【試合結果】2・18 COMBO板橋大会 山本SAN&舞牙&浦野裕太vsミスター雁之助&スーパータイガー&松崎和彦 戸井克成&力vsシャドウG&シャドウS 男盛&Angeevs小仲ペールワン&唯我様

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『COMBO 板橋グリーンホール大会』
日時:2018 年2 月18 日(日)
開始:12:15
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:233 人(超満員)

▼第1試合 COMBO 笑激情 【覚醒&暴走】
○[AGGREGATION]筋王/MlHOんだ☆ラウジー/マスクドカリオカ/ザコヤ リー/マスクド成増
21 分22 秒 クレーンユウ暴走→反則
[極黒惨]●クレーン・ユウ/サンダーG/ブラック3/怪人セーラー服/怪人ピエロン

▼第2試合 COMBO キックルールマッチ 10 分1本勝負 COMBO 軍&小笠原軍団 VS ちょい悪おやじ軍
△小笠原和彦/赤羽秀一/佐藤将太
10 分時間切れドロー
シゲKING/丹波鱗/△拳@ゆたか

▼第3試合 タッグマッチ またまた決まるまで 1 本勝負
○男盛/Angee
11 分46 秒 倒込フォール
●小仲ペールワン/唯我様

▼セミファイナル タッグマッチ60 分1 本勝負
戸井克成/力
14 分10 秒 ノーコンテスト(シャドウ軍セコンド乱入)
シャドウG/シャドウS

▼メインイベント 6メンタッグマッチ 60 分1 本勝負
山本SAN/舞牙/●浦野裕太
14 分58 秒 ラリアット→体固め
○ミスター雁之助/スーパータイガー/松崎和彦

山本SANがかつての師匠・雁之助に挑むも師匠超えならず!舞牙と浦野裕太がCOMBO入団!新宿FACEでの10周年記念大会に向けて飛躍!

 6月17日に新宿FACE進出が決まったCOMBOの2018 年第1弾興行2・18 板橋グリーンホールは、トピックに事欠かない大会となった。エースの山本SANが師匠格のミスター雁之助と悲願の対戦。これまでレギュラー参戦してきた舞牙と浦野裕太が正式に入団(浦野はジャパンプロレス2000 とダブル所属)。また、厄介な外敵となる折原昌夫がCOMBO乗っ取りを宣言した。

オープニング


 試合前に、荒川GM により舞牙と浦野裕太が呼び込まれ入団発表が行われた。2月18日付で舞牙と浦野裕太が正式に入団(浦野はジャパンプロレス2000 とダブル所属)

第1試合


 すっかり恒例となっている「COMBO笑激情」。元祖極悪同盟クレーン・ユウを筆頭にサンダーG、ブラック3、怪人セーラー服、昨年10 月の前大会から新加入の怪人ピエロンを揃えた「極黒惨」に対し、正義の「AGGREGATION」は筋王、MIHOんだ☆ラウジー、マスクドカリオカ、初参戦のザコヤ リーという数的に不利な布陣。そのまま5vs4で開戦かと思われたが、まったく誰も知らない謎の男「マスクド成増」(仮名)が現れて10 人タッグマッチに。
 頭突きを得意とするというより、ほかに技を知らない様子の成増の登場は混沌に輪をかけ、ユウの怒りの大暴走を呼ぶ結果に…。

第2試合


 これまたCOMBO名物のキックルールマッチ。当初「小笠原和彦指名選手」とされた枠には小笠原師範自身が収まった。“足技の魔術師”の片鱗を随所に見せる小笠原師範だが、缶ビールを飲みながら闘う赤羽の酔いどれぶりに付き合って、ちょい悪おやじ軍との遺恨マッチは今回も収拾不能の大乱闘に…。そんな中で異彩を放ったのが、師範の秘蔵弟子である弱冠19 歳の新鋭・佐藤。試合終了間際には切れ味鋭い後ろ回し蹴りを放ち、ちょい悪おやじ軍きってのコワモテ・シゲKINGにも闘志を称えられた。
 試合終了後、佐藤将太より『師範、もっと強くなりたいです。是非プロレスにもチャレンジさせてください』この問いかけに対し『よし、わかった山本に言っといてやるよ』と師範も了解した。

第3試合


 ミックスドタッグ戦には、男盛のパートナーとしてAGGREGATIONのリーダーAngeeが登場。一方、唯我様のパートナーは小仲=ペールワンが務めた。毎度お馴染みの男盛ワールドに、闘い慣れている唯我様と筋金入りの“奇人”ぶりで鳴らす小仲は見事に呼応。小仲を仕留めようとトップロープに上がった男盛は、反対側のコーナーで唯我様とAngeeがもつれ合ったために墜落。だが、下敷きになった小仲が3カウントを奪われた。紅一点(?)のAngeeは、芸達者な3人に囲まれて存在感を発揮し切れず。

セミファイナル


 セミファイナルでは、ベテランの戸井と“力道山3世”力がシャドウ軍団を迎撃。力の父・百田光雄には「このクソジジイ!」などと平然と暴言を浴びせる戸井だが、なぜか力とのコンビ結成に猛ハッスル。亡き恩人ミスター・ポーゴばりのブーツ攻撃まで繰り出す戸井に触発されたか、力も伝家の宝刀・空手チョップを小気味よく連発して、連合軍の勝利は動かないものと思われた。しかし、前回10 月大会に続いて出現したシャドウ軍団の黒幕とおぼしき覆面男が乱入、ノーコンテストの裁定が下った。

 戸井に「折原昌夫だろう?!」と問いださされた覆面男は『この声を聞いて折原昌夫だと思うか?!』とはぐらかしたが、みずからマスクを脱いで折原であることを明かした。COMBO乗っ取りを宣言した折原は、『お前らはみんな荒川GMに騙されてる』と謎の言葉を残し、GMと連れ立って退場する一幕も見られたが…。

メインイベント


 COMBO2・18 板橋のメインは、エースの山本SANが新入団の舞牙と浦野裕太を従えて、ミスター雁之助&スーパータイガー&松崎和彦の実力者トリオに挑む6人タッグ戦。かつてガッツワールドに所属した山本SANにとっては、4月に引退を控える師匠格の雁之助に“恩返し”を果たせる唯一のチャンスとあって、万感の思いを込めて猛チャージをかけた。正式にCOMBOの一員となって心機一転の舞牙と浦野も大いに奮戦したが、幾多の修羅場を潜り抜けてきた雁之助&スーパータイガー&松崎はCOMBOトリオの気負いを逆手に取るように反撃。トリプル・スーパーパワーボムから後頭部へのラリアットで雁之助が浦野を沈めた。
 所属トリオがメインで勝利こそ飾れなかったものの、舞牙と浦野、さらにプロレス挑戦をアピールした佐藤といった新戦力も得て陣容は充実。シャドウ軍団を操る折原の動きは不気味だが、ネームバリューと実績の両面で申し分ない外敵の参戦は底上げを図る上で格好の材料ともなる。
 旗揚げ10 周年を記念して進出を果たす6・17 新宿FACEに向けて、COMBOに追い風が吹いてきた。

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