【試合詳細】10・4 九州プロレス西鉄ホール大会 玄海&佐々木日田丸vsクワイエット・ストーム&ディラン・ジェイムス GAINA&のはしたろうvs真霜拳號&梶トマト グルクンマスク&首里ジョーvsビリーケン・キッド&アルティメット・スパイダー めんたい☆キッド&野崎広大vs斎藤了&神田裕之
『MONDAY NIGHT VAI! #7 グローカル・タッグトーナメント2021〈開幕戦〉』
日程:2021年10月4日(月)
開始:19:00
会場:福岡・西鉄ホール
観衆:185名(満員)
▼タッグトーナメント一回戦
○めんたい☆キッド/野崎広大
12分49秒 めんたい☆スプラッシュ→エビ固め
●斎藤了(DRAGON GATE)/神田裕之(DRAGON GATE)
▼タッグトーナメント一回戦
グルクンマスク(琉球ドラゴン)/○首里ジョー
15分15秒 拳骨
ビリーケン・キッド(アンサー)/●アルティメット・スパイダーJr(フリー)
▼タッグトーナメント一回戦
GAINA(フリー)/○のはしたろう(みちのく)
13分58秒 逆打ち
真霜拳號(2AW)/●梶トマト
▼タッグトーナメント一回戦
○玄海/佐々木日田丸
15分34秒 玄界灘→片エビ固め
●クワイエット・ストーム(フリー)/ディラン・ジェイムス(フリー)
九プロタッグ王座決定トーナメントに全国の猛者が集結!めんたい&野崎、グルクン&首里ジョー、GAINA&のはし、玄海&日田丸が準決勝進出!
第1試合
九州代表めんたい&野崎組が、めんたいの古巣である神戸代表ドラゴンゲートの大先輩と激突!
めんたい&野崎はベテランコンビに臆せずスピード&パワーの好バランスで試合をリード。5分、ドラゴンゲートは斎了のフロントスープレックスで流れを変え、速いタッチワークでペースを奪い、めんたいローンバトルへ。めんたい、斎了にダイビングフットスタンプを狙うがかわされ、神田のマンハッタンドロップ、ジョンウーからの斎了のジャーマンと見事なコンビプレー。野崎、ダイビングボディプレスでカットに入るも、巧みにかわされ誤爆。
斎了ロケットから、神田のダイビングエルボーと大ピンチ。野崎、二人相手にラリアット。神田のジョンウーを裏投げで切り返す。
斎了のダブルクロスを逃れためんたい、ハンドスプリングエルボーを狙うがキャッチされ投げっぱなしジャーマンはカウント2。二度目のダブルクロスは決まるが、ギリギリで野崎がカット。二人を強烈なラリアットでなぎ倒し、斎了に投げっぱなしパワーボム。チャンスと見ためんたい、スワンダイブミサイルキックから完璧なめんたい☆スプラッシュを決め、大先輩から大金星を奪う。めんたい&野崎が、準決勝進出。
第2試合
沖縄代表・琉球ドラゴンと大阪代表・大阪プロレスの激突。
復帰戦となるスパイダーは首里ジョーと気合十分のぶつかり合い。ビリーとグルクンはハイスピードなルチャの展開。大阪勢はセントーンの連携でグルクン狙いに行くもグルクンは得意の打撃で形勢逆転し首里ジョーにスイッチ。首里ジョーも得意のパンチでスパイダーを追い込む。沖縄勢は、速いタッチワークでスパイダーに集中攻撃。ようやく代わったビリーは、沖縄二人まとめてビリンコバスター。しかし、首里ジョーのスピアー、ラリアット、石岩頭を食らう。回復したスパイダー、グルクンに気合いで畳み掛けるも、グルクンはドロップキックから飛魚でペースを握らせず。さらに打撃の連打からジャーマン。串刺しエルボーから首里ジョーの串刺しスピアー、グルクンのハーフハッチから、再び石岩頭と見事な連携を見せる。飛び込んできたビリーは、沖縄勢を場外に落とすと、二人まとめてお座り式トペコンヒーロを放ち、後はスパイダーに託す。
スパイダーと首里ジョー、激しいシバキ合い。一瞬の隙をつき首里ジョーを丸め込むもカウント2。トップロープからのミサイルキックもカウント2。首里ジョーは強烈なスピアーからの拳骨(メーゴーサ)を畳み掛けスパイダーからカウント3を奪った。試合後、ノーサイドでスパイダーの復帰を祝う沖縄代表。準決勝へ進出。
第3試合
東北代表の友達タッグと、千葉代表2AWの激突。
GAINA&のはしは、昨日獲ったばかりのUWAタッグのベルトを手に入場。2AWは花見の発熱による欠場で、急遽、梶トマトが登場し場内騒然!
先発の梶はいきなりハイテンションでのはしを翻弄。代わったGAINAは真霜を指名し、意地と意地のぶつかり合い。友達タッグのおんぶプレスで真霜を悶絶させる。2AWは急増タッグながら、速いタッチワークでのはしに集中攻撃。もえげつない攻撃でのはしとシバキ合い。強烈なアッパーで動きを止める。のはしへ胴締めスリーパー、真霜もGAINAにスリーパーと2AWペース。
10分過ぎ。因縁の真霜とGAINA、顔面エルボー合戦。GAINAロープに走ると、すかさず梶の顔面キック。真霜のDDT。GAINAは2AW二人まとめてラリアット。さらにダウンする真霜の上に、投げっぱなしパワーボムで梶を叩きつける。のはし、梶へ低空ドロップキックからバックドロップはカウント2。再びおんぶプレスを狙うが真霜がカットし、のはしが潰される。ここから2AW怒涛の連携で形成逆転。梶のフロッグスプラッシュ、さらにタイガースープレックスはカウント2。レッドアイを狙うが、GAINAがカット。GAINAは真霜の真剣をブロックしローリングラリアット。チャンスと見た梶は、のはしをスピードで丸め込むがカウント2。再びレッドアイを狙うが、読んでいたのはし、延髄斬りからの逆打ちを決め梶から3カウント!紙一重の闘いを友達タッグが制し、準決勝進出!
第4試合
九州代表・玄武會と海外代表ストーム&ジェイムス組の激突!
玄海とストームの先発と思いきや、ジェイムスのアピールで交代。ロックアップ、手四つの力比べは互角。チョップ合戦からジェイムスはチョークスラムを狙うが回避される。ならばとハイアングルボディスラムで玄海を軽々叩きつける。
日田丸はストーム相手に一歩も引かず。ボディスラムを足関節で切り返す。ジェイムスにもスタイルを曲げず、果敢にサブミッションを仕掛ける。ジェイムスは強引にブレーンバスターで叩きつけ、ストームにタッチ。速いタッチワークで、日田丸に集中攻撃。ローンバトルを強いられる。
10分経過。ストームに強烈なソバットから側頭部へ右ハイキック。ジェイムスのチョークスラムを回避し、レッグラリアット。ようやく代わった玄海はストームに超人拳。ジェイムスにラリアット。玄海のペディグリーは高いショルダースルーでかわしラリアット。ストームはスパインバスターから低空クロスボディでペースを握らせない。海外組は、玄武會の二人に串刺しラリアットから抱え上げてぶつけ合う。さらに玄海へクロスボンバーから、ジェイムスの高角度投げっぱなしパワーボムは、なんとかカウント2でキックアウト。
玄海、串刺しアックスボンバーを回避すると、ストームへトラースキック。ジェイムスへ超人拳。しかしストームも53cm腕ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで反撃。玄海のピンチに、日田丸、ストームへ天領。そこへ玄海、リングに突き刺すような玄界灘を決め大逆転の3カウント。玄武會、数々のピンチを乗り切り、準決勝進出!
日田丸が「九州ば元気にするバイ!」でしめると、準決勝に勝ち進んだ、GAINA&のはし、めんたい&野崎、グルクン&首里ジョーが次々とリングに上がり、視殺戦を繰り広げた。
本日の結果を踏まえ、11.1に行われる準決勝は、九州代表・めんたい&野崎組vs沖縄代表・グルクン&首里ジョー組。九州代表・玄海&日田丸組vs東北代表・GAINA&のはし組が決定。