堀田祐美子が不良娘と化した安納サオリへ“心のプロレス”を涙の熱血指導!

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 28日、東京都・両国KFCホールにて『Beginning ACT33』が行われた。

 Beginningは『女優によるプロレス団体』をコンセプトに、所属選手を“アクトレスガールズ”と呼称して2015年に旗揚げ。堀田祐美子がマネージャーに就任し、現在ほぼ全ての女子団体にアクトレスガールズが参戦するほどに成長。そして10月20日&21日にサンリオピューロランドにて開催された『こすぷれふぇすたX inサンリオピューロランド』に参加し、ハローキティとのコラボステージを行うなど、プロレス界の内外を問わず急成長中の団体だ。
 同団体は11月15日に行われる初の後楽園ホール大会に向け団体初の王座創設を発表しており、9月から“最強のアクトレスガールズ”を決める初代王者決定トーナメントを実施中。

 自他ともに認める“団体の顔”である安納サオリは、同トーナメントの準決勝に駒を進めているものの、9月に尾崎魔弓率いる正危軍に加入してからは凶器を用いる残虐ファイトや、恩師・堀田祐美子へ不遜な態度を取るなどの以前からは考えられない様子を見せるようになっており、団体内外から不安の声が上がっていた。
 この日は安納のトーナメント戦は組まれていなかったものの、約2年ぶりとなる堀田とのシングルマッチが組まれており、このカードの意図について様々な憶測が飛び交っていた。

 試合は、堀田が入場するなり安納がイスで殴りかかり奇襲。しかし“ヒール”として圧倒的なキャリアを持つ堀田は安納を一蹴し場外パワーボムからのイス攻撃。
 ここで堀田はマイクを取ると「おいサオリ!おい、お前どこ向かってんだよ!プロレスってものはそんなもんじゃねーだろ。私が教えてきた“心のプロレス”ってなんだよ!そんなにプロレスは甘くねーんだよ!」と挑発。
 これを聞いた安納は意地を見せ堀田と真っ向からバチバチと打ち合っていき、両者は感情をむき出しにヒートアップ。しかし、勝負が佳境を迎えたという場面でフルタイムドローのゴングが鳴った。
 
 安納は試合後も堀田に突っかかっていくが、堀田は再びマイクを取ると「私はアクトレスガールズをトップにしたくて、他の団体よりも良くなることを望んで、私はこの歳になってもリングに上っている。私はこのアクトレスガールズにかけている。だから、プロレスのことを理解して、このリングで嘘なく正直に進んでもらいたい。サオリ、お前の進もうとしていた道は違う。そんなに甘いもんじゃない。逃げたら駄目なんだよ!腐っちゃ駄目なんだよ!お前の見るところ違うだろ。今トーナメント始まってんだよ。他の人達も、負けた選手も、残った選手も、お前よりも気持ちは先に行ってるよ。そこは私は今日お前に最後の忠告。それが今日。いきなりこの試合になったかもしれない。皆が『なんでこのカード?』って思ったかもしれない。でも、これが一番大切なこと。それを、サオリが感じてくれれば、私はそれだけでいい」と涙で声をつまらせながら“女子プロレスの魂”を叫ぶ。

 この言葉を受け安納は落涙。今年7月に「沙紀にはPOP王座の挑戦権(=キャリア4年以内)がないから」と当時自身が保持していた同王座を返上して裸一貫で挑んだ沙紀との決戦に敗北し、団体を背負う使命感と成果を出せない焦燥感の板挟みで悩んでいたときに尾崎魔弓から正危軍の誘いを受け悪の道に進んだという心情を吐露した。
 そして安納は「堀田さんの気持ち、すごい伝わりました。分かって欲しいなんて言いません。でも行動で見せます。11月15日の後楽園ホール大会で最後に手を上げてるのは私です。見ていて下さい」と語り、深々と頭を下げた。

 バックステージに戻った安納は「2年前の9月なんですけど、そのとき堀田祐美子選手と初めてシングルマッチをして、その時の私もちょっと変なことを言ってたんです。いつも自分が逸れたときに正してくれるのが堀田さんだったっていうのを改めて今日実感しました」と試合を振り返る。
 安納は今後も正危軍としての活動を続けることを宣言し、「いい子ちゃんとか悪い子ちゃんとか関係ないですよ。私は私です。ベビーだろうがヒールだろうが私は安納サオリなので」と語るものの、どこか吹っ切れたような笑みを見せた。

 堀田は、「安納サオリがやらなくちゃいけないことを分かっていても彼女は逃げている」と感じており、それが安納の変貌に繋がったと分析。
 そして、これから団体を大きくしていこうという局面で所属選手全員が足並みを揃える必要がある中で、団体の主軸である安納が逃げるために道を踏み外そうとしているのであれば正さねばならないという“親”としての役割を果たしたのだと語った。
 そして、「私の言ってることが間違ってたら、彼女の答えはああじゃなかったと思う。もし『私は違う!』って言うんだったら、それはそれだと思う。結局それはあの子が答えを出したということだと思うから」と今後の安納を見守る旨を語った。

 安納がどのように変わるのか、はたまた敢えて変わらないまま挑むのかは11月6日に新木場1stRINGで行われる関口翔戦で明らかになる。

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