ザ・グレート・サスケが海外オファーの殺到等を理由に長期欠場を1年延期!「なんで今更海外人気が出たんだろう」

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 14日、東京都・後楽園ホールにて『みちのくプロレス2019年東京大会Vol.3~隠忍自重~』が行われ、ザ・グレート・サスケが予定していた長期欠場を1年先送りすることを発表した。

 この日のメインイベントでは、『第3001回チキチキ底抜け金網脱出ゲーム!!』と題された試合が行われ、ザ・グレート・サスケ&百田光雄&力 with プリティ太田vsバラモンシュウ&バラモンケイ&忍 with ゴージャス松野という両チームが激突。
 リングの四隅に立てたれたフラッグと、リング中央にぶら下げられたアンパンという合計5つアイテムの内、一方のチームが3つのアイテムを取得した時点で試合が一時中断。3つ先取したチームはそのまま残り、もう一方のチームはキャプテンのみが残って3v1のハンディキャップマッチとなる。さらにリングは金網に囲まれているが、金網からは出入りが自由という金網の存在意義が問われるルールで試合が行われた。

 試合が始まると早々に全員が金網の外に出て場外乱闘となり、忍のパンツを顔に被った力が暴れまわるも父・百田光雄を人質に取られて袋叩きにされてしまったり、松野がプリティ太田にDVを働いたりと場外が混沌に包まれる。
 戦いがリングの中に戻ると、バラモン兄弟と忍がボウリングを決めるなど攻め込んでいき、両チームがフラッグを2本ずつ奪取。残るアンパンを巡って全員が飛び跳ねて口でのキャッチを狙うが、ここで百田親子がまさかのボウリングの共演を果たしてサスケをアシスト。サスケは忍にパワーボムを狙うが形が崩れてしまい失敗。忍がサスケを踏み台にアンパンを口でキャッチしてアイテムを3つ先取。キャプテンのサスケだけがリングに残り孤独な戦いを強いられる。
 サスケはラダーの上に合体パワーボムを受け、さらにノコギリをセットされたラダーの上に合体パワーボムで叩きつけられるが重傷を負うことも無くケロリ。その姿に魅せられた松野は「奇跡た!奇跡だよこれは!」と兄弟らを裏切ってサスケに加勢。
 復活したサスケは3人をスリーパーホールドやバックドロップ等で次々と失神させてリング全体を使った大掛かりな仕掛けのセッティングを始め、ラダーをミサイルキックで吹き飛ばすとピタゴラスイッチのようにすべての仕掛けが作動し全員に大ダメージを負わせていく。
 その後、ケイがノコギリを振りかざしてサスケを斬りつけに行くと、サスケはその右腕をキャッチして脇固めで絞り上げると、ケイはたまらずタップ。サスケが3vs1のハンデを覆して勝利を収めた。

 試合後、サスケの奇跡に魅せられたバラモン兄弟はサスケを殺そうとしていたことを謝罪。サスケは快くこれを受け入れ、百田親子にもムーの太陽入りを提案。全員で円陣を組んで「ムーの太陽!行くぞ!オーッ!」と声を合わせて叫び興行は大団円で終わると思われた。

 しかし、そこでケイがマイクを取り、サスケの長期欠場を直接知らされる前にYahooニュースの記事を見て知ったことに対してサスケにクレームを付け、「本当に長期欠場するんですか?」と問いかける。サスケは今年2月に50歳になることを機に1年間の欠場に入り、全身のダメージを1年かけて治療した後に完全復活するというプランを発表しており、「嵐より一足早く休みます」と語っていた。

 これについてサスケは「今日気付いたことがあって、みちのくプロレス、まず卍丸いないでしょ?Ken45°いないでしょ?大瀬良泰貴選手、すごいギプスして試合休んでる。あと第1試合出た川村興史選手は間もなく肩の手術。こんな状況ではもう休めないですよ。人生コミッショナー!今この状況で私休んだら……ダメでしょ?」と本部席に座る新崎人生コミッショナーに問いかけると、人生も両手で“バッテン”を作ってサスケの欠場を拒否。
 さらにサスケは「あのね、今私ね、アメリカですっげー人気出ちゃったの。『なんで今更?!』って思ったんだけど、アメリカとかイギリスからオファーが殺到してんの。もうこうなったら、私の長期欠場は、1年先延ばしにします!51歳から休みます!だからみんな!あと1年!一緒に頑張るぞーッ!」と笑顔で叫び拳を突き上げた。

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