G1 CLIMAX選出漏れの鈴木みのるが新日本プロレスに激怒!「今すぐ最強決定戦の看板を降ろせ!」

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 16日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『KIZUNA ROAD 2019』が行われた。

 この日の第4試合後、新日本プロレスでシングルマッチ最強の“夏男”を決める祭典『G1 CLIMAX』の出場選手が発表された。
 令和初となる『G1 CLIMAX 29』には、ジェフ・コブや、ヘビー級転向後に台頭したタイチ、ヘビー級転向を熱望していた鷹木信悟の名が初出場の選手として発表された他、アメリカ帰りのイタミ・ヒデオことKENTA、元WWEスーパースターのディーン・アンブローズことジョン・モクスリーの名がコールされると場内は大歓声に包まれた。

 しかし、発表された総勢20名の参戦選手の中に鈴木みのるの名は無く、発表後の第6試合に登場したみのるは大荒れ。6人タッグの中で対面した現IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカをエルボー連打でKOし、レフリーが失神した無法地帯の中、アームロックでオカダの腕をへし折る寸前まで絞り上げるなど八面六臂の強さを見せつける。
 試合はランス・アーチャーがトーア・ヘナーレからアイアンクローでギブアップを奪い終わったが、みのるは試合後にマイクを取り「なぜ俺をG1に出さない!そんなに目障りか!そんなに危険か!お前らが大事にしてるオカダをこうやって苦しめるからか?お前らだって見たいだろ?俺と、G1出場選手の試合を!(観衆が大歓声で応える)おい!新日本!テメーの耳はどこ付いてんだ!客の声聞けば分かんだろ?!今すぐ最強決定戦なんて偽りの看板を降ろしやがれ!」と吼え、荒々しく去っていく。

 バックステージでもみのるの怒りは収まらず「昔偉い武将がよ、言ったことが1つある。『絶対負けない方法は戦わないことだ』と。その道を選ぶんだな?新日本!今すぐ最強決定戦という看板を降ろせ。それからライオン面するんじゃねぇよ。戦わず勝つ方法を選ぶ奴らが!おい、新日本プロレスよ。テメェらは机の上でソロバン弾いてるだけだろ。何を思ってこの決断を下したのは知らねぇがな、俺は許さないぞ」と凄み、会場を後にした。

 なお、『G1 CLIMAX 29』の対戦カードについては17日の後楽園ホール大会にて発表される。

『G1 CLIMAX 29』
<Aブロック>
8年連続8回目 オカダ・カズチカ
3年連続3回目 ザック・セイバーJr.
18年連続18回目 棚橋弘至
3年連続5回目 飯伏幸太
4年連続4回目 EVIL
4年連続4回目 SANADA
6年連続6回目 バッドラック・ファレ
5年ぶり5回目 ランス・アーチャー
初出場 ウィル・オスプレイ
初出場 KENTA

<Bブロック>
10年連続10回目 内藤哲也
7年連続7回目 石井智宏
3年連続3回目 ジュース・ロビンソン
13年連続14回目 矢野通
12年連続12回目 後藤洋央紀
2年連続2回目 ジェイ・ホワイト
初出場 ジェフ・コブ
初出場 鷹木信悟
初出場 タイチ
初出場 ジョン・モクスリー

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