「歴代のチャンピオンたちと片っ端から戦いたい」中野たむ&なつぽいがゴッデス・オブ・スターダム王座を初防衛し革命継続!
11日、神奈川県・横浜武道館にてスターダム『5★STAR GP 2022』が開催され、中野たむ&なつぽいがゴッデス・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。
なつぽいは2020年10月にジュリア率いるDonna Del Mondoの新メンバーとしてスターダムに登場し、ハイスピード王座の戴冠やアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)の最多防衛記録樹立などの活躍を見せてきた。
なつぽいは、自身と同じくアクトレスガールズ出身である元・親友の中野たむと“昼ドラ”と形容されるほどのドロドロの女の闘いを展開してきたが、数々の死闘を経て絆が復活。今年7月にはDDMを離脱してたむ率いるCOSMIC ANGELSへと加入し、同年8月にはたむとのタッグでゴッデス・オブ・スターダム王座(※タッグ王座)を戴冠した。
この日のメインイベントでは、最近成長が著しいGod’s EyeのMIRAI&壮麗亜美を相手に初防衛戦を実施。
スターダム屈指のパワーを持つMIRAI&壮麗は序盤から体格を生かしたファイトで畳み掛け、たむに狙いを定めてその右腕を徹底破壊。スピードに勝るなつぽいは手数で攻めて逆転の糸口を探るものの、鉄の城と化したGod’s Eyeの2人は真っ向から受け止めてじりじりと王者組を追い込んでいく。
しかし、終盤にGod’s Eyeの合体攻撃をかわしたたむ&なつぽいは、2人で肩を組んで跳ぶ合体スワンダイブ・プランチャを決めて逆転の狼煙を上げ、たむのディステニーハンマーからなつぽいがフェアリアル・ギフト、さらに2人それぞれの相手に同時にジャーマン・スープレックス・ホールドを決める同時攻撃も繰り出した。
壮麗は不屈の根性で肩を上げていくが、最後はたむ&なつぽいのダブルトラースキック、ダブル不知火と被弾。最後はたむがトワイライト・ドリーム(※変形タイガー・スープレックス・ホールド)で叩きつけて3カウントを奪った。
見事初防衛に成功したなつぽいは、「たむちゃん、私やりたい相手がいる!このベルト、今まで巻いてきた歴代のチャンピオンたち、片っ端から戦いたい!」と今後の防衛ロードの野望を語り、2人で「それってあの人達も?」「もしかしてアイツらも?」と一切具体的な名前は挙げずに盛り上がる。
そして、未定となっていた自分たちのタッグ名について“明太子とジェノベーゼ”と一旦命名するものの、直後に「やっぱやめよう」と却下して去っていった。