【試合結果】7・30 九州プロレス博多スターレーン大会 【九州プロレス選手権】めんたい⭐︎キッドvs筑前りょう太 【九州プロレスタッグ選手権】玄海&HUBvsGAINA&野崎広大 佐々木日田丸&ビリーケン・キッド&武藤敬司vs阿蘇山&桜島なおき&藤田ミノル

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九州プロレス設立9周年・九州北部豪雨災害支援大会『筋肉山笠’17』
日時:2017年7月30日(日)
開始:16:00
会場:福岡県福岡市/博多スターレーン
観衆:1,560人(超満員)

▼走れ!山笠!~筋肉追い山ならし~  15分1本勝負
○田中純二/めで鯛マン
6分52秒 ダイビング/ヘッドバッド→片エビ固め
ザ・グラバー/●白くま

▼集団山見せ三巴~最弱王決定戦?~   20分1本勝負
●ばってん×ぶらぶら
8分10秒 がばいトーンボム→拝み固め
○がばいじいちゃん
※もう一人はハリウッド・ストーカー市川(DRAGON GATE)

▼九州プロレスLOVE~プロレスリングマスター降臨~  30分1本勝負
○佐々木日田丸/ビリーケン・キッド(アンサー)/武藤敬司(WRESTLE-1)
11分35秒 日田丸式パイルドライバー→片エビ固め
阿蘇山/●桜島なおき/藤田ミノル(フリー)

▼筋肉山笠2大タイトルマッチ~九州プロレスタッグ選手権試合~  60分1本勝負
【王者組】○玄海/HUB(フリー)
25分27秒 玄界灘→片エビ固め
【挑戦者組】GAINA(フリー)/●野崎広大
※初代王者組、3度目の防衛に成功

▼筋肉山笠2大タイトルマッチ~九州プロレス選手権試合~   60分1本勝負
【王者】○めんたい⭐︎キッド
22分01秒 めんたい⭐︎スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】●筑前りょう太
※第4代王者、8度目の防衛に成功

九州プロレス9周年大会でめんたいと筑前が一騎打ち!武藤敬司が初参戦!福岡国際センターでの10周年大会が早くも決定!

第1試合


 博多祇園山笠の公式キャラ「おいさ」の友人・めで鯛マンがデビュー!
 九州プロレス一番山の純二と山笠タッグを結成。純二は「博多祝いめでた」の生歌を歌い、めで鯛マンを呼び込むと、威勢良く「オイサッ!オイサッ!」と会場を駆け、会場は山笠ムードに。
 グラバーは、尻を出した締め込みスタイルの純二へ、「金のパンツ」を履かせる暴挙に。純二はなんとかネックブリーカードロップで逆襲に転じ、金のパンツを脱ぎ捨て、めで鯛マンにタッチ!めで鯛マンはスピーディーな動きでドロップキック2連発。さらにグラバー商会まとめてドロップキック!グラバーのハイアングルパワーボムを切り返すと、白くまはめで鯛マンの頭に金のパンツを被せる暴挙に。怒りのめで鯛マンはニールキックで反撃!
 5分過ぎ。山笠タッグは二人がかりで白くまへ「オイサ」チョップの連打!さらにグラバーにも「オイサ」チョップの乱れ打ち!純二は白くまにバックフリップを決め、強烈なダイビングヘッドバッドで、オープニングマッチを勝利で飾った。
 試合後、山笠タッグは、9周年大会の成功を祈って、山笠でお馴染みの「博多手一本」で試合を締めた。

第2試合


 九州プロレス界の「笑い」を担うばってんと、プロレス界最高齢の奇跡の老人・がばいじいちゃんに加え、謎のスペシャルゲストXを迎えた最弱王決定戦!その最弱Xとして登場したのは、ドラゴンゲートのストーカー市川。初登場の市川に会場は大歓声!初対決のじいちゃんのスローっぷりに驚きを隠せず。ブレーンバスター合戦は、じいちゃん腰を痛めるお約束。それに続き、市川までも腰を痛める。
 チャンスと見たばってんは、ぶらぶらエルボーを狙うも、市川からも、じいちゃんからも逃げられる。市川はレフェリーの注意を場外へ引きつけ、ばってんに浣腸。その勢いでばってんはじいちゃんに浣腸。勢い余って、じいちゃんはレフェリーへ杖で浣腸!
 チャンスと見た市川は、ばってんを丸め込むも、ダメージを負ったレフェリーはスローカウント。「カウントが遅い!」とクレームをつける市川を、ばってんが丸め込み。レフェリーは高速カウントで、あわや3カウントに、、、。
 じいちゃんが名人芸、ロープ杖渡りを見せると、負けじと市川もロープ綱渡り。スローなじいちゃんへ追いつくと、ロープ上での攻防に。共にバランスを崩し、急所を強打したチャンスに、ばってんは再び、ぶらぶらエルボーをなんとか決めると、じいちゃんの杖をへし折りアピール!怒りのじいちゃんは超高速化し、ラリアット、チョークスラム、がばいトーンボムと畳み掛け、ばってんを拝み固めで3カウント!
 ばってんは「最弱王」の汚名を背負った。

第3試合


 プロレスリングマスター・武藤敬司が九州マットに待望の降臨!
 ビリー&日田丸というルチャと格闘技マスターを帯同し、九州最強の武闘派ユニット・玄武會トリオを迎え撃つ!
 武藤の登場に会場は割れんばかりの大歓声!阿蘇山へフラッシング・エルボー、股裂き、さらにSTFを決める。玄武會は早いタッチワークで代わる代わる日田丸を攻め、ロンリーバトルが続く。桜島は、串刺しエルボーから、ドロップキック、ブレーンバスター。藤田は後頭部へ低空ドロップキック、阿蘇山の強烈なチョップ!藤田の「飛んでいけー!」からのSAYONARAは日田丸がなんとか切り返し、強烈なしばき合い。ミドルキックの連発から稲妻レッグラリアット。
 ようやく武藤へタッチすると、膝へドロップキック!阿蘇山、桜島、藤田へ、次々とドラゴンスクリューを決めると、藤田へ足4の字固め!日田丸の卍固め、ビリーのメキシカンストレッチと、九州プロレスマスターズの共演!さらに藤田へドラゴンスクリュー、シャイニングウィザード!玄武會も武藤へ逆襲開始。3人が次々と掟破りのフラッシングエルボー!阿蘇山が武藤に万トーンを決めると、武藤はドロップキックでお返し。
 ビリーは阿蘇山へビリンコバスター、串刺しドロップキック。日田丸はコーナーの阿蘇山へハイキックと反撃に転じる!阿蘇山も日田丸へミサイルキックの逆襲。藤田と桜島が日田丸を抱え上げ阿蘇山がボディプレス!なんとか玄武會の相打ちを誘うと、ビリーが阿蘇山へお座り式トペコン!桜島は日田丸へ、武藤を挑発しながらのシャイニングウィザード!ダイビングニードロップを日田丸がかわすと、そこへ武藤が本家・シャイニングウィザードを桜島へ見舞い、チャンスと見た日田丸が、プロレスLOVEポーズからの日田丸式パイルドライバーを決め3カウント!
 武藤の見事なアシストで、九州プロレスマスターズが勝利した。

第4試合


 数々の強豪チームを倒して来たタッグの絶対王者、玄海&HUB組に挑むのは、玄海の大阪時代の盟友・GAINAと、そのパートナーに名乗りを上げた野崎!玄海をも恐れない驚異の新人が、デビューの地で大金星を狙う!
 気合い十分の野崎は、試合前から玄海に張り手。試合が始まっても、野崎と玄海は強烈なパンチ、チョップ合戦。タックルでは野崎が打ち勝ち大歓声。野崎の大奮闘に、パートナーのGAINAはサポートに徹する。初タッグとは思えないWタックルなど連携も。
 5分過ぎ。玄海は野崎に張り手3発から、巨体を軽々、投げっぱなしフロントスープレックス。そこへHUBがフットスタンプ、後頭部へドロップキック。セントーンから、アンクルロック。野崎は、玄海のペディグリーも踏ん張り、玄海灘も踏ん張ると、逆に玄海を投げ、ロンリーバトルを脱出。
 ようやくタッチしたGAINAは、HUBにパワースラム、玄海にラリアット2連発!ファイナルアンサーはなんとか逃れ、玄海の超人拳!
 15分過ぎ。野崎は再びタックル合戦で玄海に打ち勝つと、一本背負いからの腕ひしぎ逆十字。さらに、巨体の玄海を、筑前譲りのかつぐバイ!野崎の奮闘に刺激されたGAINAも玄海と激しくやりあう。玄海はGAINAに投げっぱなしジャーマンを放つと、すぐに起き上がり、玄海に投げっぱなしドラゴンスープレックス。玄海はGAINAにフランケンシュタイナー。さらに野崎にも狙うが、野崎はキャッチし、まさかのパワーボム!玄海にセカンドロープから強烈なギロチンを落とし、GAINAを背負って、二人分の全体重を浴びせるボディプレス!その上に、HUBのセントーンが落下し、玄海大ダメージ。野崎はHUBのシャイニングウィザードをキャッチしブン投げると、さらに玄海と張り手合戦。玄海は助走をつけた超人拳を放つも、読んでいた野崎はキャッチし、見事な払い腰でカウント2.9!
 野崎と玄海、HUBのトップロープの攻防は、玄海の強烈な雪崩式ブレーンバスターでリングが揺らぐ!玄海のペディグリーはGAINAがカット。GAINAのパワーボムを切り返し、そこへHUBが猛毒波布空爆!さらにトペスイシーダでGAINAを分断!
 25分。玄海が野崎の側頭部へ強烈な蹴り。さらに打ち首・極。最後は完璧な玄界灘で野崎から3カウントを奪い、玄海&HUB組が3度目の防衛に成功した。
 試合後、玄海とHUBは、野崎の大健闘を讃えると、会場は大野崎コールに包まれた。

第5試合


 7度の防衛を果たし約2年間という長期政権を築く第4代王者・めんたいに、初代王者の筑前が満を辞して挑戦!
 昨年のスターレーン大会以降、第一線を退いていた筑前だが、再び九州の頂上を目指し大復活!王者・めんたいは、一度もシングルで勝利していない筑前を倒し真の絶対王者を目指す!
 試合は、正々堂々と握手でゴング。序盤は、手の内を知り尽くした二人の技の読み合い。筑前のエルボー、めんたいのサンセットフリップをかわし合い、めんたいがドロップキックを放てば、筑前もお返し。筑前は、フライングラリアットからインディアンデスロック、
リバーススプラッシュは、めんたいの剣山に悶絶。
 めんたいは、4月のアクロス大会で、筑前の前歯を折った、串刺しダブルニーでヒヤリとさせ、得意のバックエルボー。そこから、フットスタンプ、セントーン、アトミコ、リバースフットスタンプ、ボディブローからのソバットとしつこいほどに、筑前のボディに集中攻撃!
 10分。めんたいはウラカンラナで筑前を場外へ落とすと、トップロープへ駆け上がり、プランチャ!さらに場外へフットスタンプ!
めんたいの猛攻に奮起した筑前は、久しぶりに見せる場外への重量級トペ・コンヒーロ。リングに戻ると、強烈なスピアー。新技・44歳は逃れられる。バックエルボーで逆襲に転じためんたいをキャッチし、ブルーサンダー。ゆりかもめでめんたいを締め上げる。
 15分。ジャーマンスープレックス、44歳とたたみかけ、なんとコーナーから、雪崩式44歳を初披露!誰もが決まったと思いきや、めんたいキックアウト。ならばと、まっすぐ飛ぶバイ!を狙うも、なんとか逃れるめんたい。めんたい⭐︎スプラッシュは、筑前もなんとか逃れる。
 お互いに死力を尽くし両者ダウン9。チョップ合戦はどちらも倒れず。めんたいのバク宙キック、筑前のラリアットと一進一退。
再び狙ったまっすぐ飛ぶバイ!も失敗。
 20分経過。めんたいのダイビングフットスタンプ3連発からのコーナーtoコーナーのミサイルキック。満を辞してのめんたい⭐︎スプラッシュはカウント2。ならばと再び、だめ押しのめんたい⭐︎スプラッシュ炸裂!
 筑前から3カウントを奪い、シングル初勝利!8度目の王座防衛に成功した。

めんたい「筑前さん、共に歩いてきた9年間。この9周年のリングで闘えたことを光栄に思います。僕たちの力は、まだまだこんなもんじゃないですよね? もっともっと九州プロレス、高みを目指しましょう! 筑前さん、これからも、あなたをお慕い申し上げます!」
筑前と深々と礼を交わし、来年の10周年に向けた予告VTRへ。

 会場スクリーンで重大発表!2018年7月7日、10周年記念大会の開催を早くも発表し、その会場が、福岡国際センターであると明かすと、あまりのサプライズに会場は割れんばかりの大歓声!

めんたい「無謀な挑戦かもしれません! この一年間ベストを尽くして福岡国際センター満員にします! 国際センターのメインもめんたい⭐︎キッドが締めますから!」

 10周年の決意を語り、「九州ば元気にするバイ!」で大会を締めくくった。

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