「お前本当に虎の子か?虎の威を借る狐じゃないのか?」関根“シュレック”秀樹が王座挑戦を前に初代タイガーマスクの愛弟子にセメント発言!
- 2023-11-18
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- リアルジャパンプロレス
17日、都内某所にて12月7日に後楽園ホールで開催される『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.27 ―力道山先生没60年追悼興行―』についての記者会見が実施。レジェンド王座戦を行う間下隼人と関根“シュレック”秀樹が対峙した。
現在、初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスの至宝たるレジェンド王座を戴冠しているのは、“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人。
間下は長年に渡って兄弟子であるスーパー・タイガーを超えることが出来ず、デビューから約16年もの間“二番手”としてくすぶり続けていたが、今年2月にはついに殻を破って団体の至宝・レジェンド王座を戴冠。新たな団体の顔として驀進している。
間下の初防衛戦の相手には関根“シュレック”秀樹が名乗りを上げ、一時は今年8月大会での王座戦が決定。しかし、シュレックが同年6月の『RIZIN.43』に出場した際に眼底骨折、左頬骨陥没骨折、鼻骨骨折の重症を負ってしまったために流れたままとなってしまっていた。
シュレックは、柔術家・総合格闘家として活動しつつ2018年7月に44歳で超遅咲きのプロレスラーデビューを果たした選手。
青年時代はUWFインターに憧れてプロレスラーを志すも、挫折して警察官に。しかしその未練は約20年消えることがなく、ようやく夢を叶えたということでプロレスへの思いの強さはひとしお。現在はRIZINなどの総合格闘技のリングにも“プロレスラー”として出陣している。
プロレスの試合では正統派の試合はもちろんのことバラモン兄弟との試合で髪をバリカンで落ち武者ヘアーにされてしまうといった幅の広さを見せ、今月14日にはシュートボクシングで史上初の敗者髪切りマッチを敢行するなど常に話題を振りまいている。
会見で間下と対峙したシュレックは、落ち武者ヘアーのまま現れ「辱めを受けたこの頭、あとで坊主にすることも出来た。だけど、俺はプロレスラーだから。プロレスで起きたことはプロレスでしか精算できないと思ってるから敢えてこのままでやっています。間下選手、負けたら髪切りデスマッチ……受けてくれるか?俺は坊主になるんじゃ全然平等じゃないから間下くんの言う通りの髪型にする。もし間下が負けたら、このカット出来るか?」と落ち武者式カベジェラ・コントラ・カベジェラを提案。
間下もシュレックの覚悟を認めて受け入れ、この話を聞いていた初代タイガーも「それは私も見てみたい。レジェンド王座にも権威がありますし、髪切りマッチにも権威があります。私も期待しています」と乗り気の姿勢を見せたことから一時は髪切りマッチへのルール変更が決定。
しかし、会見後に“過激な仕掛け人”新間寿が「髪の毛(をかけた試合)ってのはやめろよ。髪切りマッチなんてやらなくってもそれだけの試合を見せんだから。俺は大阪の体育館で髪切りマッチかなんかで『選手たちじゃなくて私の髪を切ってくれ』って言ったらリングの中で山本小鉄にぶん殴られた。『髪切りマッチなんて新間さん何考えてんだ!6m40の中に口出しすんな!』って。今日は口出しさせてもらいます」と雷を落としたことから通常ルールでの試合に再変更された。
シュレックは諦めること無く試合当日まで髪切りマッチの実施をアピールしていく姿勢を示したが、新間の鶴の一声ですぐに引き下がった間下には言いたいことがあるという。
会見後に話を聞けば、「佐山さんも新間さんも、大きなものに噛み付いて成功した人間でしょう?『お前ら噛みつかないのか!』って言いたいですよ。噛みつかないからこの団体は他団体から呼んでくるタレント頼みになってるんじゃないか。お前ら、本当に虎の子か?実は虎の威を借る狐なんじゃないか?本当に虎の子だったら噛み付けよ!いつまでも親元で大人しくしてちゃダメだよ。だから親は引退出来ないんじゃないか?」というセメント発言が飛び出した。
シュレックは王座戴冠の暁には空手やボクシングのチャンピオンとの異種格闘技戦での防衛戦を断行していくと言う。
舌鋒鋭く権威に向かって噛み付いていき、令和の世に自らが思う“ストロングスタイル”を体現しようとしているシュレックの野望は成就するのか。その答えは12月7日の後楽園ホールで出ることになる。
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.27 ―力道山先生没60年追悼興行―』
日程:2023年12月7日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】間下隼人
vs
【挑戦者】関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
※第17代王者は2度目の防衛戦。