【試合詳細】2・1 アイスリボン道場マッチ 雪妃真矢&松屋うのvs藤本つかさ&藤田あかね つくし&ハロチータvs星ハム子&トトロさつき 世羅りさvs朝陽 尾崎妹加vsYappyvs星いぶき

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『アイスリボン1022~ツインテール&節分リボン~』
日程:2020年2月1日(土)
開始:18:00
会場:アイスリボン道場
観衆:79人

▼トライアングルリボン15分1本勝負
○尾崎妹加(フリー)
6分23秒 セカンドロープからのダイビングセントーン→体固め
●Yappy
※もう1人は星いぶき

▼シングルマッチ10分1本勝負
○世羅りさ
7分27秒 エアーズロックII→エビ固め
●朝陽

▼タッグマッチ15分1本勝負
つくし/○ハロチータ(CMLL)
9分38秒 ダブルニーアタック→片エビ固め
星ハム子/●トトロさつき

▼タッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢/●松屋うの
15分14秒 みかんでポン→片エビ固め
藤本つかさ/○藤田あかね

後楽園決戦を控えたあかねが雪妃との前哨戦に気合の勝利!メキシコ遠征を控えたつくしがハロチータとのタッグ戦で快勝!都不在の節分は藤本が豆の餌食に!

オープニング


今回の道場マッチはツインテールリボン&節分リボン。オープニングの入場式では節分リボン恒例の豆まきが行われた。毎回、会場の観客に鬼を誰にするかを聞くのだが、これまではお約束のように、松本都が満場一致で選ばれてきた。しかし、今年からはその都がいない。果たして、誰が選ばれるか注目されたが、会場の観客が選んだのは藤本!肩を落として鬼のお面をつけた藤本に、リング下から選手たちの投げる豆が飛ぶ。その容赦なさに怒った藤本が投げられた豆を持って、選手たちに投げ「来年は都をブッキングしたいと思います。」と悔し気に語った。

第1試合


パワー系の妹加、Yappyとティーンズのいぶきによるトライアングル戦。妹加、Yappyに正面から挑めば吹っ飛ばされる可能性が高いいぶきは2人の動きを見ながら、ここぞという場面で丸め込みを仕掛け、さらに1対1に持ち込むと、得意のエルボーで勝機を狙う。いぶきの好ファイトが光る中、妹加、Yappyは力技で勝負に出るが、インサイドワークに長けている妹加に対して、Yappyは直線型の仕掛け一本勝負だけに、相手の反撃を許してしまう。最後はYappyのカチあげラリアットからのタックルをカウンターのタックルで切り返した妹加が、逆にYappyにラリアットを叩き込むとコーナー2段目からのダイビングセントーンでカウント3を奪った。
試合後、Yappyは「トライアングルは大好きです。いぶきさんのエルボー大好きです。痛気持ちいい!」と嬉し辛そうに語った。いぶきは「久しぶりのトライアングルリボンは難しくて、頭使うなと思いました。Yappy、もっといっぱいエルボー打って、痛気持ちよくさせますね。」とYappyに語りかけ、「今年、自分が目標としていることがひとつあります。今年、星ハム子をぶっ倒すことです!」と改めて打倒、ハム子を宣言した。

第2試合


昨年12月14日『アイスリボン1011』大会以来の世羅vs朝陽のシングルマッチ。前回、朝陽のお尻叩き攻撃に苦しめられた世羅は、この日も朝陽のお尻攻撃を警戒しながら、朝陽の正面に立とうとするが、「世羅さんの弱点はお尻です!」と言い切る朝陽は、不気味な笑みを浮かべながら、素早い動きで世羅の後ろに回り込むと、序盤から早くもお尻叩きを連発していく。執拗なお尻叩きに徐々にダメージが蓄積していく世羅。強引にパワーで切り返して朝陽に反撃のお尻攻撃を放つが、小回りの利く朝陽のほうが上手。さらにここぞというところでは丸め込みを仕掛けていくなど、朝陽のペースで試合は進んでいくが、朝陽のバックに回った世羅はフルネルソン・バスターで豪快に叩き落とすと、ファルコンアロー、そしてエアーズロックⅡと、お尻の痛みをこらえながらの大技連発で、粘る朝陽を沈めた。
朝陽は「おい、世羅りさ!初めてシングルしたときに弱点はお尻って言ったんですよ。もうちょっと尻、強化しておいた方がいいんじゃないですか~。」と改めて世羅を挑発。世羅は「途中、本当に泣いたんですよ、試合中。マジで涙が出て来て、痛くて…ということは本当に弱点かもしれないって気づかされました。朝陽以外の皆さん、尻、攻めないでください。ちょっと遠慮してください。本当に涙が出て…28歳でガチ泣きしているのが恥ずかしくなっちゃって途中から。尻を死守したいと思います。」と語った。

第3試合


リボンタッグを賭けて対戦したつくしとハロチータがタイトル戦後、今度はタッグを結成。ハロチータにとっては、これが帰国前のラストマッチ。一方のつくしはメキシコ遠征を前にした、そのプロローグともいえる一戦となった。2人での合体攻撃は見られなかったものの、予想以上のチームワークの良さを発揮し、パワー全開で挑んでくるハム子、トトロにスピードとタッチワークで応戦。途中、トトロの腕につくしが噛みつき、そのつくしの腕にハム子が噛みつくと、最後に出て来たハロチータがハム子の腹に噛みつくなど、すっかりアイスリボンの空気にもなじんでいたハロチータ。最後はつくしがトトロにランニングエルボー、ハロチータが蒼魔刀を叩き込むと、フィニッシュはコーナーに追い込んでの後頭部へのダブルニーアタック。ハロチータが有終の美を飾った。
試合後、トトロは「ハロチータさんとは前に組んで試合をさせていただいたことがあるんですけど、当たるのは初めてでした。ハロチータさんはあさってメキシコに帰ってしまうので、組むことも当たることもできてすごく嬉しかったです。ただ、次当たる時は私が勝ちます!」と語り、ハム子は「まさかハロチータのラスト道場マッチで試合ができるとは思わなかったです。今日はハロチータに星ハム子というものを教え込もうと思いました。今日は楽しかったです!」と語った。 そしてつくしは「メキシコ遠征が決まりまして、4日出発なんですけど、こんなに早く決まるとは思っていなくて、スペイン語を覚える前に決まってしまったという。でもハロチータとはすごい仲良くなって、もうおねえちゃんみたいな存在になったので、メキシコで頑張ってきたいと思います。(藤本に)今までありがとうとか言わないでくださいね。引退するみたいなんで。私は引退しないでメキシコで頑張ってきます。」と語った。

第4試合


2月24日後楽園大会でICE×∞王座戦を行う雪妃とあかねの前哨戦が早くも実現した。試合はあかねvsうのでスタート。この日の前説を世羅と共に務めたあかねはうのの朱里軍団入りに対して「グランドもやらないで、なんでそこに入るんだ。」と批判的に語ったが、その言葉通りにあかねはうのにレスリング勝負を仕掛けていく。これにうのも応戦。レスリング勝負からグランドでの攻防と、あかねに挑発される形ではあったが、うのがグランドでしっかりとあかねから関節技を決めてみせた。一方、あかねのパートナーの藤本はオープニングでの豆まきが納得いかないようで、あかねにうのをキャメルクラッチに取らせると、うのに鬼の面をつけさせて、動きの取れないうのに豆をぶつけて憂さ晴らししていた。ちなみに雪妃とあかねの直接対決はわずか1回。あかねがカウンターのタックルで雪妃を3度ぶっ倒し、エルボーを落とすが、これをよけた雪妃が蹴りの連打をあかねに見舞う。さらにビックブーツを狙った雪妃だが、今度はあかねがこれをかわすとスイング式ダブルチョップで倒し、藤本に交代。今回はお互い、手の内をあまり見せずに終えた。そして最後は再びうのが捕まった。うのの腕十字を切り返したあかねがテキサスクローバーホールドを決める。カットに入った雪妃をタックルで吹っ飛ばしたあかねは再びうのを捉えると、パワースラム、変形バックフリップとつなぎ、みかんでポンでフィニッシュ。この日はあかねの気合の入ったファイトが試合を支配していた感が強い。

試合後、うのは「あかねさんは自分に厳しいというか、たぶん見ていてイライラするんだろうなっていうのはわかりますね。なんか自分はもじもじしたりしている性格なんで、そういうのがイライラするんだろうなって思います。これからはあかねさんが見ても、あ、こいつ、変わったなって思われるぐらいに成長していきたいなって思いました。」と語り、雪妃は「今日は前哨戦だったんですけど、節分とツインテールにだいぶ引っ張られてしまって、意識がちょっと…ダメですね、こんなことでは。たぶん残る前哨戦は一つだと思うので、そこを落とさずに2月24日に向けて照準をきっちりと定めて、次の道場マッチはバレンタイン…でもバレンタインに引っ張られることもなく、勝負のことだけを考えて、次の道場マッチいきたいと思います。なので、私のチョコレートは期待しないでください。」と語った。 藤本は「来週の道場マッチは山下りなとラム会長がゲスト参戦します。前哨戦ということですね。つくしはもうメキシコに行ってしまうから、寂しいけど、アイスリボンのことは忘れないでね。私は1人でもこのベルト守るから。8日は私はラム会長と山下の対角に(来るように)試合を組もうと思います。つくし、今までありがとう!」と語った。
そしてあかねは「(うのに)違うんですよ。別にイライラしているとかじゃなくて、関節やったじゃないですか。なんでできることをやらないのって話ですよ。できることがあるのはすごいことだと思う。わしはできることがないから、あるのに隠しているのがむかつくだけで…イライラしていたんですけど…あ、やっぱりイライラしとるね。今年の目標はイライラしない。だからないからこそ、イライラするっていうのはわかってほしい。わしはできることが少ないし、元々運動神経もないし、運動していたわけでもないし、吹奏楽部だったので。吹奏楽部、ドラマー、プロレスラーっていう、本当になんなら私、中学校のときに体育にほぼ参加してなくて、通信簿は体育、いつも1だったんですよ。だから、今こうやってやっていることが不思議ですけど、そして自分はできないことが多すぎるし、センスがないと思っていますが、もう嫌なんです、後悔するのは。だから思い出作りとかそんなもんじゃないんで、挑戦するのは。本当はもっと緊張した空気の中でやらなきゃいけない前哨戦だと思うんですけど、ユキと戦うのは楽しいので、その楽しい延長で、必ずベルトを獲って、体育が1だったヤツでもチャンピオンになれるんだっていうことを見せたいと思います。」と語った。

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