3ヶ月に及ぶ全14チームによるトーナメントを制した本間多恵&尾崎妹加が初代AWGタッグ王者へ!「変な言葉ですけど捨てたもんじゃないな」

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 11日、新木場1stRingにてActwres girl‘Z『ACT51』が開催。メインイベントではAWG認定初代タッグ王者決定トーナメント決勝戦として、[SPiCEAP]本間多恵&尾崎妹加vs[KKMK]関口翔&青野未来が激突した。

 アクトレスガールズは2018年に自団体のベルトであるAWGシングル王座を創設し、現在は高瀬みゆきが王者として君臨。タッグ王座の創設も団体内外から熱望されており、ついに全14チームによるトーナメント戦が昨年11月よりスタート。
 この日は約3ヶ月に及ぶ闘いを勝ち抜いた2チームによる決勝戦が行われることに。

 関口はOZアカデミー認定タッグ王者、尾崎はアイスリボンのインターナショナル・リボンタッグ王者とそれぞれのチームに現役タッグ王者が入っており、さらにそれぞれ同期タッグという絆の深さを見せて決勝まで上り詰めた。
 試合はお互い息のあった好連携で攻め立て、同時攻撃や波状攻撃で決め手となる場面を作らせない展開に。だが元ウエイトリフティング三冠王者の尾崎が関口を担ぎ上げて動きを止めると、本間が青野の腕をとりメキシコ仕込みのジャベで捕らえる。逃れようと暴れる青野だったが、本間は新技である相手の両腕を羽折り固めのように足4の字で捕らえつつ、さらに相手の両足をヒールホールドで捕らえる多恵ロックSPでギブアップを奪った。


 リング上の4人がそれぞれ涙を流す中、初期メンバーとして6年間闘い続けて初めて自団体のベルトを巻いたという本間は「結果が何もついてきてなかった自分が1番情けないと思っていたので、それをちゃんと形にできたこと、一人の力じゃないってわかってるのであれですけど、そういう自分を信じて応援してくれてた人たちにようやくちゃんとした形で今日この姿を見ていただけて届けられているならば、変な言葉ですけど捨てたもんじゃないなという気持ちが強いかも知れないです」と思いを伝える。
 そして「ウチラって今1番潰しがいがある。初期メンの一人と所属じゃない一人がトップなのは、ここを潰したら両方越えていける。どこの団体でも誰が相手でも防衛します」と、王者としていつ何時誰の挑戦でも受ける覚悟を見せた。

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