超プロレスリング4.25幕張メッセ大会 ニコニコ超会議2015初日 サップvs.X、超ニコニコ結婚式、ゲーム実況プロレス、ゆるキャラプロレスほか
超プロレスリング[DAY 1]
日時:2015年4月25日(土)
会場:千葉・幕張メッセ国際展示場5ホール内
ニコ生視聴者:13万人以上
▼ダークマッチ キング・オブ・ダーク選手権試合 60分1本勝負
[王 者]●伊橋剛太
0分35秒 飛び付き十字架固め
[挑戦者]○DJニラ
※初代王者・伊橋が6度目の防衛に成功
▼ダークマッチ第2試合 キング・オブ・ダーク選手権試合 相撲マッチ 60分1本勝負
[王 者]●伊橋剛太
0分3秒 外掛け
[挑戦者]○DJニラ
※初代王者・伊橋が7度目の防衛に成功
▼第0試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○樋口和貞
8分56秒 変形カナディアンバックブリーカー
●梅田公太
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○石井慧介/入江茂弘
9分38秒 ニールキック→片エビ固め
星誕期/●岩﨑孝樹
▼第2試合 東京女子プロレス提供試合 30分1本勝負
●中島翔子/えーりん
10分0秒 新人賞→片エビ固め
○赤井沙希/清水愛
▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/大鷲透/●平田一喜
0分6秒 逆さ押さえ込み
○松永智充/勝俣瞬馬/宮武俊
▼再試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/大鷲透/○平田一喜
8分11秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
松永智充/●勝俣瞬馬/宮武俊
▼第4試合 ゲーム実況プロレス
●M.S.S Project
vs.
○男色ディーノ
▼第5試合 ゆるキャラプロレス
優勝:ふっかちゃん
【参加キャラクター】
くまモン(熊本県)、ぐんまちゃん(群馬県)、ふっかちゃん(深谷市)、チーバくん(千葉県)、うなりくん(成田市)、出世大名家康くん(浜松市)、オカザえもん(岡崎市)、ずーしーほっきー(北斗市)、うどん脳(香川県)、臼子ねぇさん(浦臼市)、バーバーくん(東京都)
【MC】寺嶋由芙
▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●福田洋
5分37秒 ヨシヒコデストロイ→体固め
○ヨシヒコ
※福田の持ついつでもどこでも挑戦権がヨシヒコに移動。
▼第7試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
天龍源一郎/○竹下幸之介/アントーニオ本多
12分29秒 19歳→体固め
KUDO/坂口征夫/●マサ高梨
▼イケメンレスラー達による床ドン・汗まみれハグ撮影会
▼第8試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○飯伏幸太/佐々木大輔
8分37秒 垂直落下式リーマンショック→体固め
●スーパーササダンゴマシン/ヤス・ウラノ
▼第9試合 超ニコニコ結婚式〜結婚式プロレス 時間無制限1本勝負
[新郎]アタリさん(39歳)
16時37分頃 男色ディーノ&大石真翔の乱入→無効試合
[新婦]まゆたんさん(17歳)
▼第10試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○HARASHIMA/彰人
13分42秒 蒼魔刀→エビ固め
男色ディーノ/●大石真翔
▼DAY 1 ラストマッチ
●ボブ・サップ/男色ディーノ
17時5分 ラスボス固め
○小林幸子/佐々木健介
ラストマッチのXは“ラスボス”小林幸子!健介を従えてサップ&ディーノを一蹴
福田のいつどこ権がヨシヒコに移動!天龍と坂口が火花を散らす!いぶし、うしろ!
ダークマッチ
開場時間の10時ちょうど、お客さんが会場内を走っている中、フラリとニラがリングイン。業を煮やしたニラが花道を下がってカーテンを開けると、そこに伊橋がいたため、井上マイクリングアナが「DJニラ選手は入場しています!」とアナウンスしてから、伊橋が入場。
伊橋がキングオブダークのベルトを手に入場するが、まだ客席には数人のお客さんしかいない。ゴングと同時にダッシュしたニラだが、伊橋はカウンターのショルダータックル。しかしニラはサミングを見舞うと、飛び付き横十字で丸め込んで3カウント。
まさかの秒殺勝利でニラが勝利し、伊橋が王座防衛に成功。ニラはとっとと帰ってしまったが、ベルトが自分のもとに戻ってきた伊橋は憮然とした表情で座り込む。そんな伊橋にGMも声をかけなければ、場内実況の二人も丸投げしていく。
無駄に時間だけが過ぎていく中、試合のときより汗をかきはじめる伊橋。すると、そこに額に「au」と入ったオレンジのネコ型マスクを被ったスモウレスラーのようなマスクマンが登場。
謎のマスクマンはまるで対面にある大相撲ブースにアピールするかのように伊橋に四股の踏み肩やすり足のやり方をレクチャー。そして自らマスクを脱ぎ捨て、その正体が星誕期であることを明らかにすると、なぜかぶつかり稽古をはじめる。
適度に伊橋に稽古をつけた誕期は退場。すると入れ替わるように再びニラが登場し、GMが「もう1回タイトルマッチやるから!」と言い出す。auマスクを被った誕期も登場して「相撲で勝負するから」と“立会人”を買って出る。
相撲ルールでのキングオブダークがはじめると、立ち合いからがっぷりよつに。そこからニラが下手投げで伊橋の巨体を投げていき、またも秒殺勝利。これで伊橋が7度目の防衛に成功した。
第0試合
第1試合はいつでもどこでも挑戦権を持っている樋口が同じDNAの梅田とシングルマッチ。ローを蹴って行く梅田に対し、組み付いていった樋口はロープまで押し込むが、まずはクリーンブレイク。ロックアップから腕を取った樋口だが、足をすくって倒した梅田はトーホールド。
そこから首の取り合いになるが、どちらも譲らず立ち上がる。アームドラッグで投げていった梅田はコルバタで樋口を投げ飛ばすと、樋口を蹴り飛ばしてから再びレッグロックで樋口の足を殺していく。
ロープに逃れた樋口だが、梅田は左足を蹴っていくとボディスラムを狙う。これを踏ん張った樋口は逆にボディスラムで叩き付けるとジャンピング・ボディプレスを投下。さらに両手で梅田の顔面を鷲掴みにした樋口は力一杯捻り上げる。その状態からアイアンクローまで決めていった樋口だが、梅田は何とかロープに脱出。
エルボーで向かっていく梅田だが、樋口は逆水平チョップでなぎ倒す。樋口の串刺し攻撃を蹴りで迎撃した梅田は、カウンターのネックハンギングボムを狙った樋口にドロップキック。樋口も梅田をエプロンに追いやるが、梅田は逆にスワンダイブ式ミサイルキック。
フィッシャーマンの体勢から前に落とした梅田はバズソーキック。樋口はブロックしたが、カカト落としを決めた梅田はロープに飛ぶ。しかしカウンターで一気に肩口まで持ち上げた樋口はコーナーに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。さらに立ち合いから相撲タックルを狙ってダッシュ。
梅田はカウンターのスクールボーイで丸め込むと、さらに飛び付き式回転十字固め。だが、カウント2で返した樋口は相撲タックルで梅田を吹っ飛ばすと、カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。そのまま片足と顎までフックしていき梅田からギブアップを奪った。
オープニング
まずは鶴見亜門GMがリングに上がり、超満員のお客さんに「プロレスを初めて見る方?」と尋ねると、結構多くの人が手をあげたため観戦の諸注意。また、出場予定だったMIKAMIが高熱のため欠場し、代わりにDNAの岩﨑孝樹が出場することがアナウンスしたあと、超プロレスリングのスタートをコール。
第1試合
auスマートパス会員優先席に座っているお客さんの中から抽選で選ばれた一般のセコンド体験者、赤・青コーナーにそれぞれ5人ずつがセコンドにつく中、MIKAMIの代打出場となる岩﨑がauマスクを被った誕期と共に入場。続いてドリフの2人がKO-D6人タッグのベルトを手に入場。
石井と岩﨑の先発で試合開始。エルボー合戦からショルダータックルでなぎ倒した岩﨑は、ミドルキックで蹴り倒す。しかし石井がダッシュしてきた岩﨑をかわして花道に追いやると、入江が花道の上でパイルドライバー。
いきなり強烈な洗礼を浴びた岩﨑に対し、今度はリング上でボディスラムを連発した入江はテディベア(=ヒップドロップ)を投下。続いて石井がドロップキックからダブルニードロップを投下。完全に捕まってしまった岩﨑に入江が串刺しラリアットから豪快なブレーンバスター。エルボー合戦を挑んでいった岩﨑だが、入江はロープへ。
カウンターでニーリフトを叩き込んだ岩﨑はランニングエルボーで入江をなぎ倒すと、ようやく誕期にタッチ。ブチかましで入江と石井を吹っ飛ばした誕期は、ショルダータックルで入江をなぎ倒す。
突っ張り電車道からコーナースプラッシュ、ブレーンバスターを決めた誕期はジャンピング・ボディプレス。カウント2で石井がカットすると、入江も誕期の串刺し攻撃をかわして肩口に担ごうとする。どうにか持ち上げたが、誕期は暴れて脱出。しかし入江はヘッドバットを叩き込むと、石井との合体攻撃を狙う。
これをクロスボディーで押し潰した誕期は岩﨑にタッチ。石井に串刺しジャンピングエルボーからミドルキック、バックドロップと決めた岩﨑だが、石井は蹴り脚をキャッチしてニーリフトでカチ上げるとバックブリーカーから逆片エビ固め。
入江が誕期のカットを防いで場外に出て行くが、岩﨑は自力でロープに脱出。しかし入江が戻ってきて岩﨑にヘッドバットを叩き込むと、石井が岩﨑を持ち上げてgo2入江sleep。さらに石井がフィッシャーマンバスターを決めるが、これはカウント2。ならばとニールキックを叩き込んで石井はガッチリと抑え込んで3カウント。
第2試合
第2試合は東京女子プロレスの提供試合。auマスクを被って入場した中島とえーりん。そしてニコニコ超会議に降臨した赤井沙希&清水愛の美威獅鬼軍。赤井はリングサイドを練り歩いてから美意識高くリングイン。
するとマイクを持ったえーりんが「私たちDDT女子部の東京女子プロレスでーす。私が実家が餃子屋のえーりんです」と自己紹介すると、中島も「背後からごめんなさーい! ……ぜ、全長1.47メートルの大怪獣中島でーす」と自己紹介するが、掴みネタは完全にすべった。
続いて赤井が「皆様ご機嫌よう。今日も気高く美しくこの幕張でも美しい勝利の花を咲かせましょうね。それからそこの餃子娘と、あなたまたやったのねぇ。このおすべりネズミさん! 今日は私たちがお試合で強さとは何か、美しさとは何かを教えてさしあげますわ」と完全にすべった中島を挑発。清水は相変わらず「素晴らしいですわ、沙希様」とうっとり。
そしてえーりんと清水の先発で試合開始。ヘッドロックに捉えた清水だが、うまく抜け出したえーりん。続いて赤井と中島がリングイン。赤井は腕を高くあげて力比べを要求。当然届かない中島は足を踏んづけていくと、赤井の串刺しビッグブーツをかわすと、エプロンに出て赤井の足を掴んでぶら下がり式ヒザ固め。
これに怒った赤井は中島をリングに引きずり込むと、コーナーに投げつけて踏みつける。続いて清水がアームドラッグから横十字で丸め込むと、そのまま羽根折り固めにスイッチ。ロープに逃れた中島だが、清水は指をクルクル回すとジャイアントスイングを狙うがバランスを崩してしまう。それでも清水はもう一度トライして、見事に中島を回していった。
目を回しながらも赤井にタッチすると、赤井は中島をコーナーに叩き付ける。中島も串刺し攻撃で反撃しようとするが、かわした赤井はサッカーボールキック。タッチを受けた清水はブレーンバスターからロメロスペシャルで吊りあげる。
さらに中島を前方に落とすと、そこに赤井がランニングロー。中島も必死で反撃に出るが、清水はロープに飛ぶ。かわして背後に回った中島はロープに押し込んでからしゃがみ込み、清水が躓いて転んだところを丸め込む。カウント2で清水が返すと、中島はえーりんにタッチ。
“元ニコ生主”のえーりんは、ニコニコ超会議で試合をするということで、万感の思いを込めて清水に極楽固めに捉えていく。そして「えーりん」コールが起こる中、ロープに飛んだえーりんだが、エプロンから赤井が蹴り飛ばす。タッチを受けた赤井はえーりんにミドルキック。
清水が中島を場外に排除すると、赤井はえーりんにサッカーボールキック。そこに清水は顔面への低空ドロップキック。しかしえーりんも串刺し攻撃を狙う。ビッグブーツで迎撃した赤井だが、えーりんもドロップキックを返して中島にタッチ。ライダーキックを叩き込んだ中島はノーザンライト・スープレックスを狙うが、赤井は逆にボディスラムで叩き付ける。
しかしカニ挟みで赤井を転ばせた中島は619。そこにえーりんがジャンピング・ネックブリーカーで飛び込んで来ると、中島が前方回転ネックブリーカー。しかし赤井は中島をコーナーにホイップすると、串刺し式ビッグブーツ。さらに清水がダイビング・クロスボディーを決めると、赤井が右ストレートパンチを叩き込んでから新人賞(=二段蹴り式の顔面蹴り)を叩き込んで3カウント。
<試合後コメント>
美威獅鬼軍
ーーニコニコ超会議で試合をしてみていかがでしたか?
赤井「普段プロレスのお試合を見たことがない方たちにあたくしたちの試合を見ていただけて光栄です」
ーー清水選手としては清水さんのことをよく知っているお客さんの前での試合だったと思いますが。
清水「そうですね。声優として来るより先にレスラーとして呼んでいただけると思わなかったので、貴重な経験です」
ーー普段プロレスを見ていない人たちに美意識の高いところが見せられたんではないですか?
赤井「そうですね。対戦したお相手の方との格の違い、そしてレベルの違いを見せつけられたんじゃないかなって思いますわ」
清水「この千葉・幕張にも沙希様の麗しさが届いて光栄です。嬉しいです」
ーー先日、美威獅鬼軍の文字を間違えていましたが、今日はそういうところを……
赤井「えっ?」
ーー先日、美威……
赤井「おだまり!」(※オフィシャル記者に張り手をお見舞い」
清水「誰か! 誰か!」(※叫びながら引き上げていく赤井のあとを追っていく)
第3試合
auマスクを被った勝俣がコーナーからバック宙を披露すると、場内がどよめく。しかし高木のファイヤーポーズで一気に一体となる場内。平田がいない状態で選手名がコールされると、平田が「おーい、コラコラコラ! 一人まだ入場してないのに、何はじめようとしてんの? そもそも本物のプロレスリングというのは試合前に踊るもんだろ! ということで仕切り直しだよ。俺の曲をかけろー!」と花道からマイクで叫ぶ。
あの曲がGOすると、平田GOサングラスをかけた平田がここぞとばかりに入場して踊ろうとするが、松永がカットしていきなり逆さ押さえ込みを決めてカウント3。高木と大鷲が引き上げようとすると、平田は「何秒殺してくれたんだよ! 俺は秒殺なんて情けないよ。ギャラ泥棒だよ。やる気満々でさ、こりゃやらなきゃダメだよ! 今のはナシにしてやるしかないよ! 闘いのゴングを鳴らせ!」と必死のマイクアピール。
その結果、再試合のゴングが鳴り、今度は大鷲と勝俣の先発で試合開始。ブチかましで吹っ飛ばした大鷲は、勝俣のトリッキーかつスピーディーな動きにルチャの動きでついていく。続いて高木と宮武がリングインし、タックルでぶつかり合いながら、お互いに筋肉を必要以上にアピール。
そこからショルダータックルでなぎ倒した宮武だが、高木もカウンターのドロップキックを返して平田にタッチ。松永はまたも逆さ押さえ込みを決めるが、辛くも大鷲がカット。なおも松永がエルボーを叩き込むと、勝俣がフットスタンプを落とす。
そして松永がコーナーに馬乗りになり、手に唾を吐きかけてから平田の顔面に押し付けてから「マツ・ナガ・トモミツッ!」ポーズ。やや観客の反応が鈍いと、もう1回やってみせた松永。続いて宮武がランニングマンエルボーなる謎の技を決めるが、観客が温かい反応。気を良くした宮武はブレーンバスターで投げるが、ここで「平田」コールが起こる。
宮武は平田に対して両腕をグルグル回して挑発。怒った平田がランニングエルボーでなぎ倒して大鷲にタッチ。宮武にドラゴンスクリューを決めた大鷲は逆水平チョップ。宮武も逆水平チョップを返すが、大鷲は逆水平チョップを連打。しかし宮武もジャンピング・バックエルボーを返してからロープへ。
ビッグブーツで迎撃した大鷲が高木にタッチすると、高木はドラゴンリングイン。松永がトーキックで迎撃するが、高木はフライング・クロスチョップからの619を返す。しかしカウンターエルボーを叩き込んだ松永はコーナーへ。そこに側転からのロケットパンチを見舞った高木は雪崩式ぶっこ抜きブレーンバスター。
しかし、ここで平田がタッチを要求。高木が渋々タッチすると、平田はロープに飛ぶが、松永はカウンターのラリアットで吹っ飛ばす。すかさず松永組はトレイン攻撃。さらに勝俣が延髄斬りからムーンサルトプレス。カウント2で高木と大鷲がカットすると、松永と宮武が場外に連れ出す。すかさず勝俣が走り込むが、平田はカウンターで奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで丸め込んで3カウント。
あの曲が流れると、平田はサングラスを装着し歓喜のダンスを踊りきった。
第4試合
M.S.S Projectが登場すると観客から黄色い声援が飛ぶ。ディーノが登場して客席に雪崩れ込むと、その声援が悲鳴へと変わる。テレビカメラも漢タイツの中に押し込んでいく暴挙を見せたディーノはニラと共にリングイン。
「何のゲイムやるの?」とディーノが亜門GMに詰め寄ると、「もうゲームは決まっております」と言って『ファイプロリターンズ』と『キン肉マン マッスルタッグマッチ』で対戦することが発表された。
「アタシが勝ったら誰と付き合っていただけるんですか?」と言いながらM.S.S Projectを品定めするディーノ。そして『ファイプロリターンズ』でディーノとあろまほっとが対戦。ディーノは当然、自分似のキャラを仕様。あろまは石森太二似のキャラを使用。男色ドライバーからのナイトメアーで見事にディーノが勝利。
そして第2戦はディーノとKIKKUN-MK-Ⅱが『マッスルタッグマッチ』で対戦。1本目を手堅くディーノが勝利したが、2本目はきっくんが取りイーブンで3本目に突入。するとキン肉マン世代ではないきっくんが勝利し、トータル2-1でM.S.S Projectが勝利したため黄色い声援に包まれる。
『ファイプロ』でディーノ、『マッスルタッグマッチ』でM.S.S Projectが勝利したため、急遽決着戦を行うことに。ディーノが「正直言って、ちょっとムカついているんですよ! このままやりましょう!」と言って、FB777と『マッスルタッグマッチ』で対戦した結果、ディーノが勝利。
これによりきっくんがディーノと付き合うことが決定してしまったのだが、「ディーノに勝つまでやれ」というカンペが出る。そこでディーノはきっくんに続き、もう一人差し出すなら再戦を受けてもいいと提案。
あろまほっと、eoheoh、FBの3人がそれぞれ自己アピールしてから、ニコ生で誰がディーノに差し出されればいいかのアンケートを採った結果、断トツでFBが選ばれた。そしてディーノとFBが『マッスルタッグマッチ』で対戦。3本勝負の結果、ディーノが完全勝利。敗れたFBがお持ち帰りされることになってしまうかと思われたが、とりあえず男色殺法を食らうということで手を打つことに。
ディーノの男色ナイトメアーを体験したFB。最後は全員で「ゲイム実況最高!」で締めたのが、ディーノはすぐさまM.S.S Projectに襲いかかっていき、黄色い悲鳴が響き渡った。
第5試合
MCを務めるBiSの元メンバーである寺嶋由芙さんがゆるキャラを呼び込むと、ぐんまちゃん、ふっかちゃん、うなりくん、チーバくんと順に入場してくる中、バーバーくんが転がってリングインすると、一斉にほかのゆるキャラが起こしてあげようとする中、一人蹴りを入れるふっかちゃん。
オカザエモンがコーナーに登ってアピールすると、無謀にもチーバくんもコーナーに登ろうとする。臼子ねぇさんはリングインする際に転んでしまい、頭からワインやぶどうがこぼれ落ちる大惨事!
出世大名家康くんに続いて登場したうどん脳は腰にチャンピオンベルトを巻いてリングイン。そしてなかなかアブナイ目つきをしてずーしーほっきーが登場すると、一気にモニターに流れていくコメントが増えた。ブリカツくんに続き、最後のくまモンは軽快な動きでリングイン。
全12キャラが無事リングインすると、くまモンはアルティメット・ウォリアーばりにロープを揺らしてやる気満々。入場だけで23分かかったあと、まずは全12キャラでおしくら饅頭。転んだだけで失格になってしまう中、オカザエモンはイスを持ち出したり、頭を外して軽量型マスク姿になるなど一人大暴れ!
そんなオカザエモンを倒し、タオルで殴打していくくまモン。この中で唯一しゃべれるキャラのブリカツくんが「いつまでやるの? だいぶ疲れているんだけど」とアピールしたところで、鶴見亜門GMがGMストップ。その結果、MCの寺嶋さんが独断と偏見で一番頑張っていたチーバくんの勝利を宣言。
くまモンがそんなチーバくんの舌を引っ張るという意外なヒールぶりを発揮する中、第2戦としてイス取りゲーム対決がスタート。くまモンはイスそっちのけでオカザエモンに殴りかかる。ブリカツくん、臼子ねぇさん、ふっかちゃんが3つのイスを奪取成功。
ところが、これだけでは終わらずもう一戦行うことに。またもくまモンがオカザエモンに襲いかかると、そのままイスを蹴ってコーナー下まで移動させるという小ずるい手を使って見事イスを奪取。残り2つのイスをブリカツくんとふっかちゃんが奪取した。
すると寺嶋さんが「もう1回観たいよね?」と観客に尋ねる。大きな拍手が起こったため急遽もう一戦行うことに。くまモンがすでにやる気をなくしている中、ブリカツくん、うなりくん、バーバーくんの3人がイスを奪取した。
これらの闘いを“参考”にして優勝者を決めるという。ニコ生のコメントでは圧倒的にくまモンの声が多い。そして最終的に寺嶋さんが「真面目に頑張ったふっかちゃんが優勝です!」と決定。ほかのゆるキャラ勢に祝福されたふっかちゃんに対し、暴れ回ったくまモンも握手をして優勝を称えた。
最後はMCを務めた寺嶋さんが、ゆるキャラたちをバックにメジャーデビューシングルの『ふへへへへへへへ大作戦』を歌うと、くまモンはリングサイドから声援を送った。
第6試合
「USA」コールの中、星条旗を振り回した福田が入場。ニコニコ超会議のTシャツを着て登場したヨシヒコは手招きして福田を挑発。マイクを持った福田は「ニコニコ超会議にお越しの皆さん、楽しんでますかー! バイザウェイ、ところで、私は今日怒っています! オイ、ヨシヒコ! なんでこのアメリカ系白人の地球上で最も蒸留酒たるこの私が、こんな人形と試合なんてしなくちゃいけないんですか! 人形じゃないという奴がいるんだったらな、そいつはただのサイコ野郎だ! こんな奴と試合をするなんていう仕事は、お前らイエローモンキーのやることだろうが!」と言い放ち、大ブーイングを浴びる。
それでもなお福田は「シャラーップ! オイ、ヨシヒコ! お前が人形だってことは分かっているんだ。人形っていうか、どっちかと言うとセクシャルな人形だってことも分かっているんだ。お前が何のために業者に製造されていたのか思い出せ! 大人しく俺のコックをブロージョブしやがれって言うんだよ! オイ、ヨシヒコ。お前が人形じゃないって言うんならな、何か言ってみろ! 人形だろ? ……何も応えてくれないじゃないか!」と言いながら詰め寄っていく。
完全無視のヨシヒコに殴りかかった福田は、ブロンコバスタを落とすとバックドロップ。観客にアピールする福田だが、そこにスワンダイブで飛び付いたヨシヒコはスイングDDTで叩き付ける。
場外にエスケープした福田に対し、ヨシヒコはものすごい飛距離のプランチャを投下するが、キャッチした福田は場外でみちのくドライバーII。勝ちを確信してリングに戻った福田だが、密かに背後から近づいていったヨシヒコはのど輪で福田を捕まえる。しかしまたもみちのくドライバーIIで叩き付けた福田はアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げる。
そのまま回転していった福田だが、ヨシヒコは背後に回ってスリーパーに捉えると、片羽絞めにスイッチ。どうにかそのまま立ち上がってスタナーを決めて脱出した福田は、三度みちのくドライバーIIで叩き付けると、「450〜!」とファイアーバードスプラッシュを予告してコーナーに登っていく。
だが、ジャンプして飛び付いたヨシヒコは雪崩式の攻撃を狙う。福田はコーナー上でヨシヒコをリフトアップすると、そのまま投げつけるが、木曽レフェリーに激突して失神。すかさずタンバリンを持ち出してヨシヒコを殴打していったが、レフェリーが倒れているためカウントは数えられない。
すると、そこに黒い影が福田に近づき福田の唇を塞ぐ! その隙に立ち上がったヨシヒコはヨシヒコ・デストロイで福田を叩き付けて3カウント。福田が持っていたいつでもどこでも挑戦権がヨシヒコに移動してしまった。
第7試合
先日の天龍プロジェクト新宿大会で竹下に龍魂を叩き込んだ天龍。この日はその天龍と竹下が組み、アントンを加えたトリオで酒呑童子と対戦。天龍が竹下とアントンを下げると、坂口が先発を買って出る。
ロックアップから天龍がロープに押し込むが、ここはクリーンブレイク。もう一度ロックアップすると、カニ挟みからグラウンドに引き込んだ天龍。早めにロープに逃れた坂口は逆に天龍をロープに押し込むと離れ際にミドルキックを叩き込む。
一旦場外にエスケープした天龍は、険しい表情で竹下にタッチ。竹下がグラウンドでKUDOのバックを取ると、天龍がエプロンから対角線上の坂口に向かってペットボトルを投げつける。その間に高梨が竹下にステップオーバーのトーホールド。竹下がうまく脱出すると、ロープに飛んだ高梨にカウンターのゼロ戦キックを叩き込んでアントンにタッチ。
高梨がヘアーホイップでアントンを投げていくと、アントンはアームドラッグで投げていく。これで場外に出た高梨に対し、アントンはケブラーダを狙ったが足を滑らせて転落。リングに戻されたアントンにKUDOがサッカーボールキック。
さらに坂口が腹パンからミドルキック。アントンも反撃しようとするが、高梨が口に含んでいた水を拭きかける。アントンをコーナーに張り付けた高梨は、ガラ空きの腹部に串刺しドロップキック。完全に捕まったアントンにKUDOが倒立からのダブルニーを落とす。しかしアントンもロープに飛んだKUDOにカウンターでテーズプレスを決めると、エルボーを落としてから天龍にタッチ。
重たい逆水平チョップからグーパンチを叩き込んだ天龍は坂口に向かって手招き。坂口がリングインしてミドルキックを叩き込むが、歯を食いしばって天龍も倒れず耐え逆水平チョップを返す。坂口も倒れてもすぐに立ち上がってミドルキックを蹴っていくが、天龍は逆水平チョップの連打からグーパンチを叩き込んでいきダブルダウン。
ここでKUDOと竹下がリングインし、KUDOのエルボーとニーリフトに対し、竹下がエルボーを返すが、高梨が入ってきて足元に絡みつくと、そこにKUDOがダイビング・ダブルニーアタック。さらに酒呑童子はトレイン攻撃。坂口の串刺しジャンピングニーでぐったりした竹下にKUDOは地獄の断頭台式ダブルニーを投下。
しかし高梨のタカタニックをネックハンキングで防いだ竹下は、ロープに飛んだ高梨に追走式フロントキックを叩き込むとブルーサンダー。アントンが入ってきて竹下と2人でダブルの南部式ナックルからバイオニックエルボーを叩き込むと、アントンが高梨をホイップ。待っていた天龍がレフトハンドラリアットを叩き込むと、天龍の目の前で竹下が19歳(=垂直落下式ブレーンバスター)を決めて3カウント。
試合後、天龍と坂口は睨み合い。天龍が握手を求めると、応じた坂口だがチョップ。天龍が張り手を返すと、なおもお互いチョップを打ち合って睨み合う。お祭りムードの会場の空気を一気に火花を散らした。
<試合後コメント>
酒天童子
――ニコニコ超会議で天龍さんと闘ってみていかがでした?
KUDO「まあなんか、俺個人としてはもっとやり合いたかったんだけど、坂口さんがスイッチ入っちゃったんで。いつか見たいですね、坂口さんと天龍さんの試合を。どうっすか?」
坂口「まあ自分は、殺(や)るというなら殺りますよ」
――実際に肌をあわせてみていかがです?
坂口「昔のレスラーなんでね。違いは感じましたけど、けど、それだけです」
――シングルでの対戦に興味は?
坂口「殺るならいつでも殺りますよ」
――天龍さんは年内引退ですが……
坂口「そうなんですか? でも向こうが売ってくるなら買います」
――KUDO選手、ニコニコ超会議という場はいかがです?
KUDO「初めてなんですけど、ここに来るまでに心が折れるぐらいの人の多さで、でも会場入っちゃえばいっぱいお客さんいるんで、すごい試合は楽しくできましたね」
※天龍組はノーコメント
床ドン・汗まみれハグ撮影会
ディーノ、大石、竹下、宮武が登場し、イケメンレスラー達による床ドン・汗まみれハグ撮影会。抽選で選ばれた30人が体験するのだが、どの選手に当たるかは分からないという。一番目は某マンガ雑誌の男性編集者さんは大石からのハグと床ドンを体験。
2人目の女性編集者は宮武のハグと床ドン体験。その後も何とも言えない空気が流れる中、次々にハグと床ドンを体験していった。ディーノは女性ファンが相手だったため、ハグではスリーパーに捉えると、そのまま押し倒してマウントを取ってみせた。
第8試合
MacBookを手に登場したササダンゴはステージ上から「戦略発表会を行わせてもらいたいと思います」とアナウンスしてから自己紹介。パートナーのヤスについても紹介してから対戦相手の飯伏も「DDTと新日本プロレスの二団体でほぼエースとして活躍しています」と紹介すると、飯伏が所属する芸能事務所のオスカーについてや、飯伏が最も尊敬するタレントはAV男優のしみけんだということまで紹介。
さらに各選手のポジショニングを強くてオスカー所属の飯伏、強いけどオスカー所属じゃない佐々木とヤス、プロレスも大して強くないしただ大きいだけなのがササダンゴだと自虐的に紹介。どうしても飯伏に勝ちたいササダンゴの立てた作戦は、フェニックス・スプラッシュを狙ってコーナーに登った際に、スクリーンで身だしなみをチェックする飯伏の特長を活かし、飯伏がスクリーンを見た瞬間にニコ生のコメントで「いぶし、うしろ!!!!!!」と書き込んでほしいとリクエスト。
その隙を突いて雪崩式ブレーンバスターを決めて、飯伏のHPを70%奪ったら、トドメの垂直落下式リーマンショックを決めれば飯伏から3カウントが取れると分析。飯伏に勝って新日本プロレスに移籍するとまで宣言した。
4者握手を交わしてから飯伏とササダンゴで試合開始。ショルダータックルでぶつかっていった飯伏だが、倒れないササダンゴは飯伏のミドルキックに対して逆水平チョップを返していく。だが、ミドルキックを3連発食らってダウンしたササダンゴはヤスにタッチ。
佐々木はヤスをコルバタでヤスを投げると、ナックルパートを叩き込んでから飯伏にタッチ。キャメルクラッチに捉えた飯伏はそのまま手でヤスの口を塞ぐ。続いて佐々木がドロップキックからコブラツイストに捉えると、飯伏が入ってきて控えのササダンゴを攻撃してから、レフェリーの見ていない隙にヤスの口を手で塞ぐ。
佐々木がケブラドーラ・コンヒーロで叩き付けたところに飯伏がスワンダイブ式フットスタンプを投下。何とかドロップキックを返したヤスはササダンゴにタッチ。ラリアットから早くも垂直落下式リーマンショックを狙ったササダンゴだが、飯伏がカットに入って合体ブレーンバスターを狙う。
だが、これはササダンゴが2人まとめて投げていく。ヤスも入ってきて合体攻撃を狙うが、逆に飯伏と佐々木が串刺し攻撃で切り返すと、飯伏はコーナーへ。ここでスクリーンには大量の「いぶし、うしろ!!!!!!」のコメントが流れてきて、思わず振り返る飯伏。すかさずササダンゴがコーナーに追いかけていくが、背後から佐々木がカット。
さらに飯伏がササダンゴをコーナーから投げ飛ばすと、ヤスがダイビング・ボディプレスでカットしようとしたが、飯伏がかわしてササダンゴに誤爆させる。飯伏がヤスを場外に投げ捨てると、佐々木がトペ・スイシーダを発射。しかしヤスはセコンドの宮武を引っ張り込んで誤爆させる。その間、リング上では飯伏がササダンゴにその場飛びシューティングスターからライオンサルト。
そこからコーナーに登った飯伏は、やっぱりスクリーンで身だしなみをチェック。すると、再び「いぶし、うしろ!!!!!!」のコメントの嵐。思わず飯伏が振り返ると、ヤスがエプロンから飯伏を固定して足止め。すかさずササダンゴが雪崩式ブレーンバスターを決めると、続けて垂直落下式リーマンショック。だが、カウント1で返した飯伏は呆然と立ち尽くすササダンゴに詰め寄ると、マスクを剥ぎ取ってから右ストレートを叩き込むと、掟破りの垂直落下式リーマンショックを決めて3カウントを奪った。
第9試合
今回で4回目の開催となる超ニコニコ結婚式だが、今回は新郎アタリさん(39歳)と、新婦まゆたんさん(17歳)の22歳差カップル婚。本人出演の馴れ初め再現VTRが流れたあと、白いタキシード姿の新郎とウェディングドレス姿の新婦が登場してリング上へ。
誓いの言葉の前にまだプロポーズしてもらっていないという新婦のまゆたんさん。そこで新郎のアタリさんがその場で「大事にします。結婚してください」と公開プロポーズ。無事に誓いの言葉を交わした新郎・新婦は指輪交換へ。
観客とニコ生を見ている人たちが証人ということで拍手を送ると、友人のスピーチへ。普通にスピーチしていた友人が「お前ら、出てこいや!」と叫ぶと、ケーキを持った白装束の男たちが入ってきて新郎・新婦を取り囲む。次々に新郎にパイをぶつけていく友人の仲間たち。最後には新婦もパイまみれにされたところで、新郎が丸め込まれて3カウント。
そして新婦のまゆたんさんがリング上からブーケトスをすると、キャッチしたのは先日のガンプロ王子大会に出場した謎の外国人・Mr.AKIBAだった。最後に「祝福する」か「祝福する」という「しない」を選べないアンケートを採った結果、「祝福する」が選ばれたため誓いのキスをすることに。
だが、ここで『スリル』が鳴り響き、ディーノが大石と共に登場。「させないよ! 待たせたわね! よーくあんたたち我慢したわ! なんでこんなもの見せられなきゃいけないの! バッカじゃないの? もうね、今か今かと待ちわびてたわ。あんなたちのことだからそういうのすると思ってたのよ! させないよっ! 祝福もしないよ!」と言うと、新郎のアタリさんに襲いかかるディーノ。
すると今度は「待てーい!」という声と共にHARASHIMAと彰人が登場。HARASHIMAがたっぷりと間を取って入場する間もディーノに襲われる新郎。大石は「遅いよ! なに悠々と入場してきたんのよ」と言うと、HARASHIMAは「人の結婚式、ブチ壊すんじゃないよ! こんなことでもないと結婚出来ないかもしれないじゃん!」と一喝。
ディーノは「なんでプロレスのリングでこんな本人たちしか幸せになれもの見せられなきゃいけないの? 私は全然悪気とかそういうのじゃなくて、視聴者だったり、会場にいる人たちの気持ちを代弁して入ってきたんです!」と正論をぶつける。観客がそんなディーノに拍手喝采を送ると、さすがに戸惑うHARASHIMAだが「でもせっかくの結婚式なんだからさ。みんなハッピーな気分になろうよ」と反論。しかしディーノは「私が入ってきた瞬間が一番のハッピーだったんじゃないかしら?」と言い返し、またも拍手喝采。
するとディーノは「せっかく揃ったんだったら一番分かりやすくしてあげよう。今から試合をして私たちが勝ったら、この結婚はなかったことにするっていうのはどう?」と提案。そこでアンケートを採ってみると、何と93%の人がディーノ&大石が勝ったら、アタリさんとまゆたんさんの結婚はなかったことにするほうを支持した。
第10試合
HARASHIMAと大石の先発で試合開始。完全に観客を味方につけたディーノ&大石。ヘッドロックに捉えた大石だが、HARASHIMAは腕を取って捻り上げる。続いてディーノと彰人がリングイン。彰人の手を取って自らの股間に押し付けたディーノは、足を取ってテイクダウンするとバックからタイツをめくりあげる。
動揺する彰人に大石がフィストドロップを落とすと、ディーノがニードロップを落とす。ディーノ&大石はクイックタッチで彰人をいたぶっていく。そこから大石が彰人を転ばせると、開脚して待っていたディーノが三角絞めで捕獲。
HARASHIMAがカットに入るが、殴られたディーノは彰人の顔面にシットダウンしてナイトメアー。そこから場外乱闘に雪崩れ込むと、ディーノはケツ丸出しで客席を徘徊。カメラマンが密集しているステージの上まで彰人を連れ出し、バックから腰を振っていく。ようやくリングに戻ってきたディーノは彰人をブレーンバスターで投げる。
待ち構えていた大石はコーナーから張り手を見舞うとスイングDDTを狙うが、回転を止めた彰人はそこからぶっこ抜いてブレーンバスター。ようやくタッチを受けたHARASHIMAはダイビング・カンフーキックから串刺しフロントキック。そこから雪崩式ブレーンバスターで投げたHARASHIMAはミドルキックを連発。
そしてファルコンアローで叩き付けたHARASHIMAは、10分が経過したところで山折りを狙って大石を持ち上げる。だが、ここでディーノが「はいはいはい。あなたがその技をやることで、私が新郎・新婦に直接攻撃を加えます。降ろせ!」と脅迫。HARASHIMAが渋々大石を降ろすと、ディーノは「手を後ろに組んで跪け!」と脅迫。
しかもレフェリーやリングサイドカメラマンにも跪かせたディーノは、婚姻届へのハンコの代わりに菊の紋を押すといってコーナーに登ってセット。すかさず大石が『てんとう虫のサンバ』を歌いながら彰人をディーノのケツにホイップ。だが、HARASHIMAは「させるかー!」と大石をコーナーに叩き付けてから担ぎ上げるが、大石は背後に脱出。HARASHIMAがケツに当たりそうになる。
背後から彰人が救出しようと飛び込んできたが、大石にかわされて彰人がディーノのケツの餌食に。すかさずHARASHIMAが大石の背後からスタンディングの蒼魔刀を発射すると、ディーノを場外に蹴落とす。そこから大石をリフトアップしてから山折りを決めたHARASHIMAが、蒼魔刀を発射して3カウント。
するとディーノが「思うんですよ。人生の結婚とかをプロレスとかで決めるのは良くないと思うんですよ。もう本人に直接聞けばいいんじゃないですか?」と言って、直接新郎・新婦に「結婚やめろ!」と言い放つ。しかし新郎のアタリさんは「やめません!」。するとディーノは「あなたが自然とやめると言えるようにある人を用意しています。カモン!」と呼び込む。すると『ツァラトゥストラかく語りき』が鳴り響き、ボブ・サップが登場!
ラストマッチ
それでも新郎のアタリさんが「やめません!」と言うと、サップが羽交い締め。ディーノが誓いのキスをしようとすると、HARASHIMAと彰人が救出しようとするが、ディーノが迎撃。改めて新郎にキスをしようとすると、「オイ、いい加減にしろ!」の声が鳴り響き、『TAKE THE DREAM』が鳴り響き、引退した佐々木健介さんが登場!
その後ろには謎の仮面を付けた女性の姿が。あの鬼嫁かと思われた、その仮面の女性に向かってディーノが「あんた誰なの?」と問い掛けると、仮面の女性は自らガウンを脱ぎ、仮面を外して小林幸子であることを明かした! しかもミニ丈の着物にキックレガースというすごい格好の小林さん。
超プロレスリングのリングにまさしくラスボスが降臨! 小林さんは『さちさちにしてあげる♪』を歌いながら、襲いかかるディーノとサップを扇子を使ったコテ返しで投げ飛ばすと、そのまま抑え込んで3カウント。
健介さんと抱き合って勝利を喜ぶ小林さんに健介さんも「さすがです!」と声をかける。すると小林さんは「ひとつ思い出したんですけど、忘れていませんか? 新郎・新婦のこと。キスをしないと終わらないんです!」と訴える。場内から「キス」コールが起こると、ディーノの前に立ちはだかった新婦のまゆたんさんが新郎のアタリさんと誓いのキス。
さらに小林さんは「ディーノちゃん、あなたに言いたいことがある。こうなったらハッキリ言わせてもらいます!」と言うと、『さちさちにしてあげる♪』を宣伝。最後は小林さんと健介さん、さらに心を入れ替えたというディーノやゆるキャラたちがリング上に集合して記念撮影をして1日目を締めくくった。
<試合後コメント>
男色ディーノ&ボブ・サップ&佐々木健介&小林幸子
――驚きましたその衣装!
小林「この日のために作りました。私もいろんな衣装着てますけど、プロレスの衣装初めてなんでどうしたら良いかわからなくて、北斗(晶)ちゃんに色々(聞いて)」
――では(健介さんの)奥様のアドバイスがあってのおみ足なんですね。
小林「これですもの、どうですか?」
健介「二人(=北斗と小林)共ね、素晴らしいと思います」
――奥様にも気をつかわれて。
健介「もちろんです(苦笑)」
――そもそもなぜプロレスのリングに?
小林「いや、今回のニコ動のイベントとしてやりたいと、どうしても幸子さんやってくださいって言われたんですが、内容を聞いたらプロレスって聞いて、お断りしました(苦笑)。もうだって、やったこともまるっきり世界がわかりませんから、面白そうですけど私はできませんからってお断りしたんですよ。ただ色々お話を聞いて、今回のイベントの内容をプロデューサーの皆様に聞かせていただいたら、面白いなと。こんな世界の違う方と、トップの方たちと、歌い手とコラボすることがないので、これは面白いなと。いつものように私面白いな星人ですから、やらしてもらいました」
――実際にリングに上ってみていかがでした?
小林「リングってあんななんですね?」
健介「そうですね」
小林「(サップを見て)うわぁぁぁ、すいません。リングは聖地ですねやっぱりね」
――長年ステージで歌っていらっしゃいましたが、リングに上った気分はいかがでした?
小林「いやー、なんとも言えなくて、ここですさまじい試合が行われるんだなと思いました。今回は楽しい、ほんとにお客様が喜んでくれるとわかってすごい嬉しかったです」
――サップを倒したという事になりますよね?
小林「一応段取りとして、私がこう(扇子を翻して)やってサップさんが来た時にバッとやったら倒れるはずなんですけどサップ勝手に一人で倒れてて(苦笑)。ちょっと早くなっちゃったんですよね?」
ディーノ「私はもう幸子が憎くてこう行ったんだけど、幸子の歌声っていうのは世の中を丸くする力があるんだなと思いましたよ」
小林「サッチサチにしてやります」
ディーノ「サップも動揺したんですよ、あなたの歌声に」
小林「嬉しかった」
サップ「リマッチ」
ディーノ「リマッチだと? 次リベンジすると?」
サップ「YES」
ディーノ「サップはそうおっしゃってますよ」
――もう一度リングに上がる事になりますね。
小林「いやー、これが最初で最後になると思いますよ。多分」
サップ「リマッチ」
小林「そうですか、わかりました。やります」
ディーノ「やるんだ!?」
――どうですか? プロレスのファンの方に幸子さんは受け入れてもらえた?
ディーノ「こんな存在感を示されたら、黙るしかないですよ我々も。我々悪党どもも。実際こう、迫力というかあれが違いましたね。幸子はすごいな」
――健介さんは見てみていかがでした?
健介「いやもう堂々とされてるんで、逆に気持ちが押されてた」
ディーノ「そうなのよ、完全に、いや健ちゃんにも押されてたのよ?(笑)けど、ここで負けちゃいけないと思って立ち向かったらこの迫力。やっぱもう押されちゃうわよね。このボブ・サップが後退りすることなんてあまりないもの」
小林「そうですか?(笑)みんなすごい迫力ですよね〜」
――去年に続いてのニコニコ超会議出演で、どうですか二年目は?
小林「何しろここにいらっしゃる方は、一緒に楽しもうというスタンスですから。楽しんでもらえたと確信しています。自分が一番楽しかったです」
――足を出した気分は? 綺麗なおみ足ですし。
小林「ありがとうございます」
――健介さんはどう思われます?
健介「直で見れないですね、恥ずかしくて(苦笑)」
ディーノ「健ちゃん意識しないでよ、ほんと〜。やめてよ〜」
健介「恥ずかしいでしょ、だって」
――リング上では抱擁もなさっていて。
小林「ハグを」
ディーノ「あれいいのかな?」
健介「抱擁っていうとちょっといやらしい」
――ハグ。ハグなら奥様も許していただけると。
健介「はい」
小林「朝、(北斗からの)メールで『健介をよろしくおねがいしますね』って。こちらこそよろしくお願いしますって」
ディーノ「まさかこんなにデレデレしてるとはね」
健介「おい(苦笑)」
小林「大変ですよ」
――でも内助の功は素晴らしいですね。
小林「素晴らしいですね」
健介「彼女がいるから今の俺がある」
小林「ほんとに素晴らしいです」
――小林さんにも心が?
健介「ちょっと、何を言わせたいんですか!」
小林「デレております」
――ネットの世界ではラスボスと言われていますが。
小林「さっきもラスボスコールをいただきました。いいと思います、ラスボスで。演歌の小林幸子とラスボスの小林幸子、全部わけて皆さんにお伝えしているので。わたしもこうやって(扇子を振って)歌うと思っておりませんでしたので、意外と気持ちのいいものですね(笑)」
――今までの歌手人生で築いてきたものが、また違う方向へ。
小林「今築いてきたものがガラガラって、そんななんとなく持って行き方じゃなかったですか?(苦笑)」
――いえいえ、葛藤というのはなかったですか?
小林「あの、毎回皆さんに聞かれるんですけど、葛藤というのはないです。やるからには自分も楽しんで、ブレるのが一番ダメ。お客さんに楽しんでいただいて自分も楽しむのが一番いい」
――それが若者にも受け入れられてると?
小林「絶対そうだと思います」
――では三年目も超会議に?
小林「そうですね、みなさんが楽しんでもらえるように小林幸子はずっとやっていきたいと思います。でもそれにしてもニコ動は、面白い事考えますよね」
ディーノ「いやそれに飛び込む小林幸子もどうかと思うわよ〜」
小林「どうかと思う!?」
ディーノ「やっぱりそのチャレンジする気持ちってあんまないじゃない? できないじゃない?」
小林「でもせっかくだから楽しみたいと思います」
――そのチャレンジ精神はどこから来るんでしょう?
小林「あの、チャレンジ精神ですか? チャレンジ精神は自分が面白いと」
――ステージ、リングときたら、来年は土俵ですかね?
小林「それは無理だと思いますけど(笑)」
――色んな事に挑戦されて。
小林「今すごく楽しいです、はい」
――対戦相手としてボブ・サップはどうでした?
小林「もう……(サップと目があって)はい。とても真剣勝負やってるとこに口出す事はないですが、普段ほんとに優しくて素敵で」
――トレーニングなど鍛えたりはなさったんですか?
小林「ごめんなさい、それはないですね(苦笑)」
――今日、新郎新婦がリングに上がりましたが、披露宴で小林幸子さんがなにかやられるとかは?
小林「それはないと思います(苦笑)」
――結婚衣装にも見えなくはない?
小林「そうですか? ちょっとキラキラしてる」
――結婚されて長いですけど、披露宴まだされてませんよね? どうですか?
小林「いえまったく、考えてないです」
――最近おめでたい話題が芸能界多いですけど、どうですか? 幸子さんもウエディングドレスを。
小林「それはパイを投げられるかもしれない、さっきみたいに(笑)。それはないですけど、はい、とても幸せです」
――こうしてプロレスのファンの皆さんにもラスボスって言われる気分は?
小林「気持ちいいですね」
――プロレスは興味などは? ご覧になったりとかは?
小林「はい、健介さんのところに何度か。すごいんですよね、鍛え方。ほんとに鍛えるのものすごいですね。トレーニングの成果がわかります」
――今後闘い、殴りあったりだとかそういう試合をする予定は?
小林「しませんよそんなの(苦笑)。しませんよ、そんな。ありえないです」
――例えば美川憲一さんと闘うであるとか?
小林「憲ちゃん闘うの嫌いだもの〜。身体動かすのだって。憲ちゃんとそんなのありえないです」
――大ボス対決というのは?
小林「そういうのは全くありません」