初代タイガーマスクが1年ぶりに後楽園ホールへ登場し車椅子から立ち上がる!新間寿は「コロナ菌は私とタイガーのところに来てもらいたい」

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 17日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.8』が行われ、初代タイガーマスクこと佐山サトルが約1年ぶりに後楽園ホールに登場した。

 佐山サトルは現在パーキンソン病の疑いで闘病中であり、2月のトークショー後は新型コロナウイルスの影響もあり大会自体が無観客となっていたため、先月の神田明神ホール大会で約9ヶ月ぶりにファンの前に姿を現した。そしてこの日は昨年12月以来の1年ぶりに後楽園ホールへと登場した。
 今回も前回も引き続き新間寿に車椅子を押されて登場していた佐山サトルであったが、「私たちは初代タイガーマスク後援会のお陰様を持ちましてプロレスを変えてみせます。今日から来年にかけて皆様にプロレスを、ストロングスタイルに戻っていく姿を実践していきますので皆様応援よろしくお願いします」と挨拶するとおもむろに立ち上がって見せ、ファンに向けて復帰への第一歩を見せた。


 そして新間寿は先日池上本門寺にて行われた力道山58回忌法要へ出席したことを語り、「ストロングスタイルの原点は池上本門寺にあり。その階段を寄進したのは加藤清正でございます。加藤清正といえば闘いです。今私達はコロナと闘っております。コロナとは、守るものではない。ストロングスタイルというのは闘いである。みなさんに行くようなコロナ菌があるんだったら私とタイガーでコロナ菌に来てもらいたいというのが私とタイガーの願いであります。そして私は力道山先生がアントニオ猪木、ジャイアント馬場たちに教えた闘いの精神を持ち続ける。今でも守りに入るのではなくコロナと闘うという、その姿勢をタイガーはもちろん私も持っております。皆さん、今日から新しいタイガーマスク伝説が始まります。来年も1月28日この場所へタイガーがタイツを履いて出るか、それともまた私の前にへーこらへーこら歩けないような車椅子で私に押させておいていきなりリングに上がるかもしれません。来年はまた新しいタイガーを見せてくれるものと私は期待しております」と演説し、コロナの脅威に晒されている観衆を鼓舞した。

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