欠場中の棚橋弘至が「ヒーローは遅れて登場するんだよ」と来場もブーイング

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 3日、国立代々木競技場・第二体育館にて新日本プロレス『鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24』が開催された。

 5月17日に開幕した今シリーズだが、6・11大阪城ホール大会で内藤哲也の持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦が決定している棚橋弘至が右腕負傷のためこのシリーズを全戦欠場。これに内藤が激怒しインターコンチベルトを鉄柱に叩きつけて破壊する暴挙に出ると「会場のお客様に欠場の挨拶ぐらいしろよ!」と棚橋に要求。しかし最終戦まで棚橋が会場に現れることはなかった。

 最終戦となるこの日、内藤がマイクアピールを行っていると遂に棚橋弘至が現れる。内藤は「これはこれは負傷欠場中の棚橋選手。俺が何度呼びかけても会場に来なかったくせに今日はどうなされたんですか?もしかして、大阪城ホール欠場の挨拶でもしに来たんですか?折角会場に来たんだ、我々、ロスインゴベルナブレス・デ・ハポンを応援してくださる代々木のお客様に、何か挨拶でもしてみろよ、カブローン」と挑発。
 これに棚橋は「ヒーローは遅れて登場するんだよ。内藤選手今日もご機嫌ですね。お山の大将、いや猿山の大将?内藤くんがあせんなよって言うからしっかり治療できました。さぁ来いよ大阪城ホール」と挑発を返すが、会場からはブーイング。
 ベルトを投げ捨てリングを後にした内藤は「彼はどこを怪我したんだっけ?腕でしょ?今日リングまで歩いてきたよね?喋ったよね?腕は使わないだろ?別に代々木までのんびりしなくても他の会場で出来ただろ?俺が一番聞きたかったのは気持ちの問題だよ。俺と絡みたいがためにベルトに挑戦するのか、それとも本当にあのベルトに思い入れがあって挑戦してくるのか、どっちなのかっていうのを試したかったんだよ。まあ結局よく分かんなかったけどさ」と棚橋への興味をなくし、改めてインターコンチネンタル王座の封印を宣言。

 棚橋は会場のブーイングに「なんか2007年のチャンピオンカーニバルのイメージなのかな。ちゃらけてちゃらけて……そんなイメージでいいんじゃないかなって。棚橋に求められるヒーロー像っていうのはもちろんあるんですけど、そういうところじゃないもので勝負しないとなと思いました……よっし!!大丈夫、仕上がってますから!!」と大阪城決戦に向け改めて気合を入れ直した。

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