佐野直20周年記念興行でカーベル伊藤が佐野に勝利!「プロレス界を盛り上げる一番の企業でありたい」

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 7日、東京・後楽園ホールにて『佐野直デビュー20周年記念興行』が行われた。
 佐野直の20周年に華を添えるべく、全国から総勢58名の選手が集結。佐野が20年間培ってきたキャリアと人脈をフル活用し“佐野らしさ”を極めた興行となった。
 セミファイナルでは産休明けのミス・モンゴルのプレ復帰戦として27選手参加のバトルロイヤルが行われ、ミス・モンゴルが復帰戦で見事優勝を果たした。

 この興行のメインイベントを飾ったのは佐野直vsカーベル伊藤のシングルマッチ。
 カーベル伊藤とは、『新車市場』『100円レンタカー』『ペットの旅立ち』を全国に展開する株式会社カーベルの社長・伊藤一正その人であり、オリジナルのマスクを被って全日本プロレスなどのリングに上がりレスラーとして戦っている社長兼プロレスラーだ。
 先日、練習中のカーベル伊藤を佐野が襲撃しマスクを奪うという事件が起きており、二人の間では遺恨が深まっていた。

 カーベル伊藤が入場すると、株式会社カーベルからのプレゼントを餅まきのように観客席に投げ入れ、会場全体をカーベル一色の空気に染め上げる中、佐野がカーベル伊藤から強奪したマスクを掲げながら入場。本興行の主役であるにも関わらず観衆はブーイングで佐野を迎えた。
 試合は、虎のマスクを被ったカーベル伊藤がタイガースピンやローリングソバットなどで攻め立て主導権を握るが、佐野がカーベル伊藤を観客席まで連れ込んで張り手を連発。和田京平レフリーに激怒されると佐野はカーベル伊藤を渋々リングに戻すが、レフリーのブラインドを突いての急所蹴りなどのラフファイト。
 これに激怒したカーベル伊藤は、ノータッチトペ・コンヒーロを発射。続けてジャイアントスイングで10回転振り回し、雪崩式のフランケンシュタイナーで佐野を放り捨てると、バックドロップからコーナートップに上がり、カーベルスプラッシュを投下してカウント3を奪った。
 カーベル伊藤はこの試合が自身初のシングルマッチであり、その試合でレスラー生活20周年を迎える佐野からピンフォールを奪うという大金星を挙げた。

 試合後、意気揚々と引き上げるカーベル伊藤とは対象的にリングの上に大の字になった佐野は観衆からの歓声を受けて立ち上がり、四方に頭を下げてから退場していった。

 バックステージに戻った佐野は、「見ての通りです。見ての通り、俺の20年はカーベル伊藤選手の2年に及ばなかったということです。この20年間支えてくれた選手・ファンの皆さん、応援してくれたスポンサーの方々に本当に申し訳ない。プロレスに必要なのは勝負論なんですよ。勝ち負けなんですよ。今日、3つ取られたってことは、俺の完全な負けです。だけど、負けてから這い上がるのもプロレスラーだ!おい、カーベル伊藤!俺はまだ、まだまだ、貴方を追い続けるぞ!一回負けたくらいで終わりじゃプロレスラーなんてやってられねぇんだよ!」とコメントし、泥臭く這い上がっていくことを宣言。

 対するカーベル伊藤は、「リングに上った時点で緊張して口の中カラッカラでしたね。ホントに緊張で自分で動きが硬いなって思うところから始まりましたけど、20周年のメインイベントに指名された責任を果たそうと自分なりに出来ることは精一杯やりました」と神妙にコメント。
 全日本プロレスのスポンサー“伊藤社長”としてではなく、プロレスラー“カーベル伊藤”として頑固プロレスに参戦する等、選手としての活動が増えていることについて聞かれると、「僕のカーベル伊藤としての仕事は全日本だけじゃなくて、プロレス界を企業が盛り上げる……その一翼を担える一番の民間企業でありたいと思うので、オファーがあればドンドン上がりたいと思います!」とコメントし、選手活動にも意欲を示した。

 佐野直はデビュー10周年を迎えた際にはミスター雁之助をして「佐野直が10周年なんて10年早い」と言わしめたが、その後もキャリアを重ねて20周年を迎えるというベテランの域に到達した。20周年記念興行に総勢58名もの選手が集結するというのは佐野の人望の表れであり、レスラーとして大成していると言える。これからも佐野はプロレス界で活躍していくことだろう。

 また、カーベル伊藤も46歳でのプロレスデビューで選手としてのキャリアはまだ2年と浅いが、ノータッチトペ・コンヒーロや高度のあるカーベルスプラッシュ(ダイビング・ボディプレス)を放つなど、常人離れした身体能力を持つ選手。カーベル伊藤の今後の選手としての活動にも注目が集まる。

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