【試合詳細】8・25 HEAT-UPカルッツかわさき大会 【HEAT-UPユニバーサル王座&PWL WORLD】TAMURAvsMAD DOG MAXX 【ユニバーサルタッグ】大谷譲二&兼平大介vs吉田綾斗&花見達也 田中将人vs井土徹也

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『熱クナレ、カワサキ』
日時:2019年8月25日(日)
開始:18:00
会場:神奈川・カルッツかわさき
観衆:491名

▼第1試合 真夏のカルッツオープニングファイト~平成白虎隊対スモーキークリミナル~30分1本勝負
【SMOKEY CRIMINAL】○新井健一郎(DRAGON GATE)/ヒデ久保田(ZERO1)/定アキラ(フリー)
6分1秒 DDT→片エビ固め
【平成白虎隊】藤田峰雄(藤田峰雄王国)/●伊東優作(DEP)/阿部史典(BASARA)

▼第2試合 女子プロレス提供試合~ディアナ対我闘雲舞~30分1本勝負
○Sareee(ディアナ)/梅咲遥(ディアナ)
9分42秒 フィッシャーマン・スープレックス・ホールド
●水森由菜(我闘雲舞)/駿河メイ(我闘雲舞)

▼第3試合 スペシャルミックスドマッチ~川崎ドリームチーム対IWA JAPANの絆~30分1本勝負
松田慶三(IWA熱波軍)/○YUJI KITO(IWA熱波軍)/さくらえみ(我闘雲舞)
11分58秒 クロスボンバー→エビ固め
藤原喜明(藤原組)/井上京子(ディアナ)/●プリンスカワサキ

▼第4試合 飛龍川崎伝説~WORLD HEAT-UP WAR~30分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/○Red Eagle(CTW)/JayKnox(英国)
9分35秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
渡辺宏志/●飯塚優/佐山駿介(フリー)

▼第5試合 特別試合~井土徹也10代最大の試練~60分1本勝負
○田中将斗(ZERO1)
10分33秒 スライディングD→片エビ固め
●井土徹也

▼第6試合 HEAT-UPユニバーサルタッグ選手権試合60分1本勝負
【王者組/ヤマネコ宅急便】兼平大介/○大谷譲二
18分22秒 腕極めノーザンライト・スープレックス・ホールド
【挑戦者組】吉田綾斗(2AW)/●花見達也(2AW)
※王者組ヤマネコ宅急便が3度目の防衛に成功。

▼第7試合 HEAT-UPユニバーサル&PWL WORLD王座ダブルタイトル戦60分1本勝負
【PWL王者】○TAMURA
14分48秒 ミノルスペシャル
【HEAT-UP王者】●MAD DOG MAXX(英国)
※MAXXがHEAT-UPユニバーサル王座11度目の防衛に失敗。PWL WORLD王者TAMURAは2度目の防衛に成功すると共に第5代HEAT-UPユニバーサル王者となる。

日本代表のTAMURAが英国代表のMAXXからHEAT-UP王座を奪還し三冠王達成!兼平&大谷が2AWとの対抗戦を制してタッグ王座防衛!田中将人が井土に貫禄勝利も試合後に絶賛!

オープニング


大会開始前、会場設営や配布物作成などをサポートしてくれた地域の障がい者施設利用者の皆さんに対し、TAMURAが代表者に当大会収益の一部を賃金として手渡した。

第1試合


平成白虎隊に阿部史典が加入。白虎隊がゴングの前奇襲攻撃でスモーキーをかき乱しにかかるが、場外戦から阿部が捕らえられて逆効果に。峰雄のトペコンがスモーキーにまとめてダメージを与え、アラケンに集中攻撃を仕掛ける。これを凌いだアラケンは優作を突き飛ばすとエプロンでヒデがキック、アキラのスパインバスターから繋げられたDDTでグサリ。わずか6分強で白虎隊を仕留めた。

<試合後コメント>

SMOKEY CRIMINAL
アラケン「いやあ、我々もHEAT-UPでついにお払い箱ですかね?なんですかね、このマッチメイク。向こうもそこそこインディーで名を売った人間だしな、6人雁首揃えてなんのテーマもねえ第1試合で。オイ!俺たちが今一歩引いてるってことはよ、オイ、HEAT-UPの若い奴らよ。特に井土とか飯塚だよ。あぁ?アイツらよ、どういうつもりで今日会場入りしてきたか知らねえけどよ、『あっ、SMOKEY今日第1試合だ。じゃあ俺らが美味しいとこ持ってかねえとな』って気で会場入りしてきてねーだろ?!」
(ヒデが不満げに親指を下に向ける)
アラケン「ただ会社から言われたカードでよ、オイ!特に飯塚が藤波辰爾と当たるなんてよ、藤波辰爾の無駄遣いだ。藤波辰爾のギャラをドブに捨ててるようなもんだよ。ああ?いいかお前!HEAT-UP最近クソつまんねーぞ!地域密着とかいい出してからよ、オイ。どうせ今日の興行もよ、TAMURAが勝とうが負けようが『僕たちはやられてもやられても頑張って川崎市のために、川崎市を盛り上げるために頑張るんだ!行くぞ!HEAT-UP!』で終わるんだろ?!なんの引っかかりもねーんだよ!そりゃ地元の川崎の客がそんなこと言われたらワーッて盛り上がるよ!でもただ『プロレス見たなあ』ってだけでなんも!俺たちの背中にあるものとかなんにも投影されてねえリングだ!オイ、TAMURAよ!お前にグサリと言ってやる!俺は向こうも出てるけどよ、真GUTS軍の方が客入ってるぞ。それは何故か分かるか?それはお前らが地域密着としか言ってねーからだ。悔しかったら何かリング上で提示してみろ!」

平成白虎隊
峰雄「大丈夫?刺さっちゃたね、DDT」
伊東「……すみません、刺さりましたね」
峰雄「でも今日、平成白虎隊、阿部史典、初浮上ですよ」
阿部「イエス!峰雄さんと優作さんと組めた。やっぱり峰雄さんと組めるっていうのは嬉しかったですよ」
峰雄「平成白虎隊もね、白い部分がね、衣装だけじゃない。白い部分がいっぱい。カルピスのような……」
阿部「白いぞ。一週間溜まってんだこっちは」
峰雄「大和ヒロシもいるしね、TAMURAさんもいるし」
伊東「いや、また……やっていきましょう……」
阿部「やれるか(笑)大丈夫?(笑)」
伊東「試合のダメージが……」
阿部「ダメージか。またやり返しましょう!今日はありがとうございました!」

第2試合


ディアナの梅咲遥が初登場。ゆなメイのガトムートレイン、合体ストレッチが梅咲を捕らえるがSareeeがドロップキックでカット。Sareeeが水森を挑発、誘いに乗った水森と突如当たりの強いエルボーを打ち合う。終盤水森が重爆ドロップキックをSareeeに炸裂させたが、落ち着いていたSareeeはソバットからフィッシャーマンで水森を沈めた。

<試合後コメント>

Sareee&梅咲遥
――我闘雲舞との対抗戦でした
Sareee「特に。まあ、あっちと遥は盛り上がってたかもしれませんけど、プロレスに関係ないんで対抗戦とか意識してなかったんですけど、勝って当たり前だと思うので、特にそこはなんにも思わないですね。でも水森選手の最後のドロップキック、あれはメチャクチャ効いたので、ああいう一発があればもっと上を目指していけるんじゃないかなって思いました」

――水森は試合後も闘志を剥き出しにしていましたが、今後再戦はありえますか
Sareee「まああっちはどんどん頑張ってくれば、まあ無いことはないと思いますよ」

水森由菜&駿河メイ
メイ「もう!悔しいです!自分、遥ちゃんには絶対負けたくなかったんですけど、最後その気持ちが強すぎて二人で押さえ合ってたら知らぬ間にリング上で試合が終わってしまっていました。パートナーの水森さんを助けに行けなかった自分も悔しいですし、遥ちゃんを振り切れなかった自分も悔しいです!絶対次に当たるときは負けないんで!」
(水森が潰れた喉をつらそうに押さえながら)
水森「これで終わったと思わないでください。私達、対抗戦はここからだと思うんで。次、覚悟しておいてください!」
メイ「絶対に負けません!水森さんの喉を潰されたからには私達どこかしら絶対潰しに行きます!ディアナ絶対潰してやる!」
水森「トロピカルゥ~☆!」
メイ「ハッピーーーッ!!」
(二人で拳を突き上げる)

第3試合


慶三のパネッパに藤原は中指を突き立てる。その両者が先発、藤原のチョップから京子は慶三の急所を鷲掴み。プリンスは組み易しと見たか、さくらの吊り天井から熱波軍との合体ストレッチと攻め込む。KITOがプリンスのマスク剥ぎに出るとペースは一気に熱波軍+さくらへ。プリンスを孤立させ慶三とKITOがクロスボンバー、マスクを剥がされたプリンスがKITOに丸め込まれて敗北。

<試合後コメント>

松田慶三&YUJI KITO&さくらえみ
松田「オイ!見てたか!Twitterで宣言してたとおりマスク狩りだ!マスク狩り!ケーッケッケッケ!」
KITO「マスクね、この3人でまたリングに立てたってことが素直に良かったことなんじゃないかオイ?」
松田「IWA魂だ!テレビの前のみんな!IWAを知っているのか?IWAって団体があったんだよ」
KITO「そうだ!俺らIWAのとき、みんな金無くてなお前」
さくら「お金無かったねー」
KITO「ホント苦労したけど、よくここまで続けてますよ」
松田「25年間続けてきたかいがあったな」
KITO「こうやって3人で組めていい一日でしたよ」
松田「これも糧だからな」
さくら「マスク奪っちゃったらまるでTo be continueみたいになってる」
松田「ハッハッハ!またやってやろうぜ!組長というヤングボーイよ!またビンタ食らったからよ。倍返したかったのによ。あのビンタいてーんだよ!KITOお前助けに来いよ!ビンタお前こねーだろいつも!『助けて~』って目ェしたのに!こういうヤツなんだよ昔からね~?」
KITO「いやいや、分かんなかった。とにかくまたね、組める機会あったらいいですよね」
さくら「いいねえ」
松田「えみちゃんの団体でやろうよ~」
さくら「いやーお断りします~バイバ~イ(笑)」
(さくらがそそくさと立ち去る)
松田「ということで!ねーねーねー!」
(さくらが遠ざかりながら)
さくら「ぱーぱーぱー」

藤原組長&井上京子&プリンス川崎
プリンス「組長!組長!すいませぇぇ~ん!」
京子「ちょっとアンタ!こんだけ頑張らせておいて!」
プリンス「すいませぇぇ~ん!マスクがぁ~僕のマスクがぁ~!」
藤原「おい、そんなとこお前チンコだってマスクしてんじゃねえか」
プリンス「……いや、ちょっ……組長……」
(京子が思わず吹き出す)
藤原「放送できないこと言うなお前!」
京子「く、組長、それはちょっと……(笑)」
プリンス「くそっ!IWA、あの3人に取られたマスク!絶対に取り返してみせるからな!あのマスク、取り返さないとまた組長の前に……」
藤原「お前小細工が過ぎる!」
(プリンスの頭を思い切りはたく)
プリンス「あぁ~っ!すみませぇ~ん!思い切って頑張って取ります!それまで待っててください!」
組長「そこまで待ってねえよ。取ってくりゃいいじゃねえか、行って」
プリンス「行ってきます!」
藤原「一人で行って来い馬鹿」
プリンス「行ってきます!クソーッ!」
(プリンスは一人駆けだして退場)
藤原「知らねえよ。なあ?」
京子「はい」
藤原「あれ?お前はパンツ取られなかった?」
京子「取られなかったです。自分のパンツは誰もほしくないです」
藤原「そうか。じゃ、また」

第4試合


藤波組のセコンドにはLeonaの姿が。渡辺とイーグルの玄人好みな攻防から飯塚がジェイに腕十字。藤波と最初に相対したのは佐山、容赦ないサッカーボールを叩き込むが藤波の張り手にグラつく。ジェイとの連携から飯塚を捕らえたイーグル、逆襲のニール閃をガードすると蹴り足をキャッチし後方にぶん投げる。すかさず垂直落下で突き刺してフォール勝ち。

<試合後コメント>

飯塚優&佐山駿介&渡辺宏志
渡辺「しかし、強いね。炎の飛龍は」
佐山「何も出来なかったですね」
渡辺「やり足りないくらいか」
佐山「全然やり足りないですね」
渡辺「60分でも120分でもね、延長してまだまだもうひと勝負と行きたいところではあるんだけど、会場使用のアレもあるから今度のお楽しみにするとして、まあ俺らは藤波さんと当たるのは初めてだったろう。今日の敗戦でまた次の目標が見えてきたんじゃないか?」
飯塚「そうですね。外国の選手たちの新しい技術、そして藤波さんの異次元の強さ、色々と学ぶことが多かったです」
渡辺「今日何分かかったっけ、試合。それだけ凝縮された数分間、もしくは十数分間くらいだったと思うんだけど、これをまた糧にね、俺らは次の目標に向けて進んでいくんでね。ということで藤波さん、今日は貴重な経験をさせてもらいました。ありがとうございました」
佐山「自分、あの外人二人、メチャメチャ気になるんでまたこのHEAT-UPのリングでやらせてください是非。藤波さんもどこかのリングで再戦させてもらうまでに自分もどんどんガンガン上に上がってくんで、またHEAT-UPのリングで組んだり戦ったりしてください。ああ、クソッ!悔しいな」
飯塚「悔しいです。次は絶対に負けません!なんかいでもやってやりたいです。今日学んだことを糧にしてまた再チャレンジしたいです」
渡辺「今日の試合はとりあえず道場に持ち帰ろう!次見とけよ!」

藤波辰爾&Red Eagle&JayKnox
(藤波は2人に対してすべて英語で対応)
藤波「勝ったね、今日は!(イーグルの手を挙げる)」
イーグル「素晴らしい勝利でした!今日はこのジェイと一緒に日本に来て藤波選手と組んで戦い勝利を収められたことをとても誇りに思います」
藤波「またやろうよ」
イーグル「是非またお願いします!」
ジェイ「CTWというイギリスの団体でやっている我々が初めて日本に来て藤波選手と組めるという素晴らしい栄誉を賜りとても幸せです。今日は本当にありがとうございました!」
藤波「日本には初めて来たの?」
ジェイ「初めてです!」
藤波「日本は好き?」
ジェイ「大好きです!」
藤波「日本のプロレスは?」
ジェイ「昔から大好きでたくさんの試合を見てきました!」
藤波「それは嬉しいね(笑)じゃあまたやろう!」

第5試合


ゴング前の握手、引き寄せた井土はジャーマンで奇襲。田中のヘッドロックをバックドロップで引っこ抜くが、隙を見せた首にスリーパーが絡みつく。田中の弾丸エルボーに防戦一方な井土、「立ってこい!」と胸を突き出して挑発する田中。なんとか食らいつこうとする井土はエルボーを連発、蹴りも加えて田中にダメージを与えようとする。そんな井土に田中は追い討ちの串刺しラリアット、さらにボディスラムからスーパーフライを発射、これを膝で迎撃した井土は気合の入ったエルボーを叩き込み田中をダウンさせる。続けてドラゴン・スープレックスへ、よもやと思われたがカウントは2。続けてジャーマンを狙う井土だが、田中はラリアットから雪崩式ブレーンバスター、スーパーフライ、直下式ブレーンバスターとたたみかけ最後はスライディングD。
ロープに登って観客の声援に応える田中、井土の手を挙げ大いに健闘を讃えた。

<試合後コメント>

田中将人
「いやあ、アイツ19歳なんやろ?俺は必死に道場でスクワットやら腕立て、腹筋、ブリッジ、そんでリング上のスパーリングで先輩にボロボロにやられてた歳が19や。まあスタートの時点では彼のほうが素晴らしいし、今このプロレス界に於いて、田中将人と闘う。その中でいろいろな気持ちがこみ上げてきたと思うし、なんていうかな。大体自分の親と変わらないような歳のやつに負けてなるもんかっていう気持ちもあると思うし。俺が20歳でデビューして、そういうやつに負けてなるもんかっていう気持ちで常にリング上がってたから。スタートの時点で、俺がプロレスラーになった時点で彼のほうが、数倍、数十倍、数百倍スゴイじゃない?今の気持ちを持って僕が26年コレたところで、そのような歳で今の気持ちを持ってレスラーでいられるかじゃないですかね。素晴らしいものを持ってると思うし、また彼がここのトップに立って、まだまだ現役でやってるんだったらまたやりたいし、俺が現役でやってるときっていうのは常に絶好調な状態やから。そのときまた名前出してくれたら目の前に立ちますよ」

井土徹也
「ああ!カルッツかわさきでZERO1、田中将人さんと戦えて、一番自分自身試合前メチャクチャ緊張が止まらなかったんですけど、試合始まったらいつも異常にコンディションバッチリにぶつかっていったんですけど、クッソ……!なかなか言葉が出てこないですけど、これだけZERO1の田中将人さんと戦わせていただいたので、必ずリベンジをHEAT-UPでもZERO1でもどこのリングでも!必ずリベンジをしていきたいと思います!またよろしくお願いします!」

――田中将人選手から「HEAT-UPのトップを取ったらまた受けてやる」という話が出たのですが、それについては
「僕の中ではトップっていうのは目指すものでもあるし、僕がプロレスラーになったからには当たり前に目指す場所でもあるんで、そこは誰でも目指す場所でもあるので、トップになります!トップになってHEAT-UPのトップ、ベスト選手になってもう一度田中将人さんに挑みたいと思います!」

第6試合


2AW側のセコンドにはタンク永井、ヤマネコには近藤洋史さんが就く。先発の兼平と吉田による攻防から両軍交代、自ら交代した花見だがヤマネコお届けプレスから兼平、大谷のチョップを立て続けに食らってしまう羽目に。ドロップキックで脱出した花見、交代した吉田のサッカーボールに顔をしかめる大谷。吉田と花見は大谷に代わる代わるボディスラム、ローンバトルを強いられる大谷。立ち上がると吉田にチョップ、吉田もチョップを放つと仰け反る大谷。しかしDDTから延髄斬りで窮地を脱出。
兼平と吉田は互いの意地をぶつけ合う。兼平がラリアットを繰り出せば吉田はジャンピング・ネックブリーカー。兼平が吉田の顔面に膝を叩き込めば吉田も同じく膝、直後の兼平が放ったラリアットで両者ダウン。両軍交代、大谷はエルボーバットからミサイルキック。フィッシャーマンをこらえた花見だが大谷の飛びつきRKOを食らう。負けられない花見、串刺しドロップキックから振り向きざまのクロスボディ、逆エビ固めと執念を見せる。兼平がカットに入ると吉田もフォロー、四人が入り乱れるリング内。ここで2AW勢がヤマネコの同士討ちを誘い兼平を分断。
PKから花見を呼び込む吉田、その吉田をステップにした花見のその場跳びムーンサルト。兼平が必死のカットでピンフォールは免れる。大谷は逆転のエルボーからフィッシャーマン、カウント2で返されるが右腕を突き上げスライディングDへ。しかしかわした花見は足をすくって片逆エビ固め。7月の前哨戦で飯塚を破った技で絞り上げる。兼平のカットでも離さない花見、ならばとstrike of the kneeを正面から叩き込む兼平。フォローに入った吉田を兼平がブラックカントリーで叩きつけて排除、一人でヤマネコに対抗する花見だが兼平のリフト&ニー、大谷のみちドラⅡに繋ぐ連携からstrike of the kneeとスライディングDが合体。大谷は花見に正調スライディングDを叩き込み、最後は腕決めノーザンで吉田&花見の野望を断ち切った。
試合後まだまだやり足らないと「もう一回だ」を強調する兼平と吉田、次に両者が相対するのはいつか。

<試合後コメント>

吉田綾斗&花見達也
(花見はうずくまって悔し泣き)
吉田「悔しいな、花見な。こんなんじゃまだまだ終わられへんよな。花見もそうやけど、俺ももちろんまだまだ若手やし、これからプロレスお互いやってたらガンガン上がることがあると思うから、これは兼平さん、どっかでまたバチバチやり合いましょうよ。今日は確実に俺たちがちゃんと負けた。実力で俺たちが劣ってた。でもな、一回じゃ終わらさんからな。まだまだやり合いましょう」
(花見がうなりながら立ち上がろうとする)
吉田「大丈夫大丈夫。なあ?」
花見「今日!負けたけど!負けたけど!自分はまだまだ!まだまだ!やるからな!絶対また自分でチャンス作ってまた挑戦するから!それまでまだまだ!まだまだ!大谷さん!兼平さん!輝いていてください!ありがとうございました!」

大谷譲二&兼平大介
兼平「しんどかったね」
大谷「しんどかったー。いてーよ、ヒザ~」
兼平「ちょっとダメだったね(笑)最近また誤爆が多くて(笑)」
大谷「花見選手、色々また吉田選手とかに比べて足りないとこあったかもしれないけど、このベルトは実力とか気にしないでガンガン挑戦してもらえるベルトにしたいね」
兼平「そうね」
大谷「いいよ、全然いいよ」
兼平「このベルトのおかげで2AWで吉田さん、花見さんという良いライバルと巡り会えたってことでね、今回は僕らが勝ったけど勝ち逃げする気はないし、これからどんどんやっていきたいと思います」
大谷「個人的には今回のカルッツかわさき大会、メチャクチャPRとか動かさせてもらったつもりで、一緒にポスター営業とか行ったじゃん?ああいうのがあったから尚更負けられないっていう気が強くなったような気がするんだよね」
兼平「チョップも冴えてたね」
大谷「冴えてたね」
兼平「山猫様にもちゃんとご挨拶行かないと」
大谷「そうだね。あと個人的に言うなら、田中将人選手とシングルやった井土徹也、なんかもう一個別のステージに行きたいって言ってけど、どうなんだオイ?これから本当に変わることが出来るのか?またいつもどおりの井土徹也じゃ俺も困るし、お客さんも『なーんだ』ってなるんだぞ。オイ。こっからが楽しみだからな。てっちゃん、応援してるよ」
兼平「応援してるよ。吉田選手、もっともっとやりましょう。ありがとうございました」
大谷「フゥ~ッ!」

第7試合


HEAT-UPの至宝であるユニバーサル王座が海外でマッドドッグ・マックスに移動してから数ヶ月。確認できているだけでも11度という最多防衛記録を打ち立てたマックスが、カルッツかわさきのメインイベントに登場する。
序盤、TAMURAはキックやサブミッションを出さず“純プロレス”のムーブメントでマックスと戦う。そのマックスは変幻自在の腕取りでTAMURAを翻弄する。キャリアは同じくらいであるTAMURAとマックスではあるが、玄人好みなマックスの世界に誘われてしまうTAMURA。ブレーンバスターやリング中央のTAMURAに放ったニードロップの後マックスが見せたのはコーナーからのダブルアックスハンドル。最近のファンでは見たことがないであろうと思われる技でTAMURAをマットに這わせる。
TAMURAの反撃は強引に腕力(かいなぢから)で持ち上げるボディスラムから。マックスの胸板に突き刺さる串刺しミドルからコーナーに登ったTAMURA、気づいたマックスはコーナー上のTAMURAに片足キック、雪崩式ブレーンバスターを狙う。これをTAMURAはトップロープに叩きつけるアームブリーカーで未遂に終わらせ、腕へのダブルフットスタンプ。リング中央でマックスを巻き込んでダブルリストロック、中盤になって自分の得意とする腕殺しから流れを作るTAMURA。腕へのナックルで追撃、しかしマックスはトーキックで流れを止めてショートアッパーからエアプレーン・スピン。かなり長くぶん回したマックスだが自分も目が回ってしまう羽目に。
平衡感覚が欠乏した状態ではあったが、それでも顔面への片足キックから串刺しラリアット、リバースDDTからジャックナイフ固めと繰り出してくるマックス。ロープワークからアームホイップで投げようとしたTAMURAの腕にしがみついたマックスは兼平を破った逆さ押さえ込みへ。後転で逃れたTAMURAはバズソー、かわしたマックスがスクールボーイ。カウント2で返されるとコーナースロー、TAMURA逆襲のウルトラタイガードロップ。館内にアピールしたTAMURAはアックスボンバー、2発目を両腕で防いだマックスは逆さ押さえ込みへ、踏ん張ったTAMURA、再び逆さ押さえ込みを狙うマックスを振り切ったTAMURAはミノルスペシャルへ。さすがのマックスもこれにはギブアップ。自身の持つPWL WORLDのベルトを防衛するとともに遂にマックスをユニバ王座から引きずり落とし、2017年11月25日新百合トゥエンティワンホール大会でノリ・ダ・ファンキーシビレサスの前に陥落して以来の返り咲きとなった。

TAMURAの腰にユニバーサルのベルトが巻かれそうになった時、マックスはベルトを剥ぎ取り「これは俺のものだ」と悔しがったが、敗れた事実を受け止め潔くベルトをTAMURAに返す。伊東優作が改めてベルトをTAMURAの腰に巻くと固い握手を交わすTAMURAとマックス。「Maxx!RED EAGLE!JayKnox!Thank you very match!」と海外からの友人たちに感謝の言葉を述べたTAMURA。去り際に「リターンマッチだ!」と再戦を求めたマックス。リング内に選手が集合すると「12月に再び海外遠征を考えているけど、誰か自腹でも一緒にくる奴いるか?」とTAMURA。その言葉に答えたのは井土徹也。再びHEAT-UPは世界に羽ばたいていく。

<試合後コメント>

マッドドッグ・マックス
「今日の試合を終えて思ったけど、TAMURAは素晴らしい、本当に素晴らしいレスラーだ。20年近くプロレスをやってきたが、彼との王座戦は間違いなく記憶に残るものだった。是非また再戦したい。日本のプロレスの技術は素晴らしいし、それをマスターしているTAMURAもまた素晴らしい選手だ。また日本に戻ってきて試合をしたいね。ありがとう!」

――またこのHEAT-UPに参戦したいですか
「もちろん!もちろんだよ。TAMURAの腕への一点集中攻撃はとても効いた。再戦して今度は僕の技術を彼に見せたいと思う」

TAMURA
「取り返しました!HEAT-UPのベルト!そしてイギリスのベルトとDEPのタッグベルト!これで三冠かな?色んな面で厳しい戦いでした。運営から試合から何から何まで、今までHEAT-UPでやった中で一番しんどかったです。だけど僕らのカラーっていうのを出していかなきゃいけないと思うんで、未知なる外人とか、これから12月にイギリスとかポルトガルとか行くんですけど、前に行ったときも色んな外人選手いたんで、彼らを呼んだり面白いことを日本のファンの皆さんが知らない選手とやってみたいなと思います。それがまたHEAT-UPのカラーになると思うんで、まだま闘う社長、くじけません!がんばります!」

――リング上で「こんなカードで客が入るのかと言われた」という言葉がありましたが、これから攻め続ける?
「攻めます。そこは攻めます。逆に。『見てろよ』って感じなのでそこを攻めます。いくら言ってもね、自分は自分の信念があってやってることなので、このカードを自信を持って出しているので、言う人は言ってて構わないです。その代わりね、ああやってメチャクチャ、『マックスってすごい選手だな』って思ってお客さんに帰ってもらうのが宿命ですので、いくら言われても僕の信念は曲げずに進んでいきます」

――今回のカルッツ大会は大成功に終わったと思いますが、今後の野望や目標は
「やっぱ世界を見ます。他の団体がやってないことをやります。それで、しっかり練習して、今日は井土とかがいい試合をしたみたいなので。底上げが出来てきて、練習生も何人か入りたいという人が出てきたので、どんどん底上げして他の団体に無いカラーを出していきたいと思います」

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