ドリームゲート王者の土井成樹とブレイブゲート王者の石田凱士が無観客試合の『KING OF GATE』で対戦決定!

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 23日、DRAGON GATEの無観客試合『KING OF GATE 2020』が配信された。

 毎年恒例となっているDRAGON GATEのシングルNo.1決定戦『KING OF GATE 2020(以下KOG)』は、今年は新型コロナウイルスの流行という時勢を鑑みて公式動画配信サービス『DRAGONGATE NETWORK』にて無観客大会として配信されることが決定。
 KOGは2005年からスタートし、開催の無かった2009年を除いて今年で16回目を数える歴史ある大会。今年は全24選手が参加する3つのブロックに分かれたトーナメント制で行われ、各ブロックの覇者3人+敗者復活バトルロイヤルの勝者の1人で決勝トーナメントが行われる。

 現在、DRAGON GATEでは昨年のウルティモ・ドラゴンの加入をめぐって団体内で賛否両論が巻き起こり、主に【闘龍門世代軍】【DRAGON GATE世代軍】【R・E・D軍】の三派閥に分かれてユニット闘争を超えた世代闘争+αの様相を展開中。
 今回のKOGは、興行自粛を強いられるDRAGON GATEが無観客試合でファンに何を発信できるのか、そして新体制となったDRAGON GATEの方向性を問われる大会として注目集めていた。

 この日の大会では、トーナメントBブロック2回戦として石田凱士vs奥田啓介、土井成樹vsKAIの2試合が配信された。

 凱士と奥田の試合では、気の強い両者はゴングが鳴ってもしばらくじっと睨み合ったかと思えば息もつかさぬ激しい打撃戦を展開。場外でもマウントを取り合いながら殴り合うケンカファイトに発展するが、奥田がエプロンからの空対地PKを放ったところで凱士が足払いで場外に落下させ、その隙に石田がリングイン。完全に不意を突かれた奥田は時間内にリングイン出来ず、凱士がリングアウト勝ちを収めた。

 続く土井とKAIの試合では、土井が腕攻め、KAIが足攻めを積み重ねる正統派の試合となり、KAIがロープを使ったドラゴンスクリューから足4の字固めで試合のイニシアチブを握る。KAIは土井のバカタレスライディングキックもカウンターのトラースキックで撃ち落とし、トドメのラリアットを放つが、土井がこれをV9クラッチで丸め込んで技アリの3カウント。土井はビッグR清水、KAIとヘビー級選手との戦いを2戦連続V9クラッチで決めて見せた。

 これにより、Bブロック決勝は現ドリームゲート王者である土井と、現ブレイブゲート王者である凱士の対戦に決定した。

 なお、KOG2回戦の配信からKOG未出場の選手たちによるボーナスマッチが行われており、スペル・シーサー&ホーホー・ルンvs問題龍&ジミーのタッグマッチが配信。
 ホーホーとジミーがバチバチとやり合う中、ベテラン2人がそれをサポートするような試合展開となるが、最後は問題龍の世界の高速ネックブリーカーを耐えたシーサーがヨシタニックで叩きつけて試合を決めた。

 『DRAGONGATE NETWORK』では、24日にトーナメントCブロック2回戦としてBen-KvsEita、KAZMA SAKAMOTOvsドラゴン・ダイヤの2試合、そしてボーナスマッチとして吉野正人&ドン・フジイ&神田裕之vsパンチ富永&箕浦康太&椎葉おうじの6人タッグマッチが配信される予定だ。

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