女子プロレス大賞受賞の岩谷麻優が赤いベルトを防衛もリング上でトロフィーを破壊!「意気消沈です。四字熟語で言ったら心底残念です」

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 24日、東京都・後楽園ホールにてスターダム『STARDOM YEAREND CLIMAX 2019』が行われ、岩谷麻優が花月を制して赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)の初防衛に成功した。

 スターダムには“赤いベルト”ことワールド・オブ・スターダム王座、“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム王座の二大シングル王座が存在し、この赤いベルトは「団体内外、国内外を問わず争う女子プロレスの最高峰を目指すタイトル」と位置づけられているベルト。
 今大会は株式会社ブシロードファイトによる新体制となってから初のシングル王座戦が行われる大会であり、新生スターダムの行く先を占うものとして注目を集めていた。

 岩谷は2011年にスターダム一期生としてデビューしてから今日までスターダム所属で活躍し続けている唯一の選手であり、数々の王座戴冠やトーナメント・リーグ優勝などの実績も残している名実ともに“スターダムのアイコン”たる選手。今月4日には新体制始動を前に一期生不退転の決意を胸に絶対王者として君臨しつつあったビー・プレストリーを撃破して赤いベルトを奪還し、「最大のライバル」と呼ぶ花月を初防衛戦の相手に指名。
 花月は里村明衣子に師事して2008年にセンダイガールズプロレスリングでデビューし、後にフリーとなってからスターダムに定期参戦。2017年には木村響子の引退によって大江戸隊の新リーダーとなりスターダムに正式入団。昨年6月に赤いベルトを獲得した際には約10ヶ月で計8回の防衛を重ねる実績を残しているだけではなく、裏ではその確かな技量を以て若手選手の指導にあたりスターダムの選手力底上げに大きく貢献してきた選手だ。

 試合が始まると序盤は岩谷が華麗なアームドラッグで花月を翻弄していくが、場外に逃れた花月へトペ・スイシーダを狙ったところで花月が下から毒霧を噴射して岩谷を怯ませると逆にトペ・スイシーダで突撃。これで一気に流れを掴んだ花月は場外戦で岩谷を痛めつけ、北側客席の壁の“へり”によじ登ってからのダイビングフットスタンプと場外でも魅せる。
 さらに花月はビクトル投げからの関節技、ミドルキックなどで岩谷の古傷である肩を攻め立てていき、コーナー上から大江戸コースターを狙っていくが、岩谷は雪崩式フランケンシュタイナーで切り返し、ムーンサルトプレスを投下。2発目を狙った岩谷を花月が雪崩式えびす落としで叩きつけ大江戸コースターを決めるなど両者最上級技のぶつかり合いに。
 岩谷が二段階ドラゴンスープレックスホールドを狙うと、花月はグリーンミストを噴射して立て続けにえびす落としからコーナーに上って大江戸コースター、さらにデスバレーボムと畳み掛けるが、岩谷は二段階ドラゴンスープレックスホールド、ツームストンパイルドライバー、ムーンサルトプレスとラッシュをかけ、死闘に終止符を打った。
 
 勝利した岩谷にはスターダムのスペシャルサポーターである相羽あいなさんからチャンピオンベルトと勝利者トロフィーが授与されるが、満身創痍の岩谷がトロフィーに体重を預けるとトロフィーがまっぷたつに折れてしまう。
 その後、岩谷と花月は握手を交わし、花月が岩谷を固く抱きしめる中で渡辺桃がリングに上がり「女子プロレス大賞とった岩谷麻優さんなら受けてくれますよね?」と岩谷を挑発しながら挑戦を表明。これに対して岩谷は「桃はなにで麻優に勝てるんだろうね?この赤いベルトのチャンピオン、岩谷麻優を倒す覚悟とそれなりの技を持ってかかってきてください。いつでも、後楽園でも、大阪でも、名古屋でも!」と桃の挑戦を真っ向から受けて立つ覚悟を見せた。

 満身創痍の状態でバックステージに現れた岩谷は朦朧としながら「ホントにつらかった」という旨の言葉を繰り返していたが、自らの顔が2種類の毒霧で真っ黒になっていることに気づくと我に返り、桃の挑戦表明について「渡辺桃と自分ってシングル決まってもどっちかが体調不良だったりとかで、2回ほどシングルが流れてて、そのあとシンデレラか5☆STARかでシングルで戦ってはいるんですけど、こう、自分のほうが先輩なのに勝てないことが多くて、ドローになっちゃったりすることもあったので、来月は30分1本勝負。時間はたっぷりあるので、ちゃんとここで決着付けたいと思います」と抱負を語った。
 しかし、上手くコメントが出来なかったことで自己嫌悪状態に陥った岩谷は「ちょっとごめんなさい、ホント言葉が出てこなくて。もう、意気消沈です。……使い方合ってます?『心底残念』的なやつ。四字熟語で言ったら。心底残念です」と岩谷節を炸裂させて去っていった。

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