【試合詳細】5・9 九州プロレス春日大会 佐々木日田丸vs石川修司 桜島なおきvsばってん×ぶらぶら めんたい☆キッド&野崎広大vs玄海&クワイエット・ストーム

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佐々木日田丸デビュー20周年記念大会 『春日ば元気にするバイ!!』
日程:2021年5月9日(日)
開始:14:00
会場:春日市総合スポーツセンター メインアリーナ(福岡県春日市大谷)
観衆:600名 ※コロナ対策による限定入場

▼タッグマッチ 20分1本勝負~玄武會新メンバー初陣~
めんたい☆キッド/●野崎広大
15分50秒 刀狩)
○玄海/クワイエット・ストーム

▼シングルマッチ 30分1本勝負 ~真×同期の桜 in 春日~
○桜島なおき
12分33秒 ノーザンライトスープレックスホールド
●ばってん×ぶらぶら

▼シングルマッチ 60分1本勝負~佐々木日田丸デビュー20周年記念試合~
●佐々木日田丸
21分53秒 ジャイアントスラム→エビ固め
○石川修司(全日本)

佐々木日田丸が20周年記念試合で石川修司と激突!桜島vsばってんの水と油の同期対決は熱戦!玄海&ストームがめんたい&野崎を圧倒!

第1試合


オープニングからビッグマッチ級の闘い。3.14玄海の王座に挑戦後、玄武會入りしたストームの初陣。復帰二戦目のめんたいにとっていきなり試練となる。

めんたいと玄海の先発でゴング。めんたい、長期欠場明けとは思えない軽快な動きで、玄海を翻弄。初対決の野崎とストームは、互角のパワーと気迫をぶつけ合う。めんたいとストームは13年前のデビュー戦以来の対決で気合い十分だがパワーに圧倒される。
玄海&ストーム組は、大阪プロレス以来の8年ぶりのタッグだが、ブランクを思わせない速いタッチワークでチーム力を見せつけ、めんたいのロンリーバトルが続く。
ようやくハンドスプリングエルボーで猛攻を切り抜け野崎へタッチ。二人相手に次々とタックル、ラリアットとなぎ倒していく。ダイビングボディプレス、デスバレーボムとストームを追い込み、ラリアット合戦で両者ダウン。
めんたい、玄海へミサイルキックから串刺しエルボー、092(619)、ダイビングフットスタンプで、負傷故障の足首の絶好調アピール。めんたいの猛攻に、玄海、秀吉時代のフィニッシュホールドである本家「刀狩」を数年ぶりに解禁するも、なんとかロープブレーク。二度目の刀狩を狙うが、めんたいはバク宙キックで逃れ、ダイビングボディプレス。さらに野崎と合体おんぶプレス。野崎の80cmギロチンで玄海を追い込む。
玄海、フランケンシュタイナーで形成逆転。ストーム、野崎を軽々と投げると、玄海とクロスボンバー。ウエストサイドクラッシュ、玄海の強烈な蹴りを側頭部へ。135kgをペディグリーで叩きつけ、飛距離のあるダイビングエルボー。超人拳から、伝家の宝刀「刀狩」をガッチリ決める。えぐい角度に野崎たまらずタップ。新メンバー・ストームとの完成されたチーム力で、玄武會新体制の初陣を勝利で飾った。

第2試合


「笑い」のばってんと、クラッシックスタイルの「硬派」桜島。キャリア&九プロ入団時期、共に同期の水と油の闘い!

ばってんは、この日のために開発したという「春日公園!自衛隊!あんどん祭り!」の春日市エルボーを予告。しかし、学生の頃、あんどん祭りでモテなかったという苦い思い出を
桜島にぶつけると因縁をつける。ゴングと当時に放ったフライングばってんチョップは不発。序盤は、ばってんのお笑いペースに、桜島が付き合わされる展開へ。場外戦でも、観客の子供を巻き込んだ急所攻撃でペースを握る。それでもボディスラムの連発、ボストンクラブで、オーソドックッスに自分のスタイルを貫く桜島だが、ばってんのカンチョー攻撃で再びばってんの世界観に引きずり込まれる。予告していた春日市エルボーは不発。ばってんボンバーも観客アピールが仇となり不発。ならばと春日市ロングエルボーも長すぎて不発となる。延髄からのばってんエルボーを決め、春日市エルボーは成功。桜島、ばってんのロープを使った急所攻撃に悶絶。チャンスと見たばってんはコーナーに上がるが、バランスを崩して急所を打ちつけ悶絶。さらにアクシンデントでレフェリーも急所を打ちつけ悶絶。息を吹き返したばってんは、フライングばってんチョップからカバーにいくが、レフェリー、急所ダメージで数えられず。ばってん、桜島をうまく丸め込み擬似ジャーマンスープレックス。逆さ抑え込みはカウント2。ばってんボンバーを狙い走り込んだばってんに、桜島、打点の高いドロップキックで迎撃。さらに、ノーザンライトスープレックスホールドでカウント3。

試合後、ばってんは、次のマンデーナイト・バイで互いにパートナーを連れてきて闘おうとアピール。

第3試合


4.5マンデーナイト・バイの生放送を通じて、日田丸が「今、一番闘いたい相手」として公開オファーした全日本プロレスの大巨人!石川修司。
かつて様々なリングで激闘を繰り返してきたライバルと、約10年の時を経て進化した一騎打ちがついに実現!!

序盤は互いに再会を楽しむような、静かな立ち上がり。体格差をものともしないグランドの攻防。アキレス腱を決め合う中、不利と見た石川はブレインクロー。
エプロンサイドでは、顔面に重たいエルボー合戦。さらに日田丸はロープを活かした胴絞めスリーパー。場外でも激しくチョップ合戦。日田丸はエプロンを走り込んでPKを狙うがキャッチされ、強烈なパワーボムで硬いエプロンに叩きつけられる。
リングに戻った石川は、強烈な膝を何度も打ち込む。ハイアングルのボディスラムから、全体重をかけ踏みつける。日田丸は足に噛みつき、なりふり構わず脱出。
再び、リング中央で、エルボーのしばき合い。石川は巨体を活かし拷問コブラツイスト。

10分。石川、軽々とブレーンバスター。ダイビングフットスタンプはかわされ、日田丸、アンクルロックへ。石川のハイキックで巨体を崩すと、顔面ウォッシュ。ようやく日田丸ペースに持ち込み、日田丸式パイルドライバーを狙うが、さすがに石川の巨体は上がらず。
再び、「お前久しぶりだなー!」と顔面エルボー合戦!石川は日田丸のキックをキャッチしラリアットへ。そしてグランドでヘッドバットの応酬。さらに、串刺しラリアット、串刺しキック、串刺しラリアット、日田丸レッグラリアットからの顔面膝蹴りと一進一退の攻防で両者ダウン。
顔面エルボーとヘッドバッド、、、延々と続くバチバチとしたシバキ合い。日田丸、巨体の石川をエクスプロイダーで投げ切りPK。再度、日田丸式パイルドライバーを狙うが不発。ならばと、顔面張り手の応酬。石川のニーリフトをキャッチし、アンクルホールドで絞り上げる。

石川、日田丸の天領をかわすと、投げっぱなしドラゴンスープレックス。さらにランニングニーリフトは、カウント1で跳ね返す日田丸。そこへ石川のカミゴェ。さらにもう一発ランニングニーリフト。そして、満を辞してジャイアントスラム!
日田丸遂に力尽き、10年越しのライバル対決は石川に凱歌。

日田丸「俺が今日、この男を選んだ理由は、記念大会だからといって、楽な相手とやってありがとうございました、じゃ納得できないんですよ。だから、今、僕に関係のある中で、最強に強くて、最高に高い壁、それを思い浮かべた時に、こいつしかいませんでした。約10年前、毎回のように、会うたびに殴り合った間柄です。その都度、最高に気持ちよかったんです!10年経っても変わらないお前に、やりながら楽しくて楽しくて最高だったよ!ありがとう!」

石川「俺はプロレスが楽しくなくて、つまんないなと思ってた時期に、お前と会って、プロレスの面白さ、お前に教わったと思ってるぞ!今も20周年経って、ギラギラしてるお前見て安心したよ!だから次25周年で、また俺を呼べ!ボコボコにしてやるよ!今日はおめでとう!」

日田丸「皆さん知っての通り、俺は諦めの悪い漢です!九州一諦めの悪い漢なんですよ!人生も同じ!ここから立ち上がっていけば、それは負けじゃないと思うんです!俺は20周年を節目に、まだまだ30周年、40周年、ギラギラして、これからもやっていきたいと思うんで、これから這い上がっていく日田丸を見守ってください!」

日田丸は、支えてくれた様々な人に感謝を延べ、石川、玄武會メンバーと共に「九州ば元気にするバイ!」で大会を締めくくった。

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