初代タイガーマスクが原因不明の病に冒されたことを発表も復帰に向けてのトレーニングを宣言!「あえて心臓に負荷をかける」

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 20日、東京都・後楽園ホールにて、リアルジャパンプロレス『新間寿プロデュース 初代タイガーマスク佐山サトル認定『原点回帰プロレス』第4弾~世界マスクマン・トーナメント準決勝~』が行われた。

 この興行の休憩明けに初代タイガーマスクこと佐山サトルと平井丈雅代表がリングに上がり、平井代表がマイクを取るが、佐山は立っていることもままならず持ち込まれたイスに座ると、その姿を見た平井代表が号泣し始め会場がざわめきで満たされる。
 平井代表は「先生には黙ってろと言われましたけど、ある病気の疑いがあって、佐山サトルは先日も入院しておりました」と語り、佐山が3年前に患った狭心症とは別の病魔に蝕まれていることを明かした。そして平井代表は先日プロレス界引退を表明した新間寿についても触れ、「タイガーマスクの生みの親である新間寿会長と佐山総監の二人がタックを組めば皆様に色んな物を見せてくださいます。二人がタッグを組めばイジメ撲滅もやっていけます、武士道もやっていけます。これからもプロレス界の発展のために、これからも居ていただかなくてはならない存在です!」と涙ながらに熱弁。
 これを受けた佐山は立ち上がってマイクを取ると、「新間の前に新間なし、新間のあとに新間なし。新間がいる限り僕は奇跡起こしてみせます。皆さまのもとにプロレスで戻ってきますので待っててくださいね。新間がいる限り大丈夫です復活します」とあらゆる障害を乗り越えての復帰を誓った。

 バックステージに戻った佐山は病状について聞かれると、「歩けなくなったり手が震えたりして、心臓の周りから全身がワナワナする症状が出てたんです。3人の医者からパーキンソン病の症状があると言われて正式に検査をしたんですけど、パーキンソン病ではなかったんですね。筋無力症候群でもないと言われて。原因がわからないんで自律神経かなとも。(3年前の狭心症の)手術をする前からワナワナがあったんで、また心臓とは違うものかも知れないんですね。分かんないです。お医者さんもわからないくらいですから僕も分かんないです」と語り、震える手を見せながらうなだれた。

 しかし、平井代表の檄について触れた佐山は「あそこまで言われたら復活しなくちゃいけないなと思います。心臓の先生から負荷をかけてみてはどうだと、簡単にハードトレーニングやってもいいですよと言われてるんで、そちらに賭けてみようかなと。だから来週あたり合宿に行こうかなと思ってます。徐々に徐々に負荷をかける練習をしてみようかなと。昔みたいな練習はできないかも知れないですけど、今の自分に負荷がかかるような練習をしてみたいと思います」と顔を上げ、復帰に向けてのハードトレーニングの開始を宣言した。

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