九州プロレス9.27福岡大会 めんたい&筑前&オーシマンvs.玄海&阿蘇山&桜島
大島ば元気にするバイ!
日時:2015年9月27日(日)
会場:福岡県宗像市・大島中学校体育館
観衆:323人(満員)
▼第1試合 大島闘始 〜大島史上初のプロレス!〜 20分1本勝負
●田中純二
8分11秒 後方回転エビ固め
○旭志織
▼第2試合 GLOVER’S MONEY TIME 〜大島リゾート化計画〜 30分1本勝負
●ばってん×ぶらぶら
10分38秒 グラノミクス→片エビ固め
○ザ・グラバー
▼第3試合 世界最高齢レスラー大島徘徊 45分1本勝負
○佐々木日田丸/ビリーケン・キッド
16分55秒 ゴッチ式パイルドライバー→片エビ固め
●がばいじいちゃん/藤田ミノル
▼第4試合 大島ば元気にするバイ!〜大島のヒーロー誕生〜 60分1本勝負
○めんたい☆キッド/筑前りょう太/オーシマン
21分10秒 めんたい☆スプラッシュ→片エビ固め
玄海/阿蘇山/●桜島なおき
第1試合
クラウドファンディングで実現した、福岡県宗像市の離島・大島での初めてのプロレス!
記念すべきオープニングマッチは、大島に最も近い場所で生まれ育った旭志織(福津市出身)が飾る!
いつもと変わらぬ気合いの純二に対し、普段はクールな旭も、「凱旋試合のつもりでやる!」と気合い十分!
序盤は、クラッシックなレスリングで探り合い。
純二のチョップに火が付いた旭は、感情むき出しのチョップ合戦!
純二は、サイドバスター、逆片エビ固めと旭の腰に照準をしぼる。
旭は、ニールキックでペースを取り戻し、エルボー合戦は目つぶしで優位に。
延髄へ蹴りを入れると、阿吽、卍固めと旭ペースに。
しかし純二はバックドロップ、ブルドッキングヘッドロック、ブロックバスターと畳み掛けるがカウント2.8。
ならばと2発目を狙うが、バックの取り合いから、一瞬の後方回転エビ固めで、旭が凱旋勝利を飾る!
第2試合
金の力で九州を席巻する金権レスラー・グラバーが大島上陸!
大島を島ごと買収し、グラバーリゾートランドに再開発するという…。
ばってんは、いつもならブーイングを浴びる方だが、「お金では人の心は買えない!」とアピールし声援が集まる!
しかし、パワーの差は歴然…。客席へ逃げまくるばってん。
場外で捕まり、シャツを脱がされチョップを受けまくる。
中盤、ばってんは起死回生を狙い背後からドロップキック!
さらに、ばってんボンバーを狙うも、逆にグラバーの怒りを買い、もの凄い形相で一目散に逃げる。
鹿児島大会同様、その姿がグラバーのツボにはまり爆笑!
その隙に、ばってんチョップからの「もずく、サザエ、海の幸!」の大島名物エルボーへ!
しかし、のど元を掴まれ、チョークスラムを食らう。
めげないばってんは、再度、大島名物エルボー2連発に成功!
さらに高速大島名物エルボー!
トップロープへのぼり観客にアピールするも、余裕で息を吹き返したグラバー「ばってん、後ろ、後ろ」状態。
雪崩式パワースラムの餌食に。
ばってんは、グラバーの金鷲掴みフィストドロップをかわすとばってんボンバー炸裂させ「世の中、金じゃねえ!」と絶叫!
しかし、グラバーがばらまいたグラバー紙幣に目がくらみ、グラバーボンバー、グラノミクスをまともに食らい3カウント!
第3試合
世界最高齢レスラー(?)がばいじいちゃんのスローな大島ぶらり徘徊。
迎え撃つは、九州王座への挑戦が決定している日田丸。
今回、ヘルパーさんを勤める藤田は、じいちゃんそっちのけで、日田丸に闘志むき出し。
試合は、日田丸と藤田でゴング!
張り手合戦、エルボー合戦に日田丸は「気持ちいい!」
さらに首の絞め合い、マウントの取り合い、ノーハンドのヘッドバッドの打ち合いと、思う存分、バチバチにシバき合う二人。
替わったじいちゃんとビリーは、今回が初絡み。
じいちゃんはビリケンさんと勘違いし、拝み、足の裏を触るなど、ビリーを困惑させる。
ビリーはじいちゃんを攻撃するだけでブーイングが起きるため、さらに困惑。
思い切ってロープに走ると、杖で転ばされ、さらにはゲートボールクラッシュ!
じいちゃんの洗礼を受ける。
藤田に替わると、これまでの憂さを晴らすようにスピーディな攻防。
10分過ぎ、ビリーはコーナーでハイキック!
ビリンコバスター、串刺し低空ドロップキックと藤田を追い込む!
再び、ビリーとじいちゃん。じいちゃんは名人芸「ロープ杖渡り」を披露。
しかし、付き合わない日田丸は、あっさり杖を奪い、じいちゃん股間を強打。
杖を失ったじいちゃんは、超高速化!
ビリーと日田丸をまとめてドロップキック、ボディスラム!
チョークスラムは、腰を痛めて自爆。
日田丸と対峙したじいちゃんは、なんと打撃で応酬。
ミドルキック連打から串刺しラリアット、シャイニングウィザード!
がばいトーンボムはかわされるも、日田丸の打撃ラッシュをかわし、じいちゃんハイキック!
怒りの日田丸は、じいちゃんをスリーパーで永遠の眠りに落としかける。
チャンスと見たビリーは、場外の藤田へお座り式トペコンで分断。
孤立したじいちゃんへ、日田丸のゴッチ式パイルドライバーが決まり、3カウントを奪う。
第4試合
青い空と青い海、大島のサザエをモチーフとした新ヒーロー『オーシマン』が九州新王者・めんたい&九州の象徴・筑前と組んで遂にデビュー!
対するは九州最強ユニット『玄武會』!
大島に何度も訪れている大会プロデューサーのめんたいに大島の島民は大歓声!
初登場のオーシマンは、海の生物らしく、海中を漂うようなリズミカルな動きに、玄海相手に超人的な跳躍力で翻弄し、観客を驚かせる。
10分過ぎ、玄海は豪快なチョップでオーシマンを圧倒するも、串刺し攻撃をかわすと、オーシマンは華麗な人工衛星ヘッドシザース。
玄海は、うるさいとばかりに、宙を回転させる投げっぱなしジャーマン。
さらに玄武會は3人がかりで、代わる代わるチョップを叩き込みオーシマンへ集中攻撃!
満を持して筑前が登場すると、玄武會に次々とタックル!
玄海&阿蘇山ふたりまとめて、がつんといくばい!
桜島へは、滞空時間の長いアトミックドロップを3連発!
阿蘇山には、まわるばい!と大暴れ!
筑前に触発されためんたいも大暴れ!
体格差をものともせず、阿蘇山をブレーンバスターで投げきり、コーナーポストからフットスタンプ!
しかし、阿蘇山の怒りを買い、Wアーム、マグマプレス、正面飛びドロップキックで、軽々と吹き飛ばされる!
オーシマンは玄海へ、フライングボディアタック!
しかし、玄海はがっちりキャッチし、豪快なF5でぶん投げる!
それでも粘るオーシマンは、ニールキックからのミサイルキック、飛びつきDDTで反撃!
正規軍、玄武會、一進一退のめまぐるしい攻防を繰り広げ、20分過ぎ、阿蘇山のラリアットが桜島へ誤爆!
筑前が玄武會を場外へ蹴散らし、オーシマンが場外の玄武會3人へトペコンヒーロ!
チャンスと見ためんたいは、桜島へコーナーtoコーナーのミサイルキック!
さらに、完璧なめんたいスプラッシュを決め3カウント!
めんたい「大島は最高な、素敵な場所なんです! みんなで大島を盛り上げて行きましょう!」
オーシマン「オーシマンをまた見たいかー? またいつか必ず帰ってきます!」
そして、ラストは、観客も全員で「大島ば元気にするバイ!」でエンディングを迎えた。
【記事提供/九州プロレス】