【会見】大谷晋二郎がリアルジャパンに一年半ぶりの参戦!“過激な仕掛け人”新間寿が秘蔵映像の独断発売など未来の野望を語る!「WWEのリングにタイガーマスクを連れて行く」

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 1日、都内某所にて12月6日(木)に後楽園ホールで行われるリアルジャパンプロレス『原点回帰プロレス』についての記者会見が行われた。

 この日の会見には、新間寿、新間寿恒、初代タイガーマスク、スーパー・タイガー、納谷幸男、平井社長の他、2017年6月大会で船木誠勝を相手にレジェンド王座を明け渡して以来の大谷晋二郎の参戦の大谷晋二郎、リアルジャパンプロレスで人気を博すドン・クロコダイルの弟であるベン・クロコダイルが出席。
 全対戦カードが発表され、会見に出席した各選手たちが意気込みを語った。

ベン・クロコダイル
「とにかく自分は最強・最高の選手と当たりたいだけだ。僕は世界中で試合をしているが、ここは一番すごい選手が揃うということで一生懸命過酷なトレーニングも試合もやってきた。準備はできているので必ずいい試合をしたいと思っている」

大谷晋二郎
「この度再び大谷晋二郎を、リアルジャパンプロレス、原点回帰プロレスのリングに求めてくださってありがとうございます。そしてこの与えられたカードを見て、非常に刺激的だなと。僕がプロレスをする上での大好物が。初めて対戦をする選手なんですね。横で見ていると、クロコダイル選手はかなりいいガタイをしていて、どんなパワーを持っているかわからないんですけど、実力者なのは間違いないと思います。クロコダイル選手のプロレスと、大谷晋二郎のプロレスの闘いだと思います。大谷晋二郎のプロレスは絶対に負けないという自信がありますし、プロレスの内容でも勝って結果でも勝つという風にしたいです。両チームに若い選手が入っています。岩崎選手、松本選手、試合はまだ見たこと無いんですけど、ホントに気のいいもっと伸びていく選手と聞いています。そういった選手と戦うのは大好物なので、若い選手ともいい意味で絡んでいきたいなと思います。この試合に挑むに当たり、横にスーパー選手がいるという。僕とスーパーさんはZERO1のリングでも何度も組ませていただいているし、信頼関係はバッチリなので、横にスーパーさんがいて、僕の大好物であるはじめての対戦相手が3人もいる。僕にとって最高のカードだと思います。会場に来てくださったお客さん、初めてプロレスを見に来たお客さんに『プロレスってこんなに楽しいものなんだ!また来よう!また大谷晋二郎を見に来よう!』と、そう思っていただける試合にしたいと思います。リアルジャパンのリングを大谷晋二郎の色に、そしてスーパー・タイガーの色に染めたいと思います!」

スーパー・タイガー
「今回、このダブルメインイベントの中で、一つはマスクマントーナメント決勝戦、それに対抗する部分としてしっかりとした試合を見せるという上で、この対戦カードは分かりやすい形だなと。まず、ベン・クロコダイル選手、そのアニキのドン・クロコダイル選手とも戦ってますけど、風貌を見るだけで凶暴性を隣で今ひしひしと感じています。その中で、将軍岡本選手。元々は猪木会長のIGFから始まり、そして対抗戦でも戦ったはぐれIGF、そこから一つ抜けてZERO1のリングでまた正統派のレスラーとして頑張っていたのに、つい最近また私の憎きブードゥー・マーダーズ入りして、将軍岡本が悪魔将軍に変わった。そういった意味で僕自身もすごくスリルなんで、それがまたこのベン・クロコダイルとタッグを組む。私は誰とタッグを組めばいいのか、私は一人ではかなわない。そういった部分の思いを込めて、ここは大谷選手と正義超人のタッグをもう一度組んでしっかりとしたプロレスリングを見せていく。そして僕らが闘うだけではなく、若いふたりにしっかりと背中を見せていく。そういった意味で、ダブルメインイベントで決勝戦に負けない闘いをしていきたいと思います」

――大谷選手、スーパー・タイガー選手が「マスクマントーナメント決勝戦に負けない闘いをしたい」とおっしゃいましたが、大谷選手はそちらを意識していますか?
大谷「タブルメインイベントと謳われているんで意識せざるを得ないですけど、『我々の試合を一番最後にやらせろ!』などいう気持ちは毛頭無いんですね。なんなら一試合目でもいい。試合が終わった後、来てるお客さんが『この試合が良かった!』と思って帰ってもらえるのが一番だと思うんで。そんな心の中のメインイベントになろうと思うんで、試合順にこだわりはないです。意識はしてますが、何試合目でも結構です」

――大谷選手、原点回帰プロレスには初参戦になりますが、“原点回帰”という部分についてはどう思われますか
大谷「原点回帰っていうのはもしかしたら、各プロレスラー一人ひとり違うものがあると思うんですね。僕の中ではずっとなくしてはいけないもの……スタイルにしろ技術にしろ、色々ありますけど、僕はいいものは残して良いもの、新しいものを作っていくというのがあるので、原点回帰という言葉に縛られるレスラーにはなりたくないですね。でも原点回帰という言葉は大好きなので、僕はホントに誰にも負けないプロレスファンだったので、タイガーマスクさんや新間さんが謳われた原点回帰!言われるだけで僕は響くので、僕の中の原点回帰はもしかしたら皆さんの思っているものと違うかも知れませんが、大のプロレスファンだった大谷晋二郎が原点回帰プロレスをやる!深い理由はありません!」
スーパー「今、原点回帰という言葉がありました。今回は原点回帰プロレス、我々の所属はリアルジャパンプロレス。その中で、リアルジャパンの原点回帰旗揚げ戦、初代タイガーマスクと戦った相手がこの大谷晋二郎。それがどういう意味を持つのか、そしてこの原点回帰プロレスで何を見せるのか。色々な意味がこのマッチメイクに込められていると思っています」

新間寿
「原点回帰、今スーパーが言ったように、初代タイガーマスク、佐山サトルが作り上げたこのリング。皆簡単にリングリングって言うけど、私がこの間最後にリングに上がろうとしたときに、あの階段がブラブラして、私は平井の頭に捕まって落ちる寸前で助かった。この間の試合の時にリングサイドで見たら、非常にリングがデコボコしているような感じを受けた。新日本プロレスのリングで、私が10年ぶりに東京ドームのリングに上ったときに、私は前方回転して受け身をとってから挨拶をしたことがあるんだけど、新日本プロレスのリングってのはホントに選手が闘いやすいリングを使っている。うちのリングっていうのは、この間の試合を見た限りでは決して良い状況ではない。私がリングに上がりたくないっていうのの一つの原因はあのリングにある。リング上の闘いをレスラーに与えるためには、まずリングをきちっとしたものを。選手たちに提供できるようなリングに作り変えなきゃいけないんじゃないか。この間のリングと今回のリングは変わっていますか?でももう私は引退を表明していますからリングの上に上がることはないと思います」

納谷幸男
「河野選手とはWRESTLE-1さんの方ででずっと組ませていただいて、タッグリーグにも出させていただいたので組むことに関しては問題なく。そして前回の試合後、KAZMA選手から試合後に攻撃を受けたので、その借りを今回返したいなと。自分の手でKAZMA選手から3カウント取りたいと思います」

新間「来年は、タイガーと一緒にイジメ撲滅とか、振り込め詐欺防止とか、そういうことにプロレスのリング上を提供して、そこから発信していこうじゃないかと。昨日私は娘の家で、九州プロレスの一年か二年前に放映したビデオを見ました。彼らの熱心さというのは、私が新日本プロレスでやってたときの半分くらいの一生懸命さがありました。
 私の新日本プロレス時代というのは、私の娘が2歳位のときに女房の部屋で寝ているのを、私が夜遅く帰ってきて娘をそーっと抱いて私の部屋に連れていこうと思ったときに、娘が途中で目を開いて私の顔を見ると、身体をつっぱらせて行くのは嫌だと、そういう思いでもって、私は娘と一緒に過ごしたことはなかった。東京スポーツの一面を飾った豊登、新間親子、3000万円業務上横領なんていう、そういう記事でもって、私は山の中で4年間一人で鉱山で仕事をして生活をしておりました。そういう思いがあって、原点回帰というのは私自身が新日本プロレス、またその前に私が力道山道場で私が一生懸命ベンチプレス、力道山先生に教わったとおりにやってボディビルの道に進むというのを教えてくれたのが力道山先生であり、プロレスだった。そしてWWFのビンス・マクマホンと知り合って、新日本プロレスの隆盛を極めた。
 来年は、アメリカへ飛行機に乗れないタイガーを説得して、WWEのリング上にでも上がって、もう一度昔の会長時代を思い出し、WWEのリングにタイガーを連れて行こうかなと、そういう考えを持っております。なにしろ、昔のプロレスというのは、さっきターザン山本と話したら『新間さん、来年は昭和94年ですよ。昭和100年まで生きてプロレスに携わろうじゃないか!』とそういう思い出を込めて、来年は昭和プロレスの会を、安田拡了さんと、ターザン山本と私とタイガーマスク、4人で作り上げました。そしてプロレスというものが、いかにレスラーたちの努力と自分たちの創意工夫によってリング上にそれを作り上げていくか、肉体を作り上げていくかという、プロレスラーという、そういう人々に視点を向けさせるのが周りの役割だったと私は思っております。うちの息子は、誰と誰を戦わせたら面白いかという点に於いては非常に熱心さはあるんですけど、営業の務めというのは切符を売らなければいけない。佐川急便、パチンコの平和、私は開拓しました。そういうふうに切符を売るという努力をする、レスラーたちの努力を一人でも多くの人に見てもらう努力をするのが周りの関係者、マスコミというのいかに大切かという、マスコミの人と一緒になってプロレスを盛り上げる。昭和プロレスの会を多くのマスコミの人々とともに今年中に立ち上げます。
 そして、眠っている試合を撮ったビデオを、これから私自身の判断で、私自身の手で、それを商品化して販売したく思っております。そしてその販売した売上金は、昭和から始まったこのプロレスによって傷を負った人々、困窮した人々を助ける基金を作りたい。これは私とタイガーの夢であります。そして埋もれた試合の映像を、来年から商品化して勝手に売り出します。その売上を基金をして使いたい。私はそうした不貞な考えを持って持っております。テレビ局であろうが、新聞社であろうが、そういうところで文句を言ってくるんだったら、『なんで早くそうしたものを市場に出さないのか』と私はあくまでも戦っていきたい。昭和時代のプロレスに協力してくれた人たちとともに私はこの事業を立ち上げていきたい。いつも勝手気ままな新間でございますけども、100歳まで夢を持ち続けて、まだまだ夢を持ってやっていきましょう。タイガーマスクとともに。今は飛べないタイガーではありますが、頭の中では100年200年先を見据えた考えを持っているのが、私の生んだタイガーマスクであります。ということで、来年はWWEのリングに上げるために飛行機に乗っけて連れていきたいと思います」
佐山「僕から一つ。この間インドネシアで飛行機落っこちましたけど、ご冥福をお祈りします」


新間寿プロデュース 初代タイガーマスク 佐山サトル認定
『原点回帰プロレス』第5弾~世界マスクマントーナメント決勝~
日時:2018年12月6日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼ダブルメインイベント 世界マスクマントーナメント決勝
ブラックタイガーJr.(UWA)
vs 
準決勝の勝者

▼ダブルメインイベント 6人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
スーパー・タイガー/大谷晋二郎(ZERO1)/岩崎孝樹(ガン☆プロ)
vs
ベン・クロコダイル(不明)/将軍岡本(フリー)/松本崇寿(リバーサルジム立川 ALPHA)

▼世界マスクマントーナメント 準決勝
ドス・カラスJr.(UWAメキシコ)
vs
イホ・デ・ブラックタイガー(UWAメキシコ)

▼6人タッグマッチ 45分3本勝負
ラ・マスカラ(UWAメキシコ)/マキシモ(UWAメキシコ)/ブラソ・デ・オロJr.(UWAメキシコ)
vs
バイキン・キッド(UWAメキシコ)/マスカラ・ディアブロ(UWAメキシコ)/エル・ペロ・デ・アキータ(UWAメキシコ)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
河野真幸(WRESTLE-1)/納谷幸男
vs
崔領二(ランズエンド)/KAZMA SAKAMOTO(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
雷神矢口(浅草プロレス)/間下隼人
vs
タカ・クノウ(チーム大田章)/伊香保京介(ランズエンド)

※試合順は後日発表

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