【試合結果】12・15 新日本プロレス後楽園ホール大会 棚橋弘至&ウィル・オスプレイvs飯伏幸太&ケニー・オメガ KUSHIDA&本間朋晃&矢野通&真壁刀義&オカダ・カズチカvs石森太二&タンガ・ロア&タマ・トンガ&バッドラック・ファレ&ジェイ・ホワイト 鷹木信悟&BUSHI&内藤哲也vsエル・デスペラード&金丸義信&タイチ

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『JRA Presents Road to TOKYO DOME』
日時:2018年12月15日(土)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1723名(札止め)

▼金光輝明 復帰戦 15分1本勝負 
成田蓮/△金光照明
15分0秒 時間切れ引き分け
△海野翔太/吉田綾斗(K-DOJO)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
トーア・ヘナーレ/●タイガーマスク/獣神サンダー・ライガー
9分23秒 3K→エビ固め
[CHAOS/ROPPONGI 3K]○SHO/YOH/ロッキー・ロメロ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[CHAOS]後藤洋央紀/○石井智宏
10分36秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
[鈴木軍]●飯塚高史/鈴木みのる(パンクラスMISSION)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[L.I.J]○SANADA/EVIL
9分44秒 マジックキラー→片エビ固め
[THE ELITE]●チェーズ・オーエンズ/高橋裕二郎

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]鷹木信悟(フリー)/BUSHI/○内藤哲也
13分39秒 デスティーノ→片エビ固め
[鈴木軍]エル・デスペラード/●金丸義信/タイチ

▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
KUSHIDA/●本間朋晃/矢野通/真壁刀義/オカダ・カズチカ
14分45秒 エイプシット→片エビ固め
[BULLET CLUB OG]石森太二/○タンガ・ロア/タマ・トンガ/バッドラック・ファレ/ジェイ・ホワイト

▼タッグマッチ 60分1本勝負
ウィル・オスプレイ/棚橋弘至
28分46秒 ゴールデン☆トリガー→片エビ固め
[ゴールデン☆ラヴァーズ]飯伏幸太(飯伏プロレス研究所)/ケニー・オメガ

ケニー&飯伏が棚橋&オスプレイとの壮絶死闘の前哨戦を制し雪舞う中で熱唱!クリス・ジェリコが急襲し内藤をKO!金光照明が約2年ぶりの復帰!


 昨日に引き続き、単勝オッズ69倍のJRA所属レスラー“マスクドホース”が田口隆祐の入場曲のクリスマスアレンジバージョンで登場。

マスクドホース「どうも、マスクドホースでーす!よろしくお願いします!ヒヒ、ヒヒヒン、有馬記念、ヒヒヒン?プレゼントあります」
通訳「来る12月23日、年末のビッグレース、有馬記念があります。そちらの方もどうぞお楽しみに。そして本日も私マスクドホースより一足早いクリスマスプレゼントがあります」

 マスクドホースは餅投げのように観客席へプレゼントを投げ込んでいくと、「ヒヒヒヒ、ヒン、いかがでしたでしょうか。ヒヒン、ヒヒン。OK!行きましょう!JRA Presents Road to TOKYO DOME!スタート!」とオープニングコールを行った。

第1試合


 頚椎損傷で約2年間欠場していた金光の復帰戦。先発は金光と海野でゴング。
 手4つから組み合い、グラウンドで首の取り合いからクリーンブレイク。ヘッドロックからのヘッドシザースで素早くブレイク。バックの取り合いから腕の取り合い、金光がハンマーロックでじっくり絞り上げるも、海野が袈裟固めに切り返し、そのままヘッドロックへ。金光が押し込んでブレイク、金光は離れ際に足を刈りトゥーホールド。海野は腕十字で切り返すと金光はブレイク。再びロックアップ、金光がヘッドロックからショルダータックル、フォールも2。成田にタッチ。
 成田と金光は二人でショルダータックルを入れ、成田がフォールも2。成田は海野にじっくりとしたネックロックからスリーパーへ。これは吉田がカット。成田は海野をコーナーに叩きつけガットショットを連打。金光にタッチ。
 金光は海野にエルボー連打。さらにランニングエルボーを狙うが、海野はカウンターのバックエルボーから低空ドロップキック。フロントネックロックで捕らえ、吉田にタッチ。
 吉田は金光をロープに振り、ヒップトス。続けてハンマーパンチから「来いよオラ!」と挑発。グロッキー状態の金光に吉田は「どうしたオラ!」とチンロック。金光はなんとかロープへ。海野にタッチ。
 海野は金光へストンピング連打。さらに頚椎へのエルボースタンプから首4の字固めと古傷を抉っていく。これは成田がカット。海野はさらにスイングネックブリーカーからフォールも2。吉田にタッチ。
 吉田は金光にボディスラム2連発。さらにコーナーに追いやってエルボー、コーナーに振っていくが、金光は走り込んでフライングショルダーから成田にタッチ。
 成田はショルダータックルで吉田をなぎ倒し、吉田のボディスラムを着地して足を刈りキャメルクラッチ。吉田は苦戦しながらもロープへ。さらに成田は吉田をロープに振ってランニングエルボー。さらに美しいブリッジでのフロントスープレックスからフォールも2。
さらに突っ込んでいくが、吉田がカウンターのドロップキックを入れ、海野にタッチ。
 海野は成田にエルボー連打。続けてバックの取り合いを制した成田が背後からドロップキック。猛烈にタッチを求める金光に交代。
 金光は海野にエルボー連打。海野は「カモーン!」と絶叫して金光のフルスイングのエルボーを受け止めていく。金光はロープに走ってランニングバックエルボーから串刺しエルボー。続けてボディスラムで叩きつけフォールも2。ならばと逆エビ固めも腰を落としきる前に海野がロープへ。ここに成田がアシストし、金光がブレーンバスターから逆エビ固めも吉田がカット。さらに金光は海野とエルボーを打ち合い、さらに逆エビ固めを狙っていくが、決着が付かぬままフルタイムドローのゴングが鳴った。 

<試合後コメント>
成田蓮&金光照明
成田「今日の引き分けは、ワールドタッグリーグに出てる二人との引き分けだ。自分にはすごく意味のある引き分けになったと思います。あとは全部(金光に話を促し退席)」
金光「とにかく今日の試合を迎えられて本当に、見守ってくれた関係者、お客様、どうもありがとうございます。そして二年間も休んでしまい申し訳ありませんでした。ここから色んな後輩、同期、先輩、色んな選手がいますけど、この二年間でリングの上には上がれませんでしたが、この二年間で培ったものは誰も経験できないものとして成長できたと思うので、その成長を見せられるよう今後もがんばります。ありがとうございました」

――二年ぶりにリングに立った感想は
金光「身体の問題はぜんぜん大丈夫です。準備万端で。新日本のリングに上がるっていうのは、治っただけでは簡単に上がれない。新日本のリングでやるっていう、その敷居の高い中でやるっていう二年を費やしてしまいました。だからリングに上った感想は、感謝の気持ちでいっぱいですけど、まだまだ満足できる結果ではないですけど、とりあえず生きててよかったという一安心です」

第2試合


 ライガーとロッキーのマッチアップでゴング。
 ロッキーはライガーに握手を求めるも応じず。ロッキーはレフリーに握手を求め抱擁。「ダイジョーブ!」コールをお越しライガーと握手し、クリーンに試合開始。
 走り込むロッキーにライガーが風車式バックブリーカー、すかさずロッキーがドロップキックを入れ、両者タッチ。
 ヘナーレとYOHのマッチアップ。ヘナーレはYOHに打撃を誘うと、しっかり受け止めてから張り手合戦へ。YOHはドロップキックを二連発もヘナーレは倒れず。ならばとSHOとともにコンビネーション・アタックを見舞ってヘナーレを倒すと、YOHはエルボー連打からロープに振りクロスボディも、ヘナーレが受け止め、YOHを武器に振り回してSHOとロッキーを攻撃。その後ぶっこ抜きブレーンバスターで叩きつけ、タイガーにタッチ。
 タイガーはYOHにミドルキックからロープに振りドロップキック。さらにYOHの額にエルボースタンプ、続けてダブルアームスープレックス。フォールも2。ライガーにタッチ。
 ライガーはYOHをロメロ・スペシャルで吊り上げ、解放してからヘナーレにタッチ。
 ヘナーレはYOHをコーナーに振って突撃するが、YOHがかわしてフライングフォーアーム。両者タッチ。
 ロッキーとヘナーレのマッチアップとなり、ロッキーが飛びつき三角締めを狙うがヘナーレがキャッチ。慌てて脱出したロッキーがラリアット連発、倒れないと見るや飛びつきフランケンで放り捨て、串刺し攻撃を狙うが、ヘナーレがキャッチしてスパインバスター。ライガーにタッチを求めるが、代わるSHOが許さず。
 SHOはヘナーレをブレーンバスターで投げようとするが、脱出したヘナーレがヘッドバッドで迎撃し、タイガーにタッチ。
 タイガーはダイビングクロスボデイからSHOにビクトル式ヒザ十字。これはロッキーがカット。突撃してくるロッキーにタイガーがタイガードライバーで蹴散らし、SHOの側頭部にハイキック。さらにコーナー上から雪崩式タイガードライバーを狙うが、YOHがカット。タイガーは二人相手に突撃するが、SHO&YOHがダブルのジャンピングニー。ヘナーレもダブルのジャンピングニーで撃退し、ロッキーがライガーへトペ・スイシーダ。SHO&YOHはタイガーにドロップキックを交互に見舞う。タイガーは隙を突いてSHOに飛びつき十字架がため。これをYOHがカットするとタイガーはロープに走るが、SHO&YOHはカウンターの3Kでタイガーを叩きつけ、カウント3を奪った。
 試合後、両組それぞれ抱擁を交わして健闘を称え合った。

第3試合


 CHAOS側のコールの最中に鈴木軍が奇襲し、場外乱闘へ。
 みのるが後藤をエプロンに上げ、ロープを使った三角絞めも反則カウント4で離し、飯塚が追撃。さらにみのるは後藤のヒザにストンピングからヒザ十字。後藤は転がりながらロープへ。
 みのるは飯塚の拘束具を外すと、飯塚が後藤のヒザを丸かじり。さらにコーナーに控える石井の頭も丸かじり。さらにレフリーも狙っていくが、レフリーは慌ててリング外に待避。みのるにタッチ。
 みのるは後藤にエルボー、後藤も貼りてて応戦してロー王に走るが、みのるは素早くバックを取ってスリーパー。しかし後藤も即座にブレーンバスターで切り返し、石井にタッチ。
 石井はみのるに串刺しラリアットを連発。みのるもビッグブートでやり返すが「効かねぇんだよこの野郎!」と叫び、エルボー合戦へ。速射から、ゆっくりとフルスイングのエルボーを打ち合っていく我慢比べ。互いにふらつきながらも倒れず、足を止めてガッチリと受け合っていく。張り手の相打ちとなるも、みのるがブートで最後に一撃入れて優位に終え、なんとか飯塚にタッチ。
 飯塚は石井をコーナーに追い詰め、みのるとともにトレイン攻撃。さらに飯塚のマンハッタンドロップにみのるがPKを合わせてフォールも2。さらにみのるはスリーパー、飯塚はコスチュームからヒモを取り出し石井の首を締め上げていくも、後藤がカット。
後藤は飯塚に串刺しニールキック、さらにみのるにGTRを狙うが、みのるがスリーパーで捕らえてそのまま場外へ引きずり出す。
 飯塚はアイアンフィンガーフロムヘルを取り出すが、石井がラリアットで向かってくると体の各所に噛み付き、カットに来た後藤の頭も丸かじり。しかし後藤が飯塚を牛殺しで叩きつけ、石井がスライディングラリアット、さらに石井が垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、カウント3を奪った。

第4試合


 試合前からチェーズがSANADAに突っかかっていき、その流れでチェーズとSANADAでゴング。
 ロックアップから腕取り、バックの取り合い、低空ドロップキックやエルボードロップのかわし合いなどのスピーディーな攻防。チェーズが苦戦しながらもSANADAにパラダイスロックをかけることに成功するが、ロックが甘くSANADAはすぐに立ち上がってしまう。SANADAがチェーズにお手本を見せ、会場は大歓声。チェーズは逃げ帰って裕二郎にタッチ。SANADAもEVILにタッチ。
 EVILはヘッドロックも、裕二郎が髪を掴んでヘッドロックで返す。EVILも髪を掴み返すと、裕二郎は指に噛み付いていく。裕二郎は突撃するがEVILがショルダータックルで倒し、SANADAとともにロープに振ってダブルの攻撃を狙うが、裕二郎はSANADAをショルダースルーで場外に落とすと、チェーズとともにEVILにコンビネーション・アタック。
 裕二郎はEVILの顔面にナックルを入れ、首投げからスライディングキック。フォールも2。チェーズにタッチ。
 チェーズはレフリーの気を引いてからEVILの顔面にナックル。裕二郎にタッチ。
 裕二郎はEVILをロープにくくりつけてガットショット。「立てコラァ~」と挑発しフィッシャーマンズスープレックスを狙うが、上がらずと見るやロープに走るも、EVILが組み付いて逆にフィッシャーマンズスープレックス。SANADAにタッチ。
 SANADAは飛び出してきたチェーズの対処をするが、その隙に突っ込んできた裕二郎に飛びつきフランケン、チェーズにもドロップキック。場外に逃れた裕二郎に奈落式のローリングセントーン。さらにリング上でSkull Endを狙うが、裕二郎が耐えてフィッシャーマンズスープレックス。チェーズにタッチ。
 チェーズはSANADAにナックル連打から串刺しエルボー、さらにランニングニーからフォールも2。続けて山折りを狙うが、SANADAが耐えると巻き投げ、延髄斬り、雪崩式サイドバスターからフォールもEVILがカット。EVILはチェーズの足を取って裕二郎にぶつけると、チェーズへはダークネスフォールズ。さらに裕二郎にはSANADAとの合体パイルドライバーを決め、チェーズに満を持してのマジックキラーを見舞い、カウント3を奪った。

第5試合


 IWGPジュニアタッグ王座の前哨戦となるこの試合、内藤の名が最後にコールされた瞬間に鈴木軍が奇襲し全員入り乱れての場外戦で試合開始。
 最初にリングに戻ったのはデスペラードと鷹木。デスペラードは鷹木の顔面を蹴り上げていき自分の顎を指さして挑発。鷹木はチョップ一撃でなぎ倒し、デスペラードをロープに振って追走ニー、ショルダータックルとパワーを見せつけていく。BUSHIにタッチ。
 BUSHIはTシャツを脱いでデスペラードの首を絞め、反則カウント4で離すとデスペラードの腰にストンピング連打。内藤にタッチ。
 内藤はデスペラードを首投げからキャメルクラッチ、さらにグラウンドでの変形カンパーナ。そこへBUSHIが低空ドロップキックを合わせ、フォールも2。鷹木にタッチ。
 鷹木はデスペラードに好きなようにチョップを打たせ、ヘッドバッド一発で黙らせるとバックドロップを狙うが、デスペラードが抵抗すると後頭部にラリアット。さらにロープに走るが、金丸がリングしたから足を引いて鷹木を場外に引きずり出すと、再び全員入り乱れての場外戦へ。場外戦で鷹木はまぶたを切り流血。金丸とデスペラードはその傷口に容赦なく攻撃を加えていく。
 血まみれでリングに戻った鷹木はタッチを求めるが、鈴木軍三人に集団でストンピングの袋叩きにあい孤立無援。鷹木はデスペラードにエルボー合戦を仕掛け、両手での速射砲からロープに走ってパンピングボンバーを狙うが、金丸が背後からハイキックで妨害。しかし鷹木は金丸をショルダータックルで吹き飛ばし、デスペラードをブレーンバスターで突き刺しBUSHIにタッチ。
 BUSHIはコーナートップからミサイルキック。さらにデスペラードに追撃を狙うが、金丸がカット。しかしBUSHIは金丸をヘッドロックで捕らえながらデスペラードにドロップキック。さらにBUSHIはデスペラードに延髄斬りを放っていくが、デスペラードがスパインバスターでは劇。両者タッチ。
 タイチと内藤のマッチアップ。両者は激しくエルボーで打ち合っていくが、タイチがミドルキックに切り替えると内藤は膝をつく。しかし内藤は下からネックブリーカーに捕らえ、コーナーに叩きつけ振り子式のドロップキックから拳を天に突き上げる。さらに内藤はスイングネックブリーカーを狙うが、タイチが耐えてミドルキック、延髄斬り。タイチは天翔十字鳳を狙うが、内藤はかわしてロープへ走る。しかしタイチはアックスボンバーでカウンターし、金丸にタッチ。
 デスペラードと金丸は内藤にサイドバスターとドロップキックを合わせる合体攻撃からフォールも2。さらに金丸はムーンサルトを狙うも内藤が回避。内藤のマンハッタンドロップ、鷹木がパンピングボンバー、BUSHIがデスペラードへトペ・スイシーダで飛んでいって追撃。さらに内藤がグロリアで金丸を叩きつけ、デスティーノ。これでカウント3。

 試合後、3人で拳を合わせて結束を高めるL.I.Jだったが、突如モニターにクリス・ジェリコの映像が映し出される。その映像に3人が気を取られている隙に、観客席からクリス・ジェリコが乱入しL.I.Jの3人をイスで滅多打ちに。さらに内藤の顔面をイスでフルスイング。倒れる内藤をさらにイスで殴打。さらに内藤が起き上がるのを待ち、コードブレイカー。大の字になった内藤に向けてインターコンチネンタルのベルトを掲げてアピールし、最後は内藤の帽子をかぶり、内藤の目を見開くポーズを真似して馬鹿にし、観客席になだれ込んでアピールをしながら去っていった。

<試合後コメント>
クリス・ジェリコ
「今内藤に何が起こったか見ていたか?誰であれ、クリス・ジェリコと2回も戦いたいと言うような奴はああいう目に遭うんだ。東京ドーム、1・4!クリス・ジェリコvs内藤哲也、Ⅱ!お前、2回も戦いたいなんてどうかしてるよ。あれだけドミニオンで辱めてやったのにまだ戦いたいのか?だったら東京ドームで虫のように潰してやろう。ずーっとブンブン飛び回ってて五月蝿いんだよ。IWGPインターコンチネンタルのベルトというのは、今俺にとって大変意義のあるものだ。それを取り上げるやつは、なんぴとたりとも許さない。そして見に来る奴らがいるなら、絶対にチケットを買って、試合が終わってもその半券は手元に残しておくといい。壁に飾っておけよ。この試合が内藤のキャリア最後の試合になる。『俺はその場にいたんだ』という証拠を他の奴らに見せびらかしてやれ。それが俺から日本のファンに贈る置き土産だ」

内藤哲也
(BUSHIに肩を借りながら無言で会場を後にした)

第6試合


 オカダがジェイを奇襲し、それに呼応する形で10人入り乱れの場外戦から試合開始。
 リング上にはファレと真壁。ファレが真壁に突撃するのを矢野がイス攻撃。そしてファレがダブルラリアットでなぎ倒し、続く石森をパワースラム。KUSHIDAにタッチ。
 KUSHIDAと石森がやり合い、KUSHIDAはヒップ鳥栖からの低空ドロップキック。続けてアームロックから肘関節へのストンピング。KUSHIDAはロープに走るが、邪道の竹刀攻撃をKUSHIDAが寸前でかわすもその隙にBULLET CLUB OGの面々が襲いかかり再び場外戦へ。
 ファレがKUSHIDAを豪快なショルダースルーで放り捨て、タマがKUSHIDAを高速ブレーンバスター。さらにロアとともに痛めつけ、5人がかりでKUSHIDAにストンピング。タマはKUSHIDAをロープに振ろうとするが、KUSHIDAは振替してショルダースルー。タッチへ向かうがファレが妨害。ファレはKUSHIDAをロープにふろうとするが、KUSHIDAは回転エビ固め。これをこらえたファレがヒップドロップで潰そうとするもKUSHIDAは回避。今度こそタッチをしようとするが、ジェイが妨害。
石森が出てきてKUSHIDAにエルボー連打。KUSHIDAもチョップ連打からのビンタで応戦、石森はブラディサンデーを狙うが、KUSHIDAが空中で石森の足をキャッチしてレフリーを使ったドロップキックを見舞い、オカダにタッチ。石森もジェイへ繋ぐ。
 オカダとヘイは互いの攻撃をかわし合うも、オカダがDDTでこれを制し、串刺しバックエルボー。さらにオカダはボディスラムからコーナーに上がりミサイルキックを狙うが、ジェイがかわしてひねりを加えたブレーンバスターからフォールも2。さらにジェイはオカダにブレードランナーを狙うが、オカダが耐えると高速ブレーンバスターでコーナーにオカダたたき付ける。ロアにタッチ。
 ロアはオカダに串刺し攻撃からエイプシットを狙うが、これをかわしたオカダがフラップジャック。本間にタッチ。
 本間はロアにエルボー連打からフェイスクラッシャー、そして小こけしもロアが回避。ロアは本間にバックドロップからフォールも2。タマが入ってきてロアとともに変形マジックキラーからフォールも矢野がカット。矢野はタマとロア相手に孤軍奮闘も、タマがガンスタン。ロアは本間をコーナーに叩きつけスーパーパワーボムを狙うが、真壁がカット。タマとロアは真壁を集中攻撃。真壁は起死回生のダブルラリアットを狙うが、ジェイが足を引いて妨害。そこへKUSHIDAが入ってきてハンドスプリングエルボーでタマ&ロアをなぎ倒し、オカダがKUSHIDAにドロップキック。オカダは本間を助け起こし、ロアにハンマースルーして本間がロケットこけし。続けて本間が小こけし。本間は介入してきたセコンドの外道に一撃見舞うが、背後から邪道が竹刀攻撃。ロアがフォールも2。ロアは本間をエイプシットで叩きつけ、カウント3。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ
「1月4日、東京ドーム……楽しみにしてろよ、ジェイ」

KUSHIDA
「ハイエナ?カワウソ?どっちだっていいよ。KUSHIDAの生命力ナメるんじゃねーぞ。IWGPジュニアヘビー選手権、石森太二、オメーにお見舞いしてやるよ!」

第7試合


 先日に続く、NEVER無差別級王座戦とIWGPヘビー級王座戦のダブル前哨戦。試合前からオスプレイと飯伏はにらみ合い、ケニーは棚橋にベルトを見せつけてアピール。
 オスプレイと飯伏のマッチアップでゴング。手4つから素早い首の取り合い、バックの取り合い、腕取りと目まぐるしく攻防が移り変わる序盤戦。オスプレイのスリーパーを飯伏が腕関節を取って即座に外すが、オスプレイもすぐ振りほどいて飯伏をホイップ。救出に来たケニーも場外に放り出し、オスプレイはトペを狙うと見せかけてハンドスプリングバク宙で華麗なアピール。飯伏もリングに戻ってドロップキックも、オスプレイもドロップキックで合わせて相打ち。両者タッチ。
 棚橋とケニーのマッチアップ。割れんばかりの棚橋コールにケニーは耳をふさぐ。組み合ってバックの取り合い、腕の取り合いから棚橋がグラウンドに持ち込みヘッドロック、ケニーがロープに振ろうとしても離さずしつこく絞り上げていく。ケニーはコーナーに押し込んでコーナーブレイクからラリアットを狙うが、棚橋はこれを回避し再びヘッドロック。さらに旋回式クロスボディでケニーに一撃入れ、オスプレイとともに連携攻撃。オスプレイと棚橋は昨日の宣言通り二人でエアギターを演奏。
 オスプレイはケニーをロープに振っていくが、ケニーはキチンシンクでカウンター。さらにTシャツを脱いでオスプレイの首を締め上げるも反則カウント4で解放。Tシャツは観客席に投げてプレゼント。飯伏にタッチ。
 飯伏はオスプレイの首に蹴りを入れ、「打ってこい」と挑発。オスプレイはエルボーで反撃も、飯伏は受け止めてエルボーで反撃。ケニーにタッチ。
 ケニーはオスプレイをタックルでコーナーに叩きつけ背面を攻撃。さらに強烈な逆水平でオスプレイを倒すと、シュミット式バックブリーカー。フォールも2。棚橋が怒って飛び出してくるが、ケニーは棚橋を突き飛ばして飯伏にタッチ。
 飯伏はオスプレイに胴締め。オスプレイがロープに伸ばした腕も極めていくが、オスプレイはなんとかブレイク。ケニーにタッチ。
 ケニーはオスプレイの背中に打撃の雨あられ。ケニーはオスプレイをコーナーに押し付けボディブローを連発。さらにアイリッシュウイップでコーナーに叩きつけていく。ケニーはオスプレイの髪を掴んで棚橋にその顔を見せつける挑発。オスプレイはハンドスプリング式オーバーヘッドキックで一矢報いて棚橋にタッチ。
 棚橋はケニーをコーナーに押し付けエルボー連打。続けてコーナーに振って串刺しドロップキック。さらにセカンドコーナーからサンセットフリップ。フォールも2。さらにツイストアンドシャウトでケニーを痛めつけると、テキサスクローバーホールドを狙う。しかし飯伏が入ってきて背面からのミドルキックでカット。棚橋は飯伏をロープに振るが、飯伏がハイキック、ケニーがコタロー・クラッシャー。ここにオスプレイがダイビングクロスボディで飛んでくるが、ケニーと飯伏は二人でキャッチしてそのまま場外へオスプレイをポイ。さらにクロススラッシュで二人同時に場外へ飛んでいく。
 ケニーは棚橋にカミカゼ、飯伏がシューティングスタープレスで続き、ケニーがコーナーからムーンサルトを狙うが、オスプレイが組み付いて上からケニーを飯伏にぶつけていく。棚橋とケニーはよろめきながら立ち上がり、リング中央でエルボー合戦。棚橋がラッシュをかけると、ケニーは逆水平。ケニーはドラゴンスープレックスも、棚橋は即座に起き上がってスリングブレイド。両者大の字になり、両者タッチ。
 突撃してくる飯伏にオスプレイはスワンダイブでの攻撃を狙うが、飯伏は組み付いてジャーマンを狙う。これを延髄斬りで振り払ったオスプレイはダイビングクロスボディからのその場飛びシューティングスタープレスからフォールも2。飯伏がオスプレイにエルボー合戦を挑むと、ポスプレイはふらつきながらもこれに応戦。いい当たりを貰って飯伏はブチ切れて打撃ラッシュからジャーマンも2。ケニーにタッチ。
 ケニーはオスプレイにブレーンバスターを狙うが、オスプレイはエースクラッシャーで切り返す。しかしケニーは即座にドラゴンスープレックス。しかしオスプレイはこれを着地しサマーソルトキックから突撃するが、ケニーがカウンターのVトリガー。更に突っ込むケニーにオスプレイがスパニッシュフライ。先に立ったオスプレイはロビンソン・スペシャル。さらにオスプレイはコーナーに上がるが、飯伏が下から追いすがり、下から飛びついて雪崩式フランケンで放り捨てるも、なんとオスプレイはこれを着地。飯伏とオスプレイがにらみ合い、バチバチとエルボー合戦。飯伏はミドルキックも交えると、オスプレイもミドルキックを解禁。互いにふっとばされながらもミドルキックでの意地の張り合いとなるが、オスプレイはローキックのフェイントを入れてから強烈なハイキック。さらに突っ込むが、飯伏はカウンターのラリアット。棚橋が突っ込んでくるが、ケニーが入ってきて掟破りのスリングブレイド。ケニーは飯伏とともにオスプレイを起こし、ゴールデン☆トリガーを狙うが、棚橋がカット。棚橋はロープに走るが、ケニーと飯伏は棚橋にカウンターで同時にケニーがVトリガー、飯伏ハイキック。
 ケニーと飯伏は二人でコーナーに上がり、ゴールデン☆シャワーを宣言。しかし、オスプレイは下から組付き、二人まとめてコーナー上からスパニッシュフライ。ダメージを負って倒れるケニーに棚橋がハイフライフロー、オスプレイがシューティングスタープレスで続いてフォールもカウントは2。

 オスプレイはケニーを起こすとストーム・ブレイカーを狙うが、ケニーがリバースフランケンで脳天から突き刺し、飯伏がシットダウン式ラストライド、ケニーが頭頂部から突き刺すタイガードライバー。ケニーが人差し指を突きつけオスプレイにVトリガー。ダメ押しの片翼の天使を狙うが、オスプレイはフランケンで切り返してフォールも2。ケニーはひるまずVトリガーで突っ込んでいくが、これをかわして回し蹴りからオスカッター。しかしケニーが空中でキャッチ。そこへ飯伏がハイキックを合わせるが、ケニーに誤爆。その隙を見逃さず、棚橋とオスプレイがだるま式ジャーマンの共演。きれいに決まるもフォールまではいけず4人ダウン。
 最初に起きたオスプレイがケニーにバズソーキックからオスカッターを狙うが、飯伏がエプロンから組み付いて捕縛し、それをケニーが担いで片翼の天使で叩きつけようとする が、オスプレイは踏ん張って耐える。ここで飯伏がコーナーへ駆け上がり、上から飛びついてケニーと飯伏の合体技PKこころΩ。棚橋がカットも飯伏がハイキックで撃退。最後はケニーと飯伏が満を持してのゴールデン☆トリガーを叩き込んでカウント3。

ケニー「最近、気付いてるよ。ワタシ、思ってるほど人気じゃなかったんですね……。俺の考え方が正しいかと思ったんですけど、まあもちろん、タナの考えも正しくはないと思ってるんですけど、もしかしたらさ、2人とも間違ってるかも知れない。ホント一番いいスタイルは、今日みたいな試合。全てを懸けて全力で、魂で試合をやる!それが正しいんじゃないですかね?だけどさ、棚橋さん、オマエのことはまだ別に好きじゃないです。だから東京ドームでわる~いことしちゃうかもしれないね。だけどそのときまで……おっ、飯伏さん?!ちょっとまって、なんか聞こえてるのかい?もしかしたらアレはサンタクロースですか?おっ、雪が降りそうじゃないですか飯伏サン?確かに飯伏サン、そろそろクリスマスなんですかね?いつもどおり、いつものセリフ言うより、歌ったほうがいいかも知れない!去年は終わることが出来なくてすみません、二年前、私がリングの真ん中に立ってる状態で雪が降ってたんだね。もしかしたら、スノーマシーンがあるかどうかわからないけど、雪があれば皆さん一緒に歌いましょうか!(会場に人工雪が降り、ケニーが『ホワイト・クリスマス』をアカペラで歌う)皆、歌うことが出来てありがとうございます!今日もいつものセリフ言いましょ!その前に飯伏サン、なにか言いたいことがありますか?」
飯伏「ありません!でも……」
ケニー「結構寒いですか、飯伏サン?」(人工雪まみれになっている飯伏を見て)
飯伏「……ごめんなさい。でも、僕は言いたいことがある。今日の試合でオスプレイと自分の試合は、絶対に絶対にいい試合になる!いい試合をした上で、また1月5日、帰ってきたいと思います。じゃ、最後お願いします、ケニーさん!」
ケニー「じゃあ、飯伏サンが自分のセリフを作るまで、俺のセリフで行こう。皆さん!Good bye!Good Night!BANG!!」

<試合後コメント>
棚橋弘至
(コメント会場にたどり着くなり仰向けで大の字に寝転ぶ)
「……あぁ、終わった。終わってしまった。2018年の試合が。あぁ……今年は忙しかったなぁ。マジで。疲れた。もう疲れた。あぁ、疲れた!(起き上がりながら)……疲れてないです。大丈夫です。機能は思いの丈を全部言ったから、今日は感謝の気持ちを。2018年、新日本プロレスを大応援してくれてありがとうございました。2019年、1月4日、東京ドームから始まります!過去最高のドーム大会にします!」

ケニーオメガ&飯伏幸太
ケニー「まだまだ今年は終わってない。もしかしたらマッチ・オブ・ザ・イヤーになっちゃうかも知れない試合が今日出来たけど、なんとなく空虚で悲しい気持ちだ。なんでだろうなあって思ってた。2018年は自分にとっても一番忙しかった年かもしれない。でもなんでこんなに悲しかったのか少しわかった。ここ2年は1人のライバルみたいなものがいて、例えば内藤。彼に対しても、彼を倒すことに喜びを見出してきた。今年は1・4に向けて相手は棚橋だ。こういうところで悲しみを覚えていたのかな。今日の試合で少しやる気が出てきたよ。お前のしわしわの顔、ゆるんだ身体、そこからお前のいいもの全てを吸い取ってやろうという気持ちになれた。何がお前を特別な存在にしているのか、そういうことも少し分かってきた。そして東京ドームに向けて楽しみが出来た。今年をいい形で終わらせたいと思ったが、まだまだ1・4まで自分の目標を達成することはないだろう。自分のTo Doリストには、4万5000人の前でお前のお尻をペンペンしてやるということがまだ残っている。だからこそ、そのやるべきことを来年に向けて準備していく。今日は飯伏サンが隣りにいてくれたから出来た。こんなに素晴らしい試合を彼とで来たことは何物にも代えられない。飯伏サン、なにかありますか」
飯伏「リングでも言ったとおり、絶対絶対にドームは僕もケニーもいい試合をして、勝とう」
ケニー「やっぱり頭いたいね」
飯伏「あれ?なんかおかしなこと言った?」
ケニー「おかしくなった」
飯伏「おかしなこと言った?」
ケニー「おかしくなりますよ。歌った。オーマイガッ。いつもはシャワー浴びるときだけですね。一緒に浴びるとき」
飯伏「歌ってくれなかったね」
ケニー「もう歌えない」
飯伏「じゃ、ドームで」
ケニー「歌いましょ!」
飯伏「勝って歌いましょ」
ケニー「今日の試合はもしかしたら僕のスタイルじゃなかったかも知れない。でも隣りにいるこの人のおかげでいい試合が出来たと思っている。新日本プロレスにはヤングライオンがいて、彼らには輝かしい未来があるだろう。僕たちはDDT出身だけど新日本プロレスの未来のためにも頑張ってるんだ。だからこそ、若い選手たちにはしっかりと見て、そこから学んで、止まること無く前進して欲しい。行きましょ、飯伏サン」
飯伏「行きましょう」
ケニー「Goodbye,Goodnight,Merry Xmas!BANG!!BANG!!BANG!!BANG!!」

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