【試合結果】11・19 REINA王子大会 真琴&イシス&茉莉vsチェリー&あおい&華子 矢子&チェスカvs万喜&花澄
- 2016-11-20
- 試合
- REINA女子プロレス
『ライバル サバイバル~2016秋~』
日程:2016年11月19日(土)
会場:東京・王子BASEMENT MONSTAR
開始:18:30
観衆:130人
▼シングルマッチ15分1本勝負
○あきば栞(フリー)
6分37秒 アルカンシエル→片エビ固め
●泰里
▼タッグマッチ20分1本勝負
○藤ヶ崎矢子(JWP)/チェスカ
9分19秒 リバースゴリースペシャル
万喜なつみ(アクトレスガールズ)/●花澄
▼シングルマッチ20分1本勝負
○倉垣翼(フリー)
8分4秒 ダイビングボディプレス→体固め
●結奈
▼6人タッグマッチ60分1本勝負
真琴/レイナ・イシス/●茉莉
14分49秒 シャイニングウィザード→片エビ固め
チェリー(DDT)/希月あおい(フリー)/○中森華子(JWP)
五冠王者となった真琴がメインに出場もREINA所属選手全敗…「タッキー&翼みたいな人と結婚したい」という結奈のお相手は…!?
入場式
各選手が一人づつ入場し、意気込みを述べるスタイルでの入場式に。
泰里「今日でデビューして5戦目なんですけど、一生懸命勝てるようにがんばります」
花澄「今日は初めてのタッグマッチになります。同期のチェスカとの対戦ですけど、勝ちをめざします」
チェスカ「花澄はベイビーよ、勝つのは私だわ」
結奈「今日は初めて見る王子様のためにがんばります。結婚しちゃうかも、ウフフ」
茉莉「初めてのメインですけど、結奈ちゃんの結婚式にも華を添えられるようにがんばります」
真琴「お昼のガトームーブで5冠王になりました。今日のメインはREINA対他団体なので、勝ちます」
とここまで来たところで、結奈が再びマイク。
「ちょちょちょっと真琴さん。私の相手Xじゃないですか、王子様と試合するということでタッキー&翼さんみたいな王子様用意していただけるんですか」
真琴「ばっちりです」
結奈「やったーーー。結婚してやる~。みなさん私の門出を祝ってね」
こうして第一試合のゴングとなった。
第1試合
まずは両手を挙げての入場の泰里。対するはあきば栞。まずは「おねがいします!」と元気いっぱいに声を挙げ、握手を求める。
試合開始、力比べのロックアップからロープブレイク。バックの取り合いからグラウンドに。するとあきばがヘアホイップ。そしてコーナーに押し込む。さらにロープに貼り付けると「シャッターチャンス」と叫んで泰里の顔面をかきむしり。そして、4方向に向けてポーズを決めていく。
さらにボディスラムをねらうが泰里がやり返す。そしてナックル合戦からあきばが逆エビに捕らえる。泰里が必死にロープに逃れる。今度はあきばが619。泰里もドロップキックの3連発でやり返す。
今度はナックル合戦に。泰里が殴られるも「このヤロー」と向かっていく。さらにボディスラムを食らうもボディアタックの3連発で返す。そして丸め込みの連発から横十字固めの連発。泰里はデビュー戦に比べると技数も増え、動きもスムーズになり成長の足跡が見える。しかしナックルで返されると、側転からのアルカンシエルでフィニッシュとなった。
第2試合
続いては花澄の登場。入場式で話したとおり、初のタッグマッチとなる。花澄とチェスカによる、同期の対決でもある。
万喜はいつものようにバトンを駆使しての入場。まずは花澄とチェスカ。グラウンドの展開からチェスカがナックルで先制。続いて矢子がボディスラムからのキャメルクラッチ。そして花澄をロープに貼り付けて背後へのドロップキック。
続いてチェスカがストンピングからベイダーアタック。そしてボディスラム。花澄ががサーフボードで切り返す。しかし続くボディアタックは抱えられる。ここで万喜がチェスカの背中越しにドロップキックで迎撃する。
今度は万喜がドロップキックをチェスカに見舞う。すると、ナックルからスクールボーイでチェスカも反撃する。続いてはチェスカと矢子の連携。まずはチェスカのタックルから矢子のエルボー。そして万喜が矢子を弓矢固めで抱えあげると花澄もチェスカに弓矢固め。今度は花澄がドロップキックの連打を矢子に浴びせる。
3発めにして倒すことに成功。さらにナックル合戦では打たれても前に行く姿勢を見せる。矢子はクロス式キャメルからボディスラム。そして逆エビに。それでも耐える花澄は万喜のアシストを経て、丸め込みを連発していく。
しかしいずれも2カウント。花澄はナックルを決めるも、エルボーで打ち返され、ダブルリストアームサルトからリバースゴリースペシャルでフィニッシュとなった。花澄も泰里同様、敗れたものの、確実な成長ぶりを見せた。
第3試合
初の王子大会とあって、「王子様と試合をしたい」という結奈に、それに応えると言った真琴。果たして本当に、結奈のもとへ、王子様はあらわれるのか。
結奈は気が早く、ウエディングドレス姿で登場。周りの観客から「結奈、おめでとう」の声が飛ぶ。しかし続くXの曲が鳴った瞬間、結奈の顔がこわばる。誰の曲かわかったようで、あわててドレスを脱ぎ去る結奈。「違う違う」と拒否の結奈を無視して倉垣が登場した。
結奈「違うーーーー、ちがうちがう、倉垣翼さんじゃないですよー、真琴さん違いますよー。私が理想と言ってるのはタッキー&翼さんですよ。ん?? ガッキー&翼? クラ…ガッキー&翼?」と必死に拒否する結奈。
倉垣「オマエ―。違うって言うけど、オファーされた自分は何なんだ、王子様ってオファーされて、違うってなんなんだよ。倉垣翼、なめんなよ。おいらのことは翼様と呼べ、ゴング鳴らせ!」
という倉垣にゴングを要請しようとする今井レフェリーの手を止める結奈だが無常にもゴング。
まずは手四つでいきなりギブアップ寸前となるが、倉垣は手を離さずそのまま手四つホイップ。結奈もドロップキックで反撃を見せる。しかし結奈が狙ったボディスラムは挙げられず、逆に倉垣が片手一本で投げる。
倉垣はエルボーから逆片エビに。なんとかロープに逃れる結奈。結奈はスクールボーイで切り返すも、「もう帰る」と逃亡。倉垣が結奈コールを扇動し、なんとか今井レフェリーが連行する。倉垣はカナディアンバックブリーカーで揺さぶりをかけると、
逆片エビに。これもなんとかロープに何とか逃れる。結奈はドロップキックから倉垣を場外に無理やり落とすと、レフェリーへ早めのカウントをうながす。そしてエプロンへ戻った倉垣にドロップキックで落とし、さらにカウントを進めていく。しかし倉垣は18カウントでなんとかリングイン。
結奈はミサイルキック連発。しかし、直後のブレーンバスターは逆転される。バックドロップなんとか2でクリアしたが、ボディプレスでついに轟沈した。
「こんなはずじゃなかった…」と倒れながらマイクを持つ結奈に「王子様が来てやったぞ」と結奈をお姫様抱っこした倉垣はさらにおんぶして引き上げた。たしかに王子様が降臨した。
第4試合
メインは昼のガトームーブで5冠王者となった真琴がその5本のベルトをすべて巻いての登場。さらにメイン初登場の茉莉はくのいちポーズを決めてのリングイン。
まずはREINA組が先制し、希付を捕えると、茉莉が中央を陣取り、「初メイン!がんばREINA-!」とポーズをとる。一方の外敵軍も3人で茉莉を捕えると、中央の希月が「私たち、同級生ー!」とポーズ。すると館内からはブーイング。
「何でだよー」と楯突くチェリー。その後も茉莉が狙いを定められ、3人から代わる代わる攻撃を受け続ける。中森のローキック、チェリーのマウント、さらに3人からの太古の乱れうちと、長時間捕まる展開となったが、コーナーキックでピンチを脱すると、イシスへタッチ。
イシスも希月&中森にダブルのアームホイップと躍動。そして希月へクロスチョップからバッククラッカーを連発。続いて真琴がフライングボディアタック。さらに希月がジャイアントバックブリーカーに取るがこれを脇固めで切り返す。
真琴は人間風車固めにとるもカウント2。続いて中森が真琴へ蹴りを連打。それでも真琴もスピアーで切り返すと茉莉が登場。ドロップキックの連打から側転式エルボーと積極的な攻め。中森もデッドリードライブから変形のグラウンド羽折り固めで切り返していく。
そして真琴とイシスのアシストを経て茉莉の強烈なハイキックが中森にヒット。華麗なフォームで決まったものの、フォールは奪えず。ここで中森も蹴りで対抗すると、フィッシャーマンからシャイニングウィザードへとつないで茉莉からの勝利を奪った。
敗れはしたが、茉莉の健闘に拍手が起きるリング上。
真琴は「茉莉さんの初メインだったけど、やっぱり他団体の人たちに負けてしまって悔しい…でも、茉莉さんどうでしたか?」と
観客に訊ねると、ファンは大歓声で茉莉を称えた。
最後は結奈がリングに上がり、「ちょとちょとちょと、みんな最後は笑顔で家に帰りたいよね、すかっとした気分で戻りたいよね、じゃあ、踊りましょう、ミュージックスタート!」と仕切ると
イース・ワイルド&ファイヤーの「セプテンバー」が流れだし、REINA所属選手とファンによるダンスというエンディングとなった。
控室で真琴は「思ってたよりすごく(茉莉は)頑張ってた」と及第点。茉莉は「負けちゃいまして…」と悔しがったが、イシスも「このメンバーで試合できてうれしい。マリさん本当にあなたは良く頑張ってた。次がある。次に勝てばいい」と先輩2選手は茉莉の健闘をたたえた。