【試合結果】3・7 佐野直デビュー20周年記念興行 佐野直vsカーベル伊藤 【UWAライト級】長瀬館長vsバラモンケイ with バラモンシュウ NOSAWA論外&FUJITAvs守屋博昭&TORU 原学vsゼウス 不動力也&高井憲吾vs宮本和志&橋本友彦

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『佐野直デビュー20周年記念興行』
日時:2018年3月7日(水)
開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:未発表

▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
千葉智紹/翔太/ZIPANGU/ササメ/●グレイト
7分59秒 足刀蹴り→体固め
○小笠原和彦/怨霊/忍/三州ツバ吉/小仲=ペールワン

▼UWA世界ライト級選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者】○長瀬館長
7分22秒 反則(レフリー暴行)
【挑戦者】●バラモンケイ withバラモンシュウ
※館長が何度目かの防衛に成功

▼“HOT STAFF”桂ヤスヒロJr復帰戦~進以外全員カリスマ 45分1本勝負
●“HOT STAFF”桂ヤスヒロJr/大家健
4分57秒 腕ひしぎ十字固め
葛西純/○進祐哉

▼芸能事務所アップルスターPresentsシングルマッチ 60分1本勝負
●守部宣孝
9分27秒 スライディングD→片エビ固め
○田中将斗

▼同期vsターメリック 30分1本勝負
不動力也/●高井憲吾
8分21秒 ライガーボム→エビ固め
○宮本和志/橋本友彦

▼東京愚連隊vs大阪最強タッグ 30分1本勝負
NOSAWA論外/○FUJITA
10分29秒 SAYONARA→片エビ固め
●守屋博昭/TORU

▼芸能事務所アップルスターPresentsシングルマッチ 60分1本勝負
●原学
10分15秒 ジャックハマー→片エビ固め
○ゼウス

▼ミス・モンゴル プレ復帰戦~エニウェアフォール・4レフェリ一体制バトルロイヤル
○ミス・モンゴル
12分44秒 スモールパッケージホールド
●ブルアーマーTAKUYA

<退場順>
ビッグベア(1分15秒)→ガッツ石島(1分29秒)→保坂秀樹(2分01秒)→くいしんぼう仮面(2分02秒)→ナカタユウタ(2分27秒)→kouzy(4分21秒)→竹田誠志(4分27秒)→タコ乳頭”(4分41秒)→阿部史典(4分54秒)→木原文人(5分06秒)→KENSO(5分21秒)→櫻井匠(5分57秒)→木更津ピエロ、雷電(7分00秒)→リッキー・フジ、富豪富豪夢路(7分11秒)→寺尾利明(7分21秒)→ドン・たけむらこういち(7分24秒)→726(8分07秒)→クラフターU(8分08秒)→太仁田ブ厚(9分01秒)→塙純二(9分26秒)→LINDA(10分14秒)→塙純一(10分22秒)→ZIMA吉田(10分51秒)→ブルアーマーTAKUYA(12分44秒)

※レフリーはドクターK、ピンクタイガー、HARU。、ガンダーラ鈴木

▼メインイベント 60分1本勝負
●佐野直
17分21秒 カーベルスプラッシュ→片エビ固め
○カーベル伊藤

佐野直20周年記念興行に総勢58名の選手が集結!カーベル伊藤が自身初のシングルマッチで佐野に勝利!ミス・モンゴルがプレ復帰戦で26名を降し勝利!

第1試合


 グレートな香りが漂う10人タッグマッチで興行がスタート。
 怨霊と翔太のマッチアップで試合開始。ロックアップで組み合うも、怨霊が撒き散らしたエクトプラズムで翔太が咳き込むと、怨霊は相手コーナーに突撃してエクトプラズムを撒き全員を蹴散らす。
 怨霊と翔太は堅実な序盤戦を展開するも、両軍ともに素早いタッチワークで入れ替わり立ち代わりぶつかり合う。
 中盤、666勢に翔太が捕まってしまうも、翔太はグラウンドテクニックを活かして脱出。今度は今度は忍が捕まる展開となるも、忍はジパングにサッカボールキック、PK、その場飛びのムーンサルトで反撃し、逆にジパングを集中攻撃する流れへ。怨霊がニードロップ、小笠原が空手チョップと中段蹴りと畳み掛けていく。
 ジパングはなんとかタッチに成功し翔太と小仲のマッチアップとなると、翔太は観客を煽ってコーナートップに登るが、小仲が追いかけてデッドリードライブで投げ捨てる。さらにヘッドロックからグーパンチと攻め立てる。
 ツバ吉とササメのマッチアップとなると、ササメはローリングセントーンからブレーンバスターを狙うが、これを振りほどいたツバ吉がニールキック。両者タッチから小仲と翔太のマッチアップになるが、ZIPANGUがムーンサルトを投下するなどのアシスト。忍がカットに入るも小仲が集中攻撃を受ける流れへ。ロープに走り込むグレイトに小仲がカウンターで座禅式ランニングネックブリーカードロップを決めて蹴散らすと、666軍と小笠原が一転攻勢。怨霊が相手コーナーに控えた4人をエクトプラズムを撒いて蹴散らし、忍がミサイルキックを、ツバ吉がSTO、小笠原が空手チョップと畳み掛け、小笠原がフォールも翔太がカット。

 最後は小笠原がグレイトに腹部への足刀蹴りを突き刺してカウント3。

第2試合


 両選手が入場すると、タイトルマッチということで試合前にセレモニーが行われるが、長瀬館長に花束を贈呈していた猫耳の女性を見てケイが「女連れかよ!」とキレて奇襲することで試合開始。
 ケイは長瀬館長にナックルを連発し、ラリアットを狙うが、これをダッグした長瀬館長がソバットで反撃。ここにセコンドに付いていたシュウが乱入し、長瀬館長を場外に叩き出して水を吹きかける、バケツの水をぶっかけるなど大暴れ。
 リングに戻ったケイはシュウからスーツケースを受け取りボウリングを狙うが、レフリーのピンクタイガーが凶器の持ち込みを認めずに未遂に終わる。客席からは落胆の声が上がる。
 反撃に転じた長瀬館長は、ケイのナックルをくぐってバックを取り、スリーパーに捕らえるが、ケイが口から出したお告ゲルを長瀬館長に突っ込むことで形勢逆転。ケイは「必殺!バァァックドロップ!」と叫んで長瀬館長を抱え上げるが、長瀬館長が後ろ着地からコブラツイストに捉え、そのままグラウンドに倒してローリングクレイドル。そのままフォールに入るもカウントは2。
 長瀬館長はミドルキックを打ち込んで追撃していくが、兄弟に捕まってしまいコーナーに追いやられるとボウリングの餌食に。その後、ケイが長瀬館長を羽交い締めにし、シュウが交通標識を取り出し「絶対押さえとけよ!」とケイに指示しながら殴り掛かるが、案の定長瀬館長が脱出してケイに誤爆。長瀬館長はケイをシュウにぶつけてシュウを排除するとバックを取ってジャーマンスープレックスホールド。しかし、レフリーが昏倒しておりカウントが入らない。長瀬館長は技を解いてレフリーを起こしに行くが、ここにシュウが水を貯めたバケツを持ってリングへ。長瀬館長に水をぶっかけようとするがレフリーのピンクタイガーに誤爆してしまい、怒ったピンクタイガーはバラモン側の反則として試合終了のゴングを要求。試合はケイの反則負けに終わり、本部席は長瀬館長の「何度目かの防衛に成功」とアナウンスした。

 勝ち名乗りを受ける長瀬館長を見て、ケイは場外から「お前、カッコつけてるけどそんな防衛でいいのかお前!レフリーは妙に厳格だしよ、ブスな女は付いてるしよ!」と花束嬢の猫耳の女性を冷やかすと、怒った猫耳の女性が兄弟に食ってかかろうとする。そんな猫耳の女性に兄弟はバケツで水をぶっかけ、観客と一緒に「お~っ!覚えてやがれ~!」と唱和してリングを後にした。

第3試合


 両軍が入場すると、この試合が復帰戦となる桂がマイクを取り、「オイ!よくも俺の腕を折りやがったな!今日はお前らの腕を絶対折ってやる!」と叫ぶが、言い終わるか良い終わらないかのタイミングで葛西と進が奇襲して試合開始。
 進が桂の古傷の腕にショルダーアームブリーカーを見舞うと場外に叩き出して場外乱闘へ。 
 リング上では葛西と大家が対峙。葛西が大家をコーナーに押し付け打撃。大家も体勢を入れ替えショルダーを入れる。しかし、結果的に大家がつかまり、進にコーナーで踏みつけを連発される。腕取りから大家の腕にエルボーを落とし腕固めも大家がロープブレイク。 
 葛西にタッチ。葛西は大家にナックル、ガットショットからのボディスラム。フォールも2。
桂は骨折の原因にもなった騎馬戦の形でセコンド陣に担がれリングの周りを回るが、進に蹴散らされて崩されてしまう。
 葛西は大家に延髄切りからロープに振ってラリアット。続けてリバースタイガードライバー。フォールも2。
 続く進も大家にニーバッドやエルボーなどを打ち込み、コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、大家がカウンターでショルダーアタックで進を吹き飛ばすと葛西が救出にリングへ。二人で大家をロープに振るが、大家はロープの反動を活かして炎のスピアーで二人まとめて貫いて桂にタッチ。
 桂は進と葛西を左のナックル連打で蹴散らすと、進に右腕でラリアットを狙うが、怪我をした右腕に違和感を覚える素振りを見せ、改めて左腕でラリアット。続けてWARスペシャルを狙っていくが、決まり切らない内に葛西がリングへ乱入し、竹串の束を桂の頭に突き刺して綺麗な花を咲かせると、痛みに悶絶する桂の顔面を進がトラースキックで無慈悲に撃ち抜くと、桂の古傷である右腕を腕ひしぎ十字固めで極めると、桂もたまらずタップアウト。
 試合後、大家が養生テープで桂の腕をぐるぐる巻きにしてギプスのように固めてやり、桂はマイクを取って「次は絶対アイツの腕を折ってやる!折ってやるゥ~ッ!!」と叫んでリングを後にした。

第4試合


 両者握手をしてからゴング
 両者リングを回り、ロックアップからバックの取り合い、腕取り合戦からのグラウンドとオーソドックスな立ち上がり。クリーンブレイクから再びロックアップ。田中のヘッドロックを守部がロープに振るも、田中がショルダータックル。そして後頭部にエルボースタンプ。ロープに走る田中を守部がリープフロッグでかわしダイビングショルダーで反撃。続けて守部が田中をロープにくくりつけ、ニーバッド。続けて場外から走り込んでスライディングキックを見舞う。エプロンからスワンダイブでローリングセントーンを放ちフォールも2。
 守部がエルボーを打ち込み、これに田中がチョップで応戦すると打撃の応酬へ。守部がニーリフトで田中を怯ませてロープへ走るが、田中はカウンターのバックエルボーで守部を撃ち抜くと、守部をコーナーに振って串刺しのジャンピングエルボー。さらにチンロック、フェイスロックと切り替えて顎を攻めていく。守部はなんとか這っていき、ロープブレイク。
 再び向き合った二人は正面からエルボーの打ち合い。しかしエルボーにおいては一日の長がある田中が打ち勝ってジャンピングエルボー、続けてランニングエルボーを狙うが、守部がカウンターの風車式バックブリーカーを見舞い、さらにスリーアミーゴス。続けてコーナートップからフロッグスプラッシュを投下するが、これをかわした田中が起き上がった守部に組み付いてDDT。田中は守部をラリアットでなぎ倒してからコーナーに登り、スーパーフライ。しかし守部がこれを剣山で迎撃し、悶絶する田中にニーリフトで追撃してからFA2。フィニッシュ宣言からリバースフルネルソンに捕らえるが、暴れて脱出した田中がラリアット。垂直落下式ブレーンバスターからスーパーフライ。トドメのスライディングDを狙うが、これをかわした守部がキークラッシャー。守屋は雄叫びを上げてラリアットを狙うが、これをかわしてバックを取った田中がフライング・メイヤーから素早くスライディングDを叩き込み、カウント3を奪った。
 試合後、二人はリング上で固く握手を交わしてから退場していった。

第5試合


 不動と高井の同期タッグが宮本&橋本の重量級タッグとぶつかる一戦。宮本は握手を求めるが、同期タッグは拒否。
 橋本と不動のマッチアップでゴング。二人はリングを回り、橋本は「よし来い!かりんとう!」と挑発すると怒った不動がヘッドロック、橋本がロープに振ってタックル合戦。重量級同士のぶつかり合いに場外が感嘆の声を上げる。
 橋本がキャッチしてボディスラムもすぐ起きた不動がショルダータックル にらみ合い合って それぞれタッチ
 高井と宮本のマッチアップ ロックアップも宮本が高井を吹き飛ばし、マッチョポーズでアピール。高井は張り手で突っ張っていくが、宮本のチョップ一発で倒れてしまう。雄叫びを上げて立ち上がった高井はもう一度正面からぶつかっていくと見せかけて宮本の足を踏んづけロープに走るが宮本のショルダータックルで倒れてしまう。そして高井は場外に蹴り出され客席に投げ込まれて椅子をで殴打されてしまう。
 リングに戻ると宮本がチンロック。そのまま橋本にタッチすると、橋本がレフリーの気を引いて金的蹴り。その後素早くタッチワークを回していき、宮本はエルボードロップ、橋本はロープを使っての踏みつけ攻撃など高井に集中攻撃。橋本が高井をコーナーに振り串刺し攻撃を狙うが、高井はカウンターのスピアーを突き刺し、不動に繋ぐ。
 不動は橋本をショルダータックルで吹き飛ばし、入ってきた宮本も同じく吹き飛ばす。二人をコーナーに降った不動は二人に交互にコーナースプラッシュを見舞い、橋本にリバーススプラッシュ。続けてブレーンバスターを狙うが、これは橋本が逆にブレーンバスターで投げ返す。ここで両者タッチ。
 宮本と高井のマッチアップ。突撃してくる宮本をガットショットで止めた高井はコーナーに振って串刺しラリアット。ここに不動も加わって串刺しラリアットで続き、その場飛びのボディプレス。ここに高井がコーナートップからエルボードロップを投下し、ブレーンバスターで追撃。高井は宮本にラリアットを連発していくが、宮本がカウンターで逆にラリアットを決めて高井を吹き飛ばすと、橋本が入ってきて高井を捕縛。橋本にジャーマンに宮本がラリアットを合わせる合体攻撃から宮本がライガーボムで叩きつけ、これでカウント3。
 四人は試合後にそれぞれ握手をかわし、全員で手を挙げて観客席に一礼して退場していった。

第6試合


 FUJITAと守屋のマッチアップでゴング。
 ゴングと同時に守屋は「ENERGYSE」コールで観客を煽っていくと、呆気にとられるFUJITAに突然チョップ。FUJITAもこれに応じてチョップ合戦へ。守屋がタックルでFUJITAを倒してTORUにタッチ。
 TORUとFUJITAのマッチアップ。TORUが腕を極めていくが、FUJITAが腕を極められたままエプロンに出た後ロープをくぐってリングイン。ロープを使ってTORUの腕を極めていく。
 論外にタッチ。論外はTORUに向き合い、リングを回る ロックアップからバック取り合いになり、論外がヘッドロック。TORUはロープに振るも論外がタックル。TORUもバックエルボーで応戦。場内はTORUコール。TORUは論外をコーナーに振ってバックエルボー。
 TORUと論外のマッチアップ。TORUは打撃で打ち勝ってコーナートップからフットスタンプを落とし、ブレーンバスターからフォールも2。コーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、論外がブートで止めて腕を極めながらのDDT。ここにFUJITAが入ってきてTORUの顔面に低空ドロップキック、論外がキャメルクラッチ、そこへFUJITAが再び顔面への低空ドロップキックを見舞う連携攻撃。さらに論外はジャーべから丸め込み、肩を上げたTORUの腕を取ってクロスフェイスへと切り替える。TORUがロープブレイクすると、論外は「ホントに大阪最強なの?」と疑問を呈しながらFUJITAにタッチ。
 FUJITAがTORUにグラウンドヘッドロックで締め上げていくと、身を乗り出す守屋に「見るな!見るなよ!!」と叫んで威嚇。この後エルボー合戦となるも打ち勝ったTORUがドロップキックでカウンター。守屋に繋ぐ。
 守屋はFUJITAにコーナーでマシンガンチョップ。さらにWARスペシャルを狙うが論外がカットに入り、そのまま愚連隊は二人で守屋をロープに振るが、守屋はダブルラリアットでなぎ倒す。守屋はFUJITAに延髄斬りからブレーンバスターと畳み掛けるも、論外がカット。論外とFUJITAは膝立ちの守屋にサンドイッチ式でシャイニングウィザード、救出に来たTORUにはダブルでのフラップジャックを見舞う。
 FUJITAは起き上がった守屋にラリアットから延髄斬り、最後はSAYONARAで突き刺してカウント3を奪った。
 試合後、論外は客席にいたターザン山本にシングルマッチを要求。ターザンがこれに応じて客席から降りてきて記念撮影をしてから退場していった。

第7試合


 両者が入場すると、ゴングの直前に原がドロップキックで奇襲。そのままゼウスをコーナーに押し付けて踏みつけ、高速ブレーンバスターから腕ひしぎ十字固め。これをこらえたゼウスはなんとかロープブレイクへ。
 原はゼウスを起こしてニーリフトからロープに振り、ミドルキック。ゼウスは雄叫びを上げて耐え、さらにミドルを打たせていく。ゼウスは何発目かのミドルキックをキャッチして足にエルボーを落として怯ませてからチョップ合戦に持ち込む。
 ゼウスが原を場外に出し、場外乱闘へ。ゼウスは原をコーナーポストにぶつけ、マットのない床で原を高速ブレーンバスターで叩きつける。
 リングに戻ると、ゼウスは原を起こしてチョップ。原はエルボーで応戦もゼウスのちょいップの威力に何度も倒されてしまう。ゼウスはリフトアップスラムから仰向けに倒れた原の首を掴み、ぶっこ抜きのネック・ハンギング・ツリーで持ち上げてコーナーポストに叩きつける。続けて対角線コーナーに振ろうとするゼウスだったが、原がこれを振り返して串刺しのミドル、レッグラリアート、掌底の連打からハイキック。膝をついたゼウスの顔面にミドルキックと畳み掛けていく。さらに原はゼウスにアンクルロックでギブアップを迫る。苦悶の表情でのたうち回りながらもゼウスはなんとかロープブレイク。
 原はゼウスが起き上がるのを待ち、ラリアットを打たせると、これをキャッチして三角絞めへ。しかしゼウスは凄まじいパワーで三角絞めのままぶっこ抜き、ブレーンバスター。観客を煽りながらチョークスラムを狙うが、原が後ろ着地からスクールボーイ。そのままゼウスの足をヒザ十字で捕らえる。これもゼウスはなんとかブレイク。
 ゼウスは痛む足を引きずりながらラリアットを狙うが、再び原がキャッチして三角絞めへ。ゼウスがこれを持ち上げてそのままパワーボムを狙うが、原は自ら技を解いて着地すると、ラリアットを狙ってきたゼウスの右腕にビックブート。しかしゼウスは怯まず雄叫びを上げながら右腕でラリアットをぶちかまし、続けてチョークスラム。これがカウント2となるとゼウスはすかさずジャックハマーでダメ押しし、これでカウント3。

第8試合


 ミス・モンゴルの出産後プレ復帰戦となるこの試合は、総勢27選手が参戦したバトルロイヤルであり、会場内どこでも3カウント、ギブアップ、反則裁定で決着となるエニウェアフォール形式の試合であり、「会場内すべてで場外乱闘」であり場内にレフリーが4人散開してこれを裁くと説明。
 尚、仕事が早く終わったら参戦すると発表されていた澤宗紀について、「仕事が終わらずたった今欠場が決定した」と試合前にアナウンスが為された。

 参戦する27名がリングに上がりゴングが鳴ると早速大混戦。ほぼ全員の選手が場外になだれ込む。KENSOがモンゴルの髪を掴んで南側の客席になだれ込むと、ペットボトルの水をモンゴルにぶっかける。
 リング上では竹田がハサミを取り出して阿部に突き刺そうとするが、狂気の仕様は認められておらずレフリーに見つかって反則負け。リングに戻ったKENSOは次々と残った選手をラリアットでなぎ倒して大掃除を開始。
 リッキーとおそろいのコスチュームに身を包んだ富豪富豪夢路がリッキーとともに横並びでカミカゼ。さらに横並びで一緒にブレーンバスターを放ちフォールに入るが、モンゴルが4人まとめてフォール。
 リング外でムチを奮っていたLINDAは残った子豚ちゃんたちを全員リングに上げて次々とムチでご褒美を与えていく。しかし塙純一のパイタッチに激怒したリンダが塙純一にご褒美を雨あられと降らせている間にモンゴルがリングに上ってきてムチを奪い、代わりに残った選手たちにご褒美を与えていく。

 最後はモンゴルとブルアーマーTAKUYAが残り、TAKUYAがボディプレスからリバーススプラッシュを狙うが、これを回避したモンゴルがムチが滅多打ちにしてからのスモールパッケージホールドでカウント3を奪い、復帰明けのモンゴルが全国から集った猛者26名を制して優勝を果たした。
 

第9試合


 総勢58名のレスラーが参加した佐野直20周年記念興行。佐野が20年間培ってきたキャリアと人脈の顕れであり、“佐野らしさ”を極めたこの興行のメインイベントを飾るのは佐野直vsカーベル伊藤のシングルマッチ。
 先日、練習中のカーベル伊藤を佐野が襲撃しマスクを奪うという事件が起きており、二人の間では遺恨が深まっていた。


 換えの無い唯一のマスクを佐野に奪われているカーベル伊藤は、キツネの被り物で登場。
 リング上から観客席へカーベルからの大量のプレゼントを餅まきのように投げ入れ、カーベル伊藤が出演した映画『棘の中にある奇跡』の主演女優である西尾舞生さんと記念撮影を行った。

 そんなカーベル伊藤一色で染められた会場に佐野が登場。カーベル伊藤から奪い取ったマスクを高々と掲げながら入場すると会場からは大ブーイング。
 いざ試合開始というときにカーベル伊藤がマイクを取り、「おい!このマスクじゃ試合出来ねぇんだよ!返せ!」と要求すると場内からは「返せ!」コール。佐野は「おい、いいか。このマスクはな、お前がこの試合で俺に勝ったら返してやる!だから試合はそのかわいいマスクでやれ!」と返す。
 カーベル伊藤はレフリーの和田京平となにやら話し込むと、和田京平は佐野に「返せコラ!」と叱責。これに尻込みした佐野は「京平さんにそこまで言われたら……試合中だけは貸してやろう」と折れてマスクを返却。

 ゴングが鳴ると、ロックアップからカーベル伊藤が佐野をロープに押し込んでいき、クリーンブレイク。再びロックアップで組合い、今度は佐野がロープに押し込んでクリーンブレイク。佐野が握手を求めると、カーベル伊藤は会場の大反対を振り切ってその手を握ろうとする。案の定佐野はカーベル伊藤の顔面に張り手を見舞う。
 これに激怒したカーベル伊藤はヘッドロックからタイガースピンで佐野を倒すと、リバースインディアンズデスロックで固めて何度も倒れ込み、佐野の足を攻めていく。さらに倒れた佐野の後頭部にスピンキック。たまらず場外に逃れた佐野にカーベル伊藤はノータッチトペ・コンヒーロを狙うが、佐野がスタスタ歩いてリングから離れてこれを回避。それを追っていくカーベル伊藤だったが、佐野がこれを捕縛して南側観客席になだれ込んでいき、張り手を連発。
 これにブチ切れた和田京平に怒られると、佐野はロープを上げてカーベル伊藤をリング内へと誘う。これに応じてカーベル伊藤がロープをまたいでリングインしようとすると、佐野がロープを思い切り引き上げてカーベル伊藤の股間を痛打。のたうち回るカーベル伊藤の顔面をロープにこすりつけ、さらに張り手を見舞っていく。カーベル伊藤は腹へのボディブローなどで応戦するが、佐野はブレーンバスターで投げ捨て、レフリーのブラインドを突いて股間を蹴り上げ、再びロープにカーベル伊藤の顔面をこすりつける。

 倒れたカーベル伊藤を佐野が挑発すると、カーベル伊藤はモンゴリアンチョップから顔面へのローリングソバット、腹部へのローリングソバットと畳み掛け、場外に逃れた佐野にノータッチトペ・コンヒーロ。佐野をリングに戻すと、観客のカウントに合わせてジャイアントスイング。10回回して佐野を放り捨てるが、目を回している間に佐野が起き上がってカーベル伊藤にナックルを連打しブレーンバスター。続けてコーナーに上がる佐野をカーベル伊藤が追いすがって雪崩式を狙うが、耐えきった佐野がコーナートップからスイングDDT。しかしこれは形が崩れてしまい、佐野はバツの悪そうな顔で「もう一回」と言って改めてコーナー上からスイングDDTを成功させると、コーナーに上って万歳しながら大喜び。
 佐野はシュミット式バックブリーカーから再びコーナーに上ると、カーベル伊藤は自らマスクを取って投げ捨て、コーナー上の佐野に地対空ミサイルキック。さらに串刺し式でスペースローリングエルボーから50音チョップ。観客の「ア・カ・サ・タ・ナ!」のコールに合わせてマシンガンチョップを見舞う。さらに佐野をコーナーに上げ、雪崩式のフランケンシュタイナー。

 満を持してコーナーに上ったカーベル伊藤は、カーベルスプラッシュを投下するも、佐野が剣山で迎撃。佐野はカーベル伊藤が起き上がるのを待って飛びつき式のDDT。再び佐野がカーベル伊藤を起こすが、バックを取ったカーベル伊藤が佐野をロープへプッシュ。そして後頭部へのドロップキックからバックドロップで叩きつける。最後はカーベル伊藤がコーナーに上がり、カーベルスプラッシュを投下してカウント3。
 レスラー生活20周年を迎えた佐野直の記念興行のメインイベントで、カーベル伊藤が自身初のシングルマッチで初勝利を収める大金星。


 佐野はリング中央で大の字に倒れ、観客の大歓声に答えて立ち上がるとリングの四方に頭を下げ、ふらつきながらも一人でリングを後にした。

<試合後コメント>

佐野直
「見ての通りです。見ての通り、俺の20年はカーベル伊藤選手の2年に及ばなかったということです。申し訳ない。この20年間支えてくれた選手・ファンの皆さん、応援してくれたスポンサーの方々に本当に申し訳ない。プロレスに必要なのは勝負論なんですよ。勝ち負けなんですよ。今日、3つ取られたってことは、俺の完全な負けです。だけど、負けてから這い上がるのもプロレスラーだ!おい、カーベル伊藤!俺はまだ、まだまだ、貴方を追い続けるぞ!一回負けたくらいで終わりじゃプロレスラーなんてやってられねぇんだよ!」


カーベル伊藤
――佐野直20周年記念興行のメインイベントで御自身初のシングルマッチを行われたご感想は
「正直、リングに上った時点で緊張して口の中カラッカラでしたね。ホントに緊張で自分で動きが硬いなって思うところから始まりましたけど、20周年のメインイベントに指名された責任を果たそうと自分なりに出来ることは精一杯やりました」

――その試合で初勝利を収めたわけですが、それについてのご感想は
「スイング式のDDTかな、あれを食らってグワーッと首に思い切り来て、『これが本物のレスラーの一撃なんだな』というのをいただきましたね。最後勝ててよかったですけど、一流のレスラーの技を受けきれたことに満足しています。練習しててよかったなと思います」

――今回も選手として活動されたわけですが、最近は“全日本プロレスのスポンサー・伊藤社長”としてではなく、“プロレスラー・カーベル伊藤”としての活動が増えてきています。今後の選手活動についてはどうお考えですか
「今日リングでも『行け!全日本!』とか『秋山さんが見てるぞ!』とか、全日本ファンからの声援も聞こえました。もちろんメインは全日本なんですけど、僕のカーベル伊藤としての仕事は全日本だけじゃなくて、プロレス界を企業が盛り上げる……その一翼を担える一番の民間企業でありたいと思うので、オファーがあればドンドン上がりたいと思います!」

――最後に、会場に詰めかけたファンの皆様に一言
「皆さん本当に応援ありがとうございました!また皆さんの前に登場します!その時は、『イ・ト・ウ!』コール、お願いします!ありがとうございました!」

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