4・17 九州プロレス福岡大会 【九州プロレス選手権】めんたい☆キッドvs藤田ミノル 桜島なおきvs加島大輔

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『熊本ば元気にするバイ!(筋肉どんたく’16)』
日程:2016年4月17日(日) 15:00開始
会場:福岡県福岡市・アクロス福岡イベントホール
観衆:648人(超満員札止め)
※熊本の震災を受け、急遽、大会名を「熊本ば元気にするバイ!」と変更し、復興支援大会として開催

▼若武者初陣~加島大輔デビュー戦~ 15分1本勝負
◯桜島なおき
7分15秒 逆エビ固め
●加島大輔

▼レッスルどんたく~九州ゆるキャラグランプリ~ 20分1本勝負
◯筑前りょう太/ばってん×ぶらぶら/がばいじいちゃん
7分26秒 まっすぐとぶバイ!→片エビ固め
ザ・グラバー/●キシャーン/白くま

▼九州 vs 玄武會 vs 沖縄 三軍対抗三つ巴戦! 30分1本勝負
◯阿蘇山
7分31秒 マグマスプラッシュ→エビ固め
[玄武會]●田中純二
※もう一人は[沖縄]HUB

▼Uの遺伝子 vs ルチャリブレ~第2章~ 45分1本勝負
◯佐々木日田丸
10分28秒 日田丸式パイルドライバー→片エビ固め
●ビリーケン・キッド(アンサー)

▼激突!玄武會 × 沖縄頂上決戦! 60分1本勝負
[玄武會]◯玄海
20分26秒 玄海灘→片エビ固め
[沖縄]●シーサー王

▼筋肉どんたく’16~九州プロレス選手権試合~ 60分1本勝負
【王者】◯めんたい☆キッド
17分6秒 めんたい☆スプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者/玄武會】●藤田ミノル
※第4代王者が3度目の防衛に成功

熊本復興支援大会として開催された九州プロレスのメインでめんたいが藤田相手に王座防衛!加島大輔が遂にデビュー!

第1試合

2016-04-17九州プロレス_第1試合
 昨年7月に九州プロレスに入門し修行を積んできた加島が、遂にプロとしてのデビュー戦に挑む!
 胸を貸すのは、加島の師範代を務めてきた桜島。加島は序盤、チョップ、エルボーと気迫を見せるが、桜島には通用せず、逆に顔面が吹っ飛ぶくらいのえげつないエルボーを叩き込まれる。桜島の串刺しラリアットをキックで迎撃すると、渾身のドロップキックがヒット!

 ボディスラムは上がらず、エルボー、タックルでようやく桜島をぐらつかせボディスラム成功。5分過ぎ、鬼と化した桜島は、
殴るようなエルボーの連打で加島を追い込む!さらに強烈なブレーンバスターからの拷問逆エビ固めで加島は遂に力尽きた。

 試合後、加島の気迫を讃える桜島。プロと認め、九州プロレスのジャージを肩にかけデビューを祝福した。

第2試合

2016-04-17九州プロレス_第2試合 どんたくと言えば、にわか面の筑前と博多ぶらぶらのばってん!さらに、見物人のじいちゃんをパートナーに九州プロレスどんたく隊を結成。初の3人(頭)揃い踏みとなる「グラバー商会」を迎え撃つ!

 九州プロレスどんたく隊は、なんと、どんたくパレードでお馴染みの「花車」にじいちゃんを乗せ入場し一気にどんたくムードへ。グラバー商会は、ゴング前に奇襲!じいちゃんを3人がかりで痛めつける。白くまはキシャーンをおぶって白くまプレス。じいちゃんは、華麗な杖さばきで白くまを倒すと、グラバーがリングイン。じいちゃんのピンチに、リング下からばってんが足をすくいグラバー激怒!

 場外のグラバーに、じいちゃん意表を突いたプランチャ。ばってんは「熊本に届けー!」と白くまに熊本名物エルボー!ようやく入った筑前は、グラバー商会まとめて串刺し攻撃。さらに、まとめてがつんといくばい!グラバーには回るばい!ご主人様のピンチにキシャーンが急所攻撃。ひるむ筑前に、3人がかわるがわるラリアート。さらにグラバーは、白くまとキシャーンをおぶってのマネープレスは失敗。

 チャンスと見たばってん&じいちゃんはWばってんボンバー!がばいトーンボム、熊本名物エルボーと畳み掛け、筑前のまっすぐとぶばいが見事に決まり、どんたく隊が勝利した!

第3試合

2016-04-17九州プロレス_第3試合 九州、玄武會、沖縄…三軍を代表する「仕事人」による三つ巴戦!HUBは、阿蘇山に果敢に挑むも、早くも力負けを認め、純二と九州&沖縄同盟を結び、ハンディキャップの様相へ。
 二人がかりで串刺しラリアット、ふらつく阿蘇山へ純二がブルドッキングヘッドロックからフォールへ行くと、HUBが裏切り!純二とチョップ合戦。純二と場外でやりあう阿蘇山へトペを放つHUB。
 阿蘇山は豪快にHUBにタックル、ダブルアームスープレクス。劣勢のHUBは、再び純二とWドロップキック!一緒に勝ち名乗りを上げるも、純二に強烈なムチを打ち込みあっさりと裏切る。純二は阿蘇山にブロックバスターからダイビングヘッドバッドを狙うが、HUBの邪魔で自爆。

 HUBは阿蘇山をブレーンバスターで投げ、その上に純二をブレーンバスター。そして二人まとめて、コーナートップからのダイビングセントーン。純二の空爆にはムチで迎撃し、ラリアット。

 追い打ちのジャックハマーでフラフラの純二へ、阿蘇山のマグマスプラッシュが炸裂し三軍対抗三つ巴戦は玄武會が勝利した。

 試合後、熊本出身の阿蘇山がマイクを取り、超満員の観客に被災した熊本・大分の復興支援を呼びかけ、最後に『負くんな、熊本!』と絶叫。

第4試合

2016-04-17九州プロレス_第4試合 1.31北九州で行われた初の一騎打ちは、日田丸が関節地獄で追いつめながらもビリーが執念の逆転勝利!試合内容に納得できない二人は、共に再戦を要求しUとルチャのイデオロギーの闘い…再戦へ。

 試合は、蹴りの牽制とグランドの取り合いで静かなスタート。日田丸がサッカーボールキックを出すと意地を張り合い、交互に撃ち合う。キック対決は日田丸に凱歌。ビリーはロープに飛ばすも、日田丸は付き合わず回り込んでスリーパー。北九州では失敗に終わったビリンコバスターは成功!

 トップロープへ登ったビリーをハイキックで落とす日田丸。ならばと、ジャベを繰り出すビリー。クランチループで痛めつける。
 5分過ぎ、エルボー、ローキック、チョップと打撃戦へ。日田丸はハイキック2連発でビリーを圧倒し、日田丸式パイルドライバーを狙うも、コウモリ吊りで返すビリー。
 日田丸は強烈なミドルキック連打。3発目をかわすと、ビリーはアンサーボムで逆襲。勝機と見たビリーは、ベルディエゴを狙うが、日田丸は腕ひしぎ逆十字固めに切り返す。さらに、腕へキック連打、腕折り、卍固めと腕狙い。激しい打撃戦の末、日田丸式パイルドライバーが見事決まり、日田丸が北九州でのリベンジに成功した。

第5試合

2016-04-17九州プロレス_第5試合 1.31玄武會vs沖縄の全面対抗戦で、最強九州男児とも呼ばれた玄海がまさかの完全KO!「玄海はこんなもんか?」とシーサー王がシングルマッチを要求し、遂に玄武會と沖縄の頂上決戦が実現!

 北九州での悪夢を払拭するため熱り立つ玄海は、序盤から気迫十分の激しい攻撃!シーサー王の側頭部へ強烈な蹴りを見舞いダウンさせる。
 5分過ぎ。フットスタンプ二連発で悶絶させ、チョップ、ミドルキック、ヘッドバッドで追い込み、藤波戦で身につけたドラゴンスリーパーで締め上げる。ならばとシーサー王は、玄海のミドルキックをキャッチするとドラゴンスクリューへ。さらに、串刺しシーサーラリアット、首、後頭部と前後のラリアット連発で大反撃!

 10分過ぎ、シーサー王の投げっぱなしパワーボムを食らうも、玄海は、強烈なアッパー、キック、フライングラリアットと畳み掛け、場外のシーサー王へ重爆トペ!ペディグリーはカウント2.8。

 15分。スーパーシーサーラリアットはなんとかキックアウト。ならばと、ファイナルシーサーを狙うが、なんとか逃れる玄海。
ラリアットの撃ち合いを制したシーサー王は再びファイナルシーサー狙い。これもなんとか逃れ、フランケンシュタイナー、投げっぱなしジャーマンへ。シーサー王は決着をつけるべく、完璧なドラゴンスープレックス、さらに、3度目にしてファイナルシーサー成功。

 万事休すと思いきや、玄海は息を吹き返しトップロープのシーサー王に超人拳!雪崩式ブレーンバスターから、さらに超人拳3連打。ふらふらのシーサー王へ、強烈な打首からの打首・極のコンボ。そして大ダメージのシーサー王を豪快に担ぎ上げ、トドメの玄海灘!玄海がリベンジに成功し、玄武會と沖縄プロレスの頂上決戦を制した。

第6試合

2016-04-17九州プロレス_第6試合 ばってんの挑戦の退け2度目の王座防衛に成功しためんたいに、「玄海が命を削って高めたベルト、めんたいが価値を落としきる前に挑戦する!」と待った!をかけた玄武會の藤田ミノル!学生時代から憧れた藤田を、最大の敬意を込めて迎え撃つ!

 観客をも敵視した藤田の老獪な引き出しの多さに翻弄されるめんたい。後頭部へ低空ドロップキック、さらにエプロンでギロチン。場外から走り込んで、顔面へドロップキックと立体的な攻撃を見せる。
 5分過ぎ。藤田はロメロスペシャルで揺さぶり、腰にダメージを与え、腰へサイドバスター。

 ニー、チョップ、エルボーと打撃戦へ。ようやく、ペースを掴んだめんたいは、ロープに飛び乗り、振り向き様にミサイルキック。さらにめんたいバスター。フットスタンプ。串刺しエルボーから、コーナーtoコーナーのミサイルキック。

 10分経過。めんたいのスワンダイブを迎撃した藤田は、Wアームの体勢から腰を打ちつけるバックブリーカーで反撃。さらに、変形リバース・ゴリー・スペシャルで腰へ追い打ち。そしてボーンヤードで締め上げギブアップを狙うも、なんとか耐えるめんたい。
 めんたいは、SAYONARAを切り返し、掟破りの逆SAYONARA。チャンスと見ためんたいはトップロープへ。しかし、藤田は下から延髄斬り。そしてえげつない雪崩式SAYONARAへ!めんたい、なんとかキックアウト。

2016-04-17九州プロレス_第6試合2 ラリアットの撃ち合いから執念のSAYONARA。これもキックアウト。これでもかと、再び雪崩式SAYONARAを狙うと、めんたいは身体を反転させ、雪崩式DDTに切り返し両者ダウン。エルボー撃ち合いからハリ手の撃ち合い。めんたいはローリングハリ手3連発からロープへ飛び乗りミサイルキック。めんたいバスターはキックアウト。ならばと完璧なめんたい☆スプラッシュを完璧に決め3カウント。第4代王者が3度目の防衛に成功した。

エンディング

2016-04-17九州プロレス_エンディング
 試合後、めんたい個人として、学生の頃から憧れた藤田へ感謝の言葉を。そして、今度は王者として玄武會全員に対し宣戦布告を行った。
めんたい「おい!玄武會!俺は玄海に勝った!藤田ミノルにも勝った!4人中2人がやられて悔しくないのかよ!」

 挑発に乗った玄武會全員がリングに上がり、一瞬即発状態へ。
めんたい「次、6月、鹿児島だろ?鹿児島と言えば桜島!俺がアウェーの地に行って、このベルト賭けてやるよ!逆指名だ!桜島!やれんのかよ!」
桜島「上等だ!上等だ!ベルト受けてやるよ!2年前の博多スターレーン大会、俺はあんたに勝ってる!それがすべてだろ!6月19日鹿児島大会、ベルト巻くのはこの俺だ!」
めんたい「めんたい☆キッド一人で玄武會、全員ぶっ潰しますんで、みなさん見ててください!」

 ラストはめんたいが九州プロレスを代表して「熊本ば元気にするバイ!」で熊本にエールを送った。

(記事・写真提供/九州プロレス)

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