リアルジャパン12.5後楽園でプロレス第二戦に挑む貴闘力「曙とやりたい」!大仁田戦は保留
- 2014-10-20
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10月20日、リアルジャパン掣圏真陰流 興義館にて、12.5リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会にてタッグ結成が発表されている初代タイガーマスクと大相撲の元関脇・貴闘力が会見を開いた。10月15日、大仁田厚が会見を開き、貴闘力を半年に1回しか試合をしない“フリーター”扱いした上で、「プロレス界から抹殺する」と糾弾した件に対して、親方の見解を述べる主旨となった。
開口一番、初代タイガーマスクは「大仁田の構想はない」と明言。貴闘力親方の必殺”リキハリアット”を生かすためにも、「もっとプロレスらしい試合をさせたいので、親方の実力をもっと上げていきたい。大仁田だとケンカマッチになってしまう」。「親方はやるなら殺ってやると言うかも知れないが、もっと凄い闘いを見せたい。危険なところには出させない。ケンカファイトだけでなく、いろんな技を持ってるので、プロレスらしいプロレスが出来る相手と試合させたい」とした。
貴闘力も「今回は大仁田とはやりたくない。俺、曙とやりたい。本人には連絡してないので失礼な話で申し訳ないが、せっかく練習しているのだから。大仁田とはいつやっても構わないが、やってない曙がいい。対戦相手を決めるのは(佐山)先生だが……」と言う。
初代タイガーは「大仁田は必死になると火まで使ってくる常識外のことをやってくる」と意見する。貴闘力は、「電流爆破はやってみたい。一回血だらけになってみますか」とドッキリ発言。しかし初代タイガーは、「それがプロレスに必要かどうか。なにやってくるかわからない」と警戒を解かない。
貴闘力は「この前やってから半年、いや8か月になる。ずっと練習している」と話せば、初代タイガーも「体のキレも蹴りも良くなっている。担ぎ上げとか、まともにやったら凄い技を見せたい。一番イイ相手を考えている。スピードも強さも違ってきている。ウェートトレーニングも厳しくやっている。ウエストなんかも僕と同じ95㎝くらいになった」とする。
これには、火が厳禁の後楽園ホールという制約もあるようで、昨年8月にレジェンド・ザ・プロレスリング札幌テイセンホール大会のリングで、初代タイガーと大仁田が一騎打ちを行った際に、大仁田の火炎攻撃で大やけどを負い、救急車が呼ばれたことを披露。大惨事だったことを持ち出した。
貴闘力は「曙は大相撲では優勝して辞めてしまったから、弱くなって辞めた訳ではない。思いつきだがやってみたい」。大仁田がしつこく言ってきたとしても、初代タイガーは「こちらに弱点、弱みはないので早く決めたい。九州に行く。初代タイガーマスク基金のパーティと、26日には佐賀プロレスという団体に藤波辰爾選手と出る。九州の児童養護施設回りも行います」とのことだ。
初代タイガーは「貴闘力親方には、第一戦(4.16代々木第二)では出す機会がなかった技がある。それが出たら凄いなと思う。曙選手に”顔じゃない”と言われたらしょうがないが、曙にも私も指導させていただいたので、どれだけ強いか知っている」と、あとの交渉は平井代表に委ねられた。
貴闘力への囲み会見では、「もし、しつこい大仁田が店に来たらどうしますか」と聞いてみたら、「店のものだけは壊さないで欲しい。前に代々木体育館を壊して大変なことになった。儲けがなくなったと聞いているし、出入り禁止になったそうだ。カードは先生が決めることだから従うだけだが、曙とやってみたい気はある。もう8年やっていてプロレスラーとしての強さ・うまさも凄いと聞く。俺と曙が国技館でやると言ったら、国技館貸してくれないかもだけど」と、記者たちを笑わせていた。
波乱含みの12.5リアルジャパン大会、カード含めて二転、三転しそうな雲行きとなってきた。
【記事提供/リアルジャパンプロレス】
初代タイガーマスク リアルジャパンプロレス
貴闘力 炎の第二戦!
日時:2014年12月05日(金)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
<チケット申込>
e+(パソコン&携帯)、ファミリーマートFamiポート他コンビニ&プレイガイド