【試合結果】9・15 REINA新木場大会 【CMLL-REINAインターナショナルジュニア】ハロチータvs小林香萌 アルコン・スリアーノJr.&ミステル・カカオ&スペルチノvsコロナ・デ・アルコン ストゥキータ&EL920&ブライアン
- 2017-9-18
- 試合
- REINA女子プロレス
『CMLL-REINApresents GRAN FIESTA 2017 Numero3』
日時:2017年9月15日(金)
開始:19:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:123人
▼エキシビジョンマッチ 5分間
△結奈
0-0
△野村沙恵
▼マノ・ア・マノ 20分1本勝負
○加藤悠(フリー)
7分52秒 腕ひしぎ十字固め
●青野未来(フリー)
▼タッグマッチ 20分1本勝負
●泰里/万喜なつみ(Beginning)
12分57秒 妖乱→片エビ固め
○夏すみれ(WAVE)/安納サオリ(Beginning)
▼覆面MANIA提供マッチ 30分1本勝負
○アルコン・スリアーノJr./ミステル・カカオ/スペルチノ
17分57秒 コロナ・デ・アルコン
ストゥキータ/EL920/●ブライアン
▽タッグマッチ 30分1本勝負
Leon(PURE-J)/●高瀬みゆき(Beginning)
14分11秒 フェイスロック
○山縣優(フリー)/本間多恵(Beginning)
▼CMLL-REINAインターナショナルジュニア選手権 王座決定戦 60分1本勝負
●ハロチータ
8分07秒 120%スクールボーイ
○小林香萌(フリー)
※小林が新王者となる
小林がハロチータからベルトを奪取しCMLL遠征を希望!REINAとNDGPが提携し結奈&野村がW所属!
エキシビジョンマッチ
真琴が試合前に登場し、エキジビジョンマッチの説明。
この度、結成された名古屋Dream Girls Pro-wrestlingとREINAが業務提携し、結奈と練習生の野村沙恵がREINAとのダブル所属となることが明かされた。
またこのエキシビジョンが後楽園での結奈の復帰、野村のデビュー戦に向けた査定試合となる説明がされた。
まずは、結奈と野村がロックアップでスタート。野村は大きな声でナックルを打ち込むと、結奈もお返し。
結奈は逆水平を連発。背中へのチョップを打ち込む。さらにボディスラムからストンピング、ボディスラムと打ち込む。そしてスタンディングのナックル合戦へ。野村がナックル連打からボディスラムを狙うが、結奈が阻止して逆にボディスラム。
ここで野村もナックルを見せ、ドロップキック。ボディスラムへと意地を見せる。ナックルの打ち合いが続き、最後は張り手となったところでドローとなった。
ここで、真琴と名古屋Dream Girls Pro-wrestlingコーチ陣が話し合う。そして真琴がマイクを持つ。
「みなさん、査定マッチいかがでしたでしょうか。コーチからもOKが出ましたので、結奈は復帰戦、野村さんはデビュー戦が決まりました!」
と発表された。
これにより10・25後楽園では野村のデビュー戦として、結奈対野村沙恵戦が行われる。
野村は168㎝、62キロ。2年前、北斗晶をテレビで試合の流れるシーンを見て、ビビッと一目ぼれしたという。
復帰が決まった結奈は「無我夢中で終わった5分間でしたね。気が付いたら張り手して終わってました。(野村に関しては)ふだんから負けん気が強いんですけど、きょうは殺気を感じるくらいの気迫を感じてよかったです。私も久しぶりに人に見られるなかでの試合で緊張しました。後楽園という大舞台で復帰戦とデビュー戦をさせていただくということでエキシビジョン以上のことを見せたい。名古屋の二人はすごいなっていうものを見せたいです」
野村は「ゴングなった瞬間に頭真っ白になりましたけど、完璧ではないですけど、それでもできたと思うので今日は良かったです。気迫が一番武器でもあるのでそこを全面的に意識してました。全力女子がうちの団体の合言葉なので、それに恥じないよう、いま以上、もっともっと上へ目指せるよう頑張っていきたいと思います」と振り返った。
これでREINAの所属選手は真琴、茉莉、結奈、泰里、野村の5名を数えることとなる。
入場式
入場式ではストゥキータ、アルコン・シリアーノ・ジュニア、ハロチータが登場。
代表してマイクを握ったストゥキータは、「日本にこうして来れてうれしいです。日本のファンの前でルチャリブレというものをお見せします。そして、親愛なる日本のファンと日本のプロレスとの交流ができることに喜びを感じます」
とコメントして「ベバメヒコ!ビバハポン!」で幕開けとなった。
第1試合
まずはロックアップから始まり、加藤がロープを使っての1回転。加藤はヘア投げから、コーナーに追い詰めて全体重を乗せていく。さらに水平チョップを連打すると、背後からのキック。そして逆エビ固めにとらえる。ロープに逃れた青野はドロップキックの4連打で反撃。ボディスラムからフォールに持っていく。さらにコーナーへ飛ばしてのドロップキック。しかし二度目はぶら下がり腕ひしぎに返される。加藤はボディアタック、さらに腕ひしぎへ。スタンディングではナックル合戦に。そして加藤がフェイスバスター。しかし青野も首固めからスクールボーイ。逆さ抑え込みと続く。加藤は宙でタイを入れ替えるとスリーパー。青野がコーナーに体をぶつけるも、加藤は腕ひしぎを再度狙う。ここで待ちあげた青野はそのまま持ち上げて抱え落とす。さらにダブルアームにいくも、加藤は再び体を入れ替えて腕ひしぎ。さらに腕固めに決めると、ギブアップとなった。
第2試合
試合前の握手、因縁の夏と万喜は握手を交わさず。先発は泰里と安納。ロックアップからバックの取り合い、コーナーに追い詰めた泰里がドロップキックも安納にタックルで返される。そして夏も泰里にアームホイップの連打。さらにコーナーに追い詰めて顔面を踏みつけていく。そして安納がコーナーに追い詰めてチョップを連打。そして今度は夏がヘア投げでとらえ、さらにフォールの体勢を繰り返して追い込んでいく。そして安納も足四の字。ボディスラムを一発挟んで、夏にスイッチ。夏はコーナーに追い込んでの張り手からボディスラムへ。
続けざまにストンピングを連打するも、泰里は辛うじてドロップキックで反撃し、万喜にタッチ。ピンチを脱出する。そして万喜とのダブルの連携を繰り出し、背後からのドロップキックをダブルで浴びせる。
その後、万喜と安納の攻防が白熱。そこから再び泰里と夏へ。泰里がドロップキックを連打。ボディスラムからフォールに行く。再びナックル合戦となり、泰里も感情をむき出しにする。夏はネックブリーカーで反撃。そしてブロンコバスターへ。ここで夏のボディアタックをすかすと、泰里はフットスタンプへ。しかし低空ブレンバスターで夏が切り返す。安納のアシストを経て、夏はフィッシャーマン。泰里がドロップキックで反撃を試みるも、安納がサイドバターでカット。そして夏が妖乱でフィニッシュを奪った。
第3試合
メキシカン2選手の参加で華やかとなった覆面MANIA提供試合。
まずカカオと920を経て、ストゥキータとスリアーノヘ。ストゥキータのヘッドシザースを経て、ネックロック。さらに高角度の回転エビ。スリアーノは「クレーロス」と罵倒してけん制する。そしてジャンプしたスリアーノをとらえてストゥキータがエビ固め。スリアーノも横十字、さらに腕ひしぎへ。ストゥキータもアームホイップでお返し。その後、カカオらのルチャが展開され、再びスリアーノが登場、ここでストゥキータもリングイン、スリアーノがモンキーフリップを連発。ここでストゥキータがカカオにドロップキックを放つ。再びメキシカン同士の対戦。チョップを両者が連打。トペレベルサを敢行するストゥキータ。これで6人が入り乱れ、青コーナーサイドが場外へ。場外の3選手へのトペを見せようとするも、これは赤コーナー組が逃げて阻止。その後ストキータがスリアーノを場外へ落すとケブラーダ!その間にカカオが920をとらえ、クロスチョップ。しかし920も反撃。チノが三角蹴りからカンフーキック。ここでスリアーノがゴリースペシャルからジャベで決めてギブアップを奪った。
インフォメーション
まずREINA10/15一関大会から参戦するスマッシャーオンティスが紹介される。生まれはニュージーランド、現在はオーストラリアに在住。REINAでの定期参戦に向けて「ガンバリマス!」と日本語でアピールした。
続いて9・17覆面MANIAでプレデビューを果たす小田飛鳥が登場。「いま先ほどの覆面MANIAさんたちと一緒に練習してるんですけど、試合を見て、改めてすごい人たちと一緒にけいこしてるなと感じました。いまは受け身をひたすらやって、マットを使って時々、飛び技もしています。(17日エキジビジョンは)出せることは全部出したいなと思います。コスチュームもセクシー番長として、PRできるようにしたいと思います」とPR。
その後、デビューに向け、背中の柔らかさを見せる軟体ぶりと、さらにブリッジワークを披露した。
第4試合
本間と高瀬の先発でスタート。高瀬がダイヤル固めで回していくと、Leonにスイッチ。ここでLeonと高瀬がダブルのドロップキック。さらに首四の字でとらえていく。しかし本間もカニばさみから山縣の低空キックの連携で反撃。本間は高瀬にアンクルホールドで攻め立てる。さらに背後へのドロップキック。本間のキーロックに高瀬は旋回式に持ち上げる。ここでLeonがスピアーから旋回式バックブリーカー、ノキアンバックブリーカーへすると高瀬も隣で卍固めにとらえる。ここで本間が腕ひしぎ。そして回転式のワキ固めに。さらにはドラゴンスリーパーからのリバースDDT。ここで山縣がパンチを落とし、コードブレーカーに続く。ここでLeonnが山縣を担ぎ上げてコーナーにぶつけるとミサイルキック。続けて高瀬がドロップキック。そして本間のフォローを経て、山縣がファルコンアロー。ここでLEONが割って入り、二人相手にスピアーを決めると、高瀬のカミカゼからLEONがマッドスプラッシュ。そして高瀬がダイビングギロチンへ。しかし本間がドロップキックでカットするも、山縣はダブルのニーで高瀬をとらえる。この流れのままフェイスロックに決めると逆転勝利となった。
第5試合
メインはCMLL-REINAインタージュニア王座決定戦。まずは手の取り合いからスタート。小林のアームホイップの連発からコルバタを決めると、アームホイップを再度狙うがこれは不発に。小林はコルバタからドロップキックへ。さらには髪をかき上げる。ここで怒ったハロチータが小林を場外へ落すと、ラフ攻撃。さらにリングに戻ってもコーナーに追い詰めて顔面を痛打。さらに背中へのキック。しかしタックルをかわすと小林もドロップキック。さらにエルボーを決める。ハロチータはこれをかわすとノーザンライト気味に投げ飛ばす。ここで得意のムーンサルトを狙うもこれは自爆。
この隙に小林が120%スクールボーイを決めて逆転勝利を奪い、CMLL-REINA王座を奪った。
「中川選手から受け継いだ120%でメキシコ人から勝ちましたー!CMLL-REINAのベルトを巻いたからにはCMLLに上がりたいなと思っています。そのチャンスを逃したくありません」
と小林はCMLL遠征を希望した。
その後、エンディングとなり、全選手の記念撮影ではバースデーケーキを持ったセコンド陣が登場。9月が誕生日月の真琴、高瀬みゆき、アディオス玉川レフェリーの誕生日を祝った。
「メキシコ人と体格差もあったし巻けたことは本当にうれしいです。ハロチータと対戦できたのもうれしかったです。自力で前回はアポなしで行ったのであまり練習できなかったので今回は練習も重点的にしたい。そこでCMLL遠征を希望しました。それにCMLLはメキシコのメジャー団体、ずっとあこがれはありました」
そう振り返った小林がWAVEタッグ、OZタッグと並び3冠王となった。