!!ありがとうございました!!」

安納サオリ
「皆さんこんにちは!“絶対不屈彼女”安納サオリです!今回1年ぶりにストロングスタイルさんに参戦させていただきます。今回のパートナー、青木いつ希……今日どうした?緊張してる感じか?ん?(笑)普段、とにかくとにかく元気な子です!うるさいです、この子!でも今回はじめて組むので、その元気をもらいつつ、私も元気を出していこうと思っております!
 そして対戦相手の雪妃真矢、キレイです。本当にキレイです。でも今、3日に1回は会っていますね。なので、彼女の手の内は分かっているつもりでございます。そしてそして、ジャガー横田選手。2年前は何度かタッグを組ませていただいて、その際はとても大切なことを教えてくださっていました。今回は初めての対戦となるんですけども、ジャガーさんに安納のストロングスタイルを感じていただけたらと思っております!3月3日、ひな祭り!女の子の日!女子プロレスを、見せます!」

雪妃真矢
「女子プロレス団体・アイスリボン所属の雪妃真矢と申します。よろしくお願い致します。この度、初めてストロングスタイルプロレス様に参戦させていただけるということで、初めて参戦させていただく団体、これは本当に楽しみでしょうがないです。今回対戦相手、青木いつ希と安納サオリ。青木いつ希、今日しおらしいじゃん!いつもギャーギャーギャーギャーやかましくてうるさくてどうしようもないのに(笑)緊張してるんだな?(笑)その調子で3月3日来たら、間違いなくお前は主役になれないね。そして安納サオリ、組むことがだいたい多いんですけど、最近続けて闘う機会が増えてきているので、私も分かってるよ?あなたのすることは大体。そして、上手いこと持っていこうとするタイプなのも分かってる。これは絶対譲りません。
 そして何より、ジャガー横田選手と初めて組ませていただきます、この度。本当に心強いですし、もう100万馬力ですね!だけど、ジャガーさんにすべてを持っていかれないように、私横に立って私の存在が消えないように超気合い入れて臨みたいと思います!そして当然私達のタッグで勝利を掴みたいと思います。よろしくお願い致します!」

ジャガー横田
「本日はお忙しい中ありがとうございます。私もストロングスタイルプロレスに2度目の参戦という形になりまして、及び頂いて本当にありがたく思っております。私は男子プロレスはあまり見ていないので詳しいことはよくわからないですが、やはり佐山サトルさん、初代タイガーマスクさんがすごかったということはもちろん存じ上げております。その団体さんなので、そういう場所に断たせていただくことは本当に光栄に思っております。前回、初めてストロングスタイルさんに出させていただいたときに、Sareee&世志琥組と、山下りなと組んでの試合がたまたま良かったのか、とても好評だったと言うか。
 やはり私達は勝負を見せなければいけないんですが、『男子レスラーを食ってしまったいい試合だった』というようなことを言われたときに、やはり私達はもちろん今回は敵として安納&青木と闘うわけですけども、私の考えは、男子の団体に見劣りしない女子にならなければならないという気持ちがとても強く、前回良い試合をしたということは、前回以上の良い試合をこの4人で闘わなければならない。それには私自信を持っておりますので。私達のカードは、これ2試合目ですかね?なので、5試合ある中の2本目、これが一番いい試合をしなければならないと私の中ではそう考えております。私達が良い闘いをし、まあ勝つのは1人ですけど、それを頭に置きながらも、私のライバルはストロングスタイルプロレスのメインであるということは間違いないんです。なので、女子の底力を私達4人で見せることが出来ればと思っております。是非よろしくお願い致します」

――ストロングスタイルプロレスに参戦歴のある安納選手、ジャガー選手にお聞きします。同団体は昭和の頃からプロレスを見ているファンが多いと思うのですが、普段やっていらっしゃる会場との反応の違いを感じますか。また、違いがあるとしたら次回気をつけよう、変えようと思うことはありますか
安納「私が1年前に感じたことは、お客様の反応がすごくリアルに出されているなと感じました。今は少し声が出せない状況ではありますが、発狂されていたり、壁をバンバン叩いていらっしゃったり、もうその感情の出し方がすごく私には新鮮で、燃えるものがありました。でも今回声を出せない状況、それはすごくもどかしいところはございますが、叫びたい気持ちを堪えつつ、でも体や手拍子で表現していただけるような、そんな試合をしたいと思っております!」

ジャガー「どこの団体さんも男子・女子、どこの団体も客層というのはみんな違うと思うんですね。また男子プロレスの団体さんに出させていただくと、やはり反応っていうのはそれぞれ違くて。私の属しているディアナもそうですけど。逆に見慣れないから新鮮さを持って見ていただけるのかなという感じは手応えとしてありますので。あまり、お客さんに乗せていただくということはあるんですが、私達の闘いで乗せなければならないという意識のほうが強いので、私が私らしい試合をすればそれを感じてくれるだろうという感覚で闘っておりますので、あまりお客様を意識しすぎるという闘い方は、私個人はしないんですね。なので、同じようにストロングスタイルプロレスさんのお客さんに“女子”っていうものをアピールできれば。『こういう選手がいるんだな』『こういう闘いをするんだな』『こういうプロレスをするんだな』っていうのを感じ取っていただくための闘いでもありますので、あまりお客様を意識しすぎず、逆にお客さんを乗せることの出来る、そんなプロレスをやりたいと思っております」


――初参戦の雪妃選手、青木選手にお聞きします。ストロングスタイルプロレス初参戦に当たり、スタイルを変えていきますか?敢えて変えずに行こうと思いますか?
青木「自分は、難しいことがとても苦手です!すごく難しい関節技であったり、きれいな丸め込み技であったり、自分は本当にそういったものが得意ではなく、まっすぐに猪突猛進にいつも闘っております!そして自分はこれが1番合っているというか、自分の気持ちにすごく合っていると思う闘い方なので、これは全く曲げずに3月3日も挑みたいと考えています!」

雪妃「自分も基本的には普段の闘いを変えるといった意識は全くございません。普段やっている、普段試合で『これが私のベストのパフォーマンスだ』と思ってしていることをそのままリングで表現したいですし、それを見て『雪妃真矢はこういう選手なんだ』ということを知っていただきたいって思いもあります。なによりも、奇をてらったことを考えたりですとか、余計なことを考えるよりは、ただ目の前に相手にバチバチぶつかっていくのが1番お客様が見たいものじゃないかと思いますので、普段と同じようにボコボコ蹴って、ぶん殴って、ハイ。その中に女子の華やかさっていうのはもちろん見ていただきたいと思いますので、武骨な部分と、女子ならではの華やかなしなやかな部分を見せたいなと思っております」


――雪妃選手、ジャガー選手と組むにあたり、何を吸収したいと、何を勉強したいと思いますか?
雪妃「もう今の時点でですね、私ジャガー横田選手から学んでいるものがございまして。先程ジャガー横田選手が仰っていた、『この試合は女子同士の戦いではあるけども、女子の試合で男子の試合に挑んでいるつもりだ』と、そういう心の持ちようだとか、そういう心持ちはすでに私がこれから学ばなければいけないことだと先程から感じております。なので、試合の中では技がどうこうとか、そういったことももちろんそうなんですけど、やはり、気持ち。戦う上での気持ちだったりとか、試合に向ける意気込みだったりとか、そういうことを控室の時点でこっそりジロジロと凝視して、ジャガーさんの考えを色々盗みたいなと思っております」

――ジャガー選手、逆に雪妃選手と組むに当たり、伝えたいことはありますか?
ジャガー「それぞれ、雪妃選手とはリング上では一緒になったことはないんですが、ふとしたときに彼女の試合のVTRを見たときに、キャリア的には7年目ということで、一番脂が乗っているときで、ちょっとプロレスが分かりかけてきたところだと思うんですね。そう言う意味ではすごく吸収も早く、頭の良い選手でもあるので、頭で考えてやるプロレスっていうのがあると思うので、とても安心して組んで戦える選手だなと思っております。名前は先に知っていたんですけど試合ぶりは知らない状態で1回だけVTRで見たときも『あぁ、激しい戦いをする子なんだ』と。今日のカードが組まれる前から『面白い選手だな』と。そういう意味では今回組めて、彼女の闘いっていうものを改めて間近に見られるのは楽しみですね。
 それで、質問と外れちゃんですけど、今回私の敵になる安納はずっと若手の頃から見てきましたので。ただカワイイだけではなくて、とても考えをしっかり持っていて、頭のいい人間だと思うので。プロレスってやっぱり考えなければいけないものなので。青木選手はもっと考えなきゃいけなくなってくると思うんですけど、今は若手で勢いがあって、本能で闘っていく。このプロレスが1番いいと思います。じきに体がついていかなくなると頭で考えなければならなくなりますので。プロレスってのはそんときそんときの状況で変わってきますので。キャリアのある人間は引き出しはいっぱいありますけど、勢いには敵わないので。そう言う意味では、青木選手に負けるところは勢いだと思うので、私がそこに引き出しをどこに出していかれるかってところだと思うんですね。そういった意味で、1人ずつの個性を出して最高の試合になるってことが1番だと私は考えておりますので、それぞれ考えすぎず戦っていく。それが1番だと思っています。雪妃選手と組めることをとてもうれしく思いますし、興味深いです」

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.9~初代タイガーマスク プレ40周年記念興行~』
日程:2021年3月3日(水)
開始:18:00
会場:東京都・後楽園ホール

<新規発表カード>
▼女子プロレスタッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/雪妃真矢(アイスリボン)
vs
安納サオリ(フリー)/青木いつ希(ショーンキャプチャー)

<既報カード>
▼タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・ライダー/日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
阿部史典(BASARA)/アレハンドロ(フリー)

▼UWAアジアパシフィックヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者】間下隼人
vs
【挑戦者】高岩竜一(フリー)
※王者・間下は2度目の防衛戦

▼タッグマッチ 60分1本勝負
スーパー・タイガー/藤田和之(はぐれIGFインターナショナル)
vs
河野真幸(フリー)/将軍岡本(フリー)

▼シングルマッチ 60分1本勝負
船木誠勝(フリー)
vs
ケンドー・カシン(はぐれIGFインターナショナル)

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