純烈から公認を得た“準烈”の秋山準がリストクラッチ式エクスプロイダーを解禁し元絶対王者から貫禄勝利!

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 ユニット名が決まり、本家ともいえる、読みが同じ男性歌謡グループ「純烈」から“公認”を得た「準烈」が、その初戦を見事に白星で飾った。

23日、後楽園大会のセミファイナルで、秋山準、大石真翔、渡瀬瑞基、岡谷英樹の4人が、「オールアウト」の竹下幸之介、彰人、勝俣瞬馬、飯野雄貴組と全面対抗戦を闘った。

 試合は秋山と竹下の大将同士でスタート。竹下はヘッドロック、タックル、コブラツイストなどで攻撃。闘いは度々場外戦へも発展し、キャリア4カ月の岡谷が劣勢に回る場面もあったが、「準烈」は全員の力でカバー。

 15分過ぎ、秋山は竹下の顔面にヒザを叩き込み、エクスプロイダーを連発するも、フォールは奪えず。さらに、秋山は顔面へのヒザ攻撃から、ここ一番にしか出さないリストクラッチ式エクスプロイダーを繰り出して、竹下から3カウントを奪った。

 秋山は「『名前使っていい』と言われて、初っ端から負けるわけにはいかない。リーダー(大石)もそうだけど、それぞれが自分の仕事場所をしっかり把握してやってくれたから、いい形に回してもらいました。バッチリだったな!」と満足げ。さらに、秋山は「コイツ(渡瀬)も、こうは言えども自分の仕事をしっかりやってくれたから、今日の1勝につながったと思うし。あと、ボクに足らないのは、この渡瀬をちゃんと更正させること。ちゃんとした人間にすること。でも、まぁ今日は勝ててよかった。彼(岡谷)は、正直ボクが見ていても『何をやってんだよ』って思うところもあるけど、ただ前に行こう行こうという気持ちを見ていたら、『コイツが行くんだから、オレも負けていられないな』と思うし。とにかくリングで前に前に行こうっていう気持ちだけ忘れるな!」と笑みを見せた。

 ピンフォールを奪われた竹下は、「オレがDDTの何なのか? オレの答、DDTの強さの象徴に、そうなりたい。秋山準が全日本プロレスで、ノアで、そしてプロレス界でそうであったように、オレはDDTの強さの象徴でありたい。今日、負けて、負けたヤツが言うことじゃないけど、秋山準! オレのライバルになってください。竹下幸之介のライバルになってください。オレが負けたところから始まるプロレスはこれが初めてだと思う。絶対に超えるから! オレは秋山準を絶対に超えるから、見ておいてください」と前を向いた。

「準烈」という新たなユニットが本格発進し、しっかり結果も出したことで、DDT内のユニット間抗争が激しさを増すのは間違いなさそうだ。

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