【試合結果】5・27 九州プロレス佐賀大会 玄海vs野崎広大 桜島なおきvs火野裕士 がばいじいちゃんvsばってん×ぶらぶらvs田中純二 めんたい☆キッド&唐ワンくんvs阿蘇山&佐々木日田丸

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『唐津ば元気にするバイ! 』
日時:2018年5月27日(日)
開始:15:00
会場:佐賀県唐津市・唐津市文化体育館
観衆:329人

▼唐津闘始~めんたい&唐ワンくんヒーロータッグ見参!~
⚪︎めんたい☆キッド/唐ワンくん
13分26秒 めんたい☆スプラッシュ→片エビ固め
●阿蘇山/佐々木日田丸

▼唐津に来ています~笑×老×祭 三つ巴戦~
⚪︎がばいじいちゃん
9分40秒 がばいトーンボム→拝みフォール
●ばってん×ぶらぶら
※もうひとりは田中純二

▼薩摩隼人豪腕迎撃~チェスト!~
●桜島なおき
14分11秒 ファッキンボム→片手フォール
○火野裕士(フリー) 

▼唐津ば元気にするバイ!~野崎広大凱旋試合~
⚪︎玄海
20分44秒 玄界灘→片エビ固め
●野崎広大      

野崎広大が地元・唐津に凱旋も王者の玄海には一歩及ばず!桜島と火野の前哨戦は火野に軍配!唐ワンくんが空を舞う!

第1試合


 めんたい&唐ワンくんの豪華ヒーロータッグが玄武會の前タッグ王者組を迎え撃つ、贅沢なオープニングマッチ!
 唐ワンくんは本物が登場するが、リングに上がれず一旦、ゲートへ。すると、レスラーヴァージョンに変化しリングイン。
 先発は唐ワンくんと日田丸。バック、リストの取り合い、技の読み合いと意外にも実力者の片鱗を。めんたいは巨体の阿蘇山をスピードで翻弄。玄武會は場外戦でペースを掴むと、リング上で唐ワンくんに集中砲火。チョップとキックの乱れ打ち、日田丸のアキレス腱固めと阿蘇山のエルボードロップの合体。阿蘇山はスモーピオンデスロックで痛めつける。日田丸は顔面キックラッシュからのハイキック。唐ワンくんはなんとかドロップキックを放ち、ようやくピンチを脱出。
 代わっためんたいは日田丸にスリングブレイド。阿蘇山と日田丸にバックエルボーを決めると日田丸に619からのダイビングフットスタンプ。日田丸もイナズマレッグラリアットで逃げ切るが、唐ワンくんは、二人まとめてドロップキック、阿蘇山をボディスラムで投げ切ると、コーナーに登りミサイルキック、ダイビングボディプレスと畳み掛ける。
 めんたいのバックエルボーは阿蘇山がキャッチ。バックドロップからのジョンウーでコーナーに追い込む。さらに日田丸の串刺しニーから阿蘇山の串刺しラリアット、万トーン、日田丸の走り込みサッカーボールキック、阿蘇山のマグマドライバーは、なんとか唐ワンくんがカット。めんたいは大ピンチに追い込まれるが、玄武會の同士討ちを誘い形勢逆転。唐ワンくんが場外の日田丸へプランチャで分断し、めんたいは阿蘇山へコーナーtoコーナーのミサイルキック。さらに、めんたい☆スプラッシュが炸裂し、逆転勝ち。

第2試合


 笑いを追求するばってんと、佐賀の奇跡の老人、シャレが通じない山笠男の、カオスな3ウェイマッチ。
 試合は、ばってんと純二の闘いをじいちゃんが邪魔する展開。じいちゃんの串刺しは遅すぎてばってんが追い越すが、純二に迎撃され、じいちゃんが丸め込み2連発。じいちゃんは、純二にブレーンバスターを狙うが当然返される。ばってんはじいちゃんに唐津エルボーを狙うが杖で阻止。じいちゃん、名人芸のロープ杖渡り。しかし純二に杖を奪われ急所を打ち付ける。杖をなくしたじいちゃんは超高速化。二人まとめてドロップキック。さらに、場外へダイブ。純二とばってんまとめてパワーボムを狙うが、腰を痛めダウン。
 純二はばってんにヒップアタック。二発目を読んでいたばってんは、延髄斬りでダウンさせると唐津エルボー成功。じいちゃんはばってんボンバーを杖で迎撃するとドラゴンスクリューからのシャイニングウィザード。純二のヒップアタックは杖で突き刺し悶絶させるとアトミックドロップで肛門にさらなるダメージを与える。そして、ばってんをチョークスラムで叩きつけ、ばってん式がばいトーンボムを決めカウントスリー。7.7福岡国際センターでのCIMA戦に弾みをつけた。

第3試合


 前日のみやき町大会で、7.7福岡国際センターでのタッグ王座挑戦が決まった桜島。図らずも王者・火野との前哨戦となる。
 火野の入場にはピッタリ筑前が帯同し、桜島の闘いに目を光らせる。序盤はクラッシックなレスリングで探り合い。試合が動き出すと、やはりパワーの差は否めない。ならばと桜島はジャンピングニーを狙うがキャッチされバックドロップ。余裕の火野はボディスラムを後ろへ放り投げる。桜島のチョップは効かず、逆に一発で倒しセントーン。
 それでも果敢にチョップを叩き込む桜島。ブレーンバスター、コブラツイストは切り返される。火野を場外へ落とすとプランチャ。しかし場外戦でも火野が圧倒。リングに戻ると桜島をベアハッグで絞り上げスープレックス。火野は雪崩式ブレーンバスターを狙うが、桜島はヘッドバッドで叩き落とし、ダイビングニードロップ。さらにエルボー、刺すようなドロップキックでダメージを与える。桜島はチョップ合戦を意地でも倒れず耐え抜く。火野は後ろで手を組み余裕を見せるが、なんとかぐらつかせブレーンバスター。さらに、チョップとヘッドバッド合戦。火野のラリアットをかわした桜島はジャーマンスープレックスでカウント2。火野も勝負をかけラリアットからのファッキンボムで王者の力を見せつけた。
 試合後、タッグ王者の筑前もリングに上がり、ダウンする桜島に無言のアピール。

第4試合


 唐津出身・野崎が初の唐津大会で凱旋試合。唐津くんちをモチーフとしたグリーンのニューコスチュームで登場。現・九州プロレス選手権王者の玄海に挑む。
 パワーファイター同士の一騎打ち、決して王者に力負けしない野崎。タックル、エルボー合戦も互角。ダイビングショルダータックルで玄海を倒しパワーを誇示。玄海はエルボー合戦に打ち勝つと胸板へ強烈な蹴り。巨体の野崎を豪快にフロントスープレックス。玄海のペディグリーはなんとか耐え、投げ切る。
 10分。野崎は豪快なスピアー。串刺しラリアット2連発から重量級ボディプレス。さらにセカンドからダイビングギロチン。さらに旋回式ゴリラハンターでカウント2。玄海はバックドロップで形勢逆転すると、串刺しニーから豪快なラリアットで宙を回転させペディグリー。野崎はタックル合戦に打ち勝つと、一本背負いからの腕ひしぎ逆十字。コーナーに上がった玄海に、雪崩式一本背負いを決めSTNであわや大金星。
 お互い首を掴みエルボー合戦、玄海の超人拳と蹴りでダウン。二度目のペディグリーもなんとかキックアウト。なんとか立ち上がった野崎を、豪快に玄界灘を決め貫禄の3カウント。

 試合後、リング下のめんたいに「お前もこうなるぞ!」とアピール。めんたいもエプロンに上がりにらみ合い。そして、ダウンする野崎を起こすと成長を讃えた。

<試合後コメント>
野崎広大
「地元・唐津市で九州プロレス、初めての大会でした。 そして僕にとって初めての凱旋大会でした。その凱旋大会で、本当はみなさんに勝ったとこを見せたかったけど相手は九州プロレスのチャンピオン、キャリアも上、何もかも格上の相手玄海選手でした。でも僕は、最初から負ける気では闘ってません。僕の今日の試合を見て、何事にも諦めない気持ち、何事にも立ち向かう勇気、それが伝われば、意義があったかと僕は思います。この唐津市から、九州ば元気にするバイ!」

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