【試合結果】10・8 アイスリボン後楽園ホール大会 【リボンタッグ】星ハム子&宮城もちvs柊くるみ&つくし 藤田あかねvs志田光 アジャ・コングvs星いぶき

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『Oktober Iceribbon Fest2018』
日程:2018年10月8日(月・祝)
会場:東京・後楽園ホール
開始:11:30
観衆:877人

▼シングルマッチ時間無制限3本勝負
●藤本つかさ
1-2
○世羅りさ

<1本目 通常ルール>
○藤本つかさ
8分26秒 ツカドーラ
●世羅りさ

<2本目 エニウェアフォールルール>
●藤本つかさ
107分35秒 エアーズロック in 神田明神→片エビ固め
○世羅りさ

<3本目 山手線一周プロレス>
●藤本つかさ
65分38秒 つり革懸垂からのダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
○世羅りさ
※2-1で世羅の勝利

▼6人タッグマッチ20分1本勝負
●松本都/松屋うの/本間多恵(Beginning)
9分38秒 みやここクラッチを丸め込む→エビ固め
真琴(フリー)/テキーラ沙弥/○ジュリア

▼タッグマッチ20分1本勝負
中島安里紗(SEAdLINNNG)/○華蓮 DATE
10分55秒 カサドーラ
大畠美咲(WAVE)/●朝陽

▼シングルマッチ20分1本勝負
○アジャ・コング(OZアカデミー)
8分44秒 垂直落下ブレーンバスター→体固め
●星いぶき

▼タッグマッチ20分1本勝負
●弓李/トトロさつき
9分56秒 マイカバスター→片エビ固め
○尾﨑妹加/直 DATE

▼シングルマッチ30分1本勝負
●藤田あかね
12分59秒 魂のスリーカウント→片エビ固め
○志田光(魔界)

▼シングルマッチ30分1本勝負
●雪妃真矢
14分9秒 スプラッシュマウンテン→エビ固め
○山下りな(OSAKA女子)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権 20分1本勝負
【王者組/らぶりーぶっちゃーず】星ハム子/○宮城もち
17分2秒 雪崩式メタボリックサンド→片エビ固め
【挑戦者組】●柊くるみ/つくし
※第43代王者組が3度目の防衛に成功

ハム子&もちがリボンタッグ防衛に成功!あかねを撃破した志田に若手選手たちが宣戦布告!藤本と世羅が山手線一周プロレスを敢行!

オープニング


 選手入場式が行われ、らぶりーぶっちゃーずが挨拶。

ハム子「みなさーん!はぁーい!らぶりーぶっちゃーず!私達はアイスリボンのタッグチャンピオンです!」
もち「今日、この試合で二人には伝えたいことがあります。だからこのベルトは渡しません!」
ハム子「熱く激しく楽しいプロレスを見て、ハッピーになりましょう!それでは、アイスリボンオクトーバーフェスト!スタート!」

第1試合


 ICE×∞王者である藤本と、その王座に近いと言われる実力者である世羅のノンタイトル戦が第1試合で組まれ、藤本の「時間がない」という発言や記者会見での意味不明なキーワードからファンの間では藤本の妊娠や引退、結婚まで様々な憶測が飛び交っていたが、この試合の詳細は当日まで謎に包まれていた。

 両者がリングインすると、藤本がマイクを取る。

藤本「まず、世羅。私との謎に包まれたシングルマッチを受けてくれてありがとう。世羅と単純に楽しみたい。この試合形式は、三本勝負にします。ただし、その都度ルールは変えていきます。一本目は、通常ルールでお願いします。残りはその都度言います」

 藤本はここまで言ってマイクを置き、ここで試合開始。
 世羅は座って挑発 藤本がその背中にサッカーボールキック 藤本も座って世羅にサッカーボールキックを促すと重い一撃。もう一往復意地の張り合いから、藤本の蹴り足を取った世羅がそのままリバースカンパーナへ。離してフォールも2。投げようとするも藤本が耐えて逆にボディスラムから卍固め。世羅はロープへたどり着くも、藤本は離さず世羅の鼻をつまみ、背中にドロップキックからフォール。カウントは2。
 世羅は藤本をコーナーに振って串刺しエルボー。藤本も串刺しドロップキックでお返しし、世羅の喉元を足でこすり、エースクラッシャー。カウントは2。
 藤本はストンピングからミドルキックも、世羅はエルボーで反撃。そのままリング中央でのエルボー合戦へ。これに世羅が打ち勝ちセラリズムバスターも2。世羅は続けてマフラーホールドで藤本の足を殺しにかかるが、藤本はすぐにロープへ。続けて突撃してくる世羅を丸め込み、串刺しドロップキックからミサイルキックと畳み掛けフォールも2。藤本は組み付いてフランケンからフォールも2、ならばと即座にPKも2。返した世羅の腕を取ってそのままクロスアーム式の極楽固め。これをブレイクされるとそのままツカドーラも世羅はこれを返し、吼えながら串刺しダブルニー、さらにリバーススプラッシュ式のダブルニードロップ。さらにエアーズロックも2。ダイビングダブルニーを放つが藤本がこれを回避し丸め込むが、世羅はこれを潰してフォールも2。世羅はファルコンアローも2。藤本はツカドーラを連発し、藤本が執念のカウント3を奪った。

 一本目を終えて疲労困憊の藤本は、「誰だ!三本勝負って言った奴!世羅、2本目の試合形式は、世羅の土俵である時間無制限、エニウェアフォールマッチでどうでしょう」と提案。リング内外どこででもフォール&ギブアップが取れるルールで二本目が開始。
 世羅がゴングと共にドロップキックで場外に突き落とし、そのまま会場内で場外乱闘へ。二階席になだれ込むと、藤本が世羅を首投げからサッカーボールキック。世羅もお返しのサッカーボールキック。二人は揉み合うままに後楽園ホールの外へと消えていった。
 二人がホールを出ていってしまったため、第1試合の途中ではあるが、会場では2試合目が行われることとなった。

 世羅を卍固めで極めたままエレベーターに乗った藤本は、1Fにつくとこれを離しエルボー合戦をしながらビルを抜け、小競り合いを続けながら移動を始める。行き着いた先はかつて奉納プロレスを行った事がある神田明神。
 境内でエルボー合戦から藤本がダブルチョップ。受けきった世羅がエルボーで吹っ飛ばすと、鉄柱のバリケードを持ち出し藤本に突進する。これを藤本は前蹴りでガードすると、世羅は重みで後ろに倒れ、そこに藤本がランニングフットスタンプからフォールも2。

 藤本はカサドーラも2。藤本は卍固めで捕らえるが、世羅は力づくで回転させてサイドバスターからフォールも2。

 藤本がヘッドロックで捕らえ、隨神門の前まで移動すると切り替えした世羅がボディスラムからカンパーナ。これを離すと背中へのダブルニードロップからフォールも2。
 世羅はエアーズロックで叩きつけてフォールし3カウント。
 二本目は世羅が奪った。

 三本目は、7万人以上が来場する大崎駅周辺で開催されるイベント『しながわ夢さん橋』に移動。山手線ノンストップ一周の団体貸切列車『夢さん橋号』の中での路上プロレスとなった。

 アイスリボンは以前より大崎駅西口商店会ご当地キャラクターの大崎一番太郎&ノン子と親交があり、昨年4月の後楽園ホール大会ではキャラクターボイスを務める山口勝平さん&林りんこさん&中谷一博さんも来場し、一番太郎とノン子とともにプロレスの試合も行っている他、昨年の『夢さん橋号』でも藤本つかさvs雪妃真矢の試合が行われている。

 すでに二試合を終えて疲れが見える二人だが、山手線が発射するとエルボー合戦からリストの取り合いへ。初めてプロレスを見るお客さんが多く、藤本が首投げからサッカーボールキックを打ち込むと車内がどよめく。
 世羅は定期的に応援している子供に助けを求め、危険と見た藤本が救出に入りエルボー合戦へ持ち込む場面が多く見られるが、世羅はアルゼンチンで担ぎ歓声を浴びると意気揚々と車両を移動。
 藤本をバックブリーカーで捕らえ、子どもたちに藤本の顔に攻撃するよう指示すると近寄ってきた子どもたちに藤本はおもちゃにされる。

 これを返すと名誉挽回とばかりに藤本は世羅に車内を走り込んでのサッカーボールキックを叩き込み、痛がる世羅をフォールも2。
 ここで一日駅長を務めている紅白演歌歌手の岩本公水さんが見ていることに気づくと、敬礼し挨拶。岩永さんは疲れている二人に飴を渡しエールを送る。

 回復した藤本は世羅をキャメルクラッチで捕らえ、先程のお返しとばかりに子どもたちに世羅の顔をいたずらさせると、満足してヘッドロックで絞りながら車両を移動。
 小・中・高生のアマチュアバンドコンテスト『パワードリーム・ミュージックフェスタ』に参加していたバンドたちの演奏が行われる中、藤本はパロスペシャルで捕らえながら車両を移動し、世羅はこれを切り返すとリバース・カンパーナでお返し。
 品川消防少年団員たちによる見回りが来たため二人は一時休戦し敬礼しながらこれをやり過ごすと、世羅は藤本を羽交い締めにして子どもたちにチョップを要求し仲間を増やそうとする。
 子どもたちが優しくチョップし、効かないとみるや藤本は切り替えして通過するホームの乗客に向けて卍固め。世羅は助けを求めるが、ノンストップなため扉は開くこと無く列車は進み続ける。

 手すりを掴んでブレイクした世羅を藤本はカサドーラも2。
 世羅は客席に助けを求めると、そこにいた可愛い少女にメロメロに。世羅は気に入った娘を抱き上げて誘拐するが、警視庁のピーポくんが現れ現行犯で世羅を確保しようとする。「私の娘です!」と抵抗する世羅にピーポくんはヘッドバッドを叩き込んで少女を救出すると、世羅を現行犯で確保。世羅はその場で土下座して謝罪し、専務取締役である藤本も一緒に土下座して謝罪したため、反省がみられるということで二人は釈放された。

 ピーポくんが次の車両に移動し見えなくなると、二人は立ち上がり試合再開。エルボー合戦から世羅が藤本の髪を掴むと、つり革に藤本のポニーテールを巻き付けて固定。動けない藤本にチョップからアルゼンチンで担ぐが、藤本はつり革をつかんで切り返し、エルボーでふっとばす。そのまま最後尾の車両に到着すると、世羅はリバース・カンパーナで締め上げ、子供たちの助けを借りても立ち上がる事ができない弱った藤本を担ぐとエアーズロックからフォールも2。
 世羅は藤本の真上のつり革で懸垂すると、そのままダイビングダブルニードロップを投下してフォール。これで3カウントとなり、世羅が2本を奪い勝利した。

<試合後コメント>
藤本つかさ&世羅りさ
――山手線一周プロレスを終えましたが改めていかがでしたか?
藤本「私は二回目の出場という形で山手線プロレスなんですけど、やっぱり子どもたちに知ってもらえる絶好の機会が山手線プロレスだと思うので、いっぱい女の子たちに憧れていただいてプロレスラーになりたいって女の子を増やしたい。それが1番の目的です」
世羅「楽しかったです。あんなに子供に囲まれて、子供に触れ合えて、子供とワイワイできる事ってなかなかないんですよね。だからやっぱり子供とワイワイできて、ちょっとあの誘拐未遂みたいなことやってしまったんですけど可愛すぎてね。ピーポさんがちゃんと、ちゃんと制してくださって、自分ちゃんと反省して土下座までしましたから、もう二度と誘拐未遂など起こさないように心を入れ替えて頑張っていきたいと思いますので、また山手線で試合したいです!ありがとうございました」

――心を入れ替えて今後子供好きだというのをやめる?
世羅「それはできませーん!ロリコンショタコンはやめられませ~ん。大丈夫ですかこれ?」

――この試合は後楽園ホール大会の第一試合だったわけですが
藤本「そうです!」
世羅「そうそう、そうですよ」
藤本「長い決着でしたけど、三本勝負という形でやらせていただいて、一本目はリング上で来てくださってるお客さんの前で決着をつけて、私が勝ちましたからね?忘れてると思うけど」
世羅「忘れてました」
藤本「私が勝ちました。そして、二本目」
世羅「私が、神田明神で見事にエアーズロックをきめて勝利をしましたね。そして山手線プロレス三本目。なんとダイビングダブルニードロップで私が勝ったんですよ。ということはですよ?私爆女王。藤本つかさ、ICE×∞チャンピオン。どういうことか、もうおわかりですよね?なので、次の両国KFCホール大会で挑戦させてください」
藤本「させてください?」
世羅「はい。え?」
藤本「いや、爆女王っていうからすごいドキドキして」
世羅「思ったんですよ。思ったんですけど、両国KFCホールという場は、まあまずハードコア自体がちょっとうるさいので、そっちのベルトをかけさせてください。こっちも忘れないでくださいよ。もちろん、こっちは然るべき場所でタイトルマッチやらせてください。電流爆破です」
藤本「私は、ICE×∞のベルトを、やっぱり世羅とかけたいと思ったんです今日の試合を通して。なのでそれはもちろん、こちらからもお願いします。だけど、電流爆破は、ちょっと」
世羅「いやいやいやいやちょっと待ってください。今日二勝一敗です。(藤本は)一勝二敗です。言う権利はこちらにあると」
藤本「一つだけだったらいいです。それが両国のICEだったら私は承諾します」
世羅「ずっちーな~ずっち~ですよそれは~じゃああれですか?ICE賭けてやるのは決定だけど爆女王はまだ保留?」
藤本「いやまだというか、全然他の方とやってください」
世羅「いずれはやる?」
藤本「他の方と、超花火さんで」
世羅「いえ、私はアイスリボンのリングで爆女王広めないと意味がないと思っておりますので、私が持ってる意味がないと思っておりますので、ここは、やはり代表である藤本つかさと防衛戦をしてこそ、広めるチャンスだと思っておりますので、そこは受けていただかないと。これは言い続けますよ。今日了承していただけなくても、私はつっかさんの目の前に立つたびに言い続けますよ」
藤本「やりませんやりません!」
世羅「すごい期待の目を向けられている」
藤本「やりません」
世羅「皆さん一緒に説得してください。私はアイスリボンのリングで必ず、爆女王の防衛戦をやります。以上!」

――改めて会見などで言っていたキーワードに関して説明してもらってもいいでしょうか?
藤本「まずは消える。『消える』は後楽園ホールから消えました。そして、『○』○は山手線一周の○です。そして『時間がない』、それは、この山手線の出発まで時間がない。『東京プロレスラブストーリー』は、後楽園ホールは山手線のど真ん中ぐらいに位置してるんですよ。東京中でプロレス愛を広めるストーリーが今日スタートするよ、山手線の内側も外側もプロレスを響かせて、山手線理論を私はこれから問いたいと思います」
世羅「どういうことでしょうか?」
藤本「プロレスを内側からも外側からも広める、アントニオ猪木さんの環状線理論のような山手線理論、藤本つかさ山手線理論をこれから唱えていきたいと思います。そして『重大発表』、これは私が発表できなかったんですけど、会場にいる雪妃に託しました。それは、実は11月の11日にアイスリボン初の特番番組、冠番組が放送される事が決定しました。CS日テレで放送が決定しまして、今回私達の試合が後楽園のスクリーンに流れてたんですよ。スクリーンに流れることがこれからずっとあるよって事にも繋げていきたいので、今日は私達もこういう形で試合させてもらいました。それが答えです5つの」

――煽りVでは『結婚?』『引退?』というものもありましたが…
藤本「はい…心が痛い…心が痛いなってずっと思ってました。皆さんご想像が豊かだと思いました」

――これからもアイスリボンを背負っていっていただけると
藤本「みんなで背負います。一人ひとり」

第2試合


 都らの奇襲から試合開始。3人をコーナーに振ってうの、多恵と串刺しドロップキックを放ち、三人でそれぞれの相手をボディスラム。続けて都とうのはY字バランスでポーズを決めるが、多恵は呆れ顔でこれには乗らず。その後三人でマンマミーアを放つが、タメが長すぎて全員剣山で迎撃されてしまう。
 次いで真琴らは三人でブレイジングキックを放ち、真琴が都にハイキックを狙うが、これを回避した都が真琴のバックを取り背後から真琴の身体を動かして無理やりY字バランスを取らせた後、自らもY字バランスから踵落とし。
 多恵に代わると真琴にドロップキックから脇固め。ロープに逃れようと伸ばした真琴の腕も一緒に極めていくが、これはジュリアらがカット。多恵はエルボーを連打してロープに振るが、真琴がカウンターのブレイジングキックを放ち沙弥にタッチ。
 沙弥は串刺しヒップアタックを連発していくが、多恵が飛びついて腕十字。これを真琴にカットされるとうのが介入し、倒れている沙弥に多恵をボディスラムで落として攻撃。そのまま多恵はうのにタッチ。
 うのは仲間を呼び込み3人でおてんばダッシュをやろうとするが多恵はこれを拒否。すると都は一二三レフリーを巻き込み、この3人でおてんばダッシュ。その後うのと沙弥はバチバチとエルボーを打ち合い、沙弥の大振りの一撃をかわしたうのがスクールボーイを連発。沙弥はこれを全て返し、隙を見て飛びついてスタナー、ヒップドロップと反撃すると、真琴がコーナートップからフライングクロスボディでアシストし、沙弥もコーナーからクロスボディ。ジュリアにタッチ。
 ジュリアはうのにSTF。都と多恵がカットに来るが、真琴、沙弥がそれぞれ捕縛しコブラツイスト、裸絞と捕らえていく。これをブレイクされるとうのはジュリアをボディスラムで叩きつけ、都にタッチ。
 都はジュリアにエルボーを放っていくが、ジュリアはトラースキック。さらにジュリアは多彩な蹴り技を放っていくが、都は不思議な動きでこれを全て回避しフライングクロスチョップ。多恵が入ってきてジュリアをボディスラムでコーナー下に設置すると、うのがトップロープに捕まりながらレッグレイズのような動きでトレーニングを開始。しびれを切らした多恵がうのの足を引き、ギロチンドロップのような形で落下させると、都がコーナー上でY字バランスを決めるが、溜めが長すぎてジュリアは剣山の体勢に。それを見た都はためらいながらもマンマミーアZで剣山に突っ込んでいき自爆。
 沙弥とジュリアが都を捕縛し、真琴がブレイジングキック。ジュリアの足でのファイナルカットに沙弥が背後からのローキックを合わせる合体技を放ち、真琴がWWニー。ここでうのと多恵が救出に入り全員入り乱れの展開となるが、ジュリアが都に蜘蛛の巣で飛びつきギブアップを迫る。これを抜け出した都はロープに走ってスリングブレイド、シャイニング・崖ザードと畳み掛け、みやここクラッチも沙弥がカット。するとジュリアが掟破りのみやここクラッチを狙うが、都の頭を丸め込む際に自分も一緒に前転してしまいフォールの体勢にならず、その後ジュリアが強引にエビ固めに移行してフォールを奪った。

第3試合


 4人それぞれ握手するも、大畠と朝陽が奇襲してゴング。二人は安里紗と華蓮に串刺しエルボーからドロップキック、朝陽は華蓮にボディスラムからフォールも2。お返しに華蓮もボディスラムからサッカーボールキック、安里紗にタッチ。
 安里紗は朝陽の顔面にブートを入れていくが、朝陽はドロップキックで反撃を試みる。しかし安里紗にはすべてかわされてしまい、安里紗がフットスタンプでお返し。
 朝陽はドロップキックを連発して突っ張っていくが、安里紗は余裕の表情でノーダメージをアピールし、朝陽の顔を覗き込んで挑発。大畠がエプロンから安里紗を背後からミドルキックでアシストし、朝陽はついにドロップキックで安里紗にバンプを取らせる。その後朝陽はエルボーを打ち込んでいくが、これも安里紗はノーダメージをアピール。ここでも大旗がエプロンから安里紗を背後から捕縛し、ロープを使ったスタナーでアシストし、膝をつく安里紗の顔面へ朝陽がドロップキック。大畠にタッチ。
 大畠はコーナーからフライングクロスボディ、ヘッドシザーズ・ホイップと攻め立てるが、安里紗も各種蹴り技で対抗しブロックバスターホールド。華蓮にタッチ。
 安里紗は大畠をロープにくくり付け、髪を引っ張りながら華蓮にキックを促す。華蓮はミドルキックを速射し、大畠をリングに戻してダブルのドロップキック。華蓮はサイドキックからドロップキックで大畠をコーナーに吹き飛ばし、スイングDDT。ハーフダウンの大畠にPKを狙うが、これをキャッチした大畠がDDTで切り返し、四つん這いになった華蓮の腹部を下から蹴り上げる。そのまま大畠はバックを取り、朝陽とともに合体フェイスバスター、大畠の低空ドロップキック、朝陽の低空クロスボディと畳み掛け、朝陽がコーナーに上るも安里紗がこれを妨害。リングに戻った朝陽と華蓮がリング中央でバチバチの打撃戦を行い、華蓮が優勢となると朝陽はスモールパッケージ、バックスライド、ラ・マヒストラルと丸め込みを連発していくが、華蓮がフォールを返した勢いで立ち上がりムーンサルト式のダブルニードロップ。
 華蓮がコーナー下に朝陽を設置し、安里紗がコーナーに上るが、大畠が安里紗を追ってコーナーへ上がり雪崩式ブレーンバスターを狙う。しかし華蓮が背後からミドルキックを連射し体勢を崩させると、宙吊りになった大畠に安里紗がダイビングダブルフットスタンプ。続けて華蓮もコーナーに上がり、安里紗と肩を組んでダブルのダイビングダブルフットスタンプ。
 窮地の朝陽を大畠が救出に入り、華蓮と安里紗をまとめて低空クロスボディで蹴散らすと、朝陽を肩車で担ぎ、朝陽が2階建てのボディプレス。
 その後、再び朝陽と華蓮がリング中央でバチバチと打撃戦を展開し、朝陽が丸め込んでいくが、華蓮がカウンターの後ろ回し蹴り。よろめいた朝陽に華蓮が飛びついてカサドーラ。これでカウント3。
 試合後、勝ち名乗りを上げる安里紗に大畠が殴りかかりあわや乱闘騒ぎとなりかけるがセコンド勢が総出で制止。二人はにらみ合いながら退場していった。

第4試合


 いぶきが大きな声で「お願いします!」と握手を求めるも、アジャは無視。そのままゴング。
 いぶきはロックアップでアジャを押そうとするが、アジャは余裕の表情で逆にいぶきをロープに押し込むと片手でいぶきを転がしていく。いぶきはロープに走ってショルダータックルを連打し、エルボーを叩き込むも、アジャは微動だにせず。逆にアジャのショルダータックル一発でいぶきは倒れてしまう。さらにアジャは逆水平一発でいぶきを倒していき、ボディスラムからエルボードロップ。続けてフェイスロック、リバースフルネルソンといぶきを弄んでいき、自ら開放してサッカーボールキック。
 いぶきは涙を流しながらエルボーで突っ張っていくが、アジャは「泣いてんじゃねぇよ」と一喝しいぶきの顔面にビンタ。いぶきはロープに走ってクロスボディを放つが、アジャが踏ん張ると逆に跳ね飛ばされてしまう。それでもいぶきは何度もぶつかっていき、アジャがよろけたところを丸め込もうとするが、これを耐えたアジャがヒップドロップでいぶきを押しつぶそうとする。しかしいぶきもこれを回避し、スモールパッケージもカウントは2。
 いぶきはセカンドロープからボディプレスを放ち、ライトニングスパイラルを狙うが、アジャがこれを耐えてエルボー。いぶきは一発で倒れてしまう。いぶきが立ち上がり、アジャがエルボー一発で倒していく展開が続くが、アジャのヒップドロップをかわしたいぶきがいぶロールでカウント3を狙う。しかしアジャはこれを2で返してバックドロップ。そして一斗缶を取り出しいぶきの脳天にフルスイング。グロッキー状態のいぶきにラリアットから垂直落下式ブレーンバスターと畳み掛け、そのままカウント3を奪った。

 試合後、アジャにマイクが投げ込まれるとアジャは困惑。

アジャ「えっ……なんかすごいマイク用意されてんだけど、喋んなきゃいけないの?(笑)いぶきよ、リングサイドで試合見ながら泣いてて、今度はリングの上で泣いてんのか。おもしれぇなぁ、時代ってなあ。一個だけいいこと教えてやる。プロレスって、馬鹿じゃ出来ねぇんだ。利口すぎんのも理屈っぽいから出来ねえんだよ?中途半端が一番行けない。でも、いろんな知識を持った利口じゃないとプロレスラーとして上には上がっていけない。自分の体をどうにかしていくこと全部考えなきゃいけないから。相手がどんなことをしてくるか、何をしたらダメージを与えられるのか、そういうことを常に考えなきゃいけない。そのためにも、受験勉強が必要だ。俺は中学を卒業してこの世界に入ったから高校受験の苦しさは知らないし、今となっちゃ高校なんて行かずにプロレスラーに鳴ってよかったって思えるけど、大人になればなるほど『もっと色んなこと学んどきゃ良かったな』って。まあ大人になっても学べるんだけど、学べる時期に学んどきゃ良かったって今になって思うことはたくさんある。今日、苦しいし怖いしつらい思いしただろ?多分、これよりは受験のほうがまだマシだぞ。もう一回ちゃんと勉強して、もうちょっとお利口さんになって、受験して、高校生になったらもう一回やろう。それまでは、目一杯ここ(頭)こき使いなさい。こっち(頭)使うこともプロレスラーとしては重要だから。分かったね?受験落ちたらやらないよ?受かって高校生になったらもう一回やるよ。でも、落ちたらやらない。それから、ジュリアも、どうやら昨日俺の試合見て大分ナーバスになってたらしいけど、でもな、お前今日元気に試合してたもんな。やっぱプロレスラーだもんな。俺に踏み潰されてもそのまま元気にプロレスできるって、プロレスラーじゃん。ただ、お前もそう、いぶきもそう。さっき(第1試合で)やってた6人の若いのもみんなそう。……都は除くけど(笑)みんなもっともっともっともっと強くなれ!強くなってあのへんのババアども全部食い尽くせ!いいな?そしたらやろう、やろう、やろう!みんなやろう!分かったね?(いぶきの泣きじゃくる顔を見て)……いぶき、お前に一個だけ謝ることがある。泣いてる顔はやっぱりハム子のほうがブスだな(笑)よう、ハム子。いぶきの頑張り見たんだ。メインはお前らがしっかり締めて来いよ」

 いぶきと、いぶきの肩を抱くハム子は、退場していくアジャへ深々と頭を下げながら見送った。

第5試合


 4人は握手をしていくが、弓李は妹加の握手を拒否。
 先発はトトロと直でゴング。ロックアップからトトロがヘッドロック、直は外してハイキックを狙うが、トトロはかわしてショルダータックル。弓李にタッチ。
 弓李は直の顔面を蹴って痛めつけると、直はコンビネーションキックで反撃。これを全て回避した弓李はクロスボディを狙うが、直がキャッチしてボディスラム。妹加にタッチ。
 妹加が弓李に向かっていくと、弓李はトトロにタッチ。
 妹加はトトロにセントーンを狙うが、トトロは回避。トトロもセントーンを放つが妹加が回避。互いの持ち技に意地を見せていくが、妹加が競り勝ってセントーンで押しつぶし直にタッチ。
直はサッカーボールキックからトトロをコーナーに振ろうとするが、トトロが振り返して串刺し攻撃を狙う。直はカウンターのサイドキックを入れ、そのままリング中央で打撃合戦に発展。これに打ち勝ったトトロがボディスラムからボディプレス。弓李にタッチ。
 弓李はコーナーからフライングクロスボディ、ライトニングスパイラルと畳み掛け、フィッシャーマンズスープレックスを狙うが、これを堪えた直がハイキック。これをかわした弓李が丸め込みを連発していくが、妹加がカット。弓李はボディスラムを狙っていくが、直が堪えて腹部に膝蹴りでひるませDDT。次いでのハイキックはかわされるも、返す刀でソバットを叩き込み妹加にタッチ。
妹加は弓李に串刺しラリアット、エルボードロップと連発しベアハッグでギブアップを迫る。弓李が耐えると、シュミット式バックブリーカーに切り替え、そのままボーバックブリーカー。満を持してのアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げるが、弓李が後ろに着地。そのままエルボー合戦に発展。重い一撃を放っていく妹加に対し、弓李は迷いのあるような素振りを見せ弱々しい打撃。見かねたトトロが妹加を背後から羽交い締めにし鼓舞すると、弓李は目を閉じて拳を握りしめ、何かを振り切った様子で妹加の髪の毛を掴みながら激しい打撃を放っていき、投げっぱなしジャーマンからフィッシャーマンズスープレックスホールド。さらにコーナーに上ったトトロをファンタスティックフリップで妹加の上に落下させ、ブロックバスターホールドも直がカットし、直を排除しようとした弓李の側頭部へハイキック。その間に復活した妹加がラリアットでなぎ倒し、直が弓李にバックフリップ。そこへ妹加がダイビングセントーンを投下し、続けてアルゼンチンバックブリーカーからのトーチャーラックボム、最後はダメ押しのマイカバスターで叩きつけ、3カウントを奪った。

第6試合


 ロックアップからあかねが志田をロープに押し込み、離れ際にエルボー。さらにショルダータックルでなぎ倒し、逆水平チョップを連打しボディスプラッシュとあかねが開始直後から気持ちを見せていく。
 しかし、あかねのエルボードロップをかわした志田が序盤からランニングニー、カミゴェと大技を連続し、余裕の表情でサーフボードストレッチからの変形ストレッチプラムと痛め付け逆片エビ固めへと移行。ロープに逃れたあかねだったが、志田はあかねの上半身をエプロンから場外に出すと、自らリングを降り、リングサイドを走り込んであかねの腹部にニーアッパー。さらにあかねをリングに戻し、コーナーに押し付けて顔面を蹴って挑発していくと、あかねは雄叫びを上げながら志田の前に立ちふさがり、志田の打撃を正面から受け止めながらじりじりと距離を詰めていく。志田がロープに走ると、追走ラリアットをぶちかまし、志田は一回転して場外へ。
 あかねも場外に出ると、イスを持ち出して志田を殴打。さらに観客席にハンマースローで投げ込み、イスを床に重ねてその上にボディスラム、さらにセントーンと自らが積んできたハードコアのキャリアを志田に見せつける。
 あかねは志田をリングに戻し、串刺しラリアットから志田が持ち込んだ竹刀を手に取り、志田に逆胴をフルスイング。しかし志田はこれをキャッチし、「何してんだコラ!」とブチ切れながら竹刀を奪い返しあかねを殴打。しかしあかねもフライングショルダーで対抗し、みかんでポンを狙うが、これをこらえた志田がロープに走りジャンピングニー。あかねもオクラホマスタンピートで張り合っていき、その後の打撃合戦でも鈍い音が響く強烈な頭突きを入れていくが志田もファルコンアロー。両者リング上で大の字に。
 間をとったから起き上がった二人はショルダータックルで何度もぶつかり合っていくが、志田が隙を突いて延髄斬り。しかしあかねもよろけながら身体全体でぶつかる形のショルダータックル。続けてコーナーに上がるが、志田が追っていって雪崩式ブレーンバスター、さらにランニングニーもカウントは2。ならばと魂のスリーカウントを叩き込み、カウント3を奪った。

 勝ち名乗りを上げる志田の元へ、沙弥、妹加、朝陽、いぶき、華蓮、ジュリア、直、トトロ、うのと志田がアイスリボンを退団した後にデビューした選手たちがリングへ。
 その中でマイクを取った沙弥は、「あなた一体なんなんですか?正直、私達はあなたがなんなのか分かりません。あなたが過去に何をしたのか、過去にアイスリボンで何があったのか、私達は何も知りません。何があったんですか?何をしたんですか?教えて下さい」と志田を睨みつけながら問い詰める。
 志田が「テメーの先輩に聞けよ!馬鹿野郎!」と一蹴すると、沙弥は「私達は、あなたがこのリングに上がることによってこの殺伐とした空気に鳴るのがすごく嫌なんですよ。だから、私達はあなたとぶつかることで、あなたがなにをしたのか、あなたがなんなのか、確認したいと思います」と宣戦布告。
 志田は「殺伐とした空気が嫌ならリング降りろよ。(他の8人を見渡して)テメーら全員コイツと同じ気持ちでいいってことだな?誰でもやってやるよ。ただし、私の前に立つんだったら、それなりの覚悟してもらわなきゃ困るぞ。コイツ(あかね)みたいな半端な気持ちで私の前に立つんじゃねーぞ」と言い残し、リングを後にした。

<試合後コメント>

志田光
――藤田あかね選手とは初対決でした
「私が思った以上に負けん気が強いと言うか、『ムカつく』っていう感情があるんだなっていう風に思いました。ただ、VTRで言ってた『あの試合だけで判断してほしくない』って、そんなんアイツの身体見れば分かるでしょう。トレーニングしてないブヨブヨの身体。自分の体さえ支えるの精一杯、体力もない。結局そんなもんですよ。私に負けたくないという気持ち、お前がムカつくという気持ちで向かってきたのは認めます。ただ、正直なところ、もう二度と名前の由来は言って欲しくないと思います」

――試合後、志田選手のアイスリボン時代を知らない選手たちがリング上に上がってきました
「そうですね。名前はチェックしてるんで色々知ってても実際試合は見たことない選手がたくさんいて。リング上で数えたんですけど、9人かな。私が知らない選手が、アイスリボンに9人。なんかもう私が知ってる団体じゃないのかなっていう風に正直感じました。ああやって前に並んで私を前に発言したこと、それはすごく。だって私がいないときにデビューした選手ってことは、4年未満ってことでしょ?そんな選手がああやって堂々と発言したことはすごく好感が持てるし、そうやってドンドン自分から動いていく選手は私は嫌いじゃないので。ただ、『殺伐とした空気が嫌だ』みたいな発言は許せませんね。だから『ぬるま湯って言われんだよ』って正直思いました。その言葉に尽きると思います」

――若手選手のそういった考えは、志田選手の考えとは合わない?
「そうですね。それが嫌で抜けたっていうのがあるので。やっぱ変わんないなと思いましたね」

――今後も、アイスリボンからオファーがあれば上がっていく?
「あの子達がやる気で、そのやる気、やりたいっていう思いを会社に通せるのであれば私は誰とでもいいですよ。あの9人の中の誰とでもいいです。呼ばれるなら上がりますよ。私は呼ばれるところにはどこでも上がりますので。どこのリングに上っても私は志田光という存在感を示す自信はありますし。ただねえ、これで次々撃破されていっているわけですよ、アイスリボン側からしたら。それが嫌だと思うんだったら、これで呼ばないのも、私はそういう選択もアリだなと思いますし。それは任せます」

第7試合


 雪妃が握手を求めると、山下はしっかりとその手を握り返す。
 ゴングが鳴ると、互いにコールを煽り合い、ホームの雪妃の声が勝ると山下は憮然。ロックアップで組合、山下が押し込むもクリーンブレイク。雪妃が手4つを求めると山下はこれに応じ片手で捻り上げるも雪妃はすぐに腕取りに移行。山下も返していき、ヘッドロックに持ち込みじっくりと絞り上げる。雪妃がなんとかロープに振るが山下はショルダータックルで吹き飛ばす。しかし雪妃も山下の髪の毛を掴んでフライング・メイヤーを連発し、ヘアホイップを狙うが、山下が客に雪妃の髪を掴んでヘアホイップ。続けてコーナーに押し付けストンポングを連打し、再び雪妃の髪を掴み顔面に噛みつき攻撃。さらにゆきひをこーなーに叩きつけ串刺しラリアット。フォールも2。
 山下はサソリ固めで腰を落としていくが、雪妃はロープに這っていきブレイクする。しかし山下はその腕を取ってさらに固めていく。雪妃はなんとか再びロープブレイクするが、さらに山下は雪妃をロープにくくり付けランニングニー。フォールも2。山下は雪妃の顔面を執拗に蹴り飛ばしていくと、雪妃も山下にビンタ。山下もこれに応じ張り手を見舞うと、雪妃も同じ技で対抗。山下のエルボーをキャッチしSTOを狙う雪妃だったが、山下がこらえて走ると、カウンターのトラースキック。さらにサッカーボールキックを連発するが、山下がもっと打ってこいと挑発。雪妃は右足、左足と切り替えながら連打しPK。フォールも2。
 リング中央でエルボーを打ち合う二人だったが、山下が隙を突いて膝蹴りを入れロープに走る。雪妃は追走して膝蹴りでお返ししてロープに走るが、山下も追走ラリアット。山下はブレーンバスターを狙うが、雪妃が逆にブレーンバスターからスライディングミドルキック。さらにバズソーキックを狙うが山下は回避。山下はラリアットを狙うが、雪妃がキャ地して飛びつき腕十字、暴れる山下を上手くコントロールして三角絞めに移行。山下は三角絞めを受けたまま雪妃を持ち上げパワーボムも雪妃は離さず。山下がロープにたどり着くと、雪妃はロープを背にする山下にランニングニー、さらにコーナートップからミサイルキック、続けてハーフダウンの山下の胸板にミドルキックを速射。満を持してスノウトーンボムを投下するが山下がこれを回避し、変形バックドロップ、スライディングラリアットと畳み掛け、スプラッシュマウンテンを狙い担ぎ上げる。雪妃が後ろに着地して回避すると、山下はラリアットを放つも、雪妃がブートでこれを迎撃。腕を痛めた山下だったが、体ごと浴びせるラリアット、さらにロープに走って正調ラリアット。フォールも雪妃が切り返してフォールを返す抵抗を見せると、山下は起き上がってトラースキック、さらに引き込みラリアット、正調ラリアットと連発し、最後はスプラッシュマウンテンでトドメを刺した。
 試合後、勝ち名乗りを上げる山下に雪妃が食い下がり、山下の右腕に噛みついていく。セコンド陣が総出で引き剥がすと、両者はにらみ合いながら退場していった。

<試合後コメント>

雪妃真矢
――残念ながら敗れてしまいました
「いやー、悔しいですね。悔しいけど、今日の試合は完敗なんです。でも学んだことが大分あったので、次は勝ちますね」

――自分から望んで山下戦を実現したわけですが、山下選手はいかがでしたか
「やっぱキャリアが近い選手の活躍って見ることが多いので、気にして3~5年めくらいの選手の活動っていうのは気にしてみてるんですけど、その中でも山下さんって存在感があるなあって思うし、OZの方で結構……アイツ多分ね、黒い真矢好きなんですよ、山下りなは。黒い方の真矢にはちょっかい出したりするけど、蒼い方にには絡んだことがなくて。だから、青い方も悪くないよっていうのを見せたくて山下さんを指名して。ちょうどOZのタッグベルトも山下さんに私が直接負けて獲られたし。時期的にはちょうどよかったんですけど、ここで勝てたらスッキリしたのに、勝てなかったですね。スッキリ感を相手に与えてしましましたね。悔しいなぁ。でも自分に足りないものとか相手の『なるほど、こういう感じか』というのもわかったので。でも『いつでもやってやるよ』ってリング降り際に言われたので、またやってもらおうかなと思います」

第8試合


 らぶっちゃが握手を求めると、くるみだけこれに応じ、つくしは背を向けで自軍コーナーへ。
 くるみとハム子がゴングと同時にタックルでぶつかり合い力比べ。これに一度はくるみが勝利するも、すぐに起き上がったハム子がタックルでなぎ倒し、セクシーポーズで挑発。両者タッチ。
 もちはつくしに重いエルボーを打っていき、つくしが打ち返そうするのを上rからつぶしていく。しかしつくしもヘアホイップで投げ返し、ロープに振ってドロップキック。くるみにタッチ。
 くるみはもちに串刺しスプラッシュからフォールも2。くるみはもちの顔面を蹴っていき、ボディスラムで叩きつけ、二発目を狙うがもちが逆に投げ返しフォールも2。ハム子にタッチ。
 ハム子はもちとともにダブルでくるみに串刺しスプラッシュからお・し・り・だー!からダブルのフェイスクラッシャー。カウントは2。さらにハム子はくるみに逆エビ固めから「どすこーい!」と煽っていく。しかしくるみも意地を見せて脱出し担ごうとするが、ハム子がショルダースルーで切り返し、「ハム子100kg!」の掛け声とともにボディプレス。さらに突っ張り連打からロー王に走るが、くるみはパワースラムからサンセットフリップ。カウント2。つくしにタッチ。
 くるみはつくしを背負い、二人でハム子に串刺しスプラッシュからヒップドロップ。カウント2。さらにつくしは低空のコルバタからジャンピングラリアット。カウント2。続けてコーナートップからフライングクロスボディを投下するが、これをガッチリと受け止めたハム子がノーザンのような形で反り投げ、シャイニング腹ザード。もちにタッチ。
 もちもシャイニング腹ザードを放ちフォールに行こうとするが、つくした下から組み付いてスタナー、さらにカサドーラを狙うが、もちが耐えきり持ち上げてアルゼンチンバックブリーカーの体勢でリング上を行進し、コーナー下に設置してフットスタンプからリバーススプラッシュ。そのままフォールに入るもくるみがカット。
 もちはコーナーに上がるが、これもくるみがもちを妨害しアシスト。その隙に復活したつくしがコーナー上で飛びついて雪崩式フランケンで放り捨て、くるみがミサイルキック、対角コーナーからつくしもミサイルキックを放ちフォールも2。つくしはタイガースープレックスを狙うが、これを耐えたもちがパワーボムを狙うと、つくしはフランケンシュタイナーで切り返し、フォール→カウント2で返されるとフットスタンプ→フォールの流れを繰り返しもちにダメージを与えていく。ふらつくもちにハルカゼでフォールに入るが、これはハム子がカット。つくしはくるみにタッチ。
 くるみはもちに低空ドロップキックからロープに走るが、もちが追走ボディスプラッシュを浴びせ、ハム子が介入してくるみにもちハムバーガー、さらにハム子がもちを持ち上げてくるみの身体へ投下。フォールも2。もちとハム子はダブルのバックドロップを狙うが、これを耐えたくるみがダブルラリアットで二人まとめてなぎ倒し、ハム子を背負うとつくしを呼び込み、くるみが二人を背負った状態でもちにボディプレス。さらにロープを背に座り込むもちへ、つくしを背負った状態で大暴走。フォールも2。
 くるみはコーナーに上るが、ハム子がこれを妨害し、その隙にもちは追いすがって雪崩式ブレーンバスター、さらにバックドロップ。二発目を狙うが、これを堪えたくるみがバックドロップでお返しし、ナッツドライバー、投げっぱなしジャーマンと畳み掛ける。これを好転する形で受け身を取り体勢を整えたもちが即座にもっちりバディシザースを放っていくが、くるみはベアハッグの形でキャッチしそのままぶっこ抜いてブレーンバスター。フォ^るもハム子がカット。くるみはハム子をラリアットで排除。くるみがコーナーに上がり、つくしも対角コーナーに上がり、それぞれ小型冷蔵庫爆弾、ダイビングフットスタンプを投下していくが、らぶっちゃの二人はこれを同時に回避しそれぞれの相手をラリアットでなぎ倒す。そしてくるみへ、ハム子がダイビングボディプレス、もちが棚からぼたもちを立て続けに投下。もちはトドメのメタボリックサンドを狙うが、くるみが耐えて持ち替え、人でなしドライバー。フォールに入るもハム子がカット。つくしがハム子を場外に排除し、コーナートップから場外へフライングクロスボディで追撃。
 くるみはトラースキックを連発し、ラリアットを狙うが、もちがカウンターのもっちりバディシザース。その後も正調で二連発叩き込みフォールもつくしがカット。ハム子がラリアットでつくしを排除。
 もちはダイビングギロチンドロップから、ハム子のアシストを受けコーナーから雪崩式メタボリックサンドで圧殺し、3カウント。

エンディング


もち「おいつくし!自分が狙われると思っただろ!自分が狙われると思っただろ?!私は最初からくるみから勝ちたかったんだよ!そうやってすぐ感情的になって、周りが見えなくなる!そういうとこ、まだまだだと思うよ。そしてくるみ!私は今日くるみに勝てた。プロレス人生の中でくるみから勝てたということは、自分の最高の自信になったと思う。ありがとう。つくし、くるみ、もち……この3人は、同期です。で、つくしがキャリアリセットするまでは、この3人には同期でした。プロレス人生、ずっと三人で歩いていけると思ったし、5年、10年、ずっとずっと突っ走っていけるもんだと思ってた。2008年組のハムさん、つっかさん、都さんみたいに周年とかデカいところで打って、お互いをもっと高めあっていこうって、そういう夢も私は持っていまいた。でも、その夢はもう叶わなくなってしまったね。キャリアリセットをして、毎日もがき続けるつくしを見て、私は助けてあげることが出来ませんでした。自分はすごい努力だなと思ったし、そんな自分にイライラしてました。だから、つくしが上を目指して頑張れば頑張るほど、自分のやり方なり気持ちをつくしにぶつけてしまっていました。でもやっぱり、私のレスラー人生の中で、つくしは必要な存在です。くるみも、ハムさんもあかねも、ここにいるレスラーも、そしてプロレスを見に来てくれるお客さんに支えてもらわないと、宮城もちにはなれません!同期とは呼べなくなってしまったかもしれないけど、つくしは大事な仲間だから、これからもよろしく」
(もちがつくしに握手を求めるが、つくしはこれには応じずもちのマイクを受け取る)
つくし「そう言ってもらえて、言ってくれる仲間がいて、自分は幸せものです。本当は今日の試合をするのが怖くて、もちさんに気持ちを伝えたら言い返されてしまって。でもその言葉には説得力があって。自分は気持ちを感情的にぶつけることしか出来なかった。だから今日の試合が怖かった。でも、また『自分がアイスリボンを引っ張っていきます』って堂々と言えるようなレスラーになります!今日は挑戦を受けてくれてありがとうございました!」

 ハム子、もちがつくしを抱きしめ、くるみにマイクが渡る。

くるみ「メッチャ悔しいです。ホントに悔しいとしか言葉が出てこないです。負けちゃってゴメンね。でも今日の負けは、自分たちのプラスになったと思う。でも自分たちはまだまだ上に行けると思うんです。なんて言ったらいいのか分からないけど、もっともっとつくしは、つくしを出せるはずだし、みんなからは『もう十分でしょ』って言われるかもしれないけど、まだまだもっと強くなれると思うんですよ。もっと大怪獣になれると思うんですよ。つくしも、小さな大巨人になれると思うんですよ。だから、今日の負けは悔しいけど、うちらはプラスに変えて、そして、一旦ワガママかもしれないけど、自分たち一人で戦っていって、また強くなって今度こそはうちらがThis is ICERIBBONって胸を張ってみんなに、お客さんに言えるように頑張りましょう。これからもよろしくお願いします!ありがとうございました!」
ハム子「プロレスって勝っても負けても成長できるのが楽しい!」

 その後、出場選手が観客席を握手して周り再びリングに集合すると、山手線でプロレスをする藤本と世羅の姿が映し出され、藤本の「私には時間がありません!だから重要発表、言っといて~!」の言葉で映像が終わる。
 呆れ顔の雪妃がVTRの再生を促すと、CS放送日テレプラスにて11月11日の夜11時より、アイスリボンの冠番組『女子プロレスでハッピー!アイスリボンの妄想バトル大作戦』が放送開始されることが発表された。
 そして、「プロレスでハッピー!アイスリボン!」で興行を締めた。

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