【試合詳細】12・21 新日本プロレス後楽園ホール大会 獣神サンダー・ライガー&棚橋弘至&飯伏幸太vsロッキー・ロメロ&YOSHI-HASHI&オカダ・カズチカ 鷹木信悟&内藤哲也&チェーズ・オーエンズ&ジェイ・ホワイト 石井智宏&ウィル・オスプレイvsEVIL&高橋ヒロム

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『有馬記念 presents Road to TOKYO DOME』
日程:2019年12月21日(土)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1772人(札止め)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
●上村優也/タイガーマスク/真壁刀義
10分14秒 どどん→エビ固め
辻陽太/○田口隆祐/本間朋晃

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]○ロビー・イーグルス/SHO/YOH
9分47秒 反則
[BULLET CLUB]外道/エル・ファンタズモ/●石森太二

▼シングルマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○BUSHI
5分11秒 ブシロール
[鈴木軍]●タイチ/ザック・セイバーJr.

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
●トーア・ヘナーレ/デビッド・フィンレー/ジュース・ロビンソン/後藤洋央紀
8分27秒 go 2 sleep→片エビ固め
[BULLET CLUB]バッドラック・ファレ/タンガ・ロア/タマ・トンガ/KENTA

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS]○石井智宏/ウィル・オスプレイ
13分24秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
[L.I.J]●“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋ヒロム

▼タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]○鷹木信悟/内藤哲也
16分12秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め
[BULLET CLUB]●チェーズ・オーエンズ/ジェイ・ホワイト

▼獣神サンダー・ライガー ファイナル後楽園ホールIII 60分1本勝負
ロッキー・ロメロ/YOSHI-HASHI/○オカダ・カズチカ
14分52秒 レインメーカー→片エビ固め
●獣神サンダー・ライガー/棚橋弘至/飯伏幸太

ライガーが後楽園ラストマッチでオカダにレインメーカー式掌底を炸裂!勝利したオカダは飯伏、内藤、ジェイへ「最強はIWGPヘビー級チャンピオンだ!」と堂々マイク!

第1試合


 第1試合前、高橋裕二郎が左肘負傷のため欠場、SANADAが顔面の負傷のため欠場のアナウンスがあり、第2試合はロビー・イーグルス&SHO&YOHvs外道&エル・ファンタズモ&石森太二の6人タッグマッチ、第3試合はBUSHIvsザック・セイバーJr.のシングルマッチに変更されることとなった。

 ゴング前から辻が真壁に突っかかっていくが、田口と本間がなだめて田口とタイガーでゴング。
 田口はタイガーステップからソバットの空振りを見せ、ヒップアタックを見舞うがタイガーに回避され、アームドラッグの応酬から空中での尻の衝突と互角の攻防を見せる。
 真壁と辻の対面となり、辻がタックルからエルボー連打も真壁は倒れずに耐え、エルボー一発で怯ませるが、辻はメゲずにタックルでなぎ倒す。真壁はこれでスイッチが入りタックルからボディスラム、チョップと痛めつけてタイガーにタッチ。
 タイガーはローキック連打からニードロップ。辻がエルボーで粘るも張り手で吹き飛ばして腕固め。辻がブレイクすると「立てオラ!」と活を入れる。辻のエルボーを張り手で制し、上村にタッチ。
 上村が出てくるも辻は真壁に向かっていき、上村は背後からエルボーを見舞ってスリーパー。辻がブレイクすると両者エルボーで打ち合っていき、上村がかち上げエルボーでこれを制するも、辻は追撃を狙う上村をショルダースルーで放り捨てると両者タッチ。
 本間と真壁となると、真壁がショルダータックルで吹き飛ばし、テンカウントパンチからノーザンライトスープレックスを狙うが、振り払った本間がエルボー連打。逆水平チョップに切り替えて打ち勝った本間は真壁のショルダータックルをカウンターして小こけしを放つがこれは真壁が回避。しかしすかさず2発目を放つと真壁は上村にタッチ
 上村はヒップトスからエルボー連打。さらに走るが本間がロケットこけしで迎え撃ち、田口にタッチ。
 田口は往復ヒップアタックを放っていくが、上村が回避してショルダータックル、エルボードロップ、ドロップキックと見舞っていく。ここでタイガーと真壁が入ってきてトレイン攻撃を見舞い、上村がさらにドロップキック。これは本間と辻がカット。二人が排除に向い、リングに残された上村はエルボーを放っていくが、田口はヒップアタックでのカウンターから延髄斬り。さらにどどんを狙うが上村は回転エビ固めで切り返し、かんぬきスープレックスを狙う素振りから逆片エビ固め。ここに本間が入ってきて逆水平チョップを連打していくが、本間を真壁が排除。田口は半身を起こして下から足を取ってオーマイ&ガーアンクルに持ち込み、逃げようとする上村をクラッチしてどどんで叩きつけ、田口が勝利を飾った。

第2試合


 暗闇の中のコーナー上でファンタズモがポーズを決めているとSHOがファンタズモを場外に叩き落とし、慌てて会場の照明が点灯する中でゴング。
 南側客席までなだれ込む場外戦からYOHがリングの上で待ち受け、外道が場外カウント19ギリギリでリングに戻って試合を維持するが、すぐに場外に叩き落として3人がそれぞれの方角へトペ・スイシーダ。BULLET CLUB勢はやる気を失って退場していくが、CHAOS勢が無理矢理リングへ引き戻していくが、場外戦で有利を取ったBULLET CLUBがYOHを袋叩きにしてようやくリング上で試合が始まる。
 3人で軽快にタッチを回しながらYOHを痛めつけ、ファンタズモがYOHを押さえる中で外道、石森がYOHの背中へひっかき攻撃。さらにファンタズモと石森が2人でYOHに向かっていくとYOHがダブルのコンプリートショットで迎え撃ち、SHOにタッチ。
 SHOは3人にエルボーを見舞っていくと、石森に串刺しラリアットから左右のミドルキック、トラースキック。さらにカットに来たファンタズモをロコモーション式ジャーマンで叩きつけていくと、SHOは石森とファンタズモを2人まとめてジャーマンで投げようとするが、外道がこれをカット。するとCHAOS勢が外道にトレイン攻撃を放ち、カットに来たファンタズモを3Kがダブルのジャンピングニーで迎え撃ち、ロビーがコンビネーションキック。さらに石森へ3人でトラースキックを見舞い、3Kが合体ネックブリーカー。さらにロビーが変形足4の字で痛めつけるが、ファンタズモがレフリーの足を引いて場外に引き落とすとベルトを持ち出してロビーを殴打。これで販促を告げるゴングが鳴って試合が終了するも、3Kが石森&ロビーをそれぞれラリアットでなぎ倒し、SHOがファンタズモを押さえる中でYOHがベルトを手に取るが、殴打すること無く投げ捨て3Kでファンタズモを叩きつけると、コーナーに置かれていたジュニアタッグリーグの優勝トロフィーとジュニアタッグのベルトを掲げてみせた。

第3試合


 タッグマッチの予定がSANADAの欠場で急遽ザックとBUSHIの変更になったこの試合、出場予定だったタイチの姿は見えず、正体が謎に包まれたブラックマスクドホースがザックのセコンドに付く。
 ゴングが鳴るとBUSHIはザックを場外に蹴り出してトペ・スイシーダを狙うが、ブラックマスクドホースが足を引いてBUSHIを場外に引きずり出すと場外戦へ。BUSHIはリングに戻ってザックへフランケンシュタイナーを狙うが、こらえたザックが足を取ってアンクルロック。BUSHIがこれをブレイクするとザックはエルボー、ローキックを打ち込んでいき、BUSHIの二段階式延髄斬りを交わして足をキャッチし逆片エビ固め。BUSHIがなんとかブレイクすると、突っ込んでくるザックを交わしたBUSHIがコーナーに上るが、ブラックマスクドホースがBUSHIの足を取って妨害。その隙にザックが突っ込んでエルボーを放っていくが、これをかわしたBUSHIがミサイルキックからブレイクダンスでポーズを決める。
BUSHIは場外のブラックマスクドホースをトペ・スイシーダで蹴散らし、追撃してきたザックへはロープを使った奈落式チンクラッシャー。BUSHIはライトニングスパイラルを狙うが、振り払ったザックがスリーパーで捕らえ、さらにネックロックからザックドライバーの構え。これをBUSHIが着地してバックスライドからのBUSHIロールで固めるとこれで3カウント。
 試合後、ブラックマスクドホースが乱入してレフリーに暴行を働き、これを止めに来たセコンドの辻をザックが腕固めで痛めつける暴挙を働き、荒々しく退場していった。

第4試合


 フィンレーとジュースはサンタ帽子を被って入場し、観客席へ放り投げてプレゼント。
 BULLET CLUBの面々が入序数るとジュースら4人がナックルで奇襲してコーナーに追い込み、「せーの!」というジュースの掛け声に合わせてローテーションしながら串刺しラリアットを放っていくが、3発目をBULLET CLUBがかわして場外に放り出す。すぐにリングに戻った後藤とヘナーレがファレを二人がかりのタックルでなぎ倒すが、タマ&ロアが2人でこれを蹴散らしていく。ここにジュース&フィンレーが入ってきてロアへダブルのフェイスクラッシャーを叩き込み、ジュースがナックルを叩き込んでいくが、ロアがスパインバスターでコーナーに叩きつけタマが串刺しエルボーで追撃。
 タマ&ロアがジュースの顔面を二人がかりで踏みつけ、さらに場外で痛めつけてからロアがリング上でボディスラム。タッチを受けたタマがスワンダイブ式ローリングセントーンを見舞い、代わるロアも同じ攻撃を見舞う。タマ&ロアは2人で合体フェシウバスターを狙うが、ここでフィンレーが救出に入り、ジュースがロアへトラースキックを見舞って両者タッチ。
 KENTAと後藤の対面となると、後藤がタックルでKENTAを吹き飛ばしそのままコーナーにもつれ込みながらエルボー合戦へ。これを後藤が鋭いエルボーで制してバックドロップ。さらに牛殺しを狙うが、KENTAが顔面かきむしりで脱出し、ファレが場外から五島の足を引く。KENTAは後藤へグリーンキラーを見舞い、コーナーに押し込んでローキックを連打。さらに対角線で助走をつけての串刺しドロップキックからコーナーに上ってダイビングフットスタンプを放つが、これをかわした後藤が担ぎ上げて牛殺し。ヘナーレにタッチ。
 ヘナーレはソバットから串刺しラリアットを連打し、ランニングバックフリップ。さらにラリアットを狙うがKENTAはブートでこれを止め、ローリングラリアット。ここに後藤が突っ込んでくるが、KENTAはブサイクへの膝蹴りで撃退し、go 2 sleepでヘナーレを沈めた。

第5試合


 ヒロムとオスプレイでゴングが鳴ると、両者激しいロープワーク合戦を展開し、リープフロッグなどで技をかわし合い、オスプレイがヒロムを場外に放り捨てて場外飛びのフェイント。その間にリングに戻ったヒロムがオスプレイに飛びかかるとオスプレイもハンドスプリングエルボーに向かい、ヒロムがこれをキャッチしてジャーマンを狙うがオスプレイも着地。両者タッチへ。
 EVILと石井の対面となると、両者ショルダータックルでぶつかり合い互角の攻防を展開。石井が張り手を見舞うとEVILはエルボー連打でコーナーに追い込んでいくが、石井はこれをすべて受けきった上ですっくと立ち上がり、EVILをコーナーに押し込んで喉への手刀を連打。EVILもビンタを連打していくと石井が倒れ込み、EVILはさらに引き起こしてビンタ。EVILは石井を場外に蹴り出すと鉄柵攻撃など暴れまわる。
 EVILは石井をリングに戻すと石井にチョップを打たせていき、受けきったEVILがダブルチョップでなぎ倒してヒロムにタッチ。
 ヒロムは石井にストンピング、逆水平チョップを打ち込んでいくが、石井はヒロムをじろりと睨みつけ走るヒロムにカウンターのパワースラム。オスプレイにタッチ。
 オスプレイはヒロムのラリアットをかわしてフライングフォアアーム、さらにスワンダイブ式の口撃を狙うが、ヒロムが耐えてトップロープ越しに飛び付き奈落式パワーボムを狙うが、オスプレイはこれを耐えて着地し、鉄柵を足場にダイビングエルボーバッド。オスプレイはヒロムをリングに戻すとストームブレイカーを狙うが、着地したヒロムもデスバレーボムを狙う。オスプレイが着地すると走ってラリアットを叩き込み、さらに串刺しラリアットを見舞うも、オスプレイはこれをかわしてハンドスプリングエルボー、ハイキック、さらに飛びついてフランケンシュタイナーを狙うが、ヒロムが空中でキャッチしてハイアングルパワーボム。両者タッチへ。
 EVILと石井となると再び激しいショルダータックル合戦からエルボーの打ち合いへ。石井の強烈な一撃で膝から崩れ落ちるEVILを石井がブレーンバスターで叩きつけるが、EVILはすっくと立ち上がってジャーマンスープレックス。先に起き上がったEVILが石井に串刺しラリアットからフィッシャーマンズバスター、さらにダークネスフォールズを狙うが、ここにオスプレイが延髄斬りでカットに入り、石井がバックドロップ、さらに石井のパワーボムにオスプレイがスワンダイブ式エルボードロップを合わせる連携技を見せ、石井がラリアットで決めにかかるが、EVILがこれを回避するとヒロムが入ってきてトラースキック。EVILはダークネスフォールズで叩きつけ、ヒロムとオスプレイがチョップで打ち合いヒロムがオスプレイをコーナーに突き刺す横で満を持してのラリアットを放つが、石井はこれをヘッドバッドで迎撃してラリアット。EVILはこれを耐えてラリアットで石井を吹き飛ばすがこれでも試合は決まらず。ならばとEVILはEVILを狙うが、ここにオスプレイが飛び込んできてサマーソルトキック、トラースキックと見舞って石井がラリアット。ヒロムがギリギリでカットに間に合うが、オスプレイが場外に放り出してサスケスペシャルで追撃。石井はスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、EVILから3カウントを奪った。

第6試合


 ジェイが内藤の眼前でベルトを見せつけて挑発すると内藤が殴りかかって場外戦となる中でゴング。
 内藤はジェイをリングに戻すと髪を掴んで引きずり回し、コーナーで串刺し口撃を狙っていくがBULLET CLUBの面々が総出で内藤を場外に叩き出して再び場外戦へ。ジェイがリング上で場外飛びのフリから寝転ぶポーズを真似て挑発すると、内藤を鉄柵に叩きつけてからリングに戻して目を見開くポーズで挑発。チェーズにタッチ。
 チェーズはレフリーの目を盗んでチョーク攻撃からサイドバックブリーカー、亭ロックと痛めつけ、内藤を羽交い締めに。ジェイは「笑えよ、内藤!」と眼前で怒鳴りつけ、2人してコーナーでストンピングを連打し、ジェイが内藤に唾を吐く。
 チェーズは内藤にボディスラムからフィストドロップを見舞うが内藤は足を立てて迎撃し低空ドロップキックで一矢報いて鷹木にタッチ。
 鷹木はチェーズをコーナーに押し込んでナックルとチョップを連打。さらにカットに来たジェイもコーナーに押し込んで往復串刺しラリアット、さらに2人まとめてラリアットでなぎ倒してチェーズにブレーンバスター。さらに串刺しラリアットを放つが、チェーズはこれをかわしてコーナーに自爆させるとニーバッドを放ち、ファイナルカット。さらにパッケージドライバーを狙うが、鷹木はショルダースルーからスライディングラリアットを放つが、チェーズはこれを回避してスライディングニー。両者タッチ。
 内藤とジェイはエルボーの打ち合いから内藤がフランケンシュタイナーでこれを制し、内藤が振り子式ドロップキックから拳を天に突き上げる。さらに内藤はスイングネックブリーカーを狙っていくが、ジェイが振り払ってエプロンに逃げる。内藤がこれを負っていくとジェイはロープを使ったチンクラッシャーからDDT。さらに串刺しエルボーからブレードバスター、さらにスリーパースープレックスを狙うが、内藤が暴れると裏投げ狙いへ。さらに内藤が暴れるとストンピングに切り替えて痛めつけていくが、内藤は起き上がりこぼし式バックエルボーを連打してジェイをダウンに追い込むが、追撃を狙ったところでジェイが組み付いて高速バックドロップ。チェーズにタッチ。
 チェーズは内藤をラリアットでなぎ倒してから担ぎ上げるが、内藤は着地してスイングネックブリーカーで切り返して鷹木にタッチ。
 鷹木は串刺しラリアットからチェーズにエルボーを誘い、チェーズが顔面をペチペチ叩きながら「カモンカモン」と挑発すると鷹木は怒涛の連打からラリアット。しかしチェーズも意地を見せてエルボーからジャンピングニーを叩き込むが、鷹木は倒れ際にラリアットを見舞う。そして鷹木はMADE IN JAPANを狙うが、ここにジェイが救出に来る。内藤がジェイをスイングDDTで排除し、チェーズにマンハッタンドロップからの浴びせ蹴り。鷹木はさらにラリアットからラスト・オブ・ザ・ドラゴンで叩きつけ、3カウントを奪った。
 

第7試合


 ライガーの正真正銘最後の後楽園ホールラストマッチ。
 東京ドームで雌雄を決する飯伏とオカダの対面でゴングが鳴ると、互いに立ち上がったまま互いへのコールに耳を傾け、飯伏が先にエルボーで仕掛けるとオカダは「テメェ来いコノヤロウ!」と雄叫び。飯伏はみぞおちにミドルキックを突き刺し、オカダのドロップキックをスカすもオカダはレインメーカー狙い。飯伏はあわててこれを振り払って距離を取り両者タッチ。
 ライガーとロッキーの対面になるとライガーへ割れんばかりの大声援が飛び、ロッキーがうやうやしく握手を求める。ライガーもこれに応じ、クリーンな雰囲気でショルダータックル合戦へ。ライガーがこれを制すると張り手合戦となり、今度はロッキーが制する。ライガーが場外に出るとロッキーはスライディングキックを放つが、ライガーがこれを回避してリングに戻ってスライディングキック。さらにリング上でロッキーにロメロ・スペシャルを決めてみせ、カベルナリアへ。これを解放して両者タッチ。
 棚橋とYOSHI-HASHIの対面となると、両者雄叫びを上げながらエルボーを打ち合っていき、棚橋が太陽ブロー連打から突っ込んでいくが、オカダがサポートに入り棚橋をロープに吊り下げてのドロップキック。これで全員場外に出る乱戦へ。
 YOSHI-HASHIは棚橋をリングに戻すとオカダにタッチ。
 オカダはボディスラムからトップロープ越しにローリングセントーン。ロッキーにタッチ。
 ロッキーは棚橋をコーナーに追い込んで往復串刺しラリアットからジャンピングニー。YOSHI-HASHIにタッチ。
 YOSHI-HASHIは棚橋に逆水平を連打していき、トラースキックを見舞うが棚橋がキャッチしてドラゴンスクリュー。飯伏にタッチ。
 飯伏はYOSHI-HASHIへレッグラリアートからコンビネーション打撃、その場飛びのカンクーントルネード。さらにジャーマンスープレックスを狙うが、YOSHI-HASHIが振り払ってカウンターの低空ドロップキックを見舞うとオカダにタッチ。
 オカダは飯伏へランニングバックエルボーから「後楽園!」と雄叫び。飯伏もエルボー連打からロープに飛ぶが、オカダはフラップジャックで迎え撃ち、ツームストンパイルドライバーを狙うが、飯伏はこれを振り払ってパワースラムからコーナーに飛び乗ってムーンサルトプレス。さらに飯伏はハイキックを叩き込んでからカミゴェを狙うが、オカダはアームドラッグで切り返す。しかし飯伏も即座にドロップキックを見舞うとライガーにタッチ。
 ライガーはYOSHI-HASHIを掌底、ロッキーに風車式バックブリーカー、オカダに掌底から雪崩式ブレーンバスター。さらにオカダへライガーボムを狙うが、オカダが担ぎ上げる。ライガーはエビ固めでこれを切り返し、ライガーにドロップキック。そしてオカダはライガーにレインメーカーを放つが、ライガーはこれを回避してレインメーカー式掌底からライガーボム。ライガーはオカダへ垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、振り払ったオカダにライガーが再びレインメーカー式掌底。さらに垂直落下式ブレーンバスターを狙うが、テタオカダがツームストンパイルドライバーからレインメーカーを叩き込み、3カウントを奪った。
 
 試合後にはオカダと飯伏が向かい合い、オカダがIWGPヘビー級のベルトを、飯伏が権利証のアタッシェケースを掲げて睨み合い、オカダがコーナーに上って観客にアピールすると、そこへジェイが乱入。オカダが応戦すると、さらにここへ内藤が乱入して大混戦に。ジェイがブレードランナーをねらったところをオカダがレインメーカーを狙い、ジェイがこれをかわすとドロップキックを叩き込んでジェイを撃退。

オカダ「おいジェイ何が2冠だこのやろう!おい飯伏!何が伝説創るだこのやろう!おい内藤!何が史上初の偉業だこのやろう!最強は!このIWGPヘビー級チャンピオンだ!おいお前ら2人、1・5でもしっかりやってやるし、おい飯伏!1・4、覚悟しとけよこのやろう!……3つ言わせてください!1つ!新日本プロレスに入れてくれたライガーさんと最後に試合ができて本当に良かったです!ありがとうございました!2つ!2019年、1年間たくさんのご声援本当にありがとうございました!3つ!……特にありません!というわけで、次は来年1月4日、1月5日、超満員の東京ドームでお会いしましょう!本当に2019年、ありがとうございました!」

<試合後コメント>

獣神サンダー・ライガー
「負けた!飯伏と棚橋に悪いことしたな。ああチキショウ。みんなで盛り上げてくれてんのに、俺が足引っ張る結果になって。レインメーカーは、確かに効いたけど、隙間ができるから返し技行けるんだよね。それ狙ってたんだ。だけどカズチカ強かったな。これが引退する人間と、現役チャンピオンの差だよ。それだけだ。それだけだ」

飯伏幸太
「2019年の最後にいい結果を残したかったです。あとはライガーさん、まだまだですけど、まだまだあるんですけど、後楽園ホールで最後ということでありがとうございました。2020年は絶対、1・4、自分が勝つんで。そこは変わらないんで。2020年は本当にいい出だしにしますよ。次やりますよ。なんでもやりますから。なんでも。なんでもやりますから」

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