初代タイガーマスクの愛弟子2人が王座戦で激突!“虎ハンター”間下隼人へ初代虎が「タイガーマスクvs小林邦昭の試合を体現してもらいたい」とエール!

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 2日、都内某所にて12月9日に新宿FACEで開催される『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスvol.14』についての記者会見が行われ、レジェンド選手権を行うスーパー・タイガーと間下隼人が熱戦を誓い合った。

 間下隼人は“初代タイガーマスク”佐山サトルの直弟子として2007年にデビュー。現在は唯一のストロングスタイルプロレスの生え抜き選手であり、初代タイガーに直伝されたリアルデンジャラスバックドロップや多彩な蹴り技を武器に同団体の切り込み隊長として戦ってきたが、中々王座戦などの大舞台に立つ機会に恵まれずにいた。
 しかし、昨年3月にデビュー14年目で初のタイトルであるUWAアジアパシフィックヘビー級王座を戴冠すると、自信という名の牙を得た間下は急成長。現在は同王座を手放したものの、兄弟子であるスーパー・タイガーの持つストロングスタイルプロレスの至宝・レジェンド王座に照準を定め、10月大会ではタッグマッチながらスーパーから直接3カウントを奪取。その勢いのままに王座挑戦を表明していた。

 デビュー15年で成した兄弟子超えの決め手となったのは、初代タイガーの勧めで使い始めたという“虎ハンター”の代名詞的な技であるフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド。間下はこれを借り物ではなく真に自分の技にすべく新必殺技のFSR(※フィッシャーマンズ・スープレックス・ライオット)を完成させた。

 会見に出席した間下は、今大会のフライヤーに載った自分の写真に「俺の全身全霊で挑みます!」というコピーが付けられていることに触れ、「僕は挑むつもりはないです。倒すつもりです。最後に必ず勝ちたいと思います。それが兄弟子に対する、弟弟子の私のベルトをかけた兄弟喧嘩だと思ってるんで。当日新間会長もいらっしゃると思うので、新間会長の心を揺さぶるような、それこそ昭和の、新間会長が創ってきた素晴らしい新日本プロレス時代の試合を、超えるような、熱い闘いをしたいじゃなくて、します」と気迫十分。

 スーパーも以前より間下の成長は感じ取っており、“後輩”ではなく“好敵手”と評価している。会見では間下のコメントを受け、「間下に対して『よくここまで来たな』なんて感慨深い思いなんてこれっぽっちもありません。ここまで来た以上、このプロレスリングのリングでしっかりとしたケンカを闘いとして見せていきたいと思います」と真っ向から受けて立つ姿勢を見せた。

 愛弟子同士の頂上対決を前に、初代タイガーは「間下のこの1年の成長ぶりはすごいと思います。今までウチのプロレスを見ていた人間が『えっ?!間下が?!』という気分になってくると思いますが、それくらい成長がすごかったということです。フィッシャーマンズ・スープレックスを使うということもあり、当時切磋琢磨したタイガーマスクvs小林邦昭の試合を体現してもらいたい。見ごたえのあるフィッシャーマンズ・スープレックスが出てくるのを私は本当に期待しております。精度ではなく、その根性を私は期待しています」と熱い思いを語った。

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