九州プロレス王座を奪還した玄海にめんたい☆キッドが挑戦決定!「俺とお前にしかできない九州最高峰の試合をやろうじゃないか]

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 11日、福岡県福岡市・アクロス福岡イベントホールにて九州プロレス『筋肉飛梅’18』が行われた。
 この日は九州プロレスタッグ選手権試合、九州プロレス選手権試合の2大タイトルマッチが行われ、現王者の筑前りょう太&火野裕二の元KAIENTAI DOJOタッグが挑戦者組の野崎広大vsGAINAを制して2度目の防衛に成功した。

 メインイベントで行われた九州プロレス選手権では、関西の雄・三原一晃が持つベルトに玄海が挑む一戦。玄海が関西へ流出していた九州プロレスのベルトを奪還できるかどうかに注目が集まっていた。
 
 試合は、玄海が速攻を仕掛け、ジョン・ウー、バズソーで場外へ叩き落とすと、速攻の重爆トペ。さらにエプロンでの玄界灘を狙う。しかし、これは三原が切り返し、エプロンで断崖式ブレーンバスター。
 序盤で大ダメージを負った玄海だったが、九州の意地をかけて立ち上がる。張り手からのバックドロップ。胸元に重爆キック3連打と食い下がり、そこから、交互に雪崩式ブレーンバスター合戦で意地の張り合いを見せる。ここから三原が垂直落下式ブレーンバスターでダウンさせ、ボディプレス。玄海もF5でやり返し、一進一退の互角の打撃勝負へ。
 終盤、三原は、メガトンラリアット、キン肉バスターと狙って勝負を決めに行くが、玄海はスウィング式DDT、フランケンシュタイナーからの投げっぱなしジャーマン、さらにラリアットと畳み掛ける。これを耐えられると、セコンドについていた仲間の日田丸に捧げる日田丸式パイルドライバーで叩きつけ、玄界灘でフィニッシュ。壮絶な肉弾戦を玄海が制し、王者に返り咲いた。

 試合後、玄海はリング上で「三原がこのベルトの価値を上げてくれた。三原は、実は僕の後輩なんですよ。大阪の時の。僕が秀吉だった時に、三原は若手でずっと頑張ってました。こいつが中学卒業したくらいです。まだ子供ん時です。最初はこいつを蹴り倒してました。でも今はこうやって頼もしい姿を俺に見せてくれて、そして九州のベルトを奪ってくれて、価値も上げてくれた。ありがとう!今日はよ、いつもの呼び方で呼ばせてもらう。かずくん!ありがとう!お前のおかげで、このベルト価値が上がったよ!でももうちょっと手加減せえよ!脳が揺れたよ、コノヤロー!またやろうな!九州によ、移住して来てもいいんだぞ!待っとるからな!」と対戦相手の三原を激賞。
 
 そこへ、めんたい☆キッドがリングに上がり、玄海選手、もの凄い試合でした。あなたは強い!そして今、強さはピークにきてると感じました。でも一つ気づいたんです。そのベルトしっくりきてないです。あなたに似合わないです。そのベルトが似合うのは、このめんたい☆キッドだ!お客さんに問いたい。九州プロレス選手権のベルトが似合うのはどっちですか?どうですか?7月7日九州プロレス設立10周年大会、筋肉山笠18、福岡国際センターで、そのベルトがどっちにふさわしいか、僕と対戦してくれませんか?」と玄海に挑戦表明。

 玄海は、「断る理由はねえよな。あんだけの試合見せられてよ、その後、挑戦して来る、たいした度胸だよ。誰も挑戦して来ねえよ。お前だけだよ。俺とお前にしかできない、九州最高峰の試合、最高の場所、福岡国際センターでやろうじゃないか。ただこれだけは言っておくぞ。死ぬ気で来いよ。俺は今日のタイトルマッチのために、血のションベン流してきたんだ、コノヤロー。そのつもりで来いよ。俺が一番このベルト、ふさわしいと証明して、7月7日ベルトを巻いて、リングに上がって、そしてベルトを持ってリングを降りてやる」と真正面から受けて立った。

 その後、玄海はめんたいの握手は拒否してベルトを見せつけ、一気に7.7福岡国際センターでのタイトルマッチの機運が高まった。

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