【試合詳細】7・30 九州プロレス無観客試合 【九州プロレス選手権】火野裕士vs玄海 【九州プロレスタッグ】桜島なおき&三原一晃vs藤田ミノル&新井健一郎vs堀口元気&横須賀ススム 筑前りょう太&がばいじいちゃん&アマビエvsビリーケン・キッド&田中純二&ばってん×ぶらぶら めんたい☆キッド&野崎広大vs阿蘇山&佐々木日田丸

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九州プロレス設立12周年記念『筋肉山笠`20』無料生配信大会
日程:2020年7月30日(木)
配信開始:19:00
会場:非公開
観衆:0名(無観客試合配信)

▼筋肉山笠`20オープニングマッチ~九州プロレス純血タッグ!~ 20分1本勝負
○めんたい☆キッド/野崎広大
10分31秒 めんたいスプラッシュ→片エビ固め
●阿蘇山/佐々木日田丸

▼株式会社ジャパンネットワークグループPRESENTS 疫病退散!九州ば元気にするバイ!~ばってん復帰戦~ 30分1本勝負
○筑前りょう太/がばいじいちゃん/アマビエ
9分24秒 まっすぐとぶばい→エビ固め
ビリーケン・キッド(アンサー)/田中純二/●ばってん×ぶらぶら

▼株式会社田島技術PRESENTS 九州プロレスタッグ選手権試合 ~九州vs玄武會vsドラゴンゲート~ 60分1本勝負
【挑戦者組】堀口元気(DRAGON GATE)/○横須賀ススム(DRAGON GATE)
18分57秒 ジャンボの勝ち!固め
【王者組】●桜島なおき/三原一晃(フリー)
※もう一組は【挑戦者組】藤田ミノル(フリー)/新井健一郎(DRAGON GATE)
※第7代王者組が防衛に失敗。堀口&ススムが新王者組となる

▼キューハイテック株式会社PRESENTS 九州プロレス選手権試合~令和アルマゲドン~ 60分1本勝負
【王者】●火野裕士(ZERO1)
19分26秒 ファッキンボム・キラー
【挑戦者】○玄海
※第7代王者が防衛に失敗、玄海が第8代王者となる

九州プロレスが12周年記念大会を初の無観客試合配信で開催!玄海がついに火野から至宝を奪還!桜島&三原が堀口&ススムに破れタッグ王座はドラゲー勢に流出!ばってんが1年4か月ぶりの復帰!

第1試合


九州プロレス12周年の幕開けは、正規軍対玄武會の九州プロレスを象徴する対戦。
めんたいと日田丸のグラウンドの攻防、野崎と阿蘇山が豪快ななはり手、タックル合戦を見せ、日田丸にスイッチすると、めんたい、野崎をまとめて顔面ウォッシュの計に。
玄武會組が野崎を捕まえるが、野崎は二人を投げ切りめんたいにタッチ、そこで日田丸はアンクルホールドでめんたいをつかまえる
阿蘇山はめんたいにダブルアームスープレックス、万トーンとたたみかけるが、めんたいはハンドスプリングエルボー、619で反撃。
野崎がスピアーをお見舞いすると、めんたいを背負っておんぶ式ボディプレスを見せる。
野崎の強烈な追撃から、めんたいがめんたいスプラッシュを決めて、初の配信試合での勝利を決めた。

第2試合


純二が祝いめでたの生歌で登場、今年開催できなかった博多山笠に思いをはせる。
ばってんは筑前理事長に直談判して、1年4か月ぶりの復帰戦。10周年の国際センター大会仕様のマントで登場。
じいちゃんの入場の時には、疫病退散の妖怪、アマビエが静かに寄り添う。
ばってんは久しぶりの試合だが、今年は開催延期となった「どんたく!山笠!放生会!」の三大お祭りエルボーで筑前を倒すと宣言。
しかし開始すぐに筑前はばってんのシャツを脱がせて、強烈な逆水平チョップとかつぐばいの洗礼。
アマビエは、純二のラリアットをかわしてショルダタックルで倒すと「疫病退散!」とポーズ。
じいちゃんはビリーを捕まえて杖をついてのロープ渡りをきめるが、ゆすぶられて落下。
ばってんは、ビリーと純二のサポートを受けて三大お祭りエルボー、しかし二人にソーシャルディスタンスを守れと指示して、三人で距離をとっての「どんたく!山笠!放生会!」の三大お祭りエルボーにいくが自爆。
ビリー、じいちゃんが場外弾、ばってんも飛ぶが失敗、そこに筑前がまっすぐとぶばいで勝利。
ばってんは復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。

第3試合


タッグ王者桜島&三原の「同期の桜」に、プロレス界一“めんどくさい”タッグの挑戦が決定していたが、ドラゴンゲートから熊本出身の堀口と、元世界ジュニア王者の横須賀のタッグで参戦、初の3WAYでのタッグタイトルマッチとなった。
※最初に勝利したチームが王者となるルール

堀口、横須賀組は闘龍門のテーマで入場。
アラケンはマイクを手にすると「ドラゴンゲートは政治力を使ってこのタイトルマッチに入りやがった、玄武會として、王者組がベルトを持つべきだ、防衛できるようにする」と言う。この怪しい申し出に同期の桜は意に介さない表情。

玄武會組は、ドラゴンゲート組に攻撃するたびに、フォール時には王者組に差し出すような動きを見せ、言葉通りに防衛させようとしているかのよう。このせいで、王者組はぺースを乱され気味。
アラケンは横須賀にも握手の手を差し出し、結託を申し出るかと思いきやだまし討ち、藤田と二人でめんどくささ全開で、ドラゲ組も翻弄する。
そこに同期の桜も横須賀に攻撃を加え、玄武會組、王者組がドラゲ組を攻撃、共闘するような形に。
横須賀はジャンボの勝ち!の乱れ打ちで反撃、しかし三原は倒れず、ジャンボの勝ち!とメガトンラリアットの打ち合いに。
と、アラケンが横須賀の足をすくい、藤田がフォールを奪おうとすると、三原も桜島も怒り、玄武會組との一時の共闘を撤回。
三原は堀口のバックスライドを回避すると、キヨミズ、そこに桜島がジャーマンを決めるがカウント2。
横須賀は、桜島のグラウンドコブラをクリアするとジャンボの勝ち!、桜島は肩をあげるが、さらに横須賀はジャンボの勝ち!固めで3カウント、九州のタッグベルトがドラゴンゲートに流出する結果になった。

堀口「H!A!G!E!と横須賀ススムが、九州プロレスのタッグ王者になったぞ!アラケン、お前はよくしゃべるな。そんなやつはドラゴンゲートにもいらねえよ。それから三原桜島、そんなアラケンにだまされんじゃねえよ。お前ら実力あるんだからよ。三原、さっき言ったな。次は2対2って。防衛して実現しようぜ。九州プロレスのファンの皆さんは他団体にベルトがl流出したと思っているかもしれません、しかし、九州プロレスが九州を元気にしているように、僕らドラゴンゲートだって九州の試合に力を入れています。僕の故郷の熊本の、今回の豪雨、今日このベルトをとったことで、被災地の皆さんにも勇気を与えたと思います。僕とススムさんで、このタッグのベルトを防衛していきますんで…」

と言っていたところに、めんたいが現れ、「堀口元気選手、横須賀ススム選手、僕はお二人を尊敬していて、大好きと思っています。だけど!僕は九州プロレスのベルトをとって黙っているわけにいかないんです!僕に挑戦させてもらいます」と挑戦表明。
堀口は、九州プロレスのエースとして頑張ってきたこと、闘龍門時代に神戸の道場で学んでいたことを語り、挑戦を認める。
「しかしパートナーは?」と言われ、めんたいは、九州プロレスが育てたレスラー、野崎をパートナー呼び込む。
野崎は「僕にとって初めてのベルトは、あなたたち二人からとらせていただきます」と宣言。
人間を連れてこい、アマビエの次は緑のヌリカベ?何キロあるんだよ」と難色を示すが、九州タッグのベルトに体重制限がないことを聞くと、タッグタイトル挑戦を了承。
「次はドラゴンゲートのリングで」と堀口は言って退場した。

第4試合


昨年3月、ZERO1の火野に王座を奪われて以来、九州プロレス王者のベルトは九州の地になきまま。
ついに玄海が立ち上がり、九州の至宝奪還に挑む。

体重差は25キロ、序盤からパワーで圧倒する火野、玄海はテクニックで切り返し、刀狩から零式刀狩で火野を締め上げる。
火野はそれを力で持ち上げ、場外へ出し、玄海の腰をコーナーの鉄柱に打ちつけ、さらにボディスラム。玄海は腰に大ダメージ、そしてリングインした後、強烈な逆水平で攻められ、なかなか立ち上がれない。
ようやく体制を立て直した玄海は、火野にエルボーとはり手を見舞い、フランケンシュタイナー、エプロンへのドロップキックと、機動力で反撃。
火野をリングに入れるとペディグリーにいこうとする玄海、しかし火野は切り返すと玄海をショルダースルー。
逆水平を受け、同じく逆水平で反撃する玄海、しかし火野の連打にコーナーにつめられると、火野を反対コーナーに降り返し膝蹴り、そしてペディグリーを決め、ダイビングエルボーといくがカウント2。

玄海がぺースをつかんで玄界灘にいこうとしたが、火野はラリアット一発で形勢逆転、そしてコーナートップにあがり強烈な筋肉スプラッシュ!玄海はかろうじて肩を上げる。
火野がファッキンボムにいこうとしたところを玄海は逃れると走り込んで超人拳二連発、そして玄界灘を決めるが、カウント3ならず。
玄海は超人拳を連発するが、火野は倒れず、攻撃を返す。

火野は「玄海、今日はお前の負けや」と言いファッキンボムの体勢、と、その余裕を見せた火野の隙をついてすばやく変形のキドクラッチでカウント3!予想外の技で執念の勝利を手に入れ、第8代の王者として返り咲いた。

玄海「おい火野、俺はあんなもんじゃ勝ったと思ってないよ。お前が腹の底から『参った』というまで、俺は何度でも、挑戦者のつもりで、お前の首、とったるからな、おぼえとけ。でもな火野裕士、お前の九州愛、しっかり受け止めた。お前の意地はこのベルトと共に、俺が継がせてもらう。ありがとう火野裕士!リングにあがる喜び、試合ができる喜び、仲間とふれあう喜び、そして勝つことの喜び。そして、ベルトを巻いた喜び、今、リング上で仲間と共に実感している!自粛中も、何不自由ない生活をして、練習に集中できた。そのおかげは、俺らを応援してくれる企業さんのおかげ、個人のおかげ、ファンのおかげ、そして、めんたい☆キッドをはじめとした所属選手のおかげ、スタッフのおかげ。玄武會の仲間のおかげ、そしてなにより、筑前りょう太のおかげで、またこのベルトが、俺の腰に戻ってきた!俺たちは、プロレスができることを感謝して、これからも、期待に応える、ではなく、期待を越えた、熱くて激しい試合を、みんなに提供するつもりだ。敵はどんな形であろうと、俺たちは、一歩も引かず、この拳一本で砕いてみせる。
今日は、新王者なりたてほやほやで早速注文がある。俺からの一回目の注文だ。筑前りょう太!リングに上がってくれ。あんたが何不自由なく、プロレスに専念させてもらったおかげで、このベルトをとれたんだよ。長かったよ。息子のようにかわいいよ。このベルトを二度と、引退するまではなさんぞ。そしてこの12周年、意味のあるものになった。みんなも忘れられない興行になっただろう。だからこそよ、俺は、俺らじゃなく、玄武會じゃなく、あんたに最後のいつもの締めてもらいたいんじゃ、あんたじゃなきゃいかんのよ!ここにいるみんな、がんばってきたみんな、そして、見てる、配信を見てくれている人々に、元気を与えてやってよ!」

筑前「玄海!最高の試合をありがとうございました。力、負けるか、気持ち、関係ない、体重差、対格差、関係ない。気持ちさえあれば、どんなことだって突破できる。それをあんたがこのリングで示してくれた。今の試合以上のメッセージを、俺の口からはとても出せない。だけど、今日、最高に輝いた、あんたからのお願いなら、俺は断れない。九州ぱ元気にするバイ、叫ばしてもらう!」

九州ば、九州から元気にするバイの思いを込めて、「九州から元気にするバイ!」を、リングから叫んだ。

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