ドラゴンゲート4.9後楽園大会 吉野&しゃちvs.ススム&カゲのツインゲート戦、T-Hawk vs.ビッグR清水

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THE GATE OF PASSION 2015
日時:2015年4月9日(木)
開場:17:30 開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)

▼第0試合 シングルマッチ
○新井健一郎
6分58秒 雪崩式首固め
●U-T

▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○フラミータ/ヨースケ♡サンタマリア/Kotoka
10分31秒 フラムフライ→片エビ固め
K-ness. /問題龍/●パンチ富永

▼第2試合 2カウント&3エスケープマッチ 20分1本勝負
○スペル・シーサー
5分56秒 変形マヒストラル
●エル・リンダマン

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
望月成晃/○ドラゴン・キッド
10分55秒 バイブル
サイバー・コング/●Gamma

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
B×Bハルク/○Kzy
13分08秒 スカイデ・スクールボーイ
●鷹木信悟/戸澤陽

▼第5試合 スペシャル・シングルマッチ 45分1本勝負
○T-Hawk
12分47秒 ナイトライド→エビ固め
●ビッグR清水

▼第6試合 8人タッグマッチ 45分1本勝負
○堀口元気H.A.Gee.Mee!!/斎藤“ジミー”了/ジミー・神田/Mr.キューキュー“谷嵜なおき”豊中ドルフィン
15分23秒 バックスライド・フロム・ヘブン
●土井成樹/YAMATO/CIMA/ドン・フジイ

▼第7試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本勝負
[王者組]吉野正人/○しゃちほこBOY
27分46秒 レッド・エイティーン
[挑戦者組]●ジミー・ススム/ジミー・カゲトラ
※第36代王者組が初防衛に成功

諦めなかったしゃちがススムからピン!熱戦を制したアミーゴタッグがタッグ王座V1
金網戦を前に意図的に土井にパウダーを投げたCIMA!Kzyが鷹木からフォール勝ち!

第0試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第0試合まずはロックアップからロープに押し込んだアラケン。U-Tのモヒカンを掴んでからブレイクしたアラケンはヘッドロックに捉える。ロープに飛ばしたU-Tだが、アラケンはいきなり首固めで丸め込む。キックアウトしたU-Tはドロップキックを返すとバックを取る。バックの取り合いからヒザ十字固めを決めたU-T。
しかしU-Tの串刺し攻撃をエルボーで迎撃したアラケンは、U-Tをコーナーに逆さ吊りにすると、思いきり踏みつける。腕固めからU-Tの左腕を痛めつけていったアラケンは、左腕をクラッチした状態でボディスラム。

チョップ合戦からU-Tがロープに飛ぶが、アラケンはスリーパーで捕まえる。パイルドライバーを狙ったアラケンだが、踏ん張ったU-Tはリバースで切り返す。アラケンの攻撃をかわしてコルバタで投げたU-Tは、走り込むが、うまくかわして足をすくって倒したアラケンはシーソーホイップ。
しかしU-Tは突進してきたアラケンをかわして除外に出すとトペを発射。さらにリングに戻してミサイルキック。アラケンもアラバマスラムからジャイアントスイングで回すとヘッドバットを投下。これをかわしたU-Tはピエルナス(=リバースインディアンデスロック+アンクルホールド)に捉えるが、アラケンはロープに脱出。

アラケンはU-Tはエプロンに出すとコーナーに叩き付けようとしたが、うまくガードしたU-Tが逆にアラケンをコーナーに叩き付けてコーナーに登る。しかし下から攻撃していたtアラケンはコーナーに追いかけていくと、雪崩式ブレーンバスターで投げた状態から首固めで抑え込んで3カウント。

第1試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第1試合まずはミレニアルズが入場すると、セコンドのT-Hawkが5.5愛知大会で髪の毛をかけて金網に入ることを報告すると、「今日のビッグR清水との試合は勢いをつけるためにも大事な試合なので、今日も第1試合から盛り上がっていきましょう!」とマイクパフォーマンス。
MAD BLANKEYが奇襲攻撃を死呆気手いって試合開始。パンチ冨永、略してPTはポケットに手を入れた状態でkotokaのエルボーを受け止めると、「シャバイシャバイ」とダメ出し。しかしkotokaもエルボーから顔面への低空ドロップキックを叩き込んでフラミータにタッチ。

K-ness.の攻撃をかわしてロープに飛び乗ってのアームドラッグで投げたフラミータは場外にダイブすると思わせておいてバック転フェイント。さらに問題龍を捕まえたミレニアルズはトレイン攻撃。さらにフラミータがクロスボディーを決めると、マリアが側転→後転→カバー。キックアウトした問題龍にチョップ合戦を挑んでいったマリア。
問題龍は「チューしてやるよ!」と言いながら首を絞めていくと、コーナーに押し込んで踏みつける。続いてK-ness.がベースボール・スライド(=スライディング式ドロップキック)を叩き込んでPTにタッチ。

踏みつけバイブレーションから「マリアちゃーーーーん!」と絶叫しながら両足で踏みつけたPTだが、興奮して背中を反り過ぎて頭からマットに突き刺さる。「よくもやったな!」とマリアに八つ当たりしたPTが問題龍と2人でマリアを抑え付けると、K-ness.が介錯(=バズソーキック)。
さらに「シャバイぞ!」とPTが串刺し攻撃を狙ったが、かわしたマリア。マリアの串刺し攻撃を蹴りで迎撃したPTはコーナーに登るが、マリアはコーナーに飛び乗って雪崩式フランケン。タッチを受けたフラミータがコルバタで投げて問題龍とK-ness.を場外に追いやると、kotokaと一緒に同時トペコンを発射。

マリアもPTに鉄柱越えのプランチャを投下。リングに戻ったkotokaは問題龍の世界のネックブリーカーをかわして飛び付きDDT。さらに問題龍の串刺し攻撃をかわし、エプロンから蹴り上げるとスワンダイブ式ミサイルキック。続いてフラミータがK-ness.にハンドスプリングエルボー。
ミレニアルズがトレイン攻撃を決めると、フラミータはコーナーに登ったK-ness.を下から蹴り上げてレタドール(=キン肉バスターの体勢からの山折り)。さらにマリアが高角度レッグドロップ。しかしkotokaのダイビング・フットスタンプをかわすと、問題龍とPTがが立ち攻撃。

問題龍のフルネルソンバスターからK-ness.が昇龍脚を叩き込むが、PTがPTキック(=ヤクザキック)。PTにはフラミータがトラースキックを叩き込むが、PTもサミングを見舞ってから突進。だが、フラミータはカウンターでフラムフライ(=その場跳び不知火)を決めて3カウント。

第2試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第2試合この試合は2カウント、または3エスケープで負けとなるルール。ロックアップからヘッドロックに捉えたリンダマン。ロープに飛ばしたシーサーをショルダータックルでなぎ倒すが、シーサーは弓矢固め。リンダマンもスクールボーイで丸め込むが、カウント1で返すシーサー。グラウンドでのバックの取り合いからぶっこ抜きジャーマンを狙ったリンダマンだが、シーサーが踏ん張るとダブルリストロックに捉える。
これでシーサーは1エスケープ。シーサーの左腕にドロップキックを叩き込んだリンダマンだが、シーサーもオモプラッタと羽根折り固めの複合技に捉えてリンダマンから1エスケープを奪う。

腕の取り合いからハンマーロックに捉えたリンダマンだが、シーサーは卍コブラツイストに捉える。これでリンダマンは2度目のエスケープ。回転エビ固めで丸め込んだリンダマンだが、エビ固めで切り返したシーサーはそこから逆エビ固めへ。もうエスケープ出来ないリンダマンは脚力で跳ね返すとアキレス腱固めに捉える。
悲鳴をあげながらロープに逃れたシーサー。これでシーサーも2エスケープ。シーサーを払い腰で投げたリンダマンは腕十字。クラッチして終えさえ込んだシーサーだが、リンダマンもカウント1で返す。しかしシーサーは変形の雁之助クラッチで丸め込んで2カウントを奪い勝利した。

<試合後コメント>
スペル・シーサー
「とりあえず今のところこのルールで負けなし。何と言ってもCIMAにも勝ったしな。いやでも、逆エビ決まった時はちょっと、油断しちゃったね。あれでスリーエスケープとられると思って、油断して、ひっくり返されて、エル・リンダマンなかなかやるよ。またこのルールでリンダマンとやってみたいね。オラレ」

第3試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第3試合ウォリアーズばりのゾンビペイントに進化したGamma。望月はセコンドのPTに詰め寄っていくが、背後からGammaが襲いかかり、羽交い締めにするよう指示。PTが望月を羽交い締めにしてGammaが走り込むが、フロントキックはかわされてPTに誤爆。そこから場外乱闘になると、今度はキッドがPTを羽交い締め。そこに望月がフロントキックを放つと、見事にPTにクリーンヒット。
リングに戻った望月とキッドはGammaにトレイン攻撃。さらにキッドがコルバタで投げていくと、サイバーも合体ブレーンバスターで投げていき、さらに望月がランニング・サッカーボールキックで場外に蹴り出す。

Gammaが何とかキッドにドロップキックを見舞うと、サイバーがハンマーで攻撃。しかし背後から望月が蹴っていくと、キッドが倒立からのニードロップを狙ったが、Gammaがペットボトルを投げてカット。すかさずサイバーがダブルラリアットを望月とキッドに叩き込んでからエルボードロップを落とす。
さらに投げ捨てのストレッチボムで叩き付けたサイバーはGammaにタッチ。アックスボンバーを叩き込んだGammaは、控えの望月に唾を吹きかける。キッドも反撃しようとするが、リング下からPTが足をすくって倒す。だが、キッドはGammaを蹴散らし、サイバーをハリケーン・ラナで投げると望月にタッチ。

Gammaの唾攻撃を両手でブロックした望月だが、Gammaは急所を蹴り上げると、缶の上へのパワーボムを狙う。だが、キッドがカットすると、逆に望月が缶の上にパワーボムでGammaを投げ捨てる。Dia.HEARTSはトレイン攻撃からキッドがクリスト(=デジャ・ヴの途中で回転を止めて首と腕を極める関節技)。同時に望月がサイバーを三角絞めに捉える。
しかしサイバーは望月を持ち上げると、キッドに叩き付けてGammaを救出。サイバーがジャックハマーで望月を叩き付けると、Gammaがコーナーに登っていくが、エプロンからキッドが足止めすると、望月が追いかけていってコーナー上で肩車。

しかし盛り上がれ!(=超高層雪崩式フランケン)を唾攻撃でカットしたGamma。すかさずサイバーがリフトアップしてからキッドを投げ捨てるとショートレンジラリアット。そこからサイバーボムを狙うが、コーナー上にした望月がミサイルキックでカット。望月はサイバーを蹴っていくが、Gammaがアックスボンバーでカット。
Gammaはキッドにガンマスペシャルを狙うが、キッドが必死で脱出すると、PTがエプロンに上がってきて一斗缶を振り上げる。Gammaがキッドを羽交い締めにするが、PTの一斗缶攻撃はキッドがかわしてGammaに誤爆。すかさずキッドはバイブル(=デ・ジャヴ→横十字固め)でGammaを抑え込んで3カウント。

<試合後コメント>
望月成晃&ドラゴン・キッド
望月「まあキッド! 向こうがモメてんのかしらねーけど、まあ次期ドリームゲート挑戦者のサイバーがあっさり(だった)。あいつを勝たせようかと思ったのかね。まあとりあえずだ、トライアングルがあるから、愛知県体育館も指名選手になってるからさ」
キッド「それどうしますよ〜」
望月「その前に髪の毛とな」
キッド「いやいや、髪の毛とマスクっすよ?」
望月「守るっていっても、他力本願だから」
キッド「パートナーが」
望月「抽選だからね。誰かがKzyになるかもしれないけど、それ以外の二人は絶対に違うユニットの奴ってことだから」
キッド「いやいやほんとにね、できればね、僕らDia.HEARTSね、愛知県体育館が、ちょっとキーポイントというかね、なってくるんでね」
望月「俺らまだ結成して間もないんだから」
キッド「いやいや勘弁して下さいよ」
望月「モメさせる気かって」
キッド「モメないですよ」
望月「八木ちゃんのさ、なんかこういうルールでやったら揉め事できて面白そうなみたいな」
キッド「それ乗らないでおきましょうよ」
望月「とりあえず誰かが勝つまでは。守られることが確定したらもう、Kzy全面サポートで」
キッド「OK」
望月「まだまだ忙しいからさ、まず、和歌山だ! トライアングル取り返して!愛知県はまあさ、トライアングルで出よう!」
キッド「OK。というわけで! まだまだDia.HEARTSで、盛り上がれ―!」

第4試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第4試合戸澤は腰にブレイブゲート、そしてお笑いゲートのベルトをたすき掛けにして入場。その戸澤とハルクの先発で試合開始。ショルダータックルでなぎ倒した戸澤だが、ハルクはマウスを返すと。戸澤がバイシクルキックで場外に出すが、トペを読んでいたハルクがかわすと、戸澤はロープに飛び乗ってバック転。
続いて鷹木とKzyが入ってきて、まずは鷹木がショルダータックル。さらにリープフロッグを狙ったKzyをキャッチするが、髪の毛を掴んで脱出したKzyは縦横無尽にロープに飛んで鷹木を翻弄し、場外に追いやる。

ハルクが戸澤にスピンキックを叩き込むと、Kzyとの合体攻撃。しかし鷹木が入ってきてKzyにパワースラムからラリアットを決めて場外に叩き落とす。逆水平チョップを叩き込んだ鷹木はKzyをリングに戻してボムズアウェイ。さらにヘアーホイップで投げた鷹木は、ブレーンバスターで投げてから戸澤にタッチ。
鷹木とダブルのカウンターエルボーからセントーンを落としていった戸澤。すると鷹木はKzyのエクステを引き抜いて投げ捨てる。パワーボムを狙った鷹木に対し、高角度DDTで切り返したいったKzyはハルクにタッチ。

一人で鷹木と戸澤を蹴り飛ばしていったハルクは鷹木にミサイルキック。さらにブラジリアンキックからカカト落とし、水面蹴りからのその場飛びムーンサルト。剣山で迎撃した鷹木だが、ハルクはフラッシュ・バーン(=バック転しながら相手を叩き付ける変型水車落とし)からバズソーキック、カカト落とし。
しかしファースト・フラッシュ(=頭部へのソバット)をキャッチした鷹木はショートレンジラリアットを返して戸澤にタッチ。予告付きブレーンバスターを狙った戸澤だが、Kzyが逆に予告付きブレーンバスターで投げようとする。踏ん張った戸澤はもう一回予告するが、結局投げたのはKzy。

ディハーツはコーナーでのサンドイッチ攻撃から、Kzyが担ぎ上げた戸澤にハルクがミサイルキック。そこからKzyがBEAT-BOM。そしてKZ.time(=フロッグスプラッシュ)を投下したが、戸澤がかわして自爆。Kzyは串刺し攻撃を蹴りで迎撃してコーナーに登っていくが、追いかけていった戸澤が予告付き雪崩式ブレーンバスター。
さらに鷹木が串刺しラリアット。とzわも続くと、鷹木との連続攻撃を決める。そこから戸澤がジャーマンで投げるがカウントは2。ならばお戸澤はハルクを場外に追いやってトペを発射。その間に鷹木がKzyにパンピングボンバーを叩き込むがカウントは2。MADE IN JAPAN(=ギロチン式ラストファルコンリー)をサムソンクラッチKzyもで切り返したKzyだが、こちらもカウントは2。鷹木はワンツーエルボーを叩き込むが、エルボーを返すとパンチからカウンターでスカイデ・スクールボーイ(=東金クラッチ)。

辛くもカウント2で返した鷹木はパンピングボンバーを叩き込むと、もう一度MADE IN JAPANの体勢に。しかしKzyはここでスカイデ・スクールボーイで丸め込んでいって3カウント。
マイクを持ったKzyは「後楽園、今勝ったの誰だ? 満場一致で俺の勝ちだ鷹木信悟!」と叫ぶ。「おいジャイアン、今日はのび太の勝ちだ。金網も余裕ぶちかましてると同じ目に遭わせてやるからよ」と挑発。鷹木は「マグレでも勝ってよかったなKzy。今日は俺の負けかも知れない。でも勘違いするなよ。金網では丸め込んでも指定選手を助けるだけだ。ノックアウトしない限り完全に勝ちにならないからな!」と反論。

戸澤は「その通り。鷹木さんの言う通り。俺も指定選手の一人やから人ごとじゃないぞ! 鷹木さんとペアにならないと不安で仕方がないよ」と漏らす。指定選手が誰のペアになるかは抽選で決まるため不安で仕方がない戸澤に対し、堂々としているハルクだが、戸澤は「こいつはルールを分かってないだけや」。
Kzyは「一本取って旗を取ればいんだろ? 俺が金網の上からテメーを見下ろしてやるよ」と挑発すると、鷹木とお互いの髪の毛を掴んで睨み合った。

<試合後コメント>
B×Bハルク&Kzy
Kzy「オイ! 今日はよ、のび太の俺が勝ったぞオラ! おい鷹木! テメーもよ、上から目線ばっかしてっからよ、なぁ? こういう事になるんだ、気をつけとけよオイ! 金網でもよ、俺が、上から、お前見下してやるよ。覚えとけ!」
ハルク「おいKzyの言うとおりだオイ。これだけは言っとくぞ! 俺はな、しっかりルールわかってっからなオイ」

第5試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第5試合飛ぶ鳥を落とす勢いの清水がT-Hawkと一騎打ち。新世代のトップを誰が走るのかが決まる大事な一戦だけに、清水のセコンドには望月がつき、T-Hawkのセコンドにはミレニアルズがフルメンバーでつく。
ゴングと同時にタックルの相打ちになると逆水平チョップ合戦に。お互いに胸を突き出して相手のチョップを受け止めると、額をくっつけての睨み合い。そこから清水がショルダータックルでなぎ倒すが、T-Hawkはショルダースルーで場外に清水を落としてトペを発射。

ファイアーマンキャリーで担ぎ上げてからエプロンに落としたT-Hawkは、場外でも逆水平チョップ。清水をリングに戻したT-Hawkはニーリフトを連打すると、コーナーに押し込んで逆水平チョップ。さらに串刺しの低空ドロップキックから清水の右腕に逆水平チョップ。
串刺しエルボーからハーフダウンの清水に逆水平チョップを叩き込んだT-Hawkは、倒れた清水にダブルチョップを振り下ろす。だが、串刺し攻撃を狙ったT-Hawkにジャンピングショルダーでぶつかっていった清水はバックブリーカーからそのままブロックバスターで投げていく。

チョーク攻撃から逆水平チョップ一発で吹っ飛ばした清水は、コーナースプラッシュをお見舞いするが、勢い余ってエプロンまで飛び出してしまう。バックフリップで叩き付けた清水は亀有公園前固め(=抱え込み式逆エビ固め)。ロープに逃れようとするT-Hawkだが、リング中央まで引きずり戻した清水は、そこから持ち上げてライガーボム。
パワーボムの体勢に入った清水だが、踏ん張ったT-Hawkはリバースで切り返す。ならばとブレーンバスターを狙った清水だが、逆にT-Hawkがぶっこ抜いて投げていった。T-Hawkが逆水平チョップを打っていくと、清水も逆水平チョップで応戦。

バチバチとした壮絶なチョップの打ち合いでお互い胸が真っ赤になるが、徐々にT-Hawk優勢に。しかし清水も息を吹き返していくと、エルボーを打ってきたT-Hawkに体当たり。だが、背後からT-Hawkがウラジゴク(=リバースみちドラII式フェースバスター)で投げていく。肩口に担ぎ上げたT-Hawkだが、背後に逃れた清水。
張り手を叩き込んだT-Hawkをのど輪で捕まえた清水。なおも張り手を連打するT-Hawkを強引に砲丸投げスラム(=砲丸投げポーズからのチョークスラム)で投げようよする清水だが、T-Hawkはカサドーラを狙う。

これを強引にジャーマンで投げ捨てた清水だが、T-Hawkもナイトライド(=裏ハイジャックバックブリーカーからのシットダウン式アイコノクラズム)で叩き付けると、続けてもう一度ナイトライドで叩き付けて3カウント。壮絶な試合だったが、紙一重の差でT-Hawkが競り勝った。

<試合後コメント>
T-Hawk
「5月5日、愛知県体育館、金網あるだろ? 今日の、ビッグR清水、ここは、ただの通過点にすぎない。確かにな! あいつも勢いはある。強いよ。だけどな、俺には、ミレニアルズっていう背負ってるものあるんだよ。背負ってるものの強み、見せてやるよ」

KING OF GATE概要発表

休憩明け、毎年恒例のシングルNo.1決定戦『KING OF GATE 2015』にかんして、今年は5.8後楽園大会で開幕し、最終戦は5.30札幌大会となると発表。参加選手はB×Bハルク、望月成晃、ドラゴン・キッド、ビッグR清水、吉野正人、鷹木信悟、戸澤陽、しゃちほこBOY、土井成樹、YAMATO、サイバー・コング、CIMA、堀口元気H.A.Gee.Mee!!、ジミー・ススム、斎藤“ジミー”了、T-Hawkの16名。
5.8後楽園の開幕戦では土井vs.CIMA、戸澤vs.鷹木、T-Hawkvs.YAMATOの3試合が行われることが発表された。

第6試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第6試合斎了はこの日も金八スタイルで登場。マイクを持った斎了は「ハイ、後楽園中学校の皆さん、こんばんは!」と金八節で挨拶すると、「先生も達樹(※フジイの本名)の友達に正人(※YAMATOの本名)に二度ほど髪を切られ、金網に入ることになりましたが、先生が坊主になったら(金八)先生じゃなくなってしまうので、しっかり先生の姿を見ておきなさい! 伸彦(※CIMAの本名)は下がりなさい! 土井も下がりなさい!」と、なぜか土井だけ苗字で呼んで、どうにかフジイを更正させようとする。
土井が「ちょっと待て! 何で俺だけ苗字やねん! 俺、成樹言うねん!」とツッコむが、斎了が「土井、うるさい! 達樹も悩みがあるんなら先生のこの胸に飛び込んできなさい! ハイ、ゴング」と要請。

フジイがゴングと同時にラリアットを叩き込むと、斎了先生は辛くもカウント2で返す。そこから場外乱闘になると、フジイは斎了を客席まで連れていって叩き付ける。生徒に“校内暴力”を振るわれる先生に場内から「先生」コールが起こるが、リングに戻ったフジイはフロントキックからヘッドロック。
しかし斎了は「なんですかぁ!」と一喝すると、「バカチンがー」と叫びながらウラカンホイップ。続いて堀口が入ってくるが、YAMATOが髪の毛を掴むと堀口もYAMATOの髪の毛を掴む。さらに低空ドロップキックからのドロップキックを返すと、お株を奪うナルシストポーズ。

さらに斎了が入ってきてCIMAにマラハイサッパ(=堀口のフェースクラッシャーから斎了の顔面への低空ドロップキック)を決めると、谷嵜と神田が土井を捕まえてきてジミーズの4人が同時に低空ドロップキックを発射。CIMAが神田をジャベに捉えると、谷嵜がカット。するとCIMAは土井とややギクシャクしながらも斎了に合体攻撃を決めていく。
ランニングサンセットフリップを落とした土井はフジイにタッチ。ポケットから取り出した凶器で斎了を突いていったフジイは、ワイシャツを引きちぎる。セントーンを落としたCIMAはYAMATOにタッチ。YAMATOがヘアーホイップで投げると、土井が外したコーナーカバーで殴打していく。

完全に捕まってしまった斎了にCIMAがフットスタンプを投下。斎了がチョップで反撃しようとしてもフジイが凶器で一撃。しかしフジイの蹴りをキャッチした斎了はカウンターのフロントスープレックス。すかさず堀口が土井をコルバタで投げると、神田がYAMATOにスワンダイブ式エルボーアタックからトペを発射。
さらに谷嵜がCIMAにDH(=串刺し式ヒザ蹴り)から巻き込んで膝(=コブラクラッチ式ニーリフト)。CIMAも串刺し攻撃を蹴りで迎撃すると、ミサイルキックからライオンサルト。だが、神田がバックブリーカーで捕まえたとこりに谷嵜がダイビング・ニードロップを投下。

神田は土井にジョン・ウーを狙うが、YAMATOが飛び込んできて串刺しドロップキックでカット。MAD BLANKEYは神田にトレイン攻撃。さらにCIMAがヴィーナスからアイコノクラズムを決めると、フジイがCIMAをオンブしてのヒップトス。だが、神田は土井の串刺し攻撃をCIMAに誤爆させると、ジョン・ウーを狙うと見せかけてカットしようとしたYAMATOに谷嵜がジャンピングキック。
斎了の「なんですか!」ダイビング・ボディプレスから神田がダイビング・エルボードロップ。しかしフジイが斎了にラリアット。谷嵜がシャイニング・ウィザードを発射するが、CIMAが背後からバッククラッカー。さらにYAMATOのアシストを受けてパーフェクトドライバーを決めたCIMAはコーナーへ。

CIMAを無視して堀口に攻撃を仕掛けた土井。しかし場外からYAMATOが堀口にボックス攻撃を見舞うと、エプロンに上がったCIMAはパウダーを手にする。堀口がかわして土井に誤爆しそうになったが、ギリギリで踏み止まったCIMA。土井が胸をなで下ろしたところで、CIMAは確信犯的に土井に向かってパウダーを投げつける。そこを堀口がバックスライド・フロム・ヘブンで抑え込んで3カウント。

完全にわざとパウダーをぶつけたCIMAに文句を言う土井試合後、CIMAは自分の右手を覗き込みながら首を傾げる。すっとぼけるCIMAに向かって土井が「待て待て、オイCIMA! 何やってしまったみたな顔しとんねん! 明らかにわざとだろ! 何してくれてんねん! 金網マッチ、お前は金網に入る、俺は指定選手や。誰の指定選手になるか分からんけど、お前の指定選手にならんかったら一切協力しないからな。そして来月の後楽園でKING OF GATEでお前と対戦。こんな状態が続いていたらうまくいくわけないから覚えておけよ」と言い放つ。
それを聞いたCIMAは「オイ、大丈夫か? 俺は1回止めたぞ。そっから先は知らん。これだけは言うとくぞ。投げた奴も悪いかもしれないけど、粉を投げられたほうも悪いんじゃないか? 責任取れ!」とムチャクチャな言いがかりをつける。

そんな両者の間に割って入ったYAMATOが「2人とも金網の前にこれ以上揉めないでくれ。来月の後楽園でぶつかるんだろ? そこで白黒ハッキリつければいいじゃないか。KING OF GATEといえば……おい、T-Hawk! 出てこいよ!」とT-Hawkを呼び込む。
T-Hawkがリングに上がるとYAMATOは「T-Hawk、お前も大変だな。ミレニアルズ世代は全員敵だなんて言っておきながら、実際はチビどものお守りか? ミレニアルズ=お前だ。お前の首を獲れてばミレニアルズはフィニッシュ。来月の後楽園ホール、髪の毛を失い、俺の足元にひれ伏し、一番みっともない形でミレニアルズをフィニッシュさせるかもな。このYAMATOを見くびってもらったら困るぞ」と宣戦布告。

T-Hawkは「確かにお前の言ってることは図星かも分からん。でもな、俺もミレニアルズを背負っているんだ。背負っている者の強さをお前にも見せてやる。勝つのはこの俺、T-Hawkだ」と言い返すと、YAMATOと睨み合った。

<試合後コメント>
MAD BLANKEY
CIMA「まあ皆、投げた投げられた言っててもしゃーないわ」
土井「しゃーないわ」
CIMA「来月やな来月」
土井「YAMATOの顔に免じて」
CIMA「これ(=携帯に写った集合写真)見ろよ。これが真実や! 投げた投げられたとか二次元の話はもういいやないけ」
土井「チャラやチャラ!」
CIMA「まず金網もあるしな、YAMATOがT-Hawkとってくれるし、俺らは俺らで」
土井「まずは、金網で。まあ、抽選の結果どうなるかわからんけど、なったらなったで、まあ、そのへんは駆け引きやから」
CIMA「出たトコ勝負やな。そこも大丈夫なのGammaちゃんとなんか、そっちあったけど」
富永「うぉぉぉぉぉ、大丈夫だオイオイオイ。次は任せてくれ」
Gamma「これ(=脛)見ろよ、傷だらけだろ」
CIMA「そこは番付あるからな。番付下がるから」
土井「とりあえず今の集合写真見たやろ?とりあえず今日ので一旦チャラや」
CIMA「もう一枚撮っとくか!」
問題龍「ウィー・アー・マッドブランキー、イエーイ」
土井「OK!」
CIMA「バババ、バッチコーイ!」
フジイ「バッチコーイ!」

第7試合

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第7試合①アミーゴタッグvs.オリジナルジミーズによるツインゲート戦がこの日のメイン。吉野vs.カゲトラで試合開始。神妙な面持ちのカゲトラはリストロックに捉えていくが、ハンマーロックで切り返した吉野はヘッドロックに捉える。うまく脱出したカゲトラはロープに飛ばしていくが、逆に吉野がドロップキック。
ロープに飛んだ吉野をカウンターのアームドラッグで投げていったカゲトラは、場外に出た吉野に飛ぶと見せかけてロープの間を回転してからススムにタッチ。しゃちが入ってくると、ススムはショルダータックル。しかしアームドラッグを返したしゃちはドロップキック。

これをかわしたススムだが、しゃちがススムの右腕を攻撃すると、吉野としゃちが交互にスレッジハンマーを落としてから吉野がダイビング・フットスタンプをススムの右腕に落とす。ススムの右腕を何度も捻っていった吉野。続いてしゃちはエルボーを落としてから低空ドロップキック。さらに吉野が変形のジャンピングアームブリーカー2連発。
ススムも痛み右腕でチョップを打っていくが、しゃちはロープに飛ぶ。そこにカゲトラがスリングショット式ドロップキック。ならばと吉野がスワンダイブで飛び込むが、カゲトラはドロップキックで迎撃。サーフボードストレッチでしゃちが爆弾を抱える腰を攻撃したカゲトラは逆片エビ固めとキャメルクラッチの複合技。

動きが止まったしゃちをコーナーに張り付けにしたカゲトラは腰に低空ドロップキック。10分を経過し、ススムがシュミット流バックブリーカー3連発を決めると、カゲトラがスリングショット式エルボードロップ。ススムはジャイアントバックリーカーに捉えると、そこから腕決め袈裟固め。ロープに逃れたしゃちはチョップを打っていくが、ススムはエクスプロイダーで投げていく。
タッチを受けたカゲトラはブレーンバスターを狙うが、バックに逃れたしゃちは側転。しかしカゲトラは離れない。ならばとウラカンホイップで投げて脱出したしゃちは吉野にタッチ。ロープに飛んだ吉野に対し、リープフロッグを狙ったススムだが、吉野はドロップキックで撃墜して場外に追いやると、しゃちと両コーナーからケブラーダを同時発射。

ススムをリングに戻した吉野は旋回式ネックブリーカー(スリングブレイド)から超高角度ミサイルキック。かわしたススムはケブラドーラ・コンヒーロを決めるとパワーボムの体勢に。リバースで切り返した吉野はフロムジャングル。カゲトラが飛び込んで来ると、しゃちがパロ・スペシャルに捉える。
しゃちはそこからミサイルキックを発射すると、ロンダートからその場飛びムーンサルト。チョップ合戦からカゲトラが強烈な逆水平チョップ。さらにジャンピングラリアットからソバット、水面蹴り、駆け上がり式延髄斬り。半月をかわしたしゃちはスピンキック。

そこに吉野が入ってきてアミーゴタッグはトレイン攻撃。しゃちが捕まえたススムに吉野は超高角度ミサイルキックを叩き込むと、そのままカゲトラにセントーン。人差し指を突き上げた吉野はライトニング・スパイラルを狙ったが、逃れたカゲトラはカウンターの延髄斬り。さらに張り手から吉野の攻撃をかわしてジャンピングキックからの垂直落下式ブレーンバスター。
続いてススムが串刺しラリアットから吉野をコーナーに乗せると、コーナーの上でショートレンジラリアットを叩き込んでから雪崩式エクスプロイダー。そしてジャンボの勝ち!で吉野を1回転させたがカウントは2。20分が経過し、ススムはもう一度ジャンボの勝ち!。だが、吉野は倒れない。

ショートレンジで叩き込んでも倒れない吉野は、トルベジーノを決めるが、ススムは返す刀でジャンボの勝ち!。トルベジーノとジャンボの勝ち!の打ち合いから吉野が掟破りの逆ジャンボの勝ち!を決めると、トルベジーノからソル・ナシエンテ。カゲトラがカットに入るが、吉野は離さない。しゃちがカゲトラを場外に連れ出すが、カゲトラはしゃちを鉄柱に叩き付けると、エプロンからしがみつくしゃちにドロップキック。
そしてようやくカットに入りススムを救出。しゃちのスピンキックをかわして張り手を叩き込んだカゲトラは一騎当千。カウント2で返されると、ススムが入ってきてトレインから、ススムがカミカゼ→カゲトラがダイビング・エルボードロップ。

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_第7試合②これもカウント2で返したしゃちは突進。かわしたカゲトラは619からロープを側転しての飛び付きDDT。吉野がカウント2でカットするとが、ススムが場外に連れ出す。カゲトラはしゃちを肩口に担ぎ上げるが、何とか逃れたしゃちはカニ挟みからオリオン(=連続ラ・マヒストラル)。だが、カゲトラも車懸りで切り返す。
これもカウント2でしゃちが返すと、ススムが吉野にジャンボの勝ち! 吉野もリバースパワースラムを返すが、カゲトラが場外に追いやってトペを発射。腕のサポーターを投げ捨てたススムがダッシュするが、しゃちはカサドーラで丸め込む。キックアウトしたススムはカウンターのラリアットから渾身のジャンボの勝ち!を叩き込む。

これもカウント2で返したしゃち。ススムはジャンボの勝ち固め。だが、これまたカウント2。ススムは夢限(=ダブルアーム式友情)を狙ったが、しゃちはレッド・エイティーン(=トルベジーノの体勢からの変形逆打ち→横回転ラ・マヒストラル)で丸め込んで3カウント。

エンディング

2015-4-9ドラゴンゲート後楽園_エンディング殊勲の勝利をあげたしゃちを鷹木が肩車して祝福すると「後楽園にお越しの皆さん、勝ちましたー! 何度も諦めそうになったんですけど、そこはモンスターのメンバーとして皆さんがいたから勝つことが出来ました。ありがとうございます! そしていつも僕をバックアップしてくれるアミーゴ、ありがとー! ススムさん、カゲさん! 本当に熱い試合、ありがとうございました!」と言うが、ススムもカゲトラも握手に応じず、ジミーズの面々と共に悔しそうに引き上げていった。

そんなジミーズに向かってしゃちは「ススム! カゲトラ! 負けるのは悔しいだろ? 今日は言わせてください。俺は今まで散々負け続けて、正直負けることに悔しさも感じなくなるときもありました。でもアミーゴとタッグを組むことによって、勝ちにこだわる試合、勝ちにこだわる意味を持ちました。だから今まで散々ボコボコにしてきた奴らに仕返ししてやろうと思います!」と言い出す。
それを聞いた吉野も「俺はしゃちの意見に賛同や。こんな気の強いしゃちを待ち望どんどったんや! どんなチームの挑戦でも受けてやろうやないか!」と言うと、ノリノリのしゃちは「挑戦表明なんて待ってられないんだよ! 俺が近日中に挑戦者を逆指名してやるよ!」と言い放つ。

KING OF GATEの1回戦で鷹木と戸澤の対戦が決まっているが、その前に金網もあるが、鷹木は「こんな熱い試合見たら、俺らもバチバチやろうじゃないか!」と言い、戸澤も「はい。この試合を超えてやりましょう」とやる気満々。最後はしゃちは「僕らドラゴンゲート、もっともっと熱い試合をして、もっともっと盛り上げますので、これからもよろしくお願いします! 今日はどうもありがとうございましたー!」と叫んで大会を締めた。

<試合後コメント>
吉野正人&しゃちほこBOY
吉野「いやー、勝ったね」
しゃち「ありがとうございました」
吉野「それにしてもメチャメチャきつかったねやっぱりね」
しゃち「きつかったですね」
吉野「もう何回もしゃち取られるんじゃないかって思うぐらいほんとに追い込まれたけど、やっぱりあの、ベルトを取ってからもそうですし、今回の初めてベルト取る前の挑戦決まってからね、やっぱあの、しゃちの打たれ強さというか、粘り強さがね、すごく見てもらったらわかる通り、ついたんじゃないかなと思いますね。ほんと最後もうアカンと思いましたね。それでも自力で跳ね返してくれて、しゃちが試合後あれだけ強気な発言したっていうのもね、今まで聞いたことないんで、ねぇアミーゴ?」
しゃち「今日、正直、何回もやられそうだったんですけど、そのたびに、アミーゴが助けてくれたり、声援があってなんとか勝てたりしました。そして僕は、今までやられ放題で、ほんとにあの、負けることに、悔しさっていうのを感じてない時もありましたでも! アミーゴとタッグを組むことで、勝利に対する執着というか、勝ちに対する姿勢、ホントの意味がわかってきました。これからもやられた分は僕が、これから今までボコボコにやられてきた分を、これからツインゲートチャンピオンとしてやり返していきたいと思います!」
吉野「まあアミーゴはね、さっき言ってたみたいに逆指名ね、するって言ってたんで、やっぱこんなね、ノリノリのアミーゴというのはなかったと思うんで、逆指名するなら逆指名するでね、近日中に、あれ俺の言葉やけど、近日中にいったってくれよ、アミーゴ」
しゃち「近日中に必ず逆指名します! 誰が相手でも怖くない。アミーゴがいれば誰が相手でも怖くない。やってやりますよ!」
吉野「まあね、5月5日金網もあるし、その先にはKING OF GATEも発表されて、モンスターも4人エントリーされてるんで、次はシングルの闘いでキッチリ結果残したいなと思います」

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