G1 CLIMAX選外の鈴木みのるが現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカを撃破し挑戦表明!「新日本プロレスよ。今度は逃げるなよ?」

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 12日、東京都・日本武道館にて新日本プロレス『HEIWA Presents G1 CLIMAX 29』が行われ、鈴木みのるが現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカからフォールを奪い挑戦状を叩きつけた。

 みのるは今年のG1 CLIMAXに自らがエントリーされなかったことに「今すぐ最強決定戦の看板を降ろせ!」と激怒していたものの、G1が開幕すると不気味な沈黙を保っており、この日の最終戦ではセミファイナルでオカダ・カズチカ&棚橋弘至vsザック・セイバーJr.&鈴木みのるというタッグマッチで対戦。

 みのるはG1 CLIMAXを戦い抜いて消耗しきったオカダ&棚橋を相手に万全の状態で臨み、ザックが多彩なサブミッションで両者を痛めつけた後に棚橋にはヒールホールド、オカダには腕固めと両者の弱点に的確にダメージを与えていく。
 オカダと棚橋は足並みを揃えてみのると対峙し終盤には互角の形成に持ち込むものの、みのるは機敏なロープワークでオカダを翻弄しミスティカ式腕固めと普段は見せない引き出しを開け、スリーパーホールドで弱らせてからのゴッチ式パイルドライバーと必勝パターンにつなげてオカダから3カウントを奪った。

 現IWGPヘビー級王者から勝利したみのるは「おい、オカダよ。G1にも出させてもらえない俺に負けてだらしねえなおい。要するにこういうことだよ。俺をあの仲良しグループに入れちまったらお前らの予定にないこんなことが起きちまうんだ。まあオカダ、今日の本題を聞いて帰れ。オカダ・カズチカ!そして新日本プロレス!そのIWGPヘビーのベルト、俺によこせ!おい新日本プロレスよ。今度は逃げるなよ?俺は逃げも隠れもしないぜ。なんでかっていうと、俺、プロレス界の王だからな。おい!武道館!……俺たち鈴木軍、イチバーン!」とオカダに挑戦表明。

 バックステージに戻ったみのるは「俺は一ヶ月間ずーっとこの日を待っていたんだ。後ろでじーっとしながらな。今日この日にこのカードが組まれるようにしてやったんだ。テメェらが作ろうとしていた偽物の最強の世界は俺がぶち壊す。こんな屈辱的で夜も眠れない悔しい一ヶ月間はなかった。おかげで俺はナンボもナンボも強くなったぞ。リーグ戦が終わり、気が抜けて、体力も残り少ないこの日。このたった一日を俺はハナから狙ってた。新日本プロレス、面白いな。俺の思う通りに踊ってくれちゃって。今度こそ逃げんなよ?IWGPのベルトは、あのベルトが出来たときから俺のものだ」とニタニタと笑いながら語り、上機嫌で去っていった。

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