ウルティモ・ドラゴンが吉野正人の想いに応えDRAGON GATEに合流?!反発するREDには「闘龍門の歴史を教えてやる」と一喝!

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 11日、東京都・後楽園ホールにてDRAGON GATE『STORM GATE 2019』が行われ、ウルティモ・ドラゴンが吉野正人の想いに応えDRAGON GATEに本格参戦することとなった。

 7月の神戸ワールド記念ホール大会にて、闘龍門設立者であるウルティモ・ドラゴンがDRAGON GATEのリングに降臨したが、試合後に吉野正人の呼びかけに応える形で継続参戦が決定。ビッグマッチだけではなく地方大会にも参戦するなど精力的にその勇姿を見せていた。
 そして、先月の大田区総合体育館では試合後に吉野がウルティモに「校長が戻ってくる場所はここしかないでしょう」とDRAGON GATE所属を要請。これに対してウルティモは「正直言って急にそんな事言われても答えようないだろう。次回、後楽園ホール、そこに俺の答えを持っていけばいいな」と答えを保留していた。

 そして迎えた運命の後楽園ホール大会、メインイベントで『団体設立20周年記念特別試合 Vol.10』としてウルティモ・ドラゴン&ドラゴン・キッド&ダークネス・ドラゴンvs吉野正人&土井成樹&YAMATOという6人タッグマッチが行われ、ウルティモと吉野が対角線に分かれる6人タッグマッチが実施。
 試合は序盤からキッドとダークネス・ドラゴンが華麗なエアリアルムーブで試合を引っ張るも、吉野&土井もスピーディなコンビネーションで対抗。YAMATOとウルティモがバチバチと打ち合うシーンも見られ、ウルティモはドラゴンスクリューからの回転足4の字固め、キッドのアシストからラ・マヒストラルで試合を決めようとしたそのとき、Eita率いるREDのメンバーが大挙してリングに乱入するとウルティモを袋叩きにして試合はノーコンテストとなり、ウルティモ校長を慕う斎藤了、スペルシーサー、ダークネス・ドラゴン(K-ness.)が飛び込んできてウルティモを救出。

 大ブーイングの中でマイクを取ったEitaはかねてから狙っていた標的がウルティモであることを発表し「なにが闘龍門だ!なにがウルティモ・ドラゴンだ!俺らはそんなもん知らねーんだよ。お前らも知らねえよなあ?」とウルティモを侮辱。これにブチ切れた斎藤が「だったら俺らが闘龍門を教えてやる!校長をターゲットにするなんて頭が高いんじゃコラ!」と応戦。
 するとウルティモがマイクを取ると「メインイベントに試合中乱入っていうのは良くないんじゃないか。せめて試合後に乱入しろよ」と正論で諭すと吉野を呼び込み大田区大会での吉野のオファーについて「俺からの答えよりも、お客さんから『戻っていい』という回答をくれたら俺はいつでも戻ってくるよ」と答えを出すと会場は割れんばかりの大歓声とともに拍手を贈る。そしてウルティモは「なあ吉野。一つだけ俺にチャンスをくれ。コイツらに闘龍門の歴史、教えてやるよ。もしわからなかったら力づくで分からせてやる」とREDに宣戦布告。
 ここで八木隆行がリングに上がり、来月の後楽園ホール大会でのウルティモ・ドラゴン&K-ness.&斎藤了&スペル・シーサーvsEita&ビッグR清水&ディアマンテ&神田裕之の8人タッグマッチが決定。Eitaは「もうお前が戻ってこられる場所はこのリングにはねえ。覚悟しとけ」と吐き捨ててREDの面々とともに会場を後に。

 続けて斎藤が「校長!正式にこのDRAGON GATEのリングに戻ってきてくれるんですか?!」とウルティモに問いかけると、「本当に自分みたいなおっさんが戻ってきていいんですかね?被り物してるから分かんないけどもう結構な歳ですよ(笑)」と笑いを誘いつつ、真剣な表情で吉野に向き直ると「俺で良かったら、俺からもお願いします」と吉野と握手を交わすと、吉野は感極まって号泣。
 吉野は「校長、本当に4月に校長の名前を出したときからこの日が来るなんて本当に思わなかったです。校長、本当にありがとうございます!校長の今年の12月の誕生日はみんなで校長の好きなワイン飲んでお祝いしましょう!」と叫ぶと会場は大歓声でこれを祝福した。

 この日のリング上では“所属”という単語は出なかったものの、ウルティモはREDとの抗争に突入しDRAGON GATEに本格参戦していくこととなった。

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