【試合結果】4・16 九州プロレス福岡大会 めんたい☆キッド&ビリーケン・キッドvs玄海&筑前りょう太 佐々木日田丸vs首里ジョー 白くまvsくいしんぼう仮面vsばってんぶらぶら

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『筋肉どんたく’17』
日時:2017年4月16日(日)
開始:16:00
会場:福岡県福岡市/ アクロス福岡 イベントホール
観衆:591人(超満員)

▼猪突猛進チャレンジマッチ  15分1本勝負
○桜島なおき
8分3秒 ダイビングニードロップ→片エビ固め
●野崎広大

▼レッスルどんたく!~九州×大阪お笑いパレード~   20分1本勝負
○白くま
8分6秒 荒川アンダーザブリッジ→エビ固め
●くいしんぼう仮面(フリー)、ばってんぶらぶら
※ダブルフォール

▼山笠 in どんたく~田中純二復帰戦~  30分1本勝負
●田中純二/がばいじいちゃん
10分55秒 マグマドライバー→体固め
○阿蘇山/藤田ミノル

▼九州vs琉球 大蹴撃バトル!~因縁の決着戦~  45分1本勝負
○佐々木日田丸
13分38秒 日田丸式パイルドライバー→片エビ固め
●首里ジョー(琉球)

▼筋肉どんたく~九州の象徴〝再生への道〟PREMIUM~  60分1本勝負
●めんたい☆キッド/ビリーケン・キッド(アンサー)
24分12秒 まっすぐとぶばい!→片エビ固め
玄海/○筑前りょう太

玄海&筑前が17年振り2度目のタッグ結成でめんたい&ビリーケンと対戦!筑前は前歯を折る激戦の末辛勝!

第1試合


 筑前や阿蘇山との一騎打ちを経験し、成長著しい野崎が師匠とも呼べる桜島と注目の一騎打ち!!
 序盤は基本に忠実な攻防。仕掛けたのは野崎。気合いのチョップを打ち込むも、強烈なエルボーからのビッグブーツ、後頭部に低空ドロップキックと力の差を見せつけられる。野崎も負けじと、エルボー乱打。桜島は一発でダウンを奪うエルボーで返し、がっちり逆エビ固めでしぼりあげる。野崎は、ダイビングショルダータックルで吹き飛ばし、全体重を乗せたボディプレスは失敗。
 桜島は、コーナーからニードロップ。さらにフットスタンプを狙うがかわされ、逆に、野崎の強烈な一本背負いを食らう。ダメージを負った桜島に、野崎の123kgボディプレスが3連発!ひやりとさせられる。なんとか逃れた桜島は、強烈な張り手、エルボー合戦!野崎をふらつかせ、ドロップキック、ブレーンバスター、そしてダイビングニードロップで、ようやく野崎を仕留めた。

 試合後、野崎の成長を認め、握手を求めるも、野崎は拒否してチョップ一発!!ならばと、桜島も強烈な張り手で健闘を讃えた。

第2試合


 笑いの本場・大阪から、「道頓堀の大食い自慢」が待望の九州プロレス初上陸!九州の笑いは、大阪の笑いに通用するのか??
 試合が始まると「くいしんぼう!チャチャチャ…」が、白くま、ばってん、さらにはレフェリーまでも巻き込み、一気に大阪の空気に!3人入り乱れて、バックの取り合い、腕の取り合いは、結果的に、組体操の「扇」に。
 ばってんは、くいしんぼう、白くまにばってんボンバー!さらに二人まとめてWのばってんボンバーを決める。そして、「もつ鍋!めんたい!山本華世!」の博多名物エルボー!すると、負けじとくいしんぼうが、「たこ焼き!食いだおれ!くいしんぼう仮面!」の大阪名物エルボー!さらに白くまも、「桜島!白くまアイス!西郷隆盛!」の鹿児島名物エルボー!なぜか全員がダウン。
 白くまアタックも、ばってんボンバーも空を切り場外転落。そこへ、くいしんぼうのラ・ケブラータ炸裂!リングに戻ると、くいしんぼうはばってんをコーナーに振り、串刺しラリアット連発!しかしスピードが速すぎて、ばってんを追い越し立場逆転。二人がもみ合って絡まったところを、白くまが、二人まとめて丸め込み、見事ダブルフォール!漁夫の利をさらった!

第3試合


 昨年10月より網膜剥離で戦線離脱していた純二が、山笠の季節を前に、7ヶ月ぶりの復活!
 復帰戦早々、相手は玄武會。特に阿蘇山の気合いは凄まじく、純二の復帰を手荒く歓迎。いきなり純二に襲いかかり、激しい場外戦の洗礼!リングに戻っても、激しいチョップ、ツッパリのラッシュでボコボコに。藤田も、後頭部に低空ドロップキックを放つなど激しい攻撃で「また欠場しろー!」と容赦しない。
 ようやくタッチしたじいちゃんはいたってマイペース。名人芸ロープ杖渡りは、どんどんスピードアップし観客を驚かせるが、速すぎて踏み外し、急所を痛打。藤田は、じいちゃんが死にかけるようなハードヒット。そして、トドメのSAYONARAを狙うが、じいちゃんは巧みに杖で支え、なんとか防御し、ゲートボールクラッシュで逆襲。
 息を吹き返した純二は、阿蘇山、藤田にヒップアタック。さらに二人にブロックバスター。串刺しラリアット!得意のダイビングヘッドバッドはかわされる。阿蘇山も大暴れ。純二に串刺しラリアットからWアーム。フラフラの純二にわかり、じいちゃんは玄武會二人に杖攻撃。奪われると高速化し、ラリアットからのリバースDDT。藤田にヒップアタック。さらにダメージを負った純二を担ぎ上げると、そのまま阿蘇山、藤田に、純二の尻を押し付け大暴れ!
 阿蘇山は虫の息の純二に猛ラッシュ!マグマスプラッシュからの万トーン3連発!さらにこれでもかと、マグマドライバーで沈め、ぴしゃっと勝負を決めた!

第4試合


 2月の志免町大会に強引に乗り込み、日田丸と壮絶すぎる殴り合いを繰り広げた琉球ドラゴンプロレスの首里ジョーが、再び福岡上陸!因縁の決着戦が実現!
 ゴング前に仕掛けたのは日田丸。いきなり蹴り倒し、場外で喧嘩ファイト。リングに戻っても、張り手、エルボー、パンチとひたすらシバキ合いが続く。徐々に打ち勝ってきた首里ジョーは、「どうした!九州プロレス?」と挑発。
 日田丸へ串刺しスピアーを狙うが、かわされ鉄柱に突進。日田丸はコーナーに絡みつき、卍固めで絞りあげる。再度、狙った串刺しスピアーは成功するもペースは握れず。日田丸は串刺しニーからハーフハッチで首里ジョーを投げ、キック連打。負けん気の強い首里ジョーも、膝蹴りからのカチ上げラリアット。ブレーンバスターは、胴締めスリーパーに切り返され、さらに日田丸はリバースドラゴンスリーパー。反撃に出た首里ジョーは、スライディングパンチ、ダイビングヘッドバッドで追い込み、日田丸はピンチに。
 10分過ぎ、試合はより激化。日田丸の卍固め、ロー&ミドルキック、日田丸レッグラリアート、キャプチュードはカウント2。首里ジョーはパンチでぐらつかせファルコンアロー。ヘッドバッド、パンチ、張り手のシバキ合い。ラストは、日田丸がハイキック2連発、スリーパーで朦朧とさせ、日田丸式パイルドライバーで激戦を制した。

 試合後、日田丸の握手を首里ジョーは拒否。九州と琉球ドラゴンの熱い闘いは、まだまだ続きそうだ。

第5試合


 「筑前…再び輝きを取り戻そうぜ!」
 玄海の熱い想いで、17年ぶり2度目のプレミアムタッグが実現!(2000年8月のドスカラス親子との試合以来2度目のタッグ)
 現役九州王者のめんたいと、筑前の盟友・ビリーのWキッドが真っ正面から迎え撃つ!

 ゴングと同時に、筑前と玄海は玄武會流に拳を合わせる。先発の筑前は、王者・めんたいを指名し、チョップ合戦、タックル合戦。
 めんたいはパワーでは敵わないとドロップキックで動きを止める。替わった玄海とビリーも、パワーとスピードのキレのある攻防。玄海はビリーを軽々と風車式背骨折りで痛めつける。さらに強烈な串刺しラリアット、重爆ミドルキックを胸板に。ビリーはコーナーの筑前をハイキックで場外へ叩き落とすと、お座り式トペコンヒーロ。さらにフットスタンプと畳み掛ける。めんたいも、コーナーで筑前のボディにパンチ乱打。さらに、串刺しWニードロップを筑前の顔面に叩き込み、筑前は前歯を折り流血するアクシデント。
 チャンスと見たWキッドは筑前パワーを封じる攻撃に。ビリーは、ロープを飛び越えフットスタンプ!めんたいと二人がかりで筑前のボディを踏みつけ、セントーン、膝蹴り、ストマックにドロップキック、めんたいも、フットスタンプ、ソバットとこれでもかと筑前のボディに一点集中攻撃。ダウンカウント8でようやく立ち上がった筑前のボディにさらにパンチの連打。大ピンチの筑前はパワースラムでなんとか逃げ切り、ようやく玄海にタッチ。玄海は二人に次々にラリアット、ボディスラム。正面飛びドロップキックで二人まとめてコーナーに吹っ飛ばす。
 15分過ぎ、玄海のミドルキックをドラゴンスクリューで切り返しためんたいは、フライングボディアタック、背面エルボーで逆襲。ビリーもビリンコバスターから串刺し低空ドロップキックで玄海を追い込む。息を吹き返した筑前は、ビリーにまわるばい(スリングブレイド)。投げっぱなしジャーマンから串刺しニールキックと畳み掛ける。
 玄海も大暴れ!WキッドをWラリアットでなぎ倒し、次々とフロントスープレックスで軽々放り投げる。20分過ぎ、筑前と玄海はWインパクトを狙うも失敗。めんたいはコーナーの筑前に雪崩式のめんたいドライバー。コーナーに上ると、逆にデットリードライブで投げられる。そして、めんたいに渾身のスピアーが決まるもカウント2。めんたいはバク宙キックからのダイビングフットスタンプ3連発!コーナーtoコーナーのミサイルキックからフィニッシュムーブのめんたいスプラッシュを決めるも、玄海がカット!玄海はビリーに、スタイルズクラッシュ。そして めんたいに玄界灘、さらに場外のビリーに意表をついた重爆トペを敢行しWキッドを分断。
チャンスと見た筑前は、めんたいを44歳(スプラッシュマウンテン)で叩きつけ、まっすぐとぶばい!で現役王者からきっちり3カウントを奪いレスラーとしての輝きを取り戻すことに成功した!

 試合後、筑前のサポートという大仕事を遂げた玄海は、無言でリングを後に。前歯を失い血を流しボロボロな姿で現役王者を倒した筑前は、マイクを手に、、、

筑前「勝ったバーイ!輝きとベルト、、、9周年大会、7/30、チャンピオンめんたい⭐︎キッド、挑戦させろー!前歯がなんだ!それよりも俺はベルトが欲しい!」

 7/30博多スターレーンで行われる9周年記念大会での九州プロレス選手権王者への挑戦を表明。さらに、筑前が〝プロレスの天才〟と呼ぶ玄海への感謝の気持ちを語った。

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