【インタビュー】ロッキー川村がKNOCK OUT初参戦で敗北の場合“ランボー川村”への改名を示唆?!「これぞロッキー川村という戦い方をするだけだ」

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 8 月 18 日(日)大田区総合体育館にて開催される『K.O CLIMAX 2019 REBELS division』で、吉野友規選手と対戦するロッキー川村選手のインタビューが行われた。

――今回 KNOCK OUT 参戦を決めた理由を教えて下さい。
「オファーが来たから(笑)。オファーが来たらどのリングでも上がるというスタンスでいるんだぜ、ポーリー!」

――ポーリー!? いつの間にか私がエイドリアンの兄でロッキーの友人であるポーリーの設定なんですね(笑)。MMA で 30 戦以上の戦績があり、キックボクシングの試合は初になりますか?
「4 月の野良犬祭りでアルティメットボクシング(打撃と投げのみの総合格闘技でグラウンドでは打撃のみが有効)の試合経験があるが、キックルールでの試合は初めてだぜ」

――いつかキックルールでの試合に出ようとは思っていたのでしょうか?
「もちろん。どんなルールでもやるので正式なオファーが来たらやるだけだ」

――打撃を得意とする川村選手がパンクラスで 3 度ベルトを獲得するなど十分なキャリアがあるのに、このタイミングでキックの試合オファーが来るのは遅いですよね?
「確かにそうだね、ポーリー。ロッキー川村にリングネームを変えてから俺はどんなルールでもやろうと思っていて、ルールに対するこだわりは全くないんだ」

――KNOCK OUT にはどのような印象がありますか?
「一度 DJ.taiki が出場した時にセコンドに付いて関わったことがあるぐらいで、俺がやりたい相手はロッキー・バルボアだけ。KNOCK OUT に出場している選手に興味があるかといえば特にはない」

――本名の川村亮からロッキー川村のリングネームで試合に出ようと思ったのはなぜですか?
「俺のデビュー10 周年となったハードヒット名古屋大会(2016 年 7 月 2 日)で鈴木(みのる)さんとシングルマッチで対戦した時に“お前、なんかロッキーに見えたぞ。ロッキー好きならもうロッキーになっちゃえよ!”と言われて、そうなった。でも表向きは、鈴木さんと対戦して俺が名古屋港に沈んだ。そしてロッキー川村が浮き上がったという設定になっているんだぜ、ポーリー。大仁田厚さんがグレート・ニタになったようなものだね(笑)。このリングネームにすることで、こうしなきゃいけないという概念が逆になくなり、素の自分を出せるようになったので気持ちが楽になったのでただやりたいことをやるだけ。以前の川村亮の時は、パンクラス、総合格闘技ということに変なこだわりがあったんだ。俺がよく言っているのは、過去はゴミだと。そんなにゴミを背負ってやる必要はないので、元パンクラスチャンピオンといった肩書きは何でもないし、重要なのは今。俺はベテラン
と言われるような年代にもなって経験も積んできたが、変なこだわりを捨てたら今になってより戦うことが楽しくなったね」

――リングネームで使うほどロッキー好きとして知られている川村選手ですが、本当にロッキーが好きなんですか?(笑)
「自分のリングネームにロッキーを使っている時点で、それはもう証明出来ているだろ。ロッキーではないけど、実際にロッキー役のシルヴェスター・スタローンには会ったことがある。2008 年の映画『ランボー 最後の戦場』が公開された時に、俺がスタローン&ランボー好きというのを知った映画会社の人から連絡があって、ランボーを応援するチームに入りませんか?と。寺門ジモンさん、叶姉妹といった芸能人のメンバーと一緒に PR 活動するチームランボーに入り、映画の試写会でスタローンが来日した時に実際に会ってお話をしたし、俺が T シャツを作りたいと相談したら本人から OK をいただいたんだ。ロッキーではなく、ランボーT シャツだけどね(笑)。もし今回、負けるようなことがあればランボー川村になろうかな、ポーリー」

――次はキックボクシングの試合ということで、MMA の試合前とは違う練習内容なのでしょうか?
「練習メニューは全く変えてない。パンクラスイズム横浜でやっている練習をそのまんまやっているんだ。どこかのキックのジムに出稽古には行かないし、キックの試合だからといって僕がキックの試合をやっても面白くないし、まだまだキックの実力はないからね。自分だけが出来る、これぞロッキー川村という戦い方をするだけだ」

――対戦相手の吉野選手については印象はありますか?
「一度会見で会ったぐらいでドラゴみたいにデカいやつだなと。試合映像を見てないし、見てもしょうがないだろ?」

――川村選手のキャリアでプロ 3 戦の選手と対戦するというのはここ何年もないことですよね?
「まだ 3 戦しかやってないんだ!? でもドラゴが何戦やっていようが俺には関係ないこと。1 戦やろうが強いやつは強いし、何十戦やろうと弱いやつは弱いからね」

――もし今回手応えがあればキックの試合も積極的にやってみたいですか?
「そうだね。俺は自由の身なのでオファーがあればどこのリングでも出るよ、そのためにもドラゴを倒すだけ」

――いつの間にか、吉野選手=ドラゴになっていますが……会場に来てくれるファンにメッセ―ジを。
「一緒に叫ぼうぜ! エイドリアーン!」

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