【試合詳細】5・26 スターダム広島大会 小波vs花月 ビー・プレストリー&渡辺桃 vs星輝ありさ&スターライト・キッド 木村花&ジャングル叫女vs葉月&刀羅ナツコ 鹿島沙希vs小野崎玲皇 飯田沙耶vsアンドラス宮城

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『小波凱旋大会』
日程:2019年5月26日(日)
開始:17:00
会場:広島県・広島県立ふくやま産業交流館 ビッグローズ
観衆:330名(満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○鹿島沙希
4分18秒 ダブルアーム式フェイスバスター→片エビ固め
●小野崎玲皇

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●飯田沙耶
7分11秒 エビ固め
○アンドラス宮城

▼クイーンズ・クエスト vs STARS タッグマッチ 20分1本勝負
[Queens Quest]ビー・プレストリー/○渡辺桃
9分35秒 チキンウイング・フェースロック
[STARS]星輝ありさ/●スターライト・キッド

▼TCS vs 大江戸隊 タッグマッチ 20分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]木村花/●ジャングル叫女
10分24秒 葉・月ストラル
[大江戸隊]○葉月/刀羅ナツコ

▼小波凱旋記念試合 シングルマッチ 30分1本勝負
[TOKYO CYBER SQUAD]△小波
30分0秒 時間切れ引き分け
[大江戸隊]△花月

小波が広島での凱旋興行で花月とフルタイムドローの大熱戦!地元ファンに赤いベルト奪取を誓いビーと睨み合い!葉月&ナツコがタッグ王座へ挑戦表明!

オープニング


 GPSプロモーションの豊島会長より開会の挨拶が行われた。

豊島「本日は福山大会にご来場いただきまして本当にありがとうございます!実はですね、今を去ること4年前なんですけども、まだ小波選手がデビューして約10日、そして高校卒業してまだ3日位だったんですかね、この福山ビッグローズで小波選手に『これからプロレスラーになるんだ!東京に出ても頑張ってこい!』という大会をやらせていただいたんですけど、そのときにも多くのお客様に来ていただいたんですけど、今回もう一回福山ビッグローズでやろうと思ったときですね、まず考えたのは、現在の小波選手の成長ぶりをどうしても地元の人に見てもらいたい。そのためにどうすればいいかと考えたときに、小波選手が活躍しているスターダムの興行をまるごと持ってくるのが一番わかり易いということで、やりました。もう一つの目標は4年前を超えること!小波選手の4年間の成長だけでなく、運営側も4年前よりたくさんのお客さんに来てもらって、今の小波選手を見てもらいたいと思ってやってきましたが、 4年前のお客様の数を遥かに超えました!ありがとうございます!そして福山に来ていただきましたスターダムの小川社長、ありがとうございます! ……ホントに、こんなにたくさんのお客さんに来ていただきまして、私のほうが小波選手よりも若干感無量になってきておりますが、これから今日の全5試合、現在のスターダムのですね、素晴らしい、激しかったり、明るかったり、バチバチだったり、技術力があったり、そういった色んな女子プロレスが見られますので、皆さん最後までどうぞごゆっくりお楽しみください。今日は本当にありがとうございます!」

第1試合


 なんとしても初勝利を得たい小野崎が先輩・鹿島に挑むこの一戦、鹿島が握手を求めるが小野崎は応じず。
 ゴングが鳴るとロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックから小野崎が鹿島をロープに振るが、鹿島がドロップキックで先制。さらにボディスラムで叩きつけ足での踏みつけフォール。さらに「おら!どうした!」とストンピングを連打していくが、小野崎も「ふざけんな!」とエルボーで応戦。鹿島はストンピングを連打してマウントを取っていくが小野崎はなんとかロープへ。
 鹿島はアームブリーカーから「どうした!来いやオラ!」と両手を広げて小野崎のエルボーを誘い、鹿島自身もエルボーを放っていくが小野崎はロープに走ってランニングバックエルボー。さらにコーナーにシュートしていくが、鹿島がコーナーに駆け上って上からフェイスクラッシャー。さらに串刺しエルボーを狙うが小野崎はこれを回避しフェイスバスターからスライディングバックエルボーを放ち連続フォールで鹿島のスタミナを削っていく。小野崎はロープに走ってエルボーを放っていくが、鹿島はこれをキャッチして組み付きノーザンライトスープレックス。鹿島はさらにロープに走るが、小野崎はスクールボーイで切り返す。しかし鹿島はキックアウトとともに起き上がってランニングブートを放つと、最後はダブルアーム式フェイスバスターで叩きつけてカウント3を奪った。
 試合後、鹿島は倒れたままの小野崎に歩み寄ると右手を差し出す。小野崎は深々と頭を下げながら握手を交わし、互いに健闘を称え合ってからリングを後にした。

第2試合


 なかなか勝ち星に恵まれない突貫娘の飯田が一癖も二癖もあるアンドラスに挑んでいく一戦、ゴングが鳴ると静かに組み合って首の取り合いとなりアンドラスが常に上を取り優勢。そのまま胴絞めフロントネックロックに入るが飯田は首のクラッチを外してマウントエルボーを狙うとアンドラスが距離を取ってブレイク。
 再び組み合ってグラウンドで首の取り合いとなり、飯田がロープに逃れるとアンドラスはクリーンにブレイク。
 今後はロックアップからのヘッドロック、ショルダータックルの流れとなりアンドラスが飯田を吹き飛ばすが飯田もドロップキックで応戦。飯田が追撃を狙うとアンドラスはグーパンチ。レフリーが激怒するが、アンドラスはレフリーへ見せつけるかのように飯田へナックルを連打していくと。飯田のセコンドに付いた鹿島が猛抗議。ナツコが鹿島に向かっていくと言い争いとなり、小突き合いに発展するなどリング外でもヒートアップ。
 アンドラスは飯田にサミングから首投げ、スリーパーホールドで絞め上げていくが飯田は足を伸ばしてロープに触れる。するとアンドラスは胴絞めから回転してリング中央に引き戻すと顔面をかきむしる反則攻撃。さらにアンドラスは飯田の顔面をコーナーに叩きつけ、めちゃくちゃにガットショットを連打。さらにロープに掴まりながら顔面をグリグリと踏みつけていく。
 レフリーが「反則だろ!」と激怒すると、アンドラスはレフリーに向き直って「反則じゃねーだろ」と抗議。その隙に飯田が背後から忍び寄りスクールボーイ。これをキックアウトしたアンドラスは「効かねーぞオラ!」と両手を広げて飯田のエルボーをすべて受けきり、飯田のドロップキックをかわして勝ち誇る。
アンドラスは飯田をロープに振ろうとするが、飯田は逆に振り返してドロップキック。さらに低空ドロップキックを3発速射してコーナーに追い詰めると串刺しドロップキック。続けて逆片エビ固めに入るが、アンドラスは呻きながらも余裕を残してブレイク。
飯田はロープに走ってドロップキックを狙うが、アンドラスはレフリーを盾にして飯田の動きを止めるとトラースキック。さらにブレーンバスターを狙うが、飯田は耐えて首固め、スクールボーイ、バックスライドと畳み掛け、これをすべて返されるとロープに走って打撃を狙う。アンドラスは飯田の腕を取って巻投げのような形でグラウンドに引き込みながらエビ固めの体勢に入り、そのままカウント3を奪った。

第3試合


 先日の大阪二連戦で対抗戦黒星が続いているSTARSが巻き返しを狙うこの試合、キッドと星輝が握手を求めるがビーと桃は拒否。
先発はビーとキッドでゴングが鳴ると、キッドがビーのロックアップをスカしてバックを取っていくが、パワーで勝るビーがクラッチを切って突き飛ばす。するとキッドは飛びついてコルバタで放り捨て、ロープに走ってクロスボディを放つがビーはこれをキャッチしてボディスラムで叩きつけ、コーナーの星輝に一撃入れてからキャメルクラッチ。ビーは自らこれを開放するとロープ際まで追いやって顔面をグリグリと踏みつけていく。さらにキッドのヒジへフットスタンプから腕固めの状態で自軍コーナーまで持っていき桃にタッチ。
 桃はキッドに首投げからPK、滞空ボディスラム、キャメルクラッチと痛めつけていきキッドのマスクに手をかけるが反則カウントを取られ始めると解放。桃はキッドをロープ際まで追い込み顔面をグリグリと踏みつけてからフォールも2。さらにロープに振っていくが、キッドは飛びついて回転エビ固めで切り返し、桃のキックアウトに合わせてスリングブレイド。星輝にタッチ。
 星輝は桃をコーナーに追いやると、コーナー上からダブルニードロップ。さらにミドルキックを前後から打ち込んでいき、セカンドロープを踏み台にダブルニードロップ。sあらに星輝はミドルキックを放っていくが、桃はこれをキャッチして逆にミドルキックでやり返すとビーにタッチ。
 ビーはダイビングフットスタンプを放つが、星輝がこれを回避すると即座に組み付いてヘソで投げるバックドロップ。さらに足抱え式のバックドロップを狙うが、星輝が回避するとハイキックから足を抱えながらのバックドロップ。これをキックアウトされるとビーはエルボーからロープに走るが、星輝はバイシクルキックでカウンターしコーナーに駆け上って1399をクリーンヒットさせる。ダブルダウンとなり、両者タッチ。
 キッドと桃は両者ともに真っ直ぐに突撃するが、桃がミドルキックでこれを制すると串刺しドロップキックを2連発。さらに裏投げで叩きつけるとロープに走って蒼魔刀を発射するが、これを回避したキッドが背後から低空ドロップキックでロープ際に吹き飛ばして619。続けて「一発食らえ!」とスタンディング・ムーンサルト。これを返されるとキッドはエルボー連打からロープに走るが、ビーが入ってきてエルボーロープ際でエルボー弾。ビーはロープへ走るが、星輝がジャンピングニーからのハイキックでビーを撃退。
 キッドが桃をロープに振って飛びつき、デジャ・ヴで放り捨て、キッドがコーナートップから旋回式フロッグスプラッシュを投下してフォールもカウント2.9。ならばとキッドはウラカンラナでフォールもビーがギリギリでカット。
キッドは再びウラカンラナを狙っていくが、決まり切る前にビーが一撃入れてカットし、ビーを排除に来た星輝にはヘソ投げ式バックドロップ。
星輝をKOしたビーと桃は、キッドの前後からサッカーボールキックとPKで挟撃すると、桃が蒼魔刀を叩き込むがこれもカウント2。ならばと桃はキッドを引き起こしてBドライバーを狙うが、キッドが回転エビ固め。キッドは桃のキックアウトに合わせて走るが、桃がカウンターのハイキック一閃。倒れ込むキッドをチキンウイング・フェースロックでガッチリと固めると、キッドは無念のタップ。

第4試合


 TCSvs大江戸隊の対抗戦となるこの試合、昨日の昼大会での対抗戦では大江戸隊が破れたものの、夜大会のハイスピード選手権では葉月がTCSの秘密兵器であるDEATH山さん。を撃破しており、実力が拮抗中の両組の対戦。

 ゴング前に大江戸隊がTCSを奇襲し、全員入り乱れての場外戦となる中でゴングが鳴る。
 大江戸隊が乱闘を優勢に進めていくものの、花と叫女をぶつけようとしたナツコと葉月を逆に同士討ちさせ、花が客席にナツコを放り込んで観客のうちわで顔面をパチンパチンとはたいていく。
 花がナツコをリングに放り入れるとリング上は叫女とナツコとなり、闘志を剥き出しにする叫女はナツコへ激しいガットショットの連打。そして「上げるぞ!」と宣言してからカナディアン・バックブリーカーで拷問していくが、ナツコがギブアップしないと見るやマットに叩きつけてフォールも2。花にタッチ。
 花はナツコにヘアホイップからコーナーに押し付けて顔面を踏みつけていくが、ナツコは花の足に噛み付いて花をひるませるとスピアーを突き刺し葉月にタッチ。
 葉月は花をフルネルソンで固めるが、叫女がカットに入り2人でトレイン攻撃を狙う。しかし葉月は即座にコーナーに飛び乗って2人まとめてミサイルキックで吹き飛ばすと、花にはスワンダイブ式ミサイルキックからグラウンドでフェイスロック。これは叫女がカットも、葉月が叫女にコードブレイカーを叩き込みナツコにタッチ。
 ナツコはロープに走るが、花がドロップキックでカウンターし、さらにナツコのスピード勝負に付き合って十字ロープワークで翻弄してからのランニングドロップキック。花は「しーぼーるーぞー!」と宣言してから腕極め変形コブラツイストからグラウンドに引き倒して絞り上げるが、これは葉月がカット。花はブレーンバスターを狙うが、ナツコは前に着地してニーリフトからロープに走るが、花はキャッチしてサイドバスター。花はふらつきながら叫女にタッチ。
 叫女は雄叫びを上げながらナツコにショルダータックルを3連発からランニングボディプレス。さらにラリアットを狙うが、葉月が背後から一撃入れてアシストするとナツコがショルダータックルから葉月にタッチ。
 葉月は叫女に顔面ウォッシュを極めると、ナツコとともに2人で叫女をコーナーに振ってトレイン攻撃から葉月がフロントハイキック、ナツコがスピアー、葉月がみちのくドライバーと畳み掛けるがカウントは2。葉月は「終わり!」と宣言してコーナーに上るが、花がエプロンを駆けてジャンピングキックを叩き込んでこれをカットすると、叫女が雪崩式一本背負いから「上げるぞーッ!」と雄叫びを上げてブレーンバスターを狙う。ここにナツコが入ってきてダブルのブレーンバスターを狙うが、叫女は2人まとめてブレーンバスター。
 
 ここで花と叫女はそれぞれの相手に交互にフロントハイキックとラリアットを見舞っていき、花&叫女で葉月にダブルドロップキック。そして叫女がコーナートップからフライングボディプレスを投下も2。叫女と花はナツコを2人でロープに振るが、ナツコは2人まとめてスピアーでなぎ倒して葉月を呼び込む。葉月が花を押さえつけ、ナツコが大江戸隊ボードを持ち込んで脳天目掛けて振り下ろすが、これが葉月に誤爆。花がドロップキックで葉月を吹き飛ばしてナツコを撃退し、場外に連れ出して勝負を叫女に託す。
 叫女は雄叫びを上げて葉月にラリアットもカウント2.9。続けて叫女がハンマースロー式パワーボムを狙うが、葉月が前に着地しながら組み付き、葉・月ストラルで丸め込んで叫女から3カウントを奪った。

葉月「調子乗ってるTCS、大江戸隊と防衛戦がやりたいとか言っとったらしいな。お前らみてーなよえーやつ、興味ねーんだよ。ウチらナツコと葉月は……ゴッデスに興味がある。どうですかね?(観客席から拍手が起きる)この反応だよ。ねえ、詩美。早く復帰してゴッデスベルト駆けて試合しような?」
花「負けましたぁ~~~!ジャングルが負けたからしょうがない。次のアーティストの防衛戦、って言いましたけど、あんたらなんかマジでアウトオブ眼中なわけ。私達の次のアーティスト、挑戦するのは……花月、アンドラス宮城、夏すみれ!その3人だよ!お前ら楽しみにしとけよ!じゃ次は我らがこなたん先輩の大事な大事なメインイベントがあるので、皆さん楽しんでいくぞーッ!」

第5試合


 故郷・広島も見舞われた西日本豪雨から1年が経過してもまだ被害が残っていることに胸を痛めていた小波は、1年経った今だからこそ風化させてはいけないという想いで地元凱旋大会を開催したことを煽りVTRで語る。

 ゴングが鳴ると、小波が距離を詰めながらローキックを放っていき、花月が余裕を持って対処するとロックアップで正面から押し合って力比べ。花月が押し込んでいきクリーンブレイク。
 再び距離を詰めた2人は手4つで組み合っていき、花月が小波をグラウンドに引き込んでいくが小波は上手く体勢を入れ替えて上を取ってグラウンドヘッドロック。花月はこれをハンマーロックで切り返すが、小波も残る腕で首を取っていき花月が切り返しを狙った瞬間に足に組付きアキレス腱固めに入る。しかし花月もヒザ十字に移行し、小波の回避運動に合わせてアキレス腱固め。小波がプッシュアップしてロープを目指すとそのまま跨いで逆片エビ固め、そのままグラウンドに引き込んでヒザ十字も小波がロープブレイク。
 一旦距離を取って睨み合った2人は、再び手4つで組み合うが、今度は小波が脇固めで花月をグラウンドに引き込むと腕十字を狙う。花月はクラッチして防御を間に合わせるが、小波はキーロックから腕固めとスムースに切り替えていき、花月の回避運動に合わせて肩固め。花月がローリングしてマウントを取ると上から首を絞める反則攻撃。注意するレフリーにツバを吐きかけた花月は小波の顔面をめちゃくちゃに蹴りつけて胴絞めフロントネックロック。小波は花月の右足のクラッチだけを外してアキレス腱固めと最低限の動きで反撃に転じ、花月はロープブレイク。
 再び手4つで向き合い、小波がガットショットから首投げ、サッカーボールキック。花月は「クソガキが!なめんじゃねぇ!」とサッカーボールキックでやり返していくが、小波も再び首投げからサッカーボールキックと意地の張り合いに。両者が立ち上がると花月がミドルキックを放っていき、小波もミドルキックで応戦。両者避けること無く正面からバチバチと蹴り合っていくが、ダメージの大きい花月がサミングから小波を場外に放り出す。すると大江戸隊の面々が小波を取り囲んで袋叩きにしていくが、TCSの面々がこれを蹴散らして小波を救出。
 リングに戻ると、花月は小波をロープに振って顔面に毒霧を噴射。怒った小波は倒れながらも膝立ちでエルボーを放っていくが、花月は「ナメてんじゃねーぞクソガキ!一発食らえ!」と串刺しジャンピングエルボーを3連発からブレーンバスター。さらに腕固めに入るも小波はなんとかロープへ逃れる。
 花月はエプロンに出てスワンダイブ式ダブルフットスタンプを放って小波の右腕を破壊。小波が場外にエスケープしようとすると再び大江戸隊の面々が小波を袋叩きにし、花らTCSの面々も加わって両軍全員が入り乱れる場外戦へ。花月は観客席へ小波を連れ込みながら「おら!撮れ撮れ!」と観客に小波の苦悶の表情を写真に撮らせる屈辱を与えてからリングに戻すが、これで一旦場外カウントをリセットしてからまた場外へ連れ出し、葉月が押さえる中、花月が小波の顔面に長い助走をつけてのフロントハイキック。
 花月は小波をリングに戻すと、東西南北の観客席に向けて小波をロープにくくりつけ、小波の顔面を歪めて観客に写真を撮らせていく精神攻撃から大江戸隊全員で記念撮影。

 さらに花月はロープ際でうずくまる小波に向けてスライディングキックを狙うが、これを小波が回避すると花が場外からフロントハイキックでアシスト。小波は花月をリングに戻すと鋭いエルボーで花月を圧倒し、花月がミドルキックで応戦していくと小波もミドルキックで応戦して互いに連射。小波は花月の足をキャッチするとドラゴンスクリュー、串刺しジャンピングエルボー、ブレーンバスター、続けてハイキックと畳み掛け、ロープに走ってスライディングPKからフォールも2。小波は花月の顔面をコーナーに叩きつけると、花月の足をロープに引っ掛けて足目掛けてのドロップキック。足に狙いを定めた小波はタナカレッグバーで絞り上げてギブアップを迫るが、花月は時間はかかったものの自力でブレイク。
 小波は花月の足にミドルキックを放って追撃し、トゥーホールドでさらに追撃。そしてリング中央に引き戻してから足4の字固めに入る。花月は呻き苦しみながらも転がって反転させて逆に小波の足を痛めつけるが、小波も意地を見せて再反転。花月は痛みに苦しみながらもなんとか自力でブレイク。
 小波は花月をロープにふろうとしていくが、ビクトル式腕固めで切り返してギブアップを迫る。小波がギブアップしないと見るや自ら解放して小波の片足を取っていくが、小波は残る片足で延髄斬り。倒れ込む花月へ即座に組み付いて胴絞めフロントネックロックに持ち込んでいくが、花月は力づくで持ち上げるとそのままぶっこ抜きブレーンバスター。両者ともに大の字になってダブルダウン。
 2人は同時に起き上がり、互いにロープへ走りながらラリアット、エルボー、追走ニーリフトと交互に重い一撃を入れていくが、花月のハイキックがクリーンヒットすると小波はたたらを踏む。花月はデスバレーボムを狙っていくが、小波が抵抗するとソバットからハイキック、さらにえびす落としで叩きつけるラッシュをかけるがこれもカウント2。続けて花月はチョークスラムで叩きつけるもカウント2。ならばと花月はコーナーの下にハリケーンドライバーで小波を叩きつけ、コーナーに上がって大江戸コースターを狙っていくが、小波がコーナートップまで追いすがって雪崩式ブレーンバスター、背後から後頭部にドロップキック、さらにバックを取って高角度のロコモーション式ジャーマンで3連発を猛攻をかけるが花月は肩を上げる。ならばと小波はトライアングルランサーに入ろうとするが、花月は決まり切る前に後転してクラッチを外すとハイキック。小波もハイキックを放ち、両者がふらつきながら同時に放ったハイキックは相打ち。ここで踏みとどまった小波がもう一発ハイキックを叩き込むと、座りこんだ花月へバズソーキック。小波は体固めでフォールの体勢に入るが、その際に花月が下から胴絞めフロントネックロックで捕らえるが、小波はなんとかブレイク。
 花月はコーナーに上って大江戸コースターを狙っていくが、小波が下から花月の足に組み付き、ぶら下がり式ヒザ十字。反則カウント4で小波が手を離すと花月場外に逃れるが、小波はコーナートップからの場外プランチャで追撃。ここで試合時間が残り1分であることがアナウンスされる。
小波は花月をリングに戻すとコーナートップに上がって花月の後頭部にミサイルキックを叩き込んでスリーパーホールドも花月はロープへ。残り20秒のアナウンスが流れると小波は残りトライアングルランサーの体勢も、花月は決まり切る前に回避しハイキック。小波はこれをギリギリで回避するが、花月はすかさず小波の顔面に毒霧を噴射。倒れ込む小波を尻目に花月はコーナートップに上がり、大江戸コースターを投下。これは完璧に決まったものの、花月がフォールに入った瞬間にフルタイムドローを告げるゴングが鳴った。

 観客が大きな拍手を送りと小波はフラフラになりながらも観客に向けて頭を下げ、大江戸隊の面々に肩を借りながら退場していく花月の背中をじっと見つめ、花月が姿を消すとマイクを取って話し始める。

小波「広島の皆さん、本日はスターダム福山大会、ご来場ありがとうございました!自分がどうしても超えたかった壁、超えなきゃいけなかった花月という存在を、この地でも超えることは出来ませんでした。ですが、30分ドロー、私が諦めずに何度も何度も立ち上がれたのは、皆さんの大きな声援があったからこそ、30分間戦い抜くことが出来ました!ありがとうございました!私が広島県福山市で生まれてプロレスラーになりたくて、18歳で高校を卒業して、一人で上京して、プロレスラーとしてデビューして、正直楽しいこともたくさんありましたけど、辛いこともたくさんたくさんありました。何度も諦めたくなったこともありましたけど、それでも自分が諦めずに頑張ってこれたのは、自分が上京するときに後押ししてくれたここ福山の皆さんの声援があったからこそです。うまくいくことが簡単にできないからこそ、私はプロレスラーとしての夢を諦めることは出来ません。私の目標は。スターダムの最高峰でもある赤いベルトを巻くこと!その目標もまだ諦めていません!現赤いベルトの王者、ビー・プレストリー!」
(ビーがベルトを持って入場)
小波「貴方が巻いているその赤いベルト、必ず私の腰に巻きます!」
(ビーが小波に見せつけるかのようにベルトを掲げて見せ、退場)
小波「次、福山大会で凱旋するときは、必ずあの赤いベルトを腰に巻いて帰ってきます。皆さん応援よろしくお願いします!今日は本当にありがとうございました!TCSのみんな、今日は福山大会ということで、私が最後に締めたいと思います!いつもの締めを……(花にマイクを渡す)」
花「福山の皆さん!こんばんは|私たち、TOKYO CYBER SQUADというユニットで、申し遅れました!私リーダーの木村花と申しま~す!私達がいつもやってる締めがありまして、みなさんのご協力がないと出来ない締めなんで、とりま、立ってもらっていいですか?スタンダップ!×4 私達のモットーは『みんなちがってみんないい』なんですけど、私達が『みんなちがってみんないい』って言ったら、『TOKYO CYBER SQUAD』って言ってください。それで、右手で『イエッサー!』(敬礼ポーズ)。練習したい人~!?×3(観客が大歓声で手を挙げる) ……素晴らしいですね!いい地元だぁ!みんなちがってみんないい、それがTOKYO CYBER SQUAD!これだったらね。一発で行けるよね。練習しなくていいよ。個々のレベルが高すぎて練習しなくていい。じゃあ一発で行きます!」
小波「みんなちがってみんないい!それがTOKYO CYBER SQUAD!」
全員「イエッサー!」

<試合後コメント>

小波
「スターダム福山大会、ありがとうございました!念願だった花月とのシングルマッチ、30分ドローで花月を倒すことは出来なかったんですけど、正直まだまだ、まだまだやり足りないです。花月の攻めが1年前よりも滅茶苦茶強かったですし、それを上回ることが出来なかった自分もまだまだだなと再実感しました。でも、花月とシングルマッチが出来て、次は赤いベルト。私はまだ赤いベルトも諦めてません。現チャンピオン、ビー・プレストリー。次はどんな地でもビー・プレストリーを倒して、私が赤いベルトを必ずこの腰に巻いて、また福山に凱旋したいと思ってます。ビー・プレストリーが私のトライアングルランサーの勝率100%で、必ずビー・プレストリーからギブアップ勝ちしたいと思っています。ありがとうございました!」

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