3・20両国での佐々木対MAO対葛西のハードコア3WAYによるUNIVERSAL王座戦が決定!カリスマ「3WAYは俺が最も得意とするところだ。アイツらには勝ち目はない」
DDTプロレスが2月14日、東京・新宿FACEで「DDT FREE -February- Ultimate Tag League 2022 in SHINJUKU!!」を開催。3月20日の東京・両国国技館で、王者の“カリスマ”佐々木大輔にMAO、葛西純が挑戦するハードコア3WAYマッチによるDDT UNIVERSAL選手権が決定した。
この日の第3試合で佐々木、藤田ミノル、MJポー組が彰人、MAO、石田有輝組と対戦。試合はポーが石田をデスバレーボムで仕留めてダムネーションT.Aが勝利。MAOは2月5日、小山大会でのタッグリーグBブロック公式戦で佐々木からフォールを奪い、同王座への挑戦をアピールしていたが、この日の試合後、佐々木があっさりMAOのチャレンジを受諾。今林久弥GMは決戦の場を3・20両国に指定した。
ところが、これでは終わらなかった。第4試合(HARASHIMA、吉村直巳、高尾蒼馬組VS葛西、火野裕士、坂口征夫組)で、高尾を垂直落下式リバース・タイガードライバーで葬った葛西が試合後、佐々木を呼び出して、「5年前、さいたまスーパーアリーナでオマエに恥かかされた。いいもん持ってるじゃないか。オマエのものは俺の物。俺っちの物は俺っちの物。そのベルト、もうすでに葛西純のもんだ。挑戦させろ」とアピール。
佐々木は「5年前のさいたまSAで俺が勝った試合。あのときの葛西純っていう刺激的なドラッグを思い出したよ。1回勝っただけで満足するつもりはねぇ。アンタの挑戦受けてやる」とこれまた受諾。
MAOが入って、「こうなったら2人まとめてやってやる」と言うと、佐々木は「分かった。2人まとめてやってやる」と応じた。さらにMAOは「この3人が揃ったら、みんなが見たいのはハードコアマッチじゃないですか」と提案し、ハードコア3WAYマッチによるタイトル戦が決まった。
バックステージで佐々木は「5年前のあの刺激的なドラッグを忘れちゃいねぇ。もう一人いるだろ。アイツには興味ない。俺の標的は葛西純、オマエ一人だ。こっちには葛西純をよく知るスパイ(藤田)がいるからよ。オマエに勝ち目はないぞ。葛西純がいるなら、ハードコアの方が気持ちよくなれるだろ。3WAYは俺が最も得意とするところだ。アイツらには勝ち目はない」と自信を見せた。
葛西は「借りのある佐々木大輔と1対1でやりたかったけど、なんだアイツ、MAO。空気読まなすぎだろ。でも、ある意味刺激的だ。舞台は両国、ハードコア。久しぶりにDDTマットで暴れるにふさわしいシチュエーションだ。佐々木大輔、首洗って待ってろ」と不敵に語った。
MAOは「夢は口に出すことから始まります。僕はずっとUNIVERSAL選手権の次期挑戦者だと思って生きてきました。そしたら、本当に次期挑戦者になりました。次は次期チャンピオンだと思って生きていきたい。両国勝って、チャンピオンになって、カリスマになるのはこのMAO」と意気込んだ。