プロレスラーの9歳の娘がひき逃げ被害!パチンコ帰りの77歳を犯人特定も「父親が怖いから会いたくない」「警察でなんとかして欲しい」と謝罪拒否

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 “初代タイガーマスク”佐山サトルの愛弟子であり、現在ストロングスタイルプロレスのレジェンド王者として君臨している間下隼人(ましたはやと・37)の娘がひき逃げ被害にあった。

 5月29日14時頃、下校中だった間下の9歳の娘が青信号を確認して手を挙げて横断中にバイクのひき逃げ被害に。周りの児童たちが駆け付けるも、ひき逃げ犯は娘さんに「大丈夫?」と話しかけそのまま逃走。児童たちが学校に引き返し、教師に連絡し通報が行われた。

 幸い娘さんは命に別状はなく軽症であり、その後目撃者からの情報提供や警察の捜査の結果、77歳のパチンコ帰りの男性が犯人であることが判明。
 警察の仲介のもと電話にて犯人と直接連絡をとることができた間下だったが、犯人は「轢いたとは思わずぶつかって転ばせたと思った。大丈夫かと聞いたら『ごめんなさいごめんなさい』と言い出して怪我してなさそうだったから血も流れてなかったから大丈夫だと思った」と逃走した経緯を語り、怪我をして泣いていた娘を見ていた父・間下はこれに憤慨する。

 相手がプロレスラーであることがわかった犯人は現在「被害者の父親が怖いから会いたくない、謝罪もできない、警察でなんとかして欲しい助けてほしい」「精神的に参ってるので無理、後は保険屋とのやり取りで済ませてくれ」と警察に助けを求め、対面での謝罪などは拒否している状況だ。

 間下は6月20日後楽園ホールにて“初代タイガーマスク”佐山サトルが主催する『ストロングスタイルプロレス』のメインイベントで、“平成のテロリスト”村上和成を相手にレジェンド王座の防衛戦を控えている。
 父を慕っている娘さんは「悪い事したんだからちゃんと謝ってほしい、住んでる家も電話もわかってるけどパパはそんなズルい人を倒すために強くなったんじゃないでしょ?」「パパは夢を叶えた人なんだから最後まで責任持たないと。憧れの人とやるんでしょ?プロレス好きなんでしょ?」「みんなパパの試合観た方がいいよ!あっでもパパ顔怖いから犯人みたいにみんな逃げちゃうか」と、怪我をしながらも犯人を責めず、心配する父にエールを送った。

 181cm・110kgの間下は確かに外見は怖いが、タイガーマスクのボランティア精神や武道精神を受け継ぐ礼儀正しいレスラー。6月20日当日は父・間下が王座防衛する事を願っており、事件が無事着地し戦いに挑めるよう警察の協力が期待される。

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